ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

五右衛門ロック スープ17杯目(8/24千秋楽)

 やっと大楽まで来たー! 17公演+プレビュー、計18回でした。精一杯、行ける回は全部行ったけど、それでももっと見たかったなーと思ってしまう。コマの平日ソワレとか行きたかったなー…大阪ももっと行きたかったなー…。でも、これが私の精一杯です。うん、悔いはない!
 思えば、長い公演期間だったけど、新感線にしては大きな演出変更やセリフの追加もなく、小道具が変わったりセットが増えたり効果音が増えたりはしたけど、休演日明けにどビックリ!?なんてことのない舞台でしたね。それってつまり、もう、初日…いやプレか。プレの時点でかなりの完成形として出来上がっていたってことですよね。揺らぎのない、改良・改善しなくても大丈夫な、本当に主演男優さんのようにどっしりとした(笑)構えの作品だったんだなーと改めて思います。ねぇ、プレからほっとんど変わってないもんねぇ! メタマクなんか松本と大阪楽じゃもんのっすごい違ってたのに(笑)。
 もちろん、役者さんがどんどんこなれていったり、殺陣や動きに余裕や遊びが出てきたり、歌にアレンジが入ったり、そういう意味での変化は、日々目を離したくないくらいにアリアリで、それを見るのもひとつの楽しみでもありましたが。でも芝居としての枠組みは、プレ公演から千秋楽までブレることなく、最初から完成されたものだったなぁと、試行錯誤の余地もいらない出来だったんだなぁと、思います。話の筋やそれに付随するキャラクターの心情が明快、というのもあるだろうけどね。
 そりでは、千秋楽メモを流して今夏の〆と致します。まだまだ暑いけどねー。
 
 
 

  • 席についたらお隣が見知ったお顔で(笑)。こんなとこまで来てお隣ですいませんねぇ…という感じでした…ま、まぁFC席ですからね。
  • 1階後方席だったので、思う存分バンドブースに手ぇ振っておきました。最後だし!
  • 開演前のジューダスで、どこからともなく手拍子が。…え、ここからですか!?と普段と違う空気にきょろきょろしてしまいました(笑)。あー松本メタマクでも手拍子あったっけそういえば。
  • 何か、出てきた瞬間から、江口さんのテンションが常と違ってて…何かセリフにやたら力入ってませんでしたか? 返ってドキドキしましたわ(笑)。あ、前髪はやっぱりちゃんと垂れていた。
  • ほんと毎回どうして…と思いつつ「ヒゲ剃れたわ!」。大好きなんです。でもこれDVDには入らないんだよなー。
  • 裾割って五右衛門に跨るお竜さん、おみ足全開ついでに、…見えますよね…(笑)。しぇくしーな赤でした…。
  • ペドアビソング。もう煽られる間もなく大盛り上がりで、ああ大楽だ…と何かここで実感しました。上手バンドブースもタテノリでジャンプしまくりでした…あれ揺れないのかなぁ。
  • そしてテンション高すぎて大変なことになってるペドロとアビラ。「この宝玉は…眠っているのデース」の辺り、川平さんが笑っちゃって、右近さんも笑っちゃって、ぐじゃぐじゃでした。いいの、大楽だもの。お祭りだもの。
  • チキン南蛮。「チキン南蛮弁当になっちゃうわよ〜、ってなんばしよっとですか!?…になっちゃうわよ〜」松雪さんは芸の幅が広いなぁ。
  • 「秀吉相手がイヤんなったら、もっと大きいヤツを相手にすれば…いいじゃないかああああ!!」お竜が乗っかった長持をべっちんべっちんと叩きまくるペドアビお竜。とりあえず、何かもう、ぜんぶ、やりすぎです。通常の1.5倍くらいやってます。
