ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「プルートゥ」@シアターコクーン(1/7夜)

 2日目観てきました。今日は2階からのお高見見物でしたが、視界良好でとても良かったです。っていうか最近の劇場視界比較対照がステージアラウンドなので、そりゃどの劇場のどこ座っても大抵はステアラより視界良好になるよね…コクーン別にそんなに良く見える印象の劇場でもなかったのにね…思わぬステアラ効果。

 初日から完成度高くて、ここからどう育っていくか、みたいな見方をするタイプの作品ではないイメージだけど、それでもきっと日々違っていくだろうし、公演期間も長いので変化も生まれるだろうし、舞台は生き物なのでね。最初からこの仕上がりで、最終的にはどうなるのか、楽しみです。

 今回は初演と比べて変わっているところをテーマ(?)に観てきたので、その辺中心にいつものを。

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NHK WORLD「NEWSROOM TOKYO」でプルートゥ

 NHKの海外向け放送NHK WORLDで、1/12の「NEWSROOM JAPAN」という番組内でプルートゥのドキュメンタリーが取り上げられるようです。これあれだよねーやじきたやったところだよねー国内で放送してないんだよねー…。


What is Human, What is Robot? - A documentary on “PLUTO”

 いいなーすごい面白そうだし充実していそう。webでは見られるようなので…見られると思うたぶん…。ケーブルTVでは見られるチャンネルもあるようです。

www3.nhk.or.jp

www3.nhk.or.jp

 うーん…観たいなぁ。

 

「プルートゥ」プレスコール関連

 1月5日のプルートゥプレスコール、web記事の追加とか動画とか。


土屋太鳳、「プルートゥ」で初舞台 緊張で「心が幽体離脱しそう」 舞台「プルートゥ PLUTO」プレスコール1


土屋太鳳、今年の抱負は「色々なものに恋を」森山未來は飲みすぎに注意? 舞台「プルートゥ PLUTO」プレスコール2


Pepper、森山未來のポーズ再現 舞台「プルートゥ PLUTO」プレスコール3


土屋太鳳の初舞台 舞台『プルートゥ』囲み取材

www.theaterguide.co.jp

www.cinematoday.jp

natalie.mu

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enterstage.jp

www.astage-ent.com

森山未來3年ぶり舞台「プルートゥ PLUTO」再演へ「突き刺さるものがある」!土屋太鳳初舞台体験に「すごいです」と感激 - News Lounge(ニュースラウンジ)

 テレビでは今日1/8のめざましアクアと、 ZIPで流れました。アクア録画逃しちゃったなぁ。ZIPは6時半頃と7時半頃に2回、同じ映像でした。ほぼ太鳳ちゃんだったけどね!

 

2018年1月6日:初日おめでとうございました

 美味しいお酒が飲める日々になりますように! なってるはず! 怪我やトラブルなく千秋楽まで走りきられることをお祈りしております。

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「プルートゥ」初日@シアターコクーン

 ついに開幕しました再演プルートゥ、初日を観てきました! 再演といってもキャストも変わっているし、けっこう変わっているんだろうなと思ってはいましたが、うん、すっごく変わっていた! 全体の筋というか場面構成は変わっていないけど、各シーンの見せ方やセット、セリフなど、3年前と全く同じままのシーンはほぼなさそうな。どの瞬間もどこかしらが少し違っていて、印象としてはセリフの追加や小道具の使い方・見せ方の変更で、より伝わりやすい、わかりやすくなっているように感じました。面白かった! 見せ方が変わることによって、受ける印象が違ったり、変わっていない部分が浮き上がってきたり…初演より、よりエモーショナルな印象を受ける、のは、こちら側のスタート地点が前回の千秋楽だから、かなぁ。初回からけっこう泣けてしまって、あれっプルートゥの初日ってこんなだったっけ?ってなった(笑)けど、こっちの感情的には初日じゃないからね…。

 新キャストの大東駿介くん、土屋太鳳ちゃん、吹越満さん、お三方ともとても良かったです! 大東くん、しゅっとしてて色白美人さんのイメージだったから、けっこうおっさんなゲジヒトどうなんだろうとか、未來さんアトムとバランス大丈夫かなとか、若干心配だったのですが、全然。まったく。何も問題なかったです。すごい大人に見えたすごい! 声がまたね、未來さんのアトムは高めに出してるし、大東くんのゲジヒトは落ち着いた低めの声で、とても良い対比になっていた…声大事だね…。もちろん見た目はだいぶ若返ったけど、アトムと並んだ時のバランスが良くて安心しました…身体大きくしたの成功だよね…。太鳳ちゃんはヘレナとウランで、またこれがどっちもぴったりハマっていて同じ人?ってくらい声も立ち居振る舞いもくっきり違っていて、ちゃんと奥さんと妹になっていました。あとウラン踊るの良いね! 踊るというか身体表現の場面がある、というか。ウランが踊ることによって、アトムが踊ることの違和感が抑えられるのと同時に、踊るアトムとウランに特別感が生まれる感じ。他のロボットとは違う、内面の豊かさの発露、みたいに見える。ヘレナはヘレナで落ち着いた大人の女性だったし、泣くことを覚えるシーンはぎゅっとなったし、大東ゲジヒトとのバランスもちょうど良かった。吹越さんのアブラーは神経質そうで原作に近いイメージでした。左手全部と右手の爪が機械化?されてるの、わかりやすくて良かったなぁ。2役目の教授も全然違うひとになってて面白かった。あの辺のシーン、初演ではゲジヒトと音声のみだったのが、下宿の女性も教授もちゃんと役者さんが出てくるようになって、より印象的な場面になっているのも改変成功ポイントだと思います。チューリップの演出も良かった! 綺麗だったし象徴的で存在感あった…。

 未來さんはもう、出てきた瞬間に少年でアトムで、三十路のぞろ目の欠片もなく流石でしたよ…何であのひとがあんな幼気な少年になるんだ…不思議過ぎる…少年という概念を体現している…。個人的に、飛び立つ前のアトムが直立でホバリングしていたのがめちゃくちゃツボでした。ホバってる!!!って感動してしまった(笑)。墓地のシーンでの彫像ポージングがカッコヨくなっていたのも面白かったな…初演座ってたよね…? マニピュレイターさんたちが、前半のアトムには白服で、後半目覚めてからは黒服になったのも良かった…憎しみを知ってしまったアトムの「心」を示しているようで。それを「汚れ」とは思わないけれど。愛情を知り悲しみを理解し、ロボットが感情を得るのなら、怒りや憎悪だって同じ感情なのだから得なくては、得るべきだと思うのね。それらを知った上で、それらとどう対峙するか、その感情をどう処理するか、が大事なところだと。アブラーのように悲しみが憎悪に変わることもあるし、アトムのように憎しみや怒りを悲哀に昇華することができるかも知れない。人に感情がある限り、憎しみは世界から消えることはないと思うけど、抱えた感情をただそのままぶつけるのではない、別の何かに昇華/消化することができれば、連鎖は止められる、んじゃないかな…と、怒りと憎しみに駆られたアトムの手を止めたゲジヒトの想いを、思うのでした。赦す、って何だろうね…どこから生まれるんだろうね…。

 初演と違う点、変わっていない点、いろいろあるけど、ちょっと今日は眠気限界なのでこの辺で。あーとりあえずアトムのジュースがやっぱりネクターで嬉しかったのと、2幕冒頭でお祈りしている人がお祈り後に上手側セットの奥から出てきてお酒飲みながら、アリにあっち向かせている間に缶からお金くすねてたのは書き留めておく…アリの缶にアブラーが3回お金入れて、アリのマイドアリー!も3段階になってたの可愛かったですハイ。 

雑誌掲載 別冊プラスアクト Vol.25 / ステージスクエア Vol.30 / ベストステージ2月号

 昨年末に発売された雑誌、まとめてちょこっと。

別冊プラスアクト Vol.25

 小林賢太郎さんと大泉洋さんのW表紙号、未來さんはp.22から6ページ掲載、前半4ページが美しい写真です。深い青のTシャツに紺のパンツというシンプルな服装にオレンジ系×黒?のストールをふんわり巻いたいつもの感じだけど、白く飛ばした背景(はどこかのドアかな?)に動きのあるポージングでとたんにアーティスティックな写真になるの、流石。横顔アップも綺麗だし相変わらずの睫毛っぷりだし良い…相当飛ばしてるけど良い…。

 インタビューは見開き2ページ、5段組でボリュームがっつり。メインはプルートゥだけどロボットやオルタとAIの話とか、テヅカを例に海外公演での意識の違いとか*1ペンローズの話なんかも。この号のテーマが「エンターテインメント」とのことで、エンターテインメントとは?なんて話も最後に。ちょっとサカナクションのパンフレットと似てる内容…と思ったけど、あっちはポップとテクノロジーだったか。ロジックだけではエンターテインメントにはならない、整合性から飛躍する要素が何か必要で、それを作り出せるのは(ロボットではなく)人間だけなんじゃないか、とか。カオスを爆発させて、時間と空間を歪ませる。作り手側の感覚、という感じの言葉だなぁ!

 エンターテインメント、感覚でしかわからないけど、やっぱり虚構をリアルに顕現させる、嘘を共有して世界を生み出す、何かそういう…非現実をリアルとして一時の間体感する、のがエンターテインメントかなぁ、と観る側のわたしはぼんやり感じます。「有機物? 無機物?」の話、おもしろい。

 で、次のページが下弦捨之介さんなんですよね。

 

ステージスクエア Vol.30

 じゃにーずさんがいっぱい…とてもいっぱい……わからない……。

 未來さんはp.111から4ページ、大東駿介さんと一緒にプルートゥ稽古場レポです。わーいこういうのも嬉しいー! 大東くんは「金閣寺」初演がとても印象に残っています。綺麗だった。「港町純情オセロ」も可愛かった! そうか、「夫婦善哉」で共演してたんだ…そうだっけ…。

 インタビューは対談形式で、…そうだよね大東くんがゲジヒトなんだよね。若いゲジヒトだ…役との逆転感が面白いね(笑)。ちゃけてる、ってどういうニュアンスなんだろう。大東くんも関西の方なんですね、それはさぞかし楽しかろう。

 プルートゥ、今観るときっとまた、初演と違う印象というか、肌触りに感じられそうですね。世界情勢も、ロボットやAIの在り方や関わり方も、ここ数年で急激に変わっているし。サウジアラビアでAIに市民権が与えられた話なんかすごく象徴的な出来事だと思う…もう5年経ったらどうなっているんだろうね。そして大東くんは大きくなっておられるのでしょうか…未來さんが3年前と比べてだーいぶ大きくなってるからなぁ、ゲジヒトがんばって!

 稽古場写真は、とりあえずアトムのズックが懐かしい~! モテキナイトTシャツも懐かしい(笑)。笑顔も真剣な表情も、原作コミックを確認するような写真も。アリの花束も写ってるね。

 あとは、「勝手にMVP」という小コーナーもありまして。未來さんはBunkamuraプロデューサーの佐貫こしのさんのお名前を。存じ上げなかったのですが、昨年亡くなられたんですね…。未來さんをBunkamuraに引っ張ってくださってありがとうございました。わたしもお芝居の未來さん(も)もっと観たいな!

 p.48には早乙女太一さんの記事も。鳥天魔王な未來さんにも触れて下さっています。すっかり月天魔王様が板についたイメージだけど、夏にはまだ(?)蘭兵衛だったんだよなぁ…不思議な感じだ…。あと個人的に瀬戸康史くんがマーキュリー・ファー及び高橋一生さんのお名前を出してくれていることに古傷を痛めました。ありがとう…。

 

ベストステージ 2月号

 こちらもええっと…じゃにーずさんかな? ステスク表紙と同じメンツのようです。ほんとわからない…。

 未來さんは最後、p.118から4ページ掲載。黒バックに蠢く身体が美しい写真です。すきーー。

 インタビューはもちろんプルートゥ、3年前のそもそもの企画実現の過程がのっけから興味深いです。前回との違いも、マニピュレーターが増えているとか、ウラン役の土屋太鳳ちゃんも踊るシーンがあるとか、具体的なことが出てきていて期待感高まる~。インバルとラルビのクリエーションのスタンスの違い、なんてお話も面白い。し、藝大でやった「見えない / 見える ことについての考察」の話も出てきたりして、テキストのボリュームはそこまでではないけど興味深い内容が語られています。今年は、今年も、大きな舞台もコンパクトな空間でのパフォーマンスも、どっちもありそうですね。そうか、大河はもう今年から撮影か。忙しい1年になりそうだな!

 2017年を振り返って、というミニコーナーも。こういうの好きなんだ(笑)。2017年は意図的に日本にいるようにしていた、そうで…そうだったのか…それでもけっこう飛び回っていたような(笑)。未來さんがイニシアチブをとる公演、確かに多かったなー楽しかったな! また今年もきっと、いろんなものを魅せてもらえるはず…ですよね。期待して待ってる。待ってるので、どうか…早めに教えて下さいね…来週末にやるよ! チケットは明日発売だよ!!パターンは…よしきた!ってできればいいけどできないと悲しいから……ね……(笑)。

 他には、上弦・下弦の月髑髏ステージレポや、下弦天魔王の鈴木拡樹さんインタビューもありました。

 以上3誌! ELLE JAPONは見られてない!

*1:やっぱり地元だとモチベーション変わったりするんですねーそりゃそうだろうな…

2018年1月5日:あっという間に

 正月休みも終わって仕事始め、も終わってプルートゥ初日前日ですってよ! こうなったらもう、次に気がついたら2月になってるんだよね知ってる…。

 雪国でこたつに潜りながら雑誌を読んできたのだけどメモが書けないまま初日になりそうで…いやまだ明日の昼がある。寒くて眠いとまったく何もできないんだよ…。

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