ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「おやすみ日本 眠いいね!」出演

 3月16日(土)23:30~放送のNHKおやすみ日本 眠いいね!」に未來さんがゲスト出演とのことで! 今週末だー!

www.nhk.or.jp

 「眠いいね!」ボタンを押す視聴者数で番組の終了が決まる、既定の眠いいね!数まで到達しないと番組が終われないという安眠番組…わたし23:30まで起きているのがつらいくらいの安眠なんですがきっとボタンは押せないな(笑)。最長何時までやるんだろうとちょっと調べたら、今のところ本放送で最長は第4回の27:58なんですね(笑)。もう朝の番組始まる直前じゃん…録画予約どうなるんだろうこれ。最短は第3回の25:35、早めに終わることもあるんだ。あっでも開始時間もまちまちなのか…。なるべく長めにやってほしいな~録画どうなるのかな~~!

 あら奇遇ですね。わたしも立松派です。夏になったらDVD引っ張り出す派です。

劇団 短距離男道ミサイル30発目「父さん、晩年っていうのかい、これは。〜涙なみだの最終ツアー♨♨♨これで見納め太宰三部作完結編〜」プレビュー公演@下北沢 「劇」小劇場(3/7夜)

 春の雨に濡れそぼる下北沢*1で、短距離男道ミサイルの公演を観てきました。去年の秋に仙台は卸町アートマルシェで出会った、めちゃくちゃパワフルでとても裸で何だかよくわからないけどすごく面白く最後にものすごい多幸感に包まれ涙ぐむ、という不思議な自己肯定感を味わった「おまえとおれ生誕祭」が鮮烈だった、東北をメインに活動している劇団です。なかなか東京で観られる機会がなかったので、待望の東京公演なのです。太宰三部作の完結編とのことで、前2作を知らないのが残念なのだけど仕方ない。出会いのタイミングが違ったのだ…。

 初着弾はひたすらにその圧倒的な異様さと勢いと劇的祝祭感にわー!!となっていましたが、今回の公演は流れてくる口コミを見るに、どうも様子が違うらしいぞ…?と少し心構えをしておいて、あと原作というかベースになっている太宰治「晩年」を青空文庫のお世話になってざっくり目を通しておいて*2、挑みました。「劇」小劇場はもしかしたら初めてかな? 屋根裏スペースみたいな2階席があるのが面白い。完全な囲み舞台で、正方形のアクティングエリアの四辺に客席が組まれ、その中央では着衣の(笑)出演者の姿が。おろシェぶりの本田さんは相変わらず鋭利なかっこよさでした。服は着ていた。

 とりあえず前説が大変で、ジャングルクルーズで一週間もジャングルをさ迷ったかと思えばカイジっぽいような夜神月っぽいような人が藤原竜也っぽく泣き崩れ、姿を消したと思ったらフレディが登場して短いマイクスタンドで歌い踊るという…とても楽しいものでした。本田さん大活躍。でもその楽しい前説も、「本編はしんみりする場面も多いのでせめて前説で楽しく!」的な…ことを云われ…ああそうなんですね…ってなった。けど前説はとても楽しみました。あと相変わらずの全編撮影可、アップロード・加工可のフリー素材宣言、「暗転中のフラッシュ撮影は、普段観られない姿が観られるというなかなか通な楽しみ方でございます」そこも禁止しないのか(笑)。二次加工もアップロードも何でもオッケーですが我々が三次加工をする場合がございます、とか、全編動画撮影しておうちで楽しむのも良し、とか、全編ツイキャスで生配信されたこともあるとか、もうね。すごいね。でもそう云われてもなかなか本編撮影できないんだよね…前回はお祭りだったのでわーい!って少し撮れたけど今回は…難しかった…。前説だけちょっと撮った…。

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 そして、正方形の四隅に配された学校机みたいなデスクに本田・小濱・澤野・武者の4人がそれぞれ着き、太宰治「晩年」より「葉」の冒頭を順に読み上げ、またデスクの足元に設置されたブラウン管テレビの画面にも太宰の一節が表示され、デスクの上で木魚を叩いたりプラレールを走らせたりホットプレートで卵を焼いたり…そんな幕開けでした。