  • ぞくぞくっと。大好きなんだこのオープニング…脳天気で明るくってバカみたいに楽しくって、行く手に本当にワクワクしちゃう冒険が待ち受けてる感モリモリで、しかも格好いい。そういうのが全部まぜこぜになって泣けてくる…本当に、この五右衛門ロックには、一体何回「カッコイ泣き」させられたことだろう! 格好良くて泣けてくるのって、やっぱり古田さんなんだよなー…とゲキシネのアカドクロでカッコイ泣きしまくったわたくしは思うのでした。
  • 左門字の追っ手船が激突した衝撃でなのか、あんまり関係ないのか、舳先の方で美しーいターンをケープ円に翻しながら決めるペドロとアビラ。くるくるーんと回って、二人でびしーっ!とポーズ決めてました(笑)。何してんの商人。
  • そういえば左門字が左足首の辺りをテーピングしていて、ちょっと心配になりました。足袋シューズの下に肌色のテープで固定してた…殺陣とかたくさんあるからね…しかもあの頑固一徹流ぴょんぴょん剣…。
  • タタラ兵に顔蹴られて乙女に座る五右衛門の顔が、何というかショック受けてるような、顔ぶたないで私女優なんだから的に見えるのが、面白くてたまらない。頬に手を当てたままぺしょんと正座するのもたまらない(笑)。
  • そして開く王宮の門! もう本当にここ息止めて見るくらいだいっすきなんですよかっこいいんですよたまらないんですよ! 何だろう、「遮蔽されていた視界が開けるとその向こうに奥行きがある」感がとにかく好きなんですきっと…。ダンサー女子さんたちがずらっと縦に並んで踊ってるのとか、その先の玉座の高さとか、頂点に君臨するクガイ王とか、その両脇で葉っぱ扇いでる女官たち、とか、の、奥行き感がとにかくたまらない…。
  • たまらないといえば国王陛下万歳の曲もまるまるたまらないー! 門*1が開くのと同時にぶわっと曲調が変わるというか曲が始まるというか、のあのタイミングの絶妙さ、聴覚と視覚の完璧な同調、たまらないったらー!! そして冠くん…じゃなくてロック様の声もたまらないんだ…。
  • 振付も好きだしさー背の高い男性ダンサーさんはもうめちゃくちゃかっくいいしさー女子さんたちはみんなセクシーキュートそしてちょっとアン・ルイスだしさーもう好き過ぎるんだったら。
  • 王子いないのにここまで入れ込めるってかなり凄く好きなんだと思います。自分で。
  • そして処刑。今日もギバちゃん顔が冴え渡るお竜姐さん。心扁に忍ぶれる。
  • いつも思うのですが、五右衛門と左門字の処刑決定でわき起こるしねしねコールに、ガモーさんとバーヤさんがノリノリで参加してらして、こんな人たちにお側付きされてたカルマ王子はさぞかし血を見るのが好きな王子になりゃしませんかね。
  • カルマ王子は首刎ねてもアレだね、ユッケ食べられるね。ジュニアさまよりその点は大人だと思います。実戦経験積んでるしね。
  • そんな王子の最後の復讐ソング。もう…記憶がないわ。固唾を呑みつつ、謹んでオペラグラスを押し当てさせて頂きます!と思ったくらいしか…。
  • 最後の方の「太陽を」がやぶれちゃった、けど、絶唱ですよね。
  • このバラバ兵の中にコージくんがいる、と教わったんだけど、…ダンス中にはやっぱり探せなかった…視線が動かせないんだもの…一点から…。
  • タイタニックツッコミは「さすがにそれはもう古いだろ!」
  • おこちゃま応酬は「ディカプリオがやりたいならそう云え!」笑いを堪えるカルマ王子。
  • ヘイジョウシン後は何故かピアノ真似。それもちゃんと真似する王子。何でピアノなの(笑)。
  • 「平常心?」「そうだ、いつもと変わらぬ心だよ!」何か可愛いボノーさん。
  • そして飛びまくる人たち。「信用しろカルマ王子ー!」ジャーンプ!「全然信用できなーい!」ジャーンプ!「信用しろー!」ジャーンプ!「信用できなーい!」ジャーンプ!
