ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

今日は何だか暖かかった

メイプルストロベリー!

 昭和11年の今日、帝都は雪が降っていたそうで。
 何を求め、何を願い、何を追い、何に逆らい、何に煽られ、それが起きたのか。失敗したことにより、その後の時代はどう変わったのか、変わらなかったのか。慮ることはとうてい出来ないけれど、彼らの年齢を、その若さを思うと、何らかの胸に迫る何かは、確かにある。
 歪んでいたかも知れない、愚かだったかも知れない。でも、この国に対する危機感と情熱は、多分、偽りのないもので。だからこそ浅はかであったのかも、知れないけれど。
 少なくとも、自分を含めた今の同年代のひとたちが、そんなものを持ち合わせていないことは確かだと、日付を目にする度に僅かに腹の底がしんとなる、そんな2月26日。
 帝都に雪が降った日。