 太宰治の小説とも私小説ともエッセイとも取れる短編集をベースに、短編ごとにシーンを連続させていく短編連作演劇、みたいな雰囲気で、原作に目を通しておいたのでああこれはあの話だ、というのがわかったのは良かったです。「魚服記」とか「猿ヶ島」とか寓話っぽいのは良くわかったしやっぱり被り物のクオリティが謎の高さで面白い。シリアスな場面も多めで、太宰の小説から受ける過剰な自意識と自己愛と劣等感の間からにじみ出るもの、みたいな印象が、じんわり重なっていくのだけど、まさか着地点がそこになるとは…思わなかったわけじゃないけどそんなにガチだとは…いや…予想はしていたけど…。

 小説家という場に於いて、芸術と生活をある意味秤にかける太宰の苦悩と、演劇という場に於いて、芸術と生活を秤にかけざるを得なくなる演劇人の苦悩。「まだ大丈夫」が「もうだめだ」になる瞬間、それを悟り受け入れる苦渋、勇気。演劇を娯楽として消費する身*3としては、どうすることもできないけれどただただ哀しく、無力感に襲われるばかりで。太宰のテキストを通奏低音のように一番底に流し続けながら、その上に短距離男道ミサイルのこれまでを重ね、そしてその先を、分かれていく道を、別の道を行く選択を、その決意を、静かに提示していく白タキシードの男、その傍らに添えられた白百合を、何とも云えない気持ちで見つめていました…。

 これは「或る演劇人の死」であり、「演劇人」の生の軌跡であり、遺言であり葬儀であり弔辞であり、卒業式であり送辞であり答辞で、あった。蛍の光か、レクイエムが相応しいセレモニーだった。しめやかなのか晴れやかなのかわからない、でも、だからこそ、その門出をせめて、祝いたい。旅立つ者の、新たな一歩を踏み出す者の。ばかやろうたちの。短距離男道ミサイルと、短距離男道ミサイルだった者の。まだ2回しか観たことがない、バックボーンもぼんやりとしか知らない劇団だけど、そう思わされる何かを観たし、受け取った。そう思いたくなる劇団なんです。

 …って、しんどい感じになりがちだけどめちゃくちゃ笑ったんですよ笑うところは!!! 下ネタとか!!!(下ネタかよ)(列車の歌は笑って泣いた)面接とかすごろくとか、ああーっ!!ってなりながらも笑うしかないよね…そんなことになっているの…。あとパンツの中どうなってるんだろう四次元ポケットなのかな?? たまにしまったものが異次元空間で迷子になるポケットなのかな??? いろんなものが出てくるパンツでした。あっそうです早々にパンツになります。朝まで生何とかみたいなコーナーで、「おまえとおれ生誕感謝祭」主演の福士永大くんがゲスト参加したのも嬉しかった~! 永大くんささっとパン1になっていて「さすが出演経験があると話が早い」とか褒められて?いました。あと武者匠くん、「おまえと俺生誕祭」の鬼軍曹をひそかに気に入っていたので今回たっぷり観られて嬉しい。好き。主に顔面が。重課金シスコン鬼軍曹とか課金暮らしの○○○ッティとかいろいろ云われていたけれど。本田さんはもう、お世話になりました感と問答無用で好きーーってなる。小濱さんはやわらかい雰囲気と響きの良い声が素敵でした。澤野さんは鮒がとても良くお似合いで……うう。幸あれ。いつかきっとまた演劇で会えますように。

 前半の圧迫面接シーンでの預貯金額ネタ*4や、すごろくでの「ほぼ実話」な演劇借金ネタ*5で散々笑わされた分、後半の澤野さんの「答辞」での悲痛な吐露がひんやりと、実を伴って響いてくるという、とてもしんどいけれど巧い構造なのも…大笑いした分しんどさがつらくて。妻と子供と3人で囲む食卓の、電気やガスが止められることに耐えられない、と呟くように、絞り出すように紡がれる言葉がとても重くて、その答えを選択する、選択を決定するまでの葛藤や逡巡や、苦悩や痛みを考えると、息が止まる、胸がつぶれる思いがする。けれど、人生における優先順位を考え、守るべきものは何か、守りたいものはどれか、それを守るために何を手放すのか、その選択の結果がこれなのだから、観る者はそれを受け止めるしかないし、受け止めるのであればそれには恨み言ではなく、祝福を述べたい。と思う。どうかあなたのまもりたい、まもるべきものを、たいせつに。しあわせに。

