ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

談ス・シリーズ第3弾「 凸 し 凹 る 」@埼玉会館大ホール(5/21)

 埼玉公演行ってきました。町田から中1日の新潟公演を挟んだだけなのに、またがらりと…ぐにゃりと…変容していて! 今日は何だかとっても饒舌な、オモシロ側に振り気味*1な談スでした。いやぁ面白かった、しん…となるところ以外はほぼ笑ってたような。その代り、しん…となるところのお腹の底が冷たくなるような、緊張感とある種の不安感や不穏さみたいなもの、は余計にひんやり感じられて、その落差も物凄かったです。この緩急も談スだなぁって…好き…。

 子供の笑い声がキャハハと響いたりする、大ホールだけどアットホームでこぢんまり感(笑)もあった埼玉談スでした。みんないっぱいしゃべってた! 終演後ロビーではやっぱり大植さんサイン会が開催されて、お疲れのところ申し訳ないと思いつつ嬉しいものです…。すごいどうでもいいけど大植さん近くで見るとお顔小さいな…って思いました。いや遠くで観てもバランス美しいんだけどね。
 まだまだ全国各地を飛び回る「凸し凹る」、どうか怪我のないよう、旅の安全をお祈りしております。わたしは大手町待機で…関東に戻ってくるのをお待ちしております(笑)。
 あとはメモを。

 

 

