ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

WOWOW「密着!舞台『プルートゥ PLUTO』〜日本発 ⇒ 欧州ツアー〜」放送

 WOWOWで5月に「密着!舞台『プルートゥ PLUTO』~日本発⇒欧州ツアー~」なる番組が放送されるようです。わー密着! 日本からヨーロッパツアーまで密着ですね!! 嬉しい!!

WOWOWオンライン

 

 初回放送は5月2日21:15~、そのあと6回くらい5月中にリピート放送があるみたい。録画録画! 楽しみ楽しみ!!

 そして見逃せないのが、公式サイトページにある

手塚治虫 生誕90周年記念公演 舞台『プルートゥ PLUTO』の放送にあわせ、日本発の世界ツアー公演への挑戦に密着し、舞台の魅力に迫る! 

  この記述…舞台『プルートゥ PLUTO』の放送に<あわせ>ですって。つまりこの5月初旬の辺りで舞台プルートゥ本編の放送予定があるってことですよね?? 日本語合ってますよね?? 文脈読めてますよね?? わーいあるって信じてたけどどうやら本当にありそうで良かったー!! 舞台本編の放送予定はまだ出ていなさそうだけど、楽しみに続報を待ちます!

レアンドロ・エルリッヒ展「見ることのリアル」@森美術館(3/17)

 ちょっと前になっちゃったけど、六本木ヒルズ森美術館で開催中のレアンドロ・エルリッヒ展に行ってきましたよ。レアンドロ・エルリッヒは女木島で「不在の存在」という作品を観まして、仕組みというか仕掛けというかは単純なんだけど、単純な仕掛けを「普通そこまでやらないよね?」という規模でやるとうっかりびっくりする、みたいな作風が面白いなぁと思う作家さんです。金沢21世紀美術館スイミング・プールが有名ですね。トリックアートみたいなノリで、体験型というか参加型で楽しめるアートもあるので、お子さんもたくさんいました。会期が4月半ばまでなのでだいぶ混んでたな…もっとさっさと行けばよかった…。春休みだしね…。

 暗闇の水面に浮かぶ舟(に見えるけど)、とか、雲が国の形に浮かんでる!(ようにしか見えないのに)、とか、良く見れば仕組みがわかったり、展示の後に読める解説がネタばらしになっていたり、だよねー!とか、あっそういうことだったの!!っていうびっくりも面白い。し、知ってから改めて見るとなるほどなぁ良くできてるなぁってなるのも楽しい。あと、作られる情景が単純に好み! 好みです!! エルリッヒさん好きです!!

www.mori.art.museum

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作家名/作品名:レアンドロ・エルリッヒ《反射する港》
この写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています

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作家名/作品名:レアンドロ・エルリッヒ《雲》
この写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています


 「試着室」という作品は昔遊園地の片隅にあったミラーハウスを思い出すし、ほんと仕掛けはそれだけなんだけど勝手に目が体が勘違いし始めて、なんてチョロいんだわたしの目と脳…。とても楽しいです。もちろん社会風刺も効いていて、ちゃんと作品ごとにメッセージ性もあるんだけど、つい楽しくて…アトラクション的に楽しんでしまう…。「部屋(監視)」というタイトルの映像作品インスタレーションがとても、何というか、わかる…けど嫌いじゃないこういうの…ってなってしまった(笑)。「教室」も最初、えっどういうこと??って一瞬わからなかったんだけど、やっぱり面白いんだ…なるほどなぁってなる。し、そういうイメージなんだ(笑)ともなった。「失われた庭」も、作品自体の情景がすでに美しいんだけど、さらに仕掛けが不思議で…なんで!?ってなりながらうろうろしてしまうし、「美容院」も、だからわかればほんと単純なことなんだけど!! でもそれをここまでやるのがすごいよ!!