 と思う反面、文化庁主催若手演出家コンクール2013優秀賞受賞、CoRich舞台芸術まつり!2017春グランプリ受賞、と錚々たる受賞歴のある演出家であり劇団であっても、生活が成り立たたずその道を断つ決断をせざるを得ない小劇場界隈の現実に、何ともやりきれない思いを抱えるのでした…わたし普段観てるのがわりと商業演劇寄りだし、好きなミュージシャンとかバンドもメジャーばっかだし、そっか………あんまり直面したことがなかったんだなぁそういうの…。

srmissile.wixsite.com

natalie.mu

*1:最近下北沢来るとほとんど雨だよ

*2:わたし太宰治ほとんど読んだことないんだなー興味なかったんだな…晩年面白かったです。突然メタ化する地の文とか

*3:そんな言い方したくないけど

*4:マイナス10万まで大丈夫!とか。だいじょうぶじゃない……

*5:動員数過去最多のツアー終わったら250万借金できた

大河ドラマ「いだてん」第10話

 いだてん、ついにストックホルム編突入です。長旅の果てにスウェーデンの地を踏んだ四三さん一行、大森さんの具合も気がかりだし治五郎先生はいったいいつ日本を出られるのか、果たして出られるのかも心配、初めての海外でどうなることやら初オリンピック参加、もちろん朝太師匠のその後も気になるてんこ盛り展開待ちの第10話です。もう10回なのかーあっという間だなぁ!

 四三さんの治五郎先生宛お手紙から始まる今週。そっか白夜だ…綺麗だなぁ。でもずっと明るいと寝られないよね…寝られないと辛いよね…私は耐えられぬ。あっダニエルだ可愛い~。マラソンコースの下見をする四三さん。17マイル地点の分かれ道を間違える……のはこれあれですよね知ってる……ふくせん……。それにしても緑が美しい。

 日露戦争に勝ったアジアの小国、各国からの関心も高いのですね。関心というか…興味津々というか…珍しもの見たさというかね…そういう時代ですものね。ポルトガルも初参加なんだ~、って、おっ四三さん早々に戦闘モード入ってますね。冷水浴ここでもやるのか…花が良い仕事をして下さっておる…本日の肌色その1…。

 ホテル素敵だな~、ってユーガッタメール云った(笑)。治五郎先生やっと出国の目途が立ってきましたね良かった! 女史がまた怖いことを云うよメダル確実とかダメだよ~そういうの良くないよ~。あっ今週最初の未來さんナレーションだ。今週も良いお声です。ってまた肌色だ…真相はタイトルの後、いだてん!と志ん生師匠のメタせりふでオープニングです。

 相変わらず快便なのですねいいなぁ。環境が変わろうとも影響を受けない胃腸はうらやましい。欧米とか特に北欧とか、背が高いですよね…そりゃ日本人小さいよ。ふんどし珍しいですよね…そうですよね…。孤独かぁそうだよなぁそもそも人数少なくて選手団としては成立できないよな…。何かしょんぼりしてしまう。大森夫妻もうちょっとこう…監督業をお願いしますよ…カズチャン当たる安仁子可愛いよ。そして大森さんやっぱり具合悪そうだ。不安材料でしかない…ほらやっぱり。

 四三さんほったらかしかよ~しんどいなぁ。だめだこれ無理だあまりにもだ…選手とか競技とかそういうレベルじゃない…大変だ…過酷だ…。大和魂でどうにかなるのも限度ってものがあるよ。

 おやポルトガルの選手。ちょっとフレディっぽく感じるのは白タンクトップと髭(と胸毛)の所為だろうか。ああ足袋が珍しいのか。あとダニエル、職人はともかく「どぎゃん云うたらよかねぇ」はわかるのだろうか。なかなか高度だと思うんだ方言…。カーペンターで繋がる日本とポルトガル。ちいさな国際交流、異国の地で嬉しいね。足のサイズ合って良かったね。

 四三さんがちょっと良い感じになっているその頃、弥彦さんは…世界の壁の厚さと高さに心折れそうになっている…痛快男子~痛快男子笑っててくれよ~。ああ何かこの構図高等師範学校でも見たよ四三さんが真ん中でわいわいしてるのを輪から外れた彼が見てる図…美川くんは元気かな…。

 播磨屋さんと清さんが繋がって、ここに朝太さんが出てくるのね。少しずつ繋がっていく…のかな? ここから??