  • 平原さん影ナレアナグラムだった。「お断りしています」が「おとこわりしています」になって男性30%オフ!とか、「妨げ」が「げたさま」になったり、「消灯致します」が「たいしょうとしまうす」で鯛ショートしマウス、ピチピチ! ビリビリ! し、ネズミ!?とか(笑)。「お席におつき下さい」が「大きさ、佃煮、遺跡」とか。
  • あと久しぶりに108つのお願いだった。ご当地ネタはあんまりなかったと思う…浦和の地名は出てきたかな。
  • 間もなく開演です、って云われた直後くらいに未來さん登場なので本当に間がない。
  • 下手からふらりと現れて背中を向ける。肩とか首とかかゆそうな未來さん。動きが大きいのと、声がいっぱい出てる。あー、とかんー、とかいろいろ。側転? ロンダート?みたいなことをしたりジャンプしたりとにかく動きが大きかった。あと初日に比べて長くなっている気がする。
  • ばたりと倒れたところに下手からスキップで出てくる大植さん。シャツをインする仕草が美しい。
  • 今日もエアバレエが素敵です。いっぱい回ってた。エアじゃなくても素敵だけどね!
  • 平原さんの「NO!!」が影で響く(笑)。上手からテーブルを高く掲げて現れる平原さん。
  • ピルエットの最中に、床置きマイクを蹴飛ばす大植さん(笑)。やっちゃった…なお顔もチャーミングでした。そしてそれはイエスらしい平原さん(笑)。
  • エアピルエットで「しゅしゅしゅしゅしゅ…って10回回ってぴたっ!」とか口で云っちゃう大植さん(笑)。
  • 未來さん動き出してた。背中とか越とかかゆそうなやつ。
  • 手はイエスで膝はノーとか、体はイエスで顔はノーとか。イエスとノーの線引きは何なのか、どこでイエスとノーが分かれるのか、その境界線は??
  • 片手をアレに突っ込んで倒れていた未來さんが、んにゃあああああ、と粘らせる。イエスとノーとんにゃー。
  • 大きなカブからテコの原理で両手べちょ、の流れたまらんです。客席から「あー…」ってやっちゃった的声が上がるのも含めて(笑)。
  • 両手からアレを垂らしながら立つ未來さんと、アレなしの平原さん、の陰影を強く浮かび上がらせる照明が美しい。
  • アレをまとめながらテーブルに移動する未來さん、アレないけどまとめながら移動する平原さん(笑)。3人でテーブルにばん!とアレを叩きつけ、その勢いで大植さんの胸と背中をふたりで挟むようにをばん!と叩いてコンタクト始まる。
  • 頭倒立で足を平原さんに抱えられて平原さんが大植さんに後ろに引っ張られるフォーメーション(伝わらぬ)、引っ張って無理無理無理!ってなって戻してまた引っ張って、っていうのがなくて未來さんが先に横にころんと抜けた。あれ?
  • 粘土コーナーはハチ公(ぐにゃんとなる)→埼京線(大植さんが重たげにゆっくり動いて「あっ止まっちゃった…」って)→小学校の校庭の白と黒の上にあるやつ(球体)(未來さん「伝わってない!」)(何だろう…??)→モアイ像(平原さんが口開けて真似する)→茄子の煮浸し でした。濡れた雑巾じゃなくなった!
  • 茄子の煮浸しこねながら平原さんが「この空気を何とかするすごいのを作るぞー!」とか云っていた(笑)。モアイ像でオモシロい空気になってたからかしら(笑)。
  • 大植さんの頭を伸ばして茄子をはやす未來さん。膝もこねて伸ばして茄子のヘタが…とか云ってた。今日すごい何かしながらずっとしゃべってる(笑)。
  • おっぱいも大きくする。
  • のをパン!と割る平原さん。やっぱりエコーがプリン…トゥルン…ってへんてこなの。
  • 大植さんを支える未來さん、を激写しまくる平原さん。未來さんが「やめてください」「接写やめてください」「望遠やめてください」「連写やめてください」「隠し撮りやめてください」っていちいち云ってた(笑)。よくしゃべるー!
  • からのボールボーイとシャラポワサーブ。ネッ!!がすごく遅かったり早かったり、サーブの背後で拾ったり。未來さん「そこ!?(笑)」とか云ってた。
  • ボールがでかくなって両手で持ち上げてたり。
  • 平原さんはネットに絡まる。未來さんはサーブ打たず声出しだけになった。
  • おじいちゃん大植さんをごしごしする未來さん。よーしよし、はーいパンツあるからだいじょうぶですよー、とかいろいろ云ってた。
  • 未來さんは不在の大植さんをごしごしし続け、平原さんはカモーン!とかディストラクション!とか叫び、大植さんは不思議な形で平原さんにそっ…とくっつく。と「びんごおおお!!」とか「まんごおおお!!」とか云ってた(笑)。マンゴーって。
  • テーブルでアレをこねる未來さんに絡む平原さん、からコンタクト。メカニカルなカシャンカシャンカシャン!ってやつ好きだなー!