 ほとんどの作品が写真撮影可なので、まぁ所謂映えってやつですね。映えまくりですね。みんな大好き「建物」は大混雑でした(笑)。建物の外壁にぶら下がるやつね。あれねーやってみると難しくて、あんまりうまくそれっぽくできなかった…やってる人を見ていると、あのひと上手!とか、ああすればいいのかーとか思うんだけどね、なかなかできないこの、被写体慣れしていない非フォトジェニック民(笑)。いや、どうしたらどう見えるのかが全くわかっていないんだな…見られ方とか基本考えたことないからな。

 11時くらいに現地に着いて、前売りチケットをチケットカウンターで引き換える*1まで15分程並んで、入場は特に待ち時間もなくスムーズでした。コインリターン式のロッカーがあるので荷物や上着は入れて身軽にいくのがおすすめです。入ってから出てくるまで2時間弱くらいだったかな。ミュージアムショップでは図録やグッズがあります。試着室のクリアファイル買っちゃった(笑)。

 同じチケットで、展望ルームも入れるのでぐるっと見てきたのも面白かった! あの辺何??とかそんなところにそんなものがあったのかー!とかいろいろ云いながら東京の景色を眺めるのも悪くないです。天気が良かったので良い景色だったー。

 そして美術館の後は同じフロアのラウンジでアフタヌーンティーを楽しんできたのだけど、ここは…もう行かないかな…白湯みたいなアールグレイ出されたの忘れないから……(笑)。もっとお手頃価格で美味しくてボリュームあって満足度高いところはいくらでもある…。

*1:これ面倒くさいシステムだよなー何のための前売りなのか謎…

劇団☆新感線 髑髏城の七人Season極「修羅天魔」@IHIステージアラウンド東京(3/21昼)

 突然雪の日になってしまった春分の日、久しぶりに登城してきました。すっかり行き慣れた感、だけどやっぱり遠いよステアラ…着いた頃には雨になっていて、ただの寒い雨の日でした。交通に大きな影響が出なくて良かったってことで!

 花鳥風月を経て極まで辿り着いた髑髏イヤー、ついに〆に入った感ですが、〆っていうか別物で! 久しぶりに新感線の新作を観た感じ…知ってるようで知らないお話、の不思議な感覚も楽しかった。きっとこうなるんでしょ…って大筋は外れないけど、えっどうなるの??っていう疑問は最後まで引っ張られて、すごく新鮮なドキドキを味わいました。そうだよね、この1年ここ回る劇場で観たものはすべて、基本ストーリーは全部わかっているものたち、だったもんね(笑)。

 ネタバレなしでふんわりと感想を述べると、まず…終演まで配役表は見ない方がいいです。ネタバレされます。せっかくだから終わってからにしよう。

 で、天海さんかっこいい!! これに尽きるね!! ラスト痺れたね涙出ちゃったね…渡り遊女とのことですがえっ遊女…??ってちょっと首をひねるのだけど*1、まぁかっこいい。沙霧*2とのコンビ感もとてもしっくりで良かった~好き~。古田さんは極悪非道な天魔王…かと思いきや、だけじゃない感じで…なるほどなぁ。面白い趣向でした。けっこうね、そんなはずは…って思いつつももしかしたら…ってなっちゃうよね(笑)。

 個人的には三宅さんのカンテツが、また会えたというか生カンテツは初めてなんだけどお帰りなさい感というか(笑)、可愛いに尽きますね!! 好き!! 清水くるみちゃんの沙霧はとても良い沙霧でした…あの決め台詞で泣けるのはやっぱり沙霧なんだよ…しかもとても良い決め台詞っぷりだった!! ありがとう!! 久しぶりにあそこで泣いた!!*3

 兵庫の旦那は福士誠治さんで、これまたイイ男の兵庫でした。かっこよかった~カッコイイ兵庫だった~! 福士さんは何となくずっと好き(笑)なので嬉しい。あととても信頼感がある…勝手に信頼してる…。夢三郎との関係性もすごく良かった!! 良かったからこそ!! いやだからなお良いんだけど!!! くるしい!! 梶原善さんが兄さだったんだけど、善さん観ると自動的に「狸穴さん!!」ってなってしまう鳥脳なので…そんな姿に身をやつして…って混乱していた。狸穴さんがいるのに狸穴さんもいるぞ??ってなってしまった(笑)。上弦の最初の頃に「蘭…天?? 蘭?? …天!」みたいになったのを思い出した。切り替えがへたくそですね。そして本物(?)の狸穴さんの山本亨さん、ずいぶん役回りというかポジションが変わった今回の狸穴さんだったけど、ちょっと小物感が残るのがまた良い味になっていました。まさかあんなシーンが観られるとは思っていなかった……びっくりした……。