  • …そこまで飛んでから、身構えて見合う王子と将軍。お互い飛ぶか?飛ぶか?と牽制しながら笑っちゃって、ようするにまぁぐだぐだです(笑)。客席は爆笑そして拍手。
  • ペドロとアビラを迎えて「バブリシャス!」連呼するボノーさん。…と思ってたら、「カプリシャス」だったようです(笑)。意味通じないもんねーバブリシャスじゃ! 何でガム!?とか思っていました…すみません…。
  • そして右近さんがおもしろいことに。「心を込めて……? 何だっけ?(笑)」って! ちょっと! 大事な決めぜりふ忘れちゃダメでしょー!(笑)
  • すかさず入るペドロのスリッパツッコミ。普通のツッコミに見えた(笑)。未來さんもびっくりして笑っちゃってました…そりゃそーだわ(笑)。
  • そのお礼といっては何ですがコレを…と月生石を取り出そうとして出てこないペドロ。四苦八苦してやっと取り出すも、出してるペドロも待ってるシュザクも見てるボノーとカルマも笑っちゃってて、もうぐじゃぐじゃですよアービラーー!
  • 「このタカラヅカみたいな男は」と紹介され、微かに溜め息を吐くカルマ王子。何というか、苦笑い混じりというか、やれやれというか、半笑い薄笑いというか、要するにアレだタカラヅカみたいなのが不本意というか、そんな風に云われて困ってるというか。めっぽう可愛かった。いいじゃないかタカラヅカみたいでもミキティメイクでもマライヒみたいでも! 麗人だ麗人! 諦めろカルマ、君は美人だ! 美しさは罪!!
  • そして最近すべり気味*2のキメポーズ、やっぱり上手方向にスライディングの勢いが強すぎるのか、べちょっと。右手の肘から先を床に突いて支えていました。あれだよ左脚伸ばす勢いが強すぎるんだよ。
  • で左手を挙げて上体を右に倒すポーズ。本当に、何の意味があってどこから生まれたポーズなんだろうか。いのうえさんが付けたんだろうか、未來さんが編み出したんだろうか。
  • 最終軍議に向かう前、「カルマ! お前も来い!」といいながらそのポーズを完璧に真似するボノー将軍。べちょっと。でもそこは動じずに「おう!」と男らしく応えるのですね王子。
  • 仔リスちゃんカルマも見納めか…と思うと、本当に、川平さんには申し訳ないですが、箱ガン見。
  • 世界はおカネで〜、本当に大好きです。たのしーい! かわいーい! かっくいーーい!! 「回ってる〜」の「る〜」部分で顔を左右に動かすのが、どうしてもできない。
  • 「歌って踊ーれるー」で右足固定の左足だけを前後に動かすところ、王子だけ爪先がぴん!と伸びてるのがたまりません…どうしてそう優美になっちゃうの…。
  • 最後のキメポーズがいつもより長めで嬉しかった。
  • 下手に避けてから、ペドロ・アビラ・カルマで手を繋いで、ちっちゃくカーテンコールみたいな万歳お辞儀をしていました。うわーんアンコールー!!
  • 超長距離砲の準備が整う辺りかな? 視界の隅を何かがキラリと光りながら動いたので、何かと思ったら、ペドロが望遠鏡をくるくるっと投げてキャッチしてました。くるくるっと投げるの好きなんですかペドロさん…カップ&ソーサーとかさ…。
  • やっぱり最初の殺陣のハケ際の一瞬が美しい。くるりと向きを変えて、左足をつい、と上げて一瞬静止するのが。爪先つんと伸びててさ…マント片手で押さえててさ…王子だなぁほんと。
  • 対クガイ戦。対峙する姿勢の低さが、いつもより一段とまた低くて、気合いの程が伺える低さでした。すごいなぁあのポーズだけでもできないよなぁアキレス腱とか色々切れそうだなぁ。あそこから立ち上がって駆け出すのもすごい。多分わたし身動きできなくなって尻餅突いて終わるわ。
  • 撤収して戻ってきたボノーからもらったお土産の魚を両腕に抱え、びちびちっとさせるペドロとアビラ。ああ、何だっけそれ……ハトヤ?ですよね…?(笑)*3
  • ちっちゃいアナタのシュザクひとことは「めいわくです」すんごいきっぱりはっきり云っていた…。
