五右衛門ロック 落とし穴16落ち目(8/23夜)
どんだけ落ちりゃ気が済むんだよ!と思ったのですが、いやアビラさんはもっと落ちたんだよね…(笑)。毎公演嵌って大変だったろうなぁ!
つらつらと大阪メモを見返していて、確かこの中に2列目が2回、3列目が1回、通路際が1回、あったはずなんだけど、…全然それが活かされたメモがない…。どの回が2列目だったかとか、残っているメモからじゃ全然わかりません。何か…いいんだか悪いんだか。でもあの瞬間は堪能したから、いいんだ!
ではメモ流します。
- 毎回律儀に残ってる「ヒゲ剃れたよ!」…「よ」のときと「わ」のときがあったんですね。そのくらいの変化しかないのにな(笑)。
- チキン南蛮弁当。「チキン南蛮弁当になっちゃうわよ〜、ってなんばしよっとですか!?…になっちゃうわよ〜」「なっちゃうわよ」を2回云うのが何かツボです。特に2回目のなっちゃうわよに全く意味がないのが(笑)。
- ぞくぞくっと。「ぞくぞくしたけりゃ海賊、ぞくぞくっとする海賊!」の最初の「ぞくぞく」で、列を組んで腕を前に出してきゅきゅきゅっとする振り*1、の、2回目の方をやりながら、川平さんがものすごい顔をしていたのが印象的でした。ベロ横に出して、目アッチの方見てて、どういう顔だよ!?っていう(笑)。
- 復讐ソング。壇上からひらりと舞い降りた王子の頭にマントのヴェールが。ああマリア様だ…。
- しかしあの壇上に登るの、あそこから飛び降りるだけの為ですよね。飛び降りたかったのかね。可愛いなぁ。
- タイタニックツッコミ。シュザクの手をべっちん!と力いっぱい叩く。あれ痛いよねマリさん…。
- 「さすがにそれはもう古いだろう!」これもいつも同じなのになぁ。でも云い回しとかコンディション*2によって、違う風に聞こえるのが不思議。
- 温故知新!でジャンピングアタックをくらわせるボノーに、久々に応戦する王子。もう一回!?と思ったらスカされて、笑いそうになってました。あそこはツライよね! じゅんさん相手はツライよね!
- 「ディカプリオがやりたいならそう云えばいい!」おっジャックじゃなくてディカプリオになった! やっぱり顔がつらそうな未來さん。
- 「そうか知らないか! オコチャマなカルマ王子に教えてあげる☆」…何か、☆というよりはハートマークが語尾に付きそうな、やけにかわゆい云い方をしておりましたボノーさん。
- ヘイジョウシン後の笛マネは縦でした。カルマもマネっこ。
- 「全然信用できなーい!」「信用しろカルマ王子ー!」「信用できなーい!」「信用しろー!」とにかく飛びまくる人々。完全に笑ってる未來さん。やりすぎですよあなたたち(笑)。
- そしてボノーさん、「確かに俺はでれでれしていて飛んだり跳ねたりしているが!」だって(笑)。もう決壊。爆笑。仕方ない。
- ガイジン二人を呼び込んで、何故か「ヘイ、バブリシャス! バブリシャス!」とか云っているボノー。バブリシャス? ガム?
- 王子紹介。「このタカラヅカのような彼こそが」わーい! タカラヅカみたいだ! タカラヅカみたいだな! タカラヅカみたいだ!
- 何故か笑いと共に拍手が起こる場内。拍手に驚き困る森山未來。
- ポージングでまた、上手方向に滑る。何かべちょっとなってた。「何の意味のポーズでしょう?」とペドロに笑われ、べちょっとしたのも含めてボノーにマネされる。
- 何故か最近、タップバトル後に拍手を強要するボノー将軍。ズゴンさんを思いっきり殴り「拍手しろよ!」と叱り飛ばす。
- 殴られたズゴンさんが、殴られた頬に片手を当てたまま、上手前列の客席に向かい、ずっと「何で!?」「何で俺殴られたの!?」「俺が悪いの!?」と大アピールしてました。アピールされまくった上手前列は、みんなで「ワルクナイヨー!」とアピールしていた…と思います。少なくとも私と私の前の子たちはしていた(笑)。
- …ていうことはこの日は2列目鑑賞だったんだな。
- ちっちゃいアナタのシュザクひとことは「じっとしとけって!」あの声であのイントネーションで云われると何か、たまりませんねぇ。
- でも「でっかーいクガイを倒すの」の倒すの、が何かわやくちゃになっていました(笑)。天下が取れるの、の取れると混ざっちゃったような。
- 2幕。3人組はツルハシを立てて手を離し、倒れないうちにくるっとターン、にチャレンジして、一人成功してました。思わずインガも「…上手いね」って云ってた(笑)。
- コージくん。「コージくんはぶっちゃけどういう人が好みなの?」「…あなたです」「…生き方上手ね…」ここだけ見てると昼メロみたいです! インガとコージくんの未来はどうなる!?