 ああ~ここで今週の朝太さん! おべべ可愛い! 楽屋のお世話役てきぱき!! 高座の最中なのは深沢敦さんじゃないですかスタ誕!*1 円喬師匠うわぁ大人げない…朝太さんもどん引きですね。あれっ志ん生師匠も五りんくんも肌色要員ですか今週? 円喬師匠の噺に夢中になっている朝太さん…の横顔美しい…着物可愛いかんざしも可愛いおめめキラッキラしてるよ…どん引きするくらい性格アレでも師匠の芸はやっぱり最高なんですね…。ああ…何か…とても…一途だ…そんなことして巧くなるはずもないんだけどないこともわかってるんだろうけどでもそれでもそういうことすらしたくなっちゃうくらい焦がれてるんだよね師匠の芸に…。それをまた志ん生師匠に語られるから何というか大変ウェットにならないけど味わい深くてすごく良いシーンだすごく好きだ。湯飲みを口に近づける時の睫毛の長さよ。あと五りんくん掛け湯はもうちょっと控えめに。あっ冷水浴! だからー!!! 君の両親はいったいどこのどなたなの!!! 金栗家とどういうつながりがあるのないのーー!!!

 四三さん水道を止められる。冷水浴さえさせてもらえないのかー。そして限界を迎えるストックホルム組…悲しい。痛快男子の弥彦さんが初めて味わうであろう惨めな敗北感、劣等感、羞恥。そして強い四三さん。高いところから下に落ちるのはつらい、元から低いところにいればちょっと落ちてもあまり堪えない…。うわぁ四三さんに対する劣等感まで抱えるのかしんどいな。絶対下に見ていただろう相手に…わたし高みでキラキラしている人がキラキラしている様を見るのはとても好きなんだけど、そういう人が引きずり降ろされるのはわりとしんどいというか悲しくなってしまうので三島さんにはキラキラでいて頂きたい派です…。便器高いよねほんとに…足付かないじゃん。負けて当たり前、勝ったら儲け、ほんとそう考えていてほしい、四三さんもね。負けたら切腹とかじゃなくね。でもここへ来てパワーバランスが完全にひっくり返るの面白いなぁすごいなぁ。四三さん強い。

 大森監督…あああとても無理そう……うっつらい。とてもつらい。安仁子の「察して下さい」が悲痛なんだけど、でもほんっとこれオリンピックで競技する以前の問題ですよね。無理だ。こんなんでまともに戦えるわけがない。からの弥彦さんご乱心だったのですね。3階なら落ちても足折る程度か…そうだな…四三さん冷静だな。そして泣かせる展開に素直に泣かせてくれないクドカン節ありがとう。大きな誤解が生じたような気がするオーケーね!! 泣き笑いだよまったくもう。

 弥彦さん復活! 良かった! 痛快男子おかえりー!! タイムはなかなか難しいようだけど…四三さんの気遣いがちょっと胸に痛いです。あっ安仁子のパンツスタイル可愛い!! めっちゃ可愛い~。あと花の写真と四三さんの笑顔の写真も可愛い…安仁子可愛い…。ストックホルム編の貴重な花よ安仁子。大森監督もちょっと元気になったし弥彦さんのタイムも上がって本当に良かった! 冷水浴もできて良かったね…えっバッテンがスウェーデン語で水なのびっくり。ヴァッテン。そしてまた肌色…全裸はやめなさい全裸は。

 ダニエルと四三さんのシーン素敵なのにうんこ踏んでる…この辺がクドカン采配だなぁって思います。美しいシーンなのに!! もう!! 好きだけど!!