  • 柿の種みたいね」とボノーの乳首をひっぱるシュザク。引っぱられて付いてくるボノーが近くて、「ワァオ!」って軽く引き気味に云ってました(笑)。
  • そして千秋楽スペシャル! 魚ガールズの「ぜろなの〜」コーラスに、野太い男声が混ざった! 今の、上手バンドだ絶対!!(笑)
  • すんごいデスボイスというか、野太い地の底のような、声が…「ぜろなのお」ってかぶったの…面白すぎる…!*4
  • あれじゅんさんは知ってらしたんですかね? 聞こえたとは思うんだけど…知らなくていきなりあんな声出たら、びっくりしないかなぁ。じゅんさんの反応がどうだったかは覚えてないのですが。
  • そういえば千秋楽、クガイ様が出てこられるたびに拍手をされるお客さんが前の方にいらっしゃいましたよね(笑)。そのたびに私がびくっとしていた(笑)。
  • 千秋楽、びっくりしたのは、休憩前にトイレ?ダッシュするお客さんの多さ…ちょっと嬉しくないびっくりでした…ザンとダルーの休憩宣言の時点で席を立たれる人の多いこと。確かにトイレ激混みで大変だったけど…でもなぁ。もちろん演じてる方にも、芝居そのものに対しても、失礼だと思うし、見てるこっちには大変迷惑でした。まぁ、誰が悪いっつったらトイレの数が少ないのが悪いんだろうけどさ…青山みたいに仮設置くわけにもいかなかったんだろうしなぁ。せめて、休憩時間にトイレ行かなくても平気なくらい、見る前にこっちのコンディションを調整しておけば…と思います…どうしてもそうはいかない人だけが並べば、あーんなことにもならないんじゃないかなぁどうかなぁ。みんなそんなにトイレ近いの? 3時間半もたないくらい?
  • 2幕。下手3人組は、それぞれのツルハシをステージ上に置き、普通のタタラの民にもどります宣言でした! キャンディーズ!! そのままツルハシを置いてステージを去ろうとする3人組にインガ隊長、「何、あんたたち、引退すんの!? ちょっと!?」って(笑)。ああもう、3人組本当にありがとーう! 毎回毎回楽しかったです!!
  • そしてインガ隊長とコージくんの愛の軌跡・最終話。「コージくん。…Shall we dance?」「…Yes!」そして寄り添う二人…となりかけて何かぐじゃぐじゃになって、ついでにコージくんは隊長のメガホンマイクを受け取らずに袖に入ってしまい、「ちょっと! ちょっと! コレもってってよ!!」と隊長は大変お困りのご様子でした(笑)。ああもう最終回楽しすぎるー! コージくん最後までオイシすぎるー!!
  • 仮面の鬼隊長の仮面を嗤うザンとダルーにインガ、「何嗤ってんのよ! 若作りが!!」…ああ、確かに…特にザンとか…(笑)。
  • そんなザンの最後の日替わり。「ハイ、業務連絡です。今日辞令が出まして、ぼくたちは今日付で総務課へ異動になりました。今までありがとうございました! 皆さんはこれからも今まで通り、肉体労働に励んで下さい!」…わー異動ですかー…おつかれさまでした…花束くらい贈りたいですよね(笑)。送別会するんだろうなぁ地獄穴。なかなかアットホームな職場っぽかったもんなぁ地獄穴。
  • 最後まで愛され続けた灸六。やっぱり股間を攻められて「そこ違う!」、息も絶え絶えになりながら「聞いて下せぇ…!」…が、がんばって…! 聞くから!
  • さてホッタルです。最後のホッタルです。葉っぱをぐるぐる巻かれたカルマに向かい、両手で○ジェスチャーをするエマさん。それで治るよ!ってしてます。
  • やっぱり妙に芝居のテンションが高い江口さん。「息子のカルマだ」と云いながらカルマの元へ駆け寄り、肩に触る。何だそのスキンシップは。
  • でうっかり傷に触ってしまう左門字、いたっ!てなるカルマに「スマン」と謝って、そのまま肩に手を回す。何なんだそのスキンシップは。今までなかったのに。
  • バナナを食うさとみちゃん登場。バナナコールに合わせて、バナナを両手で持って頭上高く挙げたかと思うと、そのままウォーキング…デュークですか! そうですか!!
