ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「その街のこども」

 …不思議な、ドラマでした。ぐいぐい引き込まれるのではなくて、いつの間にかじんわり、画面の中に沈み込んでいるような、身体中に浸透していくような…。危惧していたほど、ドラマとドキュメンタリの境目がわからなくなるような感じもなくて、きちんと「ドラマ」として楽しめたし。それでも、時折のぞく二人の、それ素でしょ?っていう感じもあって、それがまた微笑ましくて可愛らしくて…「佐藤江梨子」と「大村美夏」、「森山未來」と「中田勇治」が、それぞれ同時に両立していました。素の未來さんみたいなんだけど、でもちゃんと中田勇治に見えた。ほんとに…じわじわ、ひたひた、そんな1時間15分でした…一緒に夜の神戸を漂った気分。深夜に部屋を暗くしてひとりで見たい映画、みたいだ。
 何だか、すごく言葉にし難いんだけれど、とても…じんわりした。じんわりの余韻でぼんやりしています。でも、無理に言葉にしたくないんだ、このぼんやりは。
 素敵な一夜をありがとう。また、じんわり見てぼんやりします。夜に、ひとりで。
 あ、サトエリちゃんブログに、すんごく可愛らしいクッキーのお写真が。みかもゆうじもかわいい! すごーい!!
【追記】
 ドラマにすっかり見入っていて、ds, perc:森山未來 が意識にまるでなくなっていた! わー!! もっかい今度はイヤホンで見なくちゃ!!
 ラストのハグが本当に素敵でした。一晩共に戦った同志、みたいな感じで。…ほんと、よかったなぁ。