 短歌も詠むのね、素敵だなぁ。そしてまたコースを間違える。いっつおっけーばい!じゃないよこれ…17マイル恐ろしいよ…ねぇ不穏極まりない…わかってる…。

 夏至祭なんて素敵だなぁ楽しそうだなぁと思いますがまぁ夜通しこれじゃ眠れないしいつ寝てるんですかねスウェーデンの人は。ああでも帽子可愛い。無理矢理歌わされる四三さんと弥彦さん、わたしてっきり自転車節かと思ったのに国歌斉唱でしたね。君が代って音域広くて難しいですよねー。ダニエル可愛い。そして祭りの人混みの向こうから待ちかねていた人の姿が!! 治五郎先生~良かった~来てくれて良かった~この2週間のあれこれを何も知らない治五郎先生の天真爛漫に見える笑顔が、今となっては少し恨めしい気持ちになってしまう。先生のいない間にいろいろありましたよ本当に。入場行進の話をしている治五郎先生たちを見ている四三さんと弥彦さんの顔がね、もう一足先に世界と、世界の中の日本の位置を知ってしまった顔をしているよね。すごい、治五郎先生が世間知らずの脳天気に見える。ストックホルムで彼らの価値観がひっくり返されて大変だったけど、見ているこっちの価値観というか見え方もこの45分でひっくり返されていたんだ…こういうところがクドカンすごいなって思うのですよ…。

 来週はいよいよオリンピックスタートでしょうか。またタイトルからして不穏な…どうなるのかな…マラソンはまだなのかな。朝太さんも何やら進展ありそうで、こちらも目が離せない。ちょっと怖いけど次回も楽しみです!

*1:そういえば大森さんの竹野内豊さんは「サイコドクター」ですよねサルナシ! 同じシーンないけど

2019年3月6日:なかなか

 三寒四温を体感する日々。最近の花粉は雨が降っても飛ぶんですかね? 雨の日でもくしゃみ出たりしません??

 本日のエントリーはこちら。

 

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  一昨日の分も。

 

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「世界は一人」@東京芸術劇場プレイハウス(2/28夜)

 公演情報を目にするたびに「何故ここに入っていないの…」と謎の歯噛みなどしたりしておりました「世界は一人」を観てきました。岩井秀人前田健太松たか子瑛太松尾スズキ、外堀はすべて埋まっているのに真ん中のピースがない感……(笑)。しかも衣装伊賀大介、ヘアメイク須賀元子、あれっやっぱりひとり足りなくない!?!?

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 それはともかく。なむはむだはむ~オドモTVと数年に渡り割と密に接してきた気がする岩井さんの作品ですが、実は今回初めてです。ハイバイの作品とは今回の「世界は一人」はまたちょっと違う…らしいですが、その辺のニュアンスがわからないのが残念。でも、開始から何となく、空気が、「長い毛」の色を帯びて感じられました。マエケンの歌かな…歌、凄いよね…。

 そんなネタバレというほどのものはないけど、一応畳んでおきます。

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大河ドラマ「いだてん」第9話

 昨日は久しぶりの楽し懐かしい会合がありましてリアタイもできず、1日遅れのいだてんです。昨日のうちに録画で一度は観たよ。今週はシベリア鉄道編、ストックホルムを目指す旅路編、そして大根監督回です。監督のツイッター実況も盛り上がっていましたねー。

 もう最初から未來さんの語り…「始まったんですが…」のガがとても良い…鼻濁音美しいそして波乱を含んだガ…。その含まれている波乱は治五郎先生です。えーー出国できないのーーー!! 大変だ…治五郎先生ほんとにちゃんと来るのかしら。可児さんはストックホルムまでは来ないのね。

 まぁすごい人気。まるでアイドルですね。サインなんて文化もうあったんだ…きっとこれも史実なんだろうな…どうかな(笑)。おっ師匠と五りんくん。でもナレーションは未來さんで続行ありがとうございます! オリンピックのリが巻き舌になってるの最高ですね! あっストックホルム青春編なのか。うっ…どんな青春が待ち受けているの…絶対面白い、面白くしてくれるって信頼はあるんだけど、大変な展開なのは史実として知っているから…ちょっとしんどそうだな…。安仁子さんってどんな人だったんだろうって軽い気持ちでwikiったら大森さんのネタバレ(?)踏んでしまってあっ……そうなの………ってなってるし……。