 そして夢三郎さん、竜星涼くん。キョウリュウレッドでサンバのリズムでステップ踏んで変身していたイメージしかなかったのですが、その頃からスタイル良くてお顔綺麗とは思っていましたが、まぁその…綺麗で。スタイルが良くて。大変色っぽい若衆太夫でしたよ…嫋やかなんだけど男っぽさもちゃんと残っててそのバランスが良い塩梅というか。大好き。そして顔見世のお歌の雰囲気と、夢三郎さんの下がり眉メイクでヘドウィグを思い出してしまって勝手に胸を痛めていた。でも曲調としてはティアミーじゃなくて悪魔を憐れむ歌の方だったよねストーンズじゃなくてガンズの…。ふっふー。あとネタバレに近づくのでアレなんだけど夢三郎さん観た瞬間に→ネタバレ*4って思いましたよね。思いますよね。まぁ他にいないしな…。うっほんとあとは何も云えない(笑)。1幕の妖艶でいなせな感じも大好きなんだけど、2幕も…とても良かったです…下がり眉がなくなってしまうけど…。あとえっと髑髏党が至上最高に楽しそうだったな! とても楽しそうな髑髏党でわりと明日が見える感じだった(笑)。この人たちをあの古田天魔王さまは好きにさせておいてくれてるのか…懐広いな…。

 物語的には、髑髏城なんだけど、出てくる要素はそうなんだけど、調理方法が違うというか…食材が同じでも別の料理って感じで、違う楽しみ方ができたというか。面白かったです。これまで初演・97・アカ・アオ・ワカ・花鳥風月、と9編やってきて*5、観る側にも「ドクロといったらアレだよね!」的に染み込んだお約束とか既成概念とかを、その辺知り尽くした中島かずきせんせーといのうえさんが「だったら!」って細かくひっくり返していった、みたいな。久々に、えっ7人目誰?ってなる感覚を思い出しました(笑)。「影武者」とか「一人二役」とか「織田信長」とか、髑髏シリーズに欠かせない、もしくはあるあるなファクターを、さらにもうひとひねりされて、髑髏シリーズ既知なひとは「そう来たか!」ってなるし、今回が初見だとまたきっと違う感想になるんだろうなぁ。初見で修羅天魔を見てみたかった気もする! どう見えるんだろう~。捨之介も蘭兵衛もいなくて、ちょくちょく「あれっ人数足りてる? 人手少なくない?」って感じになったり、「そのセリフあなたが云うの!!」とか「あっ自分で云っちゃった(笑)」ってなったりするところはあれど、それはどうしても髑髏城の七人ベースで観ているからだよなー。ほんとこれまでの髑髏の記憶をいったん消して観てみたい。途中で、あれこれ人数足りないよなーでもそっか修羅天魔だから髑髏城の七人じゃないから別に少なくてもいいのか…いやいやいやこれも髑髏城の七人だぞ??って混乱した(笑)。ラストも、そうなるのか…そうだよな極楽だもんな、というラストで。そっか…なるほど…大丈夫かな…(笑)。

 演出というかセットというか、は、これまでのシーズンに比べて間口を広く使っている感じがした…けど気のせいかな。センターブロック上手端っこの真ん中列くらいから観たけど、見切れはほぼありませんでした。珍しくとても良い視界だった、ステアラなのに!! 珍しい!! セットチェンジや場面転換がまた新しい手法(?)を使っていたり、衣装早替え的なところもあったり(あっ今だな、ってわかるけど)、いのうえさんまだまだステアラで遊ぶ気まんまんですね。そうだよねメタマク(びっくりした!!)もこの後控えているのだものね。ほんと新感線専用劇場になってるけどずっとそうなんだろうか…。