- 仮面が似合ってない鬼隊長インガ。笑うザンとダルーに「何がおかしいんだよ! お前ら、歯が白いんだよ!」とむちゃくちゃなことを云いつつメット頭を鞭でびしびししばいていました。確かに、暗い舞台で濃いめのドーランの中で、お二人とも歯が白かったです。
- 日替わりザン。「今、僕はかなり怒っています! 誰ですか、僕が大事にとっておいた雑誌の…注目! 作業再開!!」…えええええ!?!?(笑)何その不発は一体!?
- 雑誌の…何だろうと推理してみる。雑誌の袋とじ勝手に開けたのは、とかですかね。雑誌の懸賞ハガキ勝手に出したのは、とか? …いや袋とじだよな(笑)。
- そして今日も絶好調に愛されまくりな灸六。だから股間はやめてあげようよ…芝居止まっちゃうよ…(笑)。
- 砂浜の左門字とカルマ。左門字に突き付けた切っ先をひょーいとどかされて、切っ先を見上げるカルマが、悔しそうな顔してました。かわいーい!
- カルマ連行。「大丈夫だ、俺は行かない!」「血が出てるじゃないか」「オイちょっと…!」花道だと距離が短くて残念です。コマの方が色々云ってて面白かったなぁ。
- ホッタルの集落にて。バナナを食う子が、地面にバナナを置いて猫みたいにじゃれついてて可愛かったです。
- しかしあのバナナコールはいつから始まったんだっけ…?
- そしてじゃれつきついでにカルマのスカート部分をめくろうとするさとみちゃん(笑)。びっくりしたように後ずさるカルマ。ホッタル女子たちはめくられるとこう、両手でスカートを押さえて、所謂スカートめくりでいやーん、みたいになるのですが、カルマさんは手でスカートを押さえることなく、飛び退くように後退するだけだったので、なるほどスカートがまくれるという事態に慣れていない男子はあの仕草(スカートを手で押さえる)が咄嗟に出ないのだな、とやけに冷静な考察をしていた私が気持ち悪いです。
- そしてこの日最大の謎。ギターを持たされた左門字、ぼろーんと鳴らして、「お?」とやる気になり、咳払いをひとつ…と思ったら突然「えへん虫!」と…謎の一言が…(笑)。
- 正直、え? 今の何? 何つった!? とプチパニックでしたよこちらは。カルマ王子は思わず左門字を振り返り、そして笑っておりました。さもんじすげー。ていうかえぐちさんすげー。パイナップル役者だ…*3 *4。
- スープもらって飲むカルマ。お代わりもらいに行って、ホッタル兄さんにお皿によそってもらったら手にかかったらしく、あちっ!とお皿を取り落とす。
- 拾って入れてもらったスープを口に含み、兄さんにぶーっと吹き掛ける。それ気に入ったんですか王子…。
- ホッタル女子と肩を組んでよろよろーと歩いてごろんとひっくり返る。あの千鳥足、よくあんな風によろよろに歩けるなぁと、一緒にやってるホッタル女子さんともども、感心してしまいます。あれ怖くてできないよ私、怪我するよ。
- カウベルを奪ってしばらく手にしたそれを見下ろすカルマ。そーっとそれを持ち上げ、…あああ…覗いた…! カルマそれ双眼鏡じゃないからー!!
- 叩くの!と教わってからは小刻みに叩く。高速で叩きながら細かく跳ねる。何かゼンマイ式のオモチャみたいです。
- 歌に合わせてダンス中のホッタルさんに、また口に含んだスープをぶーっとする。だからー迷惑行為ですからー!