 可児さんとお別れ。安仁子のドレス素敵だなぁ。そして可児くん大人げない(笑)。女史~今日も素敵です~女史~。四三さんの手記、面白い。読めない部分はどう補っているんだろう。毎日快便で素晴らしいですね。あっという間にウラジオストクから、いよいよシベリア鉄道です。治五郎先生はいつ合流できるんだろう現地集合だろうか…っていうか出国できるの…いやできるよね確か…役所さんストックホルムロケにいたもん*1

 うちの風呂より狭い(笑)。三島家の風呂広そうだな~見せてほしい~。でもこれで成人男性4人は狭そうだねぇ。でもいいなぁコンパートメントで旅してみたい。同室のおじさんはドイツ人ですね。置いていかれる安仁子可愛い。ボッタクリジャナイノカ。四三さんの暗黒面が露呈してきましたね~いいぞいいぞ。

 あっこの環境は眠れない。無理だ。個室下さい。コンパートメントで旅、無理ですね。そして大森さん…心配。

 って、スヤさんも旦那さん咳してるの? えっそれで……ってつい、スヤさんと四三さんがくっつくルートを探ってしまう…池部の家を何があってどうなって出るんだろう。

 ここで肌色成分ですか(笑)。そりゃ安仁子も叫ぶわ。三島くんの身支度30分、さすがですぼっちゃま。安仁子狭いスペースで上手に料理するなぁと思ったら、ああやっぱり味噌汁にだし…粉末とかないもんね仕方ないよ…。大森さんわたしはとても好きですよ!

 ナレーション良い…聞こえると耳が良い……ってうっとりするわ。おっこれが噂(?)のオム先生…じゃなくて伊藤博文asハマケン! この一瞬の為に…いやぁでもハマケンすっかりいろんなところで見る俳優さんだよねぇ。仮面ライダーにもいたしな。

 ハルビンで途中下車する一行、お揃いの何だろう、制服じゃないけど同じデザインの白い上着を、きっちりボタンを全部留めてそのまんま着る四三さんと、開襟っぽくこなれ感醸してる弥彦さんの差がそれぞれ、らしいなぁ。斜めがけの鞄のベルトもポイントになってるし弥彦さん。ロシア語はさすがにわからないよねぇ怖いなぁ。足袋に隠すのあるある…カツアゲを逃れる術だね…。

 電車の中では欧米女子にもモテる弥彦さんさすが痛快です。四三さんは腹立たしげね。

 スヤさんの元へ、ってわけではなく兄ちゃんの元へ四三さんからの絵はがきが届く。相変わらず声がでかい兄ちゃんですねお元気そうで何よりです。あと渡航費の一件以来なのかスヤさん効果なのか、金栗家と池部家の距離感が縮まっているのも面白い。面白いというか今後の展開にきっと影響するんだと思う…。

 雄大な自然の中でも肌色の四三さん。いやーロシアの大地で冷水浴は大丈夫でしょうか逆に命に関わらないか。心臓止まらないか。全裸ではないのは四三さんなりの気遣いでしょうか。そうだよねぇ2週間以上もそんな狭いところでずーっといたらぎすぎすもするよねぇ。シンメトリックな構図で並ぶシルクサテンのパジャマと浴衣の対比も素晴らしい。あと白目剥いて寝落ちる弥彦さん最高です。

 一方その頃治五郎先生は、あっまだ…日本にいらっしゃるの…オリンピックに間に合うようにストックホルムに来られるのか果たして。そしてこの係官むっかつく(笑)。「かのーじごろーだぞ!! わたしは!!!!」ってこんな状況でも可愛らしさが爆発してしまう治五郎先生ほんと…このドラマ可愛いが渋滞する…みんなキュート過ぎる…。