  • スープいただくカルマ。おかわりもう一杯、はいつものように指を立てて。
  • ホッタル女子たちに触られる。頭ぽふぽふされたり、鎧やら髪やらスカートやらズボンの裾やらいろいろ触られる。珍しいのかなー。いちいち、やめてよってするカルマも可愛い。
  • 鍋までお代わりもらいに行って、ホッタル兄さんとニコニコ立ち話。何話してんのかなーいっつも。
  • ホッタル女子と手を繋いでびょんびょん万歳ジャンプ。よたよたっと歩いて仰向けにひっくり返る。いつもながらすごい千鳥足っぷり。
  • 寝転がる体勢で目を付けたカウベルを、起きあがりざま奪う。怖いよひったくりだよそれ(笑)。
  • カウベルを叩きまくるのですが、変な叩き方というか…ちょっとキモいんですよ怖いんですよ。高速でカカカカカカカカ!って叩きながら、リズムに合わせて小刻みに飛び跳ね、3つ目の音だけ隣のカウベル*5を叩いてアクセントにし、そのアクセントの時だけびくっ!と痙攣したみたいに跳ねる…のをとにかく高速でやるんです。がくがくびく!がくがくがくびく!がく、って…こわいよーう。
  • そこのカルマを思い出してて、何かに似てる…どっかで見たことある…と思ったら、あれでした。戦争わんだー最初の黄金虫様が…両手で指さしてガクガクしておられた…あれだ…。アレも怖かった…。壊れて暴走するぜんまい人形みたいだった…。
  • カポエラダンスは完璧。お代わりをもらいに鍋まで行って、小さい太鼓を拾って叩く。
  • そしてフリータイム。両手を2回叩いて、その手を前で左右に開いたので、…盆踊り?と思ったのです。が。
  • 次にもう一度両手を2回叩いたら、今度は両手を真っ直ぐ前に突き出し、頭も両手と同じ高さに沈め、そして左足を後ろへまっすぐに伸ばす…こ、これは…クックロビン音頭…!!
  • かの有名なクックロビン音頭を踊るカルマ王子。ホッタル族ももちろん真似します。そうかタタラ島は常春の島だったのか…!!
  • しかしこんなに美しく完璧なクックロビン音頭は初めて見ました。上体の倒し方も完璧な直角で、後ろに伸ばした足は前に倒した上体と完全な一直線になり。すごい、美しい。是非魔夜峰央先生に見て頂きたかった…!
  • …あ、でも今アニメのクックロビン音頭を某所で見てきたら、膝は曲がってるのが正しい?みたいですねー。まぁパタリロさん膝あんまりないからいいのか曲がらなくても。
  • 上手に走ってジャンプ、センターに戻って左門字と順にハイタッチをしているホッタルたちの最後に並び、ハイタッチ。かーわいーい。
  • 下手には行かずそのまま曲終わりのキメ。よかった、遊びすぎて間に合わずぐだぐだ…とかにならなくて(笑)。
  • 鍋でお代わりもらって切り株定位置にもどり、座り込んで指でスープをかき込む。指まで舐めて、その指を自分のズボンで拭う。おっ、ぶーっと吹き掛けたりホッタルのスープ奪ったりホッタルのスカートで手ぇ拭いたりしなかったね! かるま、いいこ。
  • 下手花道で、すがりつくように剣を抱きしめてあぐらかいてるふてカルマが可愛いです…。
  • ホッタルとお別れ。「おこるな」と頭なでなでされる。オコチャマだから。
  • そして対クガイ再戦。「…来い、クガイ!」が圧し殺すような声でかっこよかった!
  • 忠義の左門字が、また何か変な動きをしていました。どうやら踊ってる…ようなのですが、何か…変なんだ…ぴょんぴょんしてるんだ…(笑)。
  • 最後の片棒先っちょ。「お前が担いでる片棒の先っちょに、カピバラがぶら下がってるってこともな」「…ぶら下がってたか…」ちょ、カピバラ!? ついにカピバラ登場!! 