- 小さい太鼓を拾って足に挟んで叩きまくる。何か今日のカルマさんは忘我の境地気味です。
- 本日のダンスレッスン。両手をフレックスにして身体の脇に付け、右足を前に蹴り出し戻してから横に開いて戻す、左足も同じく、を高速でくり返す謎ステップでした…チャールストンっぽくて可愛いんだけど、高速でちょいキモなんだ(笑)。ちゃんとマネしてくれるホッタルさんがありがたいです。
- でも一人すっころんでたよね(笑)。
- 上手に走っていってスキップスキップ。
- 下手に走ってジャンプしてうんていうんてい。
- 左門字さんが「拙者、シアワセ! いよっ、カルマ!」と何か盛り立てて下さいました。ちゃんと間に合って締め。
- スープもらって切り株定位置に座り込み、お皿に指を突っ込んで舐め、その指をホッタルのスカートで拭く。何度も拭く。やめてよーってされても拭く。
- そのうち、お皿のスープを指ですくって、そのままホッタルのスカートに流し落として指で塗り込んでました…何してんの王子…それ薬じゃないから…。
- クガイが持ってきた食料の袋からトウモロコシを出して、その皮を剥くホッタル。初めて見た…すごい良くできたトウモロコシだった…皮剥くと黄色い中身が出てくるの…。
- でもトウモロコシ、茹でないと黄色くならないよね…と今思った(笑)。
- ぶっとばして先っちょ。「先っちょにカマドウマがとまってることもな」「…とまってたか…」カマドウマ2回目じゃないですか古田さん〜。
- スルーされる五右衛門。「ここで月生石を、ほってなさいって。云われたのです」ねー、云われたんだもんねー(笑)。
- お色気歌合戦時のコアリズム隊に合わせて、私の前に座ってた最前の女の子たちが、小さくコアリズムを一緒に踊ってて、それが何かもう可愛くて面白くてたまりませんでした…あの子たちとても楽しそうで、楽しんでそうで、よかったなぁ! 見てて嬉しくなりました。
- 本日の寝返りガナルさん。「やかましいわ! 俺だって死ぬのは怖い! 誰だって助かりたいんだ! 人間だもの! …みつを」ぐっはー!! みつをキタ!! 死ぬほど笑ったわ!! 川原さんと未來さんが、ものすごい素早く後ろを向いたのが印象的でした…ぶるぶるしてたわ…そりゃそうよね…とりあえずこのシーン、前田さんが何を口走ってもすぐに対応して後ろ向けるように身構えてるんだわきっと…。
- で、「ボノーさま、こちらでやとって下さい!」「みつを採用でいーんじゃない?」この、臨機応変に拾って使っていくじゅんさんの機転も素晴らしいです! ブラボー!!
- 「アビラじゃねーよ」から変装解除で五右衛門が出てきた時、カルマと左門字が「これが例の?」「うむ」「あー! なるほどー!」的なことになっていますが、上手側ではシュザクとボノーが、「誰?」「知らないー」と首を傾げておりました(笑)。そうだよねー会ってないもんねー。
- 拙者シヤワセソングのアレンジが響く中で格好良く繰り広げられる五右衛門たちの殺陣、の最中、客席通路に降りてしゃがんでる本物アビラさんが、それはもうノリッノリで手拍子を打ちまくっており、近くにいる者達はそれに同調しないわけにもいかず、え、もうこっから手拍子!?と多少驚きながらも、一緒に手拍子を打っておりましたとさ。アビラそんなにノリノリで楽しそうでいいんですか?(笑)
- そして4人の大見得切り。五右衛門が「腹は太ぇが器量もでかい」と云った瞬間、階段で待機中のペドロがアビラに「腹太いんだって〜」と云っていた…笑った…。
- やはり2列目からは、波が目の前にそそり立つ壁になってしまい、クガイ様のお姿がほとんど見えませんでした…最前のお嬢さんたち、見えたかなぁアレ…大事な泣かせ所だからぜひ観て欲しい…。
- 新生五右衛門党。「さすがですぞカルマ王子!」で突き出したガモーの親指を、「うん!」と応えて何かもにもにする王子。何するかと思ったら、指相撲の体勢を取らせていました(笑)。そしてふたりしてかなり本気の指相撲。未來さん手ぇ大きいし握力あるし…と思ったら粟根さんもなかなか強いですね! 王子がんばって抑え込まれた指抜こうとしてたけど抜かせてもらえてなかった…(笑)。
- そのまま、「うす!」も指相撲体勢のまま云ってました。本気だこの人達(笑)。
- 壱助のところに行くカルマ。深々とお辞儀していました。これから宜しくお願いします?
- その後何か話してた。
- お竜さんが「誰がただ働きだって?」を何か噛んで云い直してた…最後に惜しいなぁ!
- ラストの五右衛門ロックは、普通の横ノリステップに戻っていました。これならガモーさんでもついてこられるね!
- カテコ…は覚えてないんだな…。近かったからよく見えたはずなんだけどなー。
- ただ覚えてるのは、一番前の女の子たちが、古田さんに一生懸命手を振ってて、ハケ際の古田さんがそれに気づいたみたいで、一瞬ちゃんと振り返してくれて、その子たちが「今! 今振ってくれたよね!?」と大喜びしていたのが…すごく何というか可愛くて嬉しくなる光景だったのでした…良かったねー絶対今のちゃんと見てくれてたよ!と勝手に後ろで喜ばしくなった(笑)。
もちろん芝居は面白いし、席も良かったし、王子は美しかったし五右衛門は色っぽかったし、なんだけど、何かそのお嬢さん方に色々持っていかれた前楽ソワレでした(笑)。だって本当に楽しそうで嬉しそうで可愛らしかったんですものー。よかったねーいい思い出になったよねー!!
さて残るは千秋楽。これが終わったら私の五右衛門夏も終わるのかなー。それともまだ、「どこかでやってるのにまだ行けない」気分は抜けないのかなー。