  • 何か今日はこれまでに見た2回に比べて、擬音が多いです。どーん!とかごーん!とかがしゃーん!とかぶわっ…とかいろいろ云いながら動いてる。面白い。
  • 大植さんのお尻が迫ってくるやつで平原さんが「なんかやだなー」とかぼやいたら未來さん「なんかやなの俺だよ!!」って(笑)。
  • 大植さんの頭に未來さんがお腹の中心で乗っかってT字になって回るやつ、で「あかんあかんぼーこー!! ぼーこーがだいぶ!!」って(笑)。膀胱があかんかったようです(笑)。
  • 大植さんと平原さんにスカされるところで「取らんのかーい!(笑)」とか云ってたり。
  • ぱ! ぱ!って両手広げてキメポーズする平原さんと大植さん、に続いてぱぁ~!とキメる未來さん。
  • 床のアレを畳む! 集める! 折りたたんで転がす!!未來さん、大植さんは平原さんを畳んで集めて転がす。
  • 何だっけ、手の上で転がす~とか云って未來さんがアレを手の上でゆらゆらさせたら、大植さんが平原さんの腰を持ち上げてゆらゆらさせて、平原さんが「これは気持ちいいのでおすすめします」とか云ってた(笑)。
  • 踏みつける! 殴り下ろす!!とアレに無体を働く未來さん、大植さんはそれをなぞって平原さんを踏んだり(笑)。
  • 伸びるーおとしめられる!でジャケットを剥がれる平原さん。あと何だっけ、出る杭は打たれる!とかも云ってた。でもめげずに伸びる。で、ぶちん。
  • 立ち尽くす未來さんの両手からアレがとろーり、と流れ落ちていく。
  • 平原さんのソロは動きはいつも大体同じというか固定なのに云うことが全然違って、云うことに動きがぴったり合っていて(逆なんだけど)、感心してしまう。今日は講義調に、このような場合はですねぇ、まずここ、ここを外す。(て云いながら右足の親指を動かす)ここ外れてますねーそうしたら今度はここ、とだんだん固着した身体を動かしていくみたいな感じ。だけど動きそのものは前回と同じで、凄いなぁ。
  • だんだん自由になっていく平原さんの身体。未來さんは両手からアレを垂らしながら立ち尽くしている。
  • 自由と調和して、大地! 空! そして!! 俺!!!
  • ギリシャ神話! ローマ神話!! そして!! 俺!!!」「Me」と小さく呟く未來さん。
  • から筋肉-muscle、真ん中にある前髪-front hair in the middle? in the center、とか。長男、ひとりっこ「alone」「アローンって云うな…!」って泣いちゃう平原さん。
  • 肺「yes」はなかったな。膀胱-暴行-boko-boko、はあった。
  • へそ毛と(未來さん「と!?」)下の毛、にまたかっこいい発音のギャランドゥを聞かせてくれる未來さん(笑)。ギャランドゥ and hair around here。
  • 成長と老化、growing and agingになった! 老化をphenomenon of get oldとか何か云ってたよね。
  • 大植さんはとろけるでもなく微妙な体勢でキープされていた。
  • 滝のように流れ落ちるアレの横に座り込む未來さん、舞台奥で大植さんが動き出す。「自由時間ですよー」とか云いながら軽快に動き出す…けど何だかぐぎぐぎしてる。そうじゃないとか、違うとか呟きながら、なかなか納得いかない様子。
  • 何かを追い求めるけど手が届かないもどかしさ、みたいなものを感じてしまった。自由なのに不自由。自由なはずなのに不自由。
  • 何なんでしょうかねこれは、って始まる未來さんのターン。建物の5m以内ではダメ、とかこの建物の前ではやめてね、がなくなった。国際社会だから、かー。ねー。
  • 平原さんが積もったアレをすくい上げながら、そーなんすよねー、と雑に介入してくる。あの雑さがまたたまらないんだ(笑)。
  • からのよいしょ、大将、どこの!?、財務省、首相、財務省の!?、大小、中小、企業、中小企業!?、住所、どこですか住所!? 教えて下さいよ住所!?とか。いろいろ合いの手が増える未來さん。
  • 大植さんはスポットライトをゆっくりとセンターへ運びながらなんか低く高笑い?していた。
  • よいしょ!とアレを持ち上げて3人で、龍踊みたいにぐねーんと躍らせて、からの床へびたん!!と落とす。
  • よいしょ、の音声が流れて、最初は小さく、だんだん大きく踊り出す3人。盆踊りみたいな。3人の生声のよいしょは小さめで、流れる音声の方がメインっぽかった。あとここの照明がかっこいい、影が綺麗。
  • よいしょじゃなくて違ういろんなこと云ってた(笑)。えぶりしんがなびーおーらい的なこととか。ええじゃないかとか。
  • 音声消えて未來さんと大植さんがよいしょ、よいしょ、って踊っていて、平原さんは謡曲みたいな何かを謡いながらすり足っぽく動いていたり。
  • コンタクトになってもええじゃないか続行(笑)。冒頭にあった形に戻って「がんじがらめでぎゅ!っと」とか云ってる未來さん。あと平原さんが「これなんか覚えてるなーデジャブ…」とか云うと「繰り返してもええじゃないか」とか「でじゃぶでもええじゃないか」とか。
  • ええじゃないか回だった。
  • 繰り返しでは頭倒立で行ったり来たりしてた。「だめなやつなんだって!!」とか云ってた。
  • 未來さんが英語でカウントダウンするところが好きです。5,4,3,2,1って。
  • 大植さんの頭に向かって拳を固める未來さん、を平原さんが「グーはだめ!」って止めるけど、その後平原さんが大植さんの頭ホールドしてグーで殴る振りしながら「グー! ガン!!」って云ってた(笑)。
  • 平原さんと大植さんがテーブルを背に座って真ん中ひとり分空いてるところに未來さんがハマる、ところで「足並み揃えてええじゃないか」とか。
  • ええじゃないか回でもぶん回される未來さんは良いです。
  • でこでこする平原さんと未來さん、入れない大植さんも好きだ。
  • 上手奥で3段に重なって「テクノロジー!!」何だろう(笑)。
  • ハイテクノロジーとか云いながら崩れたりしていた。
  • 真横に抱え上げた未來さんを平原さんが大植さんに投げ渡してまた戻すところで「押し付け合ったってええじゃないか」。
  • 平原さんが大植さんを抱え上げて回るの、すごい回転が速かった(笑)。未來さんが止めるまですごい回ってた。
  • 回転する平原さんと大植さんを止めて、大植さんを平原さんから受け取って(?)、上からアレが垂れてくる、とラストのコンタクトが始まるんだけど、アレが落ちてくるまで時間があって、大植さんが上を見上げていた。あっいいんだ、と思った。
  • ホールドを解いて、床に積もっていくアレを見下ろす未來さんと大植さん。大植さんが手を挙げて、手のひらの上にアレを受け止めてコンタクトスタート。
  • 手で受け止めたアレを絡めるように、塗り込めるように動き出す。オモシロからの落差が凄い。し、空気の色が一気に変わる感じが気持ち良い、のか悪いのかわからない。どっちでもいいけど好き。
  • 仰け反る未來さんの美しいことといったら。
  • エアリアルみたいなリフトとか。
  • あんまり、コンテンポラリーとか、コンタクトとかを観て、具体的な物語性とかメッセージ性とかを見出すような見方をするタイプではないのですが、何となく今日は寂寥感とか、絶望感とかを感じてしまった。溶けて混ざり合いたいのに絶望的に分離しているような、混ざろうとしても分離してしまうことに絶望するような。溶け合えない絶望と寂寥。
  • っていうのは、仰向けに倒れ込む未來さんの脇に大植さんが座り込んでいた最後の光景がそういうイメージだったからだろうか。
  • 仰向けに倒れ込んだ未來さんの微かに上下する胸の上にアレが降り積もっていった。
  • 暗転からの明転で平原さんトーク。で、何故か古畑任三郎になる平原さん(笑)。もう!! どうして!! そうなるの!!!
  • 引退とカムバックの話とか、でも生活と演技や戦いがイコールになっていたら引退にはならないとか、「引退」の線引きはどこにあるのか的な。
  • 平原さんがテーブルで話している最中に未來さんが立ち上がり、体に積もったアレを剥がしたり。
  • 平原さんと入れ替わるように未來さんがテーブルに付き、平原さんは床のアレをこねる。だんだんアレに練り込まれていく平原さん。
  • 未來さんの顔、左の頬骨のあたりにアレがへばり付いていてそれが何か…良かった…(笑)。
  • 平原さんに代わってテーブルについた未來さんが、「はい、というわけで、談ス・シリーズ第3弾、「f:id:xxkyrixx:20180406154643p:plain」(口は動くけど発音はされない)」と〆て暗転、終演。でした*2
  • カテコは4回だったかな? 3回目で忖度撮影OKが大植さんから、テーブルを倒して設置する未來さんが、服から剥がしたアレの塊を適当な感じにテーブルの脇に置いていました。撮っていいんだ!(笑)
  • 4回目は大植さんだけ戻ってきて*3、「みんなもう帰っちゃったから!」って(笑)。早いな!! お疲れ様でしたありがとうございました!!

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 何だか笑いの成分が多めに振りかけられていたような埼玉談スでした…ほんとオモシロかった楽しかった…でも終わりの印象はほんのりビターだった…。今日は何て読もうかな、はねししずす、で。跳ねし沈す。何となく。あと送り仮名という概念は捨てる。ちょうしちんす、でもいいか。

*1:いつもオモシロいけどさらにね

*2:後ろの人が「えっこれで終わり?!」って云ってたの聞こえてしまったよ終わりだよ

*3:袖幕ないからくるっと戻ってくるのが見える