「髑髏城の七人 Season鳥」8/26昼@IHIステージアラウンド東京・改
改めまして。土曜マチネでした。けっこう後方の、下手サブセンターだったのですが、偶然? 面白いものも目撃できたので良かったです。なるほどなぁ。
ジューダス聴きながら重めの溜息ついてしまう感じです。ほんと…終わっていくんだ…。
- 妙声さんは「いやん」「ずきゅん」。で、おにぎり花火玉は「きゃー! ぼむぶ! きゃー! ぼむぶ!!」定着した感じ。
- 源右衛門さんの騒動中にいろいろがんばってる青い羽織の男衆ふたりが可愛くてねぇ。いろいろしてて見てるの楽しい。
- ご飯圧がとても高い捨之介と沙霧が可愛いんだけど、捨之介とおゆうぶつかってなかった?(笑)
- おるつにコブラツイストかけられた兵庫、柱にしがみついて「こわーい…つよーい…」
- よっぱらんべえさんはちょっとガラワル気味。「ったぁーく!」が強い。オラオラんべぇ寄り。
- ドゥーシ様は今日もかっこよくお元気そうです。
- ぶぅあーっと!!って捨之介にいろいろ浴びせてる。完全に浴びせてる。うええって顔を拭う捨之介。大丈夫お肌白くなるよ…もともと白いけど…。
- おてておててはマントを生駒がどかしてくれて、頭もしもしして戻ってさすさすしてもらってから繋いで起き上がってぷらんぷらん。
- 天の加護で剣を折られた蘭兵衛さんのイテテが好き。
- ファサ…ってして「森…蘭丸…」の最後にちょっと額を寄せるみたいにするの良いなぁ。
- すぉれつぅおーもー、しぬーかあ゛ー。かーの伸ばしでめっちゃ低くなる。
- またバブルリングみたいな煙で退場されていった天魔王さま。1幕おつかれさまでした!!
- 妙声さん「敵を欺くにはまず味方から!」「きゅん」
- 角丸さんのやわらかくて弾力性のある脂身の威力!の時の鉄機兵が可愛い。一緒にやってて和む。渡京意外に溶け込んでるのにねぇ。
- 少吉さんが来るとパタパタし始める蘭兵衛さん。
- おりえさんとかがんで話す。あの人おしり触ったのって女子衆に云われてやっていいよってけしかける蘭兵衛さん。
- 少吉さん今日もチャレンジャー(笑)。太夫のおしりもめっちゃ触る。蘭兵衛さん*1は無事でした。
- 兵庫の手の甲をちゅっちゅする少吉さん。「きたない! ちゅっちゅすんな!!」「おっとうの味だ~! 父の味だ~!!」ひどいな…。
- 蘭兵衛さんがおしりがいたい間がんばって笑いをこらえていた。がんばれ。
- 見ず知らずの若者に水を!って少吉が担がれていくまでずっとパタパタしてた。そんなに臭いのか…。
- 「くんろ…くんろ…? くんろーる? くんろーるで息継ぎができるようになりました…」「いつ?」「さ、最近…息継ぎできるようになったので今度泳ぎに行きませんか…?」「それ今報告することなの?」「う、うるせー!!」
- 「ったーく、あのタヌキおやじ!!」やっぱりガラ悪め、声低めの蘭兵衛さん。
- 手拭咥えて痛そうなお顔する蘭兵衛さん…ほんとあの、絵のようってこういうのをね…云うよね…。
- 本日の贋鉄斎コーナー。最初の刺激時に力いっぱい試し打ちして「すごい…いけるかな…」って云う捨之介。
- 2回目の蘇生からもう笑い出しちゃってる捨之介(笑)。どうした。
- 3回目、叩かれてる最中から「痛い!」って云ってる贋鉄斎。やっぱり笑っちゃってる捨之介。
- 「つよくない!? 笑いながらやってない!?」うん笑ってた。
- 「叩かなくていいんだよ笑いながら!!」
- 寸止め、起き上がるのが速い贋鉄斎。けっこう手前で止まる捨之介。最近誤打(?)多かったからね…。
- 「早いだろ俺! 一生懸命生き返ってるからね!! あちこち痛いからね!!」うっ贋鉄斎がんばって…満身創痍よね…。
- 逆回転蘇生「今起こすから! 起きて! ごめん贋鉄斎! しんじゃだめだ! まだ話したいことがあったのに! どっちが好きか聞きたいことあったのにー!!」なんか左足の膝の辺りを痛そうにする捨(贋鉄斎が蹴った?)「おい! やめろ全力中年! なんだその一人芝居は?!」「ひとりしばい…?」「一人芝居だろうが! なに全力中年が全力少年の芝居してんだよ! どっちが好きか聞きたかったーって何なんだよ!」「…打ち上げ花火上から見るか下から見るか…」場内拍手。上から見るか下から見るか、って云ったよね(笑)。下からか横からか、じゃなくて。
- 「お前ここ暗いからって、お前が上から見るか下から見るかとかそういう自由な一人芝居していい場所じゃねーんだよ! ここはシモキタじゃねー!!」
- 曲がった玄翁に気づく贋鉄斎「おいお前ちょっとそれ…クイックルワイパーみたいになってるじゃねーか!!」クイックルポーズする捨「そういうポーズいらないから!」
- 100人斬れる刀を打ってほしい、って云われながらチェンバロを弾く贋鉄斎。謎の優雅さ。お茶飲まなくなったね最近。
- 水蒸気あっつ!って耳たぶ触る贋鉄斎「限られた空間の中での完璧なお芝居勉強になります」「あざーす!!」つづけまーす!
- 「良か考えが、…んな、…んなぁん