ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

大河ドラマ「いだてん」第10話

 いだてん、ついにストックホルム編突入です。長旅の果てにスウェーデンの地を踏んだ四三さん一行、大森さんの具合も気がかりだし治五郎先生はいったいいつ日本を出られるのか、果たして出られるのかも心配、初めての海外でどうなることやら初オリンピック参加、もちろん朝太師匠のその後も気になるてんこ盛り展開待ちの第10話です。もう10回なのかーあっという間だなぁ!

 四三さんの治五郎先生宛お手紙から始まる今週。そっか白夜だ…綺麗だなぁ。でもずっと明るいと寝られないよね…寝られないと辛いよね…私は耐えられぬ。あっダニエルだ可愛い~。マラソンコースの下見をする四三さん。17マイル地点の分かれ道を間違える……のはこれあれですよね知ってる……ふくせん……。それにしても緑が美しい。

 日露戦争に勝ったアジアの小国、各国からの関心も高いのですね。関心というか…興味津々というか…珍しもの見たさというかね…そういう時代ですものね。ポルトガルも初参加なんだ~、って、おっ四三さん早々に戦闘モード入ってますね。冷水浴ここでもやるのか…花が良い仕事をして下さっておる…本日の肌色その1…。

 ホテル素敵だな~、ってユーガッタメール云った(笑)。治五郎先生やっと出国の目途が立ってきましたね良かった! 女史がまた怖いことを云うよメダル確実とかダメだよ~そういうの良くないよ~。あっ今週最初の未來さんナレーションだ。今週も良いお声です。ってまた肌色だ…真相はタイトルの後、いだてん!と志ん生師匠のメタせりふでオープニングです。

 相変わらず快便なのですねいいなぁ。環境が変わろうとも影響を受けない胃腸はうらやましい。欧米とか特に北欧とか、背が高いですよね…そりゃ日本人小さいよ。ふんどし珍しいですよね…そうですよね…。孤独かぁそうだよなぁそもそも人数少なくて選手団としては成立できないよな…。何かしょんぼりしてしまう。大森夫妻もうちょっとこう…監督業をお願いしますよ…カズチャン当たる安仁子可愛いよ。そして大森さんやっぱり具合悪そうだ。不安材料でしかない…ほらやっぱり。

 四三さんほったらかしかよ~しんどいなぁ。だめだこれ無理だあまりにもだ…選手とか競技とかそういうレベルじゃない…大変だ…過酷だ…。大和魂でどうにかなるのも限度ってものがあるよ。

 おやポルトガルの選手。ちょっとフレディっぽく感じるのは白タンクトップと髭(と胸毛)の所為だろうか。ああ足袋が珍しいのか。あとダニエル、職人はともかく「どぎゃん云うたらよかねぇ」はわかるのだろうか。なかなか高度だと思うんだ方言…。カーペンターで繋がる日本とポルトガル。ちいさな国際交流、異国の地で嬉しいね。足のサイズ合って良かったね。

 四三さんがちょっと良い感じになっているその頃、弥彦さんは…世界の壁の厚さと高さに心折れそうになっている…痛快男子~痛快男子笑っててくれよ~。ああ何かこの構図高等師範学校でも見たよ四三さんが真ん中でわいわいしてるのを輪から外れた彼が見てる図…美川くんは元気かな…。

 播磨屋さんと清さんが繋がって、ここに朝太さんが出てくるのね。少しずつ繋がっていく…のかな? ここから??

 ああ~ここで今週の朝太さん! おべべ可愛い! 楽屋のお世話役てきぱき!! 高座の最中なのは深沢敦さんじゃないですかスタ誕!*1 円喬師匠うわぁ大人げない…朝太さんもどん引きですね。あれっ志ん生師匠も五りんくんも肌色要員ですか今週? 円喬師匠の噺に夢中になっている朝太さん…の横顔美しい…着物可愛いかんざしも可愛いおめめキラッキラしてるよ…どん引きするくらい性格アレでも師匠の芸はやっぱり最高なんですね…。ああ…何か…とても…一途だ…そんなことして巧くなるはずもないんだけどないこともわかってるんだろうけどでもそれでもそういうことすらしたくなっちゃうくらい焦がれてるんだよね師匠の芸に…。それをまた志ん生師匠に語られるから何というか大変ウェットにならないけど味わい深くてすごく良いシーンだすごく好きだ。湯飲みを口に近づける時の睫毛の長さよ。あと五りんくん掛け湯はもうちょっと控えめに。あっ冷水浴! だからー!!! 君の両親はいったいどこのどなたなの!!! 金栗家とどういうつながりがあるのないのーー!!!