  • しかし客席にどのくらいカピバラが浸透してたんですかね…? 場内大爆笑、という感じにはなってなかったような(笑)。
  • そんでカピバラがぶら下がってる片棒はかなり重くて担ぐの大変だと思うので、隣のワラビーにしてあげて下さい(笑)。ワラビーなら軽そうだからさ。
  • お竜にスルーされた五右衛門。「月生石を…掘ってろって。云われたの。ぼくは」ねー、云われたんだもんねー。
  • お色気歌合戦、コアリズムだけかと思ったら、上手バンドさんたち、イントロのお竜とインガのぐねーんって動きも一緒にやってたー!! サイコー!! ぶらぼー!!! 笑ったー!!
  • この前コアリズム中に笑ってるのに気づいた灸六ですが、見ていたら、壱助も灸六も「バカをかばったせいなの」のところでバカみたいな笑顔になっていました。で、次のデレデデ♪で無表情に戻る。
  • そういえば、結局「本当の男がどんなもんか見せてやるよ」の時のトランペット音に合わせて吹く真似してるバンドさん、が見られませんでした。ブラインド閉まってるし、難易度高いよー!
  • 果てしなき戦いの冒頭、インガとお竜のデュエットが、本当にかっこよくて、ここもかっこい泣きできる。
  • 最後の寝返りガナル。「うっせー眼鏡親父! クガイがくたばればお前等みたいなのが勝てるわけねーだろ! 死にたくなければ土下座でもしやがれ」「しゃちょー! お社長のボノーさま…思った以上に、オトコマエ! あっ。こちら(シュザクを指して)娘さんですか?」…うわー! 最後の最後までヒヤッヒヤの大爆笑でしたよ! 何云っちゃうのかハラッハラでしたよ! みんな後ろ向いてヒクヒクしてましたよ!! 仕方ないよこんなのやられちゃ…ねぇ!
  • ボノー社長は「…まぁ、いーんじゃない?」でした(笑)。他に云いようがないです!
  • 「女の為に戦う男は、嫌いではない」と云うクガイ様に「最後までカッコつけんな!」とつっこむ五右衛門、今日は「カッコつけんな最後まで!」と、何故かクガイ様のお尻に向かって云ってました…なぜお尻…(笑)。そして最後の最後にやってくれたな古田さん! ありがとーう!
  • クガイを助けてその身を支えるカルマ。あの、視線をそっちにやらないまま、クガイの手がカルマの手を探して、それに気づいたカルマがその手をがっしりと支える、あの手がすごくイイです。手の表情がイイというか…父上の手がタマラナイのよね…。
  • 自由の王になるなら、この程度の敵、ひとりで蹴散らせ」と息子の肩を叩く父。…一度でいいから、ほっぺに触れてみて欲しかったな…と思うのでした。すいません。
  • しかしすごいよなー北大路さんとあんっっなに近くで…斬りかかったり斬られたり助けたり手握り締めたり…すごいなぁ未來さん…。
  • そして口上最後の1回! カルマの「お前らだけは」がめっちゃ力入ってて、格好良かったですー! 最高ですー!! 思う存分カルマの後にも拍手できたし!!
  • 地下爆発の震動でぺちょんと座り込むカルマが、しばーらく口をぽかんと開けてて、そのお顔がすんっっっごい可愛かったです(笑)。
  • 今すぐ殺せ!と云うボノーに向かってのセリフ、緩急の付け方がすごく上手いというか、引き込まれます…どんどん良くなっていったなーここ…。ずーっと騙されてきたカルマの哀しみも、裏切りがばれて殺せと請うボノーの哀しみも、どっちも胸に迫ります。
  • 殺してももらえず、えんえん泣くボノーが、どんどん可哀想に思えてきてしまうのです…じゅんさんはオモシロいんだけどさ…でも可哀想というか哀れでさ…。
  • そして女は強かだと思います。ええ、どんな逆境でも生き残るのは女の方ですから! シュザクかっこいいよー。
  • ちっちゃいタライの二人でも泣けてしまった…。
  • ホッタルと別れの左門字。ここも…ねぇ。泣けるんだ…。
  • でも気になる「生きれませんねん」…ら抜き言葉だよな…今ATOKにも怒られたよ(笑)。
  • 地下の採掘場でのクガイとインガ。ここでインガがドレス姿なのに加えて、クガイがローブの下に和装なんですよね…何か、正装なのかな、とか思うと…また泣けてきたよ。最後の最後に和装を選ぶクガイに泣けてきた…。
  • 駆け込んできたカルマが、座る父を言葉無く見つめる、その背中が何というか…父の死を悟った背中だな…、と思えました。インガは何も云わなかったけど、きっと悟ってるよね、あそこで。
  • そして万感こめた深いお辞儀。泣けるったらない。
  • ここから次の五右衛門たちの船シーンへの切替が忙しいんですよ(笑)。涙拭いて主従の仲良しっぷりを目に焼き付けなければならないので忙しいんです。
  • 「さすがですぞカルマ王子!」「うん!」最後の攻防(笑)はどうなるのかと思ったら、親指立てた手の甲をぶつけ合い、そのまま指をうごうごと…何してんの…(笑)。
  • 結局人差し指と親指を伸ばして、指鉄砲状態で、甲をごちんごちんしてました。最後まで仲良しありがとう!! 和む!!