 面白かったのはオープニングの映像で、わたしは昔の007シリーズを思い出しました(笑)。ショーン・コネリーとかの時代のやつね! 何となくね!! 懐かしい匂いがした…。

 もう一回行く予定なので、もう少し感想らしいことを云えるように観てきたいです。心意気だけは。

 あとはちょこっとネタバレを。

 

*1:いやイメージ的にね

*2:ウェルカンバック沙霧!!

*3:月では結局泣くことはなかったんだ…霧丸は霧丸で良かったんだけど!

*4:あっこのひとアレをアレする担当の人だ

*5:すごいな……

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奥秀太郎監督作品「NIGORIE 短編版」

 昨晩突然タイムラインに現れ騒然となった(笑)、映画「NIGORIE」のイタリア・第8回カフォスカリ国際短編映画祭での世界初上映のニュースですが、一晩明けたところで相変わらず何もわかりません…何なの…いつの間になの…いつ観られるの…っていうか観られるの…?

www.miraimoriyama.com

cafoscarishort.unive.it

 とりあえずとても観たいということだけは確か…。映画祭公式サイトの紹介ページに、この映画のラストシーンは今回のカフォスカリ映画祭が始まる直前に撮影された、みたいな記述があるけど、えっ撮影してたんですかね?? どこで?? どっかで??

 映画祭の紹介記事を見つけたのですが、最後の方で「NIGORIE」にも少し触れられています。

www.veneziatoday.it

面白いのは、利用可能なすべての技術を使って映画と劇場を巧みに融合させ、東京とヴェネツィアの間の映画「Nigorie」の世界初演を発表する日本のディレクター、奥秀太郎氏です。

  うん、自動翻訳だしあんまりよくわからないけど注目されていることはわかった!

2018年3月23日:気温差激しい

 あったかくなった!と思ったら雪が降ったり、着るものが毎日難しいこの頃です。でも春だねぇ~訳もなくちょっと嬉しくなるねぇ~お花見行きたいねぇ~。

 本日のエントリーはこちら。

 

futurist.hatenadiary.com

  あと昨日のも。

 

futurist.hatenadiary.com

 

Dance SQUARE vol.24 掲載情報

 3月27日発売のダンススクエア24号に、談ス組のインタビューが掲載されるようです。

ダンススクエア vol.24 [COVER:Snow Man] (HINODE MOOK 511)

ダンススクエア vol.24 [COVER:Snow Man] (HINODE MOOK 511)

 

  北欧合宿中?らしい談ス組、どんなことになっているのでしょうか。「忘れろ/ボレロ」海外バージョンの公演も今週末にあるようだし、忙しそうだなぁ。看板になりがちな未來さんはどこにいるのだろうか…一緒じゃないんだろうか看板だし…。

 何だかんだでもうすぐ横浜なんですよね。桜も満開間近だし、あっという間に過ぎるなぁ。いきなり雪降ったりもするけどさ。

「談ス/NUDE」関連

 4月5日開催の横浜美術館での「談ス/NUDE」、当日に関してのお知らせが公式サイトにアップされています。

artexhibition.jp

 公演前にヌード展を鑑賞する時間が取れる、ってことなのかな。「談ス/NUDE」チケットでのヌード展観覧は当日のみ有効だったと思うので、その辺の配慮なのかな?? 公演自体はスタンディング鑑賞だし公演中も自由に鑑賞できる(??)ようなので、…直島とまではいかないけどわりとそういう…フレキシブルな感じの公演になるのかな…わからないな…。

 あと、ソウルのヌード展を訪れた談ス組のレポートがmadameFIGAROに掲載されています。楽しそう(笑)。

madamefigaro.jp

 また飛行機寝過ごしたんですか…えっ普通に寝坊したのかそれとも空港で寝たのかどっちなの(笑)。