 四三さん水道を止められる。冷水浴さえさせてもらえないのかー。そして限界を迎えるストックホルム組…悲しい。痛快男子の弥彦さんが初めて味わうであろう惨めな敗北感、劣等感、羞恥。そして強い四三さん。高いところから下に落ちるのはつらい、元から低いところにいればちょっと落ちてもあまり堪えない…。うわぁ四三さんに対する劣等感まで抱えるのかしんどいな。絶対下に見ていただろう相手に…わたし高みでキラキラしている人がキラキラしている様を見るのはとても好きなんだけど、そういう人が引きずり降ろされるのはわりとしんどいというか悲しくなってしまうので三島さんにはキラキラでいて頂きたい派です…。便器高いよねほんとに…足付かないじゃん。負けて当たり前、勝ったら儲け、ほんとそう考えていてほしい、四三さんもね。負けたら切腹とかじゃなくね。でもここへ来てパワーバランスが完全にひっくり返るの面白いなぁすごいなぁ。四三さん強い。

 大森監督…あああとても無理そう……うっつらい。とてもつらい。安仁子の「察して下さい」が悲痛なんだけど、でもほんっとこれオリンピックで競技する以前の問題ですよね。無理だ。こんなんでまともに戦えるわけがない。からの弥彦さんご乱心だったのですね。3階なら落ちても足折る程度か…そうだな…四三さん冷静だな。そして泣かせる展開に素直に泣かせてくれないクドカン節ありがとう。大きな誤解が生じたような気がするオーケーね!! 泣き笑いだよまったくもう。

 弥彦さん復活! 良かった! 痛快男子おかえりー!! タイムはなかなか難しいようだけど…四三さんの気遣いがちょっと胸に痛いです。あっ安仁子のパンツスタイル可愛い!! めっちゃ可愛い~。あと花の写真と四三さんの笑顔の写真も可愛い…安仁子可愛い…。ストックホルム編の貴重な花よ安仁子。大森監督もちょっと元気になったし弥彦さんのタイムも上がって本当に良かった! 冷水浴もできて良かったね…えっバッテンがスウェーデン語で水なのびっくり。ヴァッテン。そしてまた肌色…全裸はやめなさい全裸は。

 ダニエルと四三さんのシーン素敵なのにうんこ踏んでる…この辺がクドカン采配だなぁって思います。美しいシーンなのに!! もう!! 好きだけど!!

 短歌も詠むのね、素敵だなぁ。そしてまたコースを間違える。いっつおっけーばい!じゃないよこれ…17マイル恐ろしいよ…ねぇ不穏極まりない…わかってる…。

 夏至祭なんて素敵だなぁ楽しそうだなぁと思いますがまぁ夜通しこれじゃ眠れないしいつ寝てるんですかねスウェーデンの人は。ああでも帽子可愛い。無理矢理歌わされる四三さんと弥彦さん、わたしてっきり自転車節かと思ったのに国歌斉唱でしたね。君が代って音域広くて難しいですよねー。ダニエル可愛い。そして祭りの人混みの向こうから待ちかねていた人の姿が!! 治五郎先生~良かった~来てくれて良かった~この2週間のあれこれを何も知らない治五郎先生の天真爛漫に見える笑顔が、今となっては少し恨めしい気持ちになってしまう。先生のいない間にいろいろありましたよ本当に。入場行進の話をしている治五郎先生たちを見ている四三さんと弥彦さんの顔がね、もう一足先に世界と、世界の中の日本の位置を知ってしまった顔をしているよね。すごい、治五郎先生が世間知らずの脳天気に見える。ストックホルムで彼らの価値観がひっくり返されて大変だったけど、見ているこっちの価値観というか見え方もこの45分でひっくり返されていたんだ…こういうところがクドカンすごいなって思うのですよ…。

 来週はいよいよオリンピックスタートでしょうか。またタイトルからして不穏な…どうなるのかな…マラソンはまだなのかな。朝太さんも何やら進展ありそうで、こちらも目が離せない。ちょっと怖いけど次回も楽しみです!

*1:そういえば大森さんの竹野内豊さんは「サイコドクター」ですよねサルナシ! 同じシーンないけど