  • お竜の「だーれがただ働きだって?」に「はにゃ?」と可愛く応える五右衛門。あのー最後の最後に可愛いんですけどー!
  • 最後の五右衛門ロックは、ノーマルバージョンで横ノリアイドリィダンス、大ジャンプ後に猛烈ヘドバンでした。ガモーさんがやっぱり、左右をきちんと合わせてくれて、何かもう…嬉しい。大好き。
  • あーいーがーあーるーんーじゃーなーーい!で素敵フォーメーションをびしっと決めて、やっぱりさとみちゃんがてっぺんで格好つけて、その上をお竜がひらひら飛んでて、横で左門字がオール構えてて…終わっちゃった…ってすんごい寂しかったけど、でも最高にハッピーな最後なので、救われるというか…笑顔でいられる。楽しかった!!
  • そしてカテコ…の記憶がないんですが。何か、ラジオ体操第2みたいに、うごうごワキワキしてたのは覚えてる…。
  • あと、いっぱい手を振ってくれて、拍手もしてくれて、拝むみたいに両手を合わせてくれて、何かそんなことたちがどれも嬉しかった印象が。
  • そして恒例のおせんべい撒き。「恒例の、おせんべ撒きするよ!」の古田さんの一言、待ってました!
  • 「2階3階! 落ちると君が怪我するよ。下の人も巻き込むから。今、うちの健脚自慢のアクションクラブが走っています。ちゃんともらえるからね!」1階の後ろの方も、劇団員さんやダンサーさんが駆け付けて下さいました。
  • 「それじゃあ冠! 一発喰らわせてやれ!」「おっけーーい!!」で五右衛門ロック生ライブ! もうね、これはね、覚えてないよ。ひたすら拳振り上げて、両手上げたらお隣さんに腕ぶつかったことくらいしか…だって楽しかったんだもの! 歌いまくったもの! 煽られるだけ煽られたもの! 「闇になったら出番だー!」って歌ったものー。
  • おせんべいは、灸六さんが届けて下さったのを頂きました。ありがとうございました!
  • 未來さんはすんごい高ーくおせんべ飛ばしたりしてたなー。あと、前の方の人に、直接ほいっと投げてたりしてた。いいなーいいなー!
  • 北大路さんがすごく楽しそうだったのも印象的でした…何か、いいね。素敵ですよね。
  • 五右衛門ロックの最後〆に合わせて、金のテープが射出されて。古田さんの「またあそぼーねー! ばいばーい!」があって。最後の1枚のおせんべいを、未來さんが高く高く投げて。それで一旦おしまいになりました。
  • でもやっぱりアンコール! 下手側にいた未來さん、じゅんさんと握手して、がっしりとハグもして、それを隣でアピールして下さってる粟根さん。何か…ほんと、ありがとうございます最後までお目付役…。
  • そして最後の最後にサプライズ。下手側にハケていく北大路さんを呼び止めた古田さん、二人して立ち止まったと思ったら…わぁ! クガイ様の中指がスポン!って!! うわーうわーすごーい!! そんなことしてくれちゃう北大路さんにも、北大路さんにそんなことさせちゃう新感線にも、それをやっても許される五右衛門ロックという作品の懐の深さにも、何かいろいろすごーいすごーい!!と思って、中指スポンで泣けました(笑)。だってかっこよかった…!