 そして他方、孝蔵さんは!! お待ちしておりました今週の見せ場!! 俥はっやい(笑)。着物も髪も(前に比べれば)小綺麗になって…かんざし可愛い…。ああーそのときのそれがこれなんだー!! そして五厘…五りん…五輪……素敵だ。そしてお名前!! 朝太!! おめでとうー!!! もうね瞬間瞬間、せりふ一つ一つ、動きひとつひとつが全部エモくて追いつかないよ…5月25日だったのね…明日から来な、っていう言葉を聞きながら変わっていく表情で泣けてしまう。横顔美人。もみあげまっすぐカット。またさー師匠と五りんくん知恵ちゃんのトリオも良いんだなぁ。特に師匠と知恵ちゃんの組み合わせ好き…知恵ちゃん可愛い…ほんとこのドラマどっち向いても誰かが可愛い、もしくは誰もが可愛い。

 ああー浅草組ーー好きーー。孝ちゃん改め朝太師匠!! 清さんも小梅ちゃんも嬉しそうなのが嬉しいねぇ。清さん、でっかい幟楽しみにしてるよ!! 藤の花の薄紫背負った孝蔵…じゃなくて朝太さんの笑顔が眩しい。そしてハイスピードカメラじゃないの?なお酒かっぱらいシーンの水滴の鮮やかさ、水しぶき舞い散らせながら焼き鳥奪って駆け出す、この躍動感、燃える魂、迷いなくその先を目指して走る、ここにもいだてんはいるんだよ…くっ…泣ける。つか泣いてる。でもお願い串咥えて走るのはやめてね…危ないからね…。本当に、シベリア鉄道組がとことん暗い画面で、基本密室で、鬱屈とした日々を我慢している最中に、浅草でこの突き抜けた明るい、何にも拘束されない肉体と精神の、力強く生命力の塊みたいな疾走、しびれるとしか云いようがない。ラブ。

 その翌日26日、やっと真ん中まで来た遠征チームは…いちゃいちゃ可愛いじゃないか。安仁子先生の英会話教室。弥彦さんはもう英語大丈夫じゃんね(笑)。ブラック四三さん出てくる出てくる。でもこうやって何というか、外を見ることで改めて内を知る、的なことがきっと、この時代、今想像するよりもずっとずっと鮮やかに、もしくは強烈に、見えてくるんだろうな。可児くんと永井先生はすっかり仲良しになられて…大森夫婦disって意気投合してらっしゃる(笑)。あと治五郎先生は早く行って下さい。

 半かじりにsuddenly絡んでみる四三さん。大森さんと安仁子で1大河できそうなくらいドラマティックではありませんか? でもわたしwikiっちゃったから……うっ…。弥彦さんが気にし始めた大森氏の体調、実は肺煩いで…4年後はないって云うほどに…。ただの安仁子大好きじゃないんだよ!! すごい人なんだよわかってるけど!! そして安仁子格好いい~安仁子好き~~。永井先生と可児くんもやっぱり好き…。

 でもこれからオリンピックに出場して世界を相手に戦う選手には、この状況はあまりにも何というか、無神経というか…コンディションも何もないよね。四三くんがキレるのも仕方ない。ぶちまけちゃえぶちまけちゃえ! 鬱屈は出しちゃった方がすっきりするよ…。でもこんな時の弥彦さんのスマートさは流石洗練されている…。ワインも飲んじゃえ! 四三さんの英語は通じるしナイフとフォークも完璧だし! 距離が縮まる弥彦さんと四三さん、見ていてにこにこしてしまうね。からの、異国の車内でTNG!! 弥彦さんかぁっくいーい! そして四三さんが乙女になる(笑)。いいねぇ推しのファンサ独り占め状態ですねわかるぅぅ!!

 ついにストックホルム上陸! 綺麗な街だねぇ。あっそうか白夜なんだ。ダニエルさん可愛いな。ああっスタジアム! 現存するスタジアム! あとなんか確かアンビリバボーでも観た気がするスタジアム!! その辺の顛末がまた…ね……うっ。音が消えるこの瞬間、すっと背筋が伸びる気がする。とりあえず、無事にたどり着けて良かった!!

 で、嘉納先生はどうなるの!? 次回も波乱に富みそうなストックホルム青春編…弥彦さんがちっちゃくなって泣いてるっぽいのとても気になるし胸が痛みます…痛快男子には痛快でいてほしい……。

*1:そういうところで判断しないの