ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

談ス・シリーズ第三弾「凸 し 凹 る」@よみうり大手町ホール(6/9夜)

 

 昼下がりに続いてソワレ観てきました。ラストの絡まり合いがマチネと全然印象が違っていてすごかった…ちょっとバイオレントリィでぞくぞくした…グイグイでかっこよかったです。自由と不自由、自由なのに不自由、自由だからこその不自由、なんてことを大植さんフリータイムに思ったりするんだ…。

 メモを軽く。

 

 

  • 大植さんの登場時、スキップじゃなくて両手を上にあげてバレリーナポーズでパドブレで入ってきた(笑)。
  • エアピルエットの「6回回ってはいピタッ!」っていうの好き。6回なんだーエアなんだからもっとまわってもいいのに(笑)。
  • Yes-No判定でいろいろいっぱいやってた大植さん。だいたい惜しい感じでNoになっちゃう。
  • ジャッジするのが平原さんで、ラストのまみれコンタクトも平原さんが見てるのが、何か…何だろうか。何となく、そういう位置関係なのかな、って。
  • 最初のんにゃー中に未來さんの親指テープがはずれた? 3人でんにゃーの前にそれを拾ってぽいっと投げる平原さん。
  • アレを持ってる未來さんと、持っていない平原さんがシンクロして、さらに大植さんも一緒になってやる。のに、何となく周りと一緒じゃないと不安な日本人的感覚を思い浮かべたりするのです。
  • 顔面からべちょっと行く未來さんのお顔が、目をぎゅっとつぶっていて可愛かった。
  • 大植森山の腹に飛び乗る平原さん「すっごいあったかい…」
  • 粘土コーナーは蟻塚(大植さん担いでる平原さんが「これがもう蟻塚に見えてほしいよね!」って)→金粉パックからのセクシーアンダーウェア(平原さんが両腕を丸くして「どうぞわたくしめに太腿を預けて下さい」って云ったら未來さんが「失礼します」ってそこに両足突っ込んで平原さんの顔面に手でマスク?パック?した)→ハクビシン(未來さん何かがんばろうとしたけど「すいません」って降参、テーブルに行って粘土を見て「これハクビシン??」)→加計学園(横に寝そべった平原さんがつま先を浮かせて「書き直してください!!」、その浮いた足を未來さんが踏むように叩き落とす。痛いらしい)→濡れティッシュ
  • 大植さんをこねて「ここ空っぽやん?」と頭を伸ばして、伸ばした上を小さい人に歩かせる。遙かな目でその行先を見守る(笑)。
  • 大植さんの左のお尻をぶわっと一気に引きのばして「こっから無数の蟻が…」何だ今回は蟻推し(?)だな。
  • 伸ばした先をパン!と叩き割る平原さん。エコーがナン…になったり、最終的に「ナン!!」と割ったり(笑)。
  • 激写。「やめてください、はたちやと思ってたんです」やめてあげて(笑)。
  • 「望遠やめてください、わからないところから撮るのやめてください」「旧式のストロボやめてもらえますか」「隠し撮りやめてください」なんか胸が痛くなってくる…。
  • ボールボーイのネットが近かったり遠かったりボールが大きかったり三角だったり。打つ前にネットだったり。
  • 雄叫びとハードルとお茶室でもうほんとカオス(笑)。大好き。
  • おばーちゃん誰もおらへんよー、とこすりまくる未來さん。寂しがり屋さんやからな、っていうの好き。さん、が付くところが。
  • リラックスプレパレーションアンドサドンリーダイブ。
  • できた!からの、ドン!という重い音と無情なハンマーがたまらない。
  • 潰される大植さんが「痛くない!!」ってがんばってたの健気だった…。
  • こねこねした格好のまま平原さんに持って行かれる未來さんめっちゃ好きなんです。何で好きなのかよくわからないんだけど(笑)。
  • 平原さんと未來さんのコンタクトを覗き込んだ大植さんが「楽しそうだね」って(笑)。そのまま引き込まれる。
  • 擬音たくさんのコンタクトで大植さんがどーん! どーん!って歩いてきてジャンプしてそれを平原さんが抱き留める時の音が「ぽにょん」なのが大好きです。ちゃんと説明した。
  • ジャンプやり直しからの大植さんの頭上に乗せられる未來さん「肝臓!! 肝臓が!! 昨日の酒がー!!」
  • ネクストレベル(じゃないけど)はくしゃっとした可愛いがんばり顔だった。やっぱり平原さんに「人前でそんな顔しちゃだめ!!」って云われた。えー可愛いよー?
  • 畳む!がここでもガッシャンガッシャン続いてた(笑)。
  • 突き刺す、はやっぱり美しい。未來さんの美しい突き刺す!をついガン見してしまうけど、突き刺されている平原さんとプロレスラー状態の大植さんも見ごたえある。
  • 平原さんソロは「オポチュニティ!!」からテイクアウトで外していく。テイクオフじゃなくなった。
  • 両手を前に突き出して中腰くらいで立ち上がって「変態」って云うの笑っちゃう。
  • あと「ガールはいつもロダン」好き。
  • 途中でテイクオフって云って「テイクオフじゃないやテイクアウトだ、テイクオフじゃ飛んでっちゃう」とか云ってた。
  • 床上転がって舞台の縁ぎりぎりまで来ちゃって「ギリ(笑)」って笑ってたり、仰向けに仰け反ってブリッヂ状態でさかさまにお客さんに挨拶したり(笑)。
  • 大地! 空! そして、俺。からの、七福神! オリンポス十二神! 八百万! そして!!(大植さんに俺を取られる)
  • ひとりっこに「alone」という未來さん、「アローンってお前何億人もいるんだからなアローンが!!」だからひとりっこ同盟を組もう。そして立ち向かおう。わたしひとりっこじゃないけど。
  • ぎゃらんどーぅぅぅぅ、のdで上がって伸ばしで降ろすロングトーン大好きです。あとunclearのcl部分。
  • フリータイムのフリーダムなのにまったくフリーになっていない、開放感皆無な自由の大植さんが見ていて哀しい気持ちになる。自由って何なんだろうってなる。
  • 自由は本当に自由なのか。自由は人に本当に自由をもたらすのか。自由であることによって不自由になることってあるあるだなぁとか。
  • 未來さんの語りを聞きながら、unclearとflexibleの違いとか、曖昧な境界線の内と外の違いとか、をぼんやりと考える。
  • ちゃんと扱わないと爆発しちゃう、よね…。
  • よいしょからの中小企業が損傷して重傷で大将たすけてー!!
  • はっきりして下さいよ長男!って何故か大植さんが責められる(笑)。
  • 龍踊はすとーおりー、手に入れろ!で「いろいろ云うな!」って突っ込む未來さん。
  • よいしょの阿波踊りみたいなのからフェス系のアゲアゲな感じになる大植さん。
  • 平原さんはどんなときもぼくがぼくらしくあるために的ななことを歌っていた。
  • 大植さんぐるぐるから、バン!と押し当ててスタート。押し当てる前に振り返ったりはしなかった。
  • 何か今回のコンタクトがとても…バイオレントリィな雰囲気でぞくぞくしてしまった…お互いにグイグイのオラオラ系でめっちゃかっこよかったです……。
  • 強引に大植さんの首をぐいっと引きあげるのとか、回したり起こしたりが何かね、いちいち…うっかっこよかった……ちょっと乱暴なの良かった…お互いに主張をぶつけ合う感じがして譲らなくて拮抗する感じがたまらなかった…。
  • じわじわと、ゆっくりなにじるような動きから、突然ぎゅいん!と回ったりするの、ドキッとする。流れる時間の速さが突然変わる感じ。
  • 無理やり相手を取り込もう、支配しようとお互いにしているけどならないもどかしさ、みたいなものを感じた。同化とか融合とかじゃなくて、主導権を争うような。相手を隷属させようとし合っているような。
  • でも垂れ落ちるアレに伸ばされる手は美しくて、くるくると回るさまは優美で、うん…とても良かった…。
  • それに加わることなく傍観する平原さんの存在がどんどん気になって仕方ないのです。そこにイエスやノーはないのか。
  • 平原/古畑さんの引退についてのトークを聞きながら、未來さんが起き上がる。歩き出した背中がめちゃくちゃ粘っていて床と糸を引いていた。
  • 大植さんを起こそうとする。んにゃーーーって引っ張ってずるべちょっと倒れる。
  • 平原さんと古畑さんの境目の複雑に入り組んだ感じがなかなかこっちも闇だなぁって。大植さんと未來さんが互いの境界を曖昧にさせている間に、平原さんはひとりで自分の中の境界を曖昧にさせていた…。
  • ひとり残された大植さんが起き上がると、全身でほぼすべてのアレを持っていく状態に。お、重そう…。
  • 大植さんとアレが一体化していて、どこまでが大植さんでどこからがアレなのかの境界線も曖昧になっていて凄かった。アレに取り込まれて異形のモノみたいになっていた。アレなのか大植さんなのか、アレ含めて大植さんなのか。もはや大植さんがアレなのか。
  • カテコは3回、インスタレーション制作タイムに平原さんが、落ちていたテープを拾ってそれも加えていました。落ちたぞ?と思ったのはひとつだったんだけど、並べられたのはふたつで、片方は未來さんの親指のでもうひとつは大植さんの背中~腰に貼ってあったものかな?
  • 〆のご挨拶が「おつかれさまでした!!」になっちゃった大植リーダーほんとにお疲れさまでした。昼夜2公演は今回唯一だったんだよね。

 ソワレはとにかくまみれコンタクトの迫力にやられまくりでした…帰り道よろよろするくらい中てられてしまった…永遠に観ていたかった、けど永遠に続いたら酸欠で倒れてしまう…。

 今回の読み方は「圧し覆る」で。攻撃も防御も互いに負けずに相手を喰おうとする勢い。粘菌同士の戦いみたいなイメージ(笑)。