  • で、最後の最後はやっぱり、古田・松雪・濱田・高田の4人そろい踏みスポン!で締めです。わーん、おもしろかったー! だいすきー!! だいまんぞくー!!!
  • そして、ああ面白かった、終わっちゃった、でも最高だったね、と満足満腹でロビーを抜け、アンケートを書き、箱に入れ、友達と合流し、トイレの列が外までつながってるのを「すげぇなぁ」と眺め、ている間にさらなる事件が起きていたのですよ…トイレじゃないよそれ…。
  • 友達があわあわと、日本語にならない何かを口走りながらあわあわしていたので、ただごとじゃなさそうだと「千秋楽終わりました!」エントリーを打っている最中の携帯だけ握って行ってみたら、…ええ。いましたよ。王子が。首から札ぶら下げて。

カルマ王子


チョコクランチ売り

  • ちょ、聞いてないっつの! しかし「あと段ボールひと箱半!」と気合いを入れるような、凹んだ気持ちを無理矢理押し上げるような、王子自身のカウントの声に、ひと箱半のちょこくらんちを今から並んで買えるわけがない、と早々に諦め、絶好の見守りポイントに身を置いて、その様子をじったり見学させていただきましたよ…。
  • 「カルマ王子のチョコクランチ売り」と書いてありますが、実際チョコクランチを売っているのはスタッフさんで、カルマ王子はその隣で、レントのチラシを手渡ししてらっしゃいました。とても一生懸命、ありがとうございますとか、ありがとうございますとか、あ、ホントですかとか、握手もして、頭も下げて、罰ゲーム敢行してました。途中、スタッフの声が「あと○個でーす」とカウントダウン入ったり。
  • で、ふと王子の横、ホール内のガラス扉の向こうを見ると、関係者用ドアから顔を覗かせている、着替えもお済みの古田さんのお顔が…(笑)。すんごいニヤニヤ…いや、ニコニコ見守ってました。岡崎さんも同じドアから覗いてて、あといのうえさんはロビーの真ん中の方から見守ってらっしゃいました。ええ、いい見物ですよねー。がんばってますよー。
  • 途中で「あと8個!」と王子もカウントダウン。声出して凹まないようにしてます感がたまらない(笑)。最後まで売り切って、「完売でーす!」と万歳して、ロビーは拍手に包まれました。
  • 最後の一個の次に並んでいたお客さんに、テーブルから身を乗り出して、せめてチラシだけ、と手渡す未來さんが優しくて嬉しかった。良かったねーそれだけでも嬉しいよなー!
  • ぺこりとお辞儀して、スタッフに囲まれてロビーに戻っていく王子を、古田さん岡崎さんいのうえさんが迎えてくれました。いのうえさんにもぺこりとお辞儀して、もう一回ロビー外に向かってもぺこりとしてくれて、岡崎さんのデジカメ自分撮りに一緒に納まってから、スタッフに先導されて奥へ消えていきました…ああ、いいもの見た…チョコクランチは買えなかったけど、買えない中では最も美味しい感じに見ていられてしまった…(笑)。

 そんなこんなで、最後までオタノシミいっぱいの五右衛門ロックは全て終了致しました。終演後は近くの可愛らしいカフェで、アフォガートのエスプレッソを盛大にテーブルにトッピングしてみたりしましたが*6、その時には知らなかったのです。その数時間後に我々の身に、そして遠征組・帰京組に、悪夢が降りかかることを…(笑)。
 ええ、ご存じの通りタライ舟が一向に進まず、大阪−東京間に9時間かかるという面白い体験をしたわけです。が、それも含めて本当に、思い出深い、忘れられない夏になったということで!
 はぁ夏休みの宿題がやっと終わった気分だ!

*1:じゃないけど便宜上門と称しておきます

*2:いやそういう意味ではなくね

*3:若年層と関東圏以外をすっぱりと切り捨てたネタ

*4:岡崎さんがBBSで、一回やってみたかったって書かれてました

*5:2つ叩く場所がつながってて、隣を叩くとちょっと高い音が出るんですよ

*6:その節は大変申し訳なく…お世話になりまして…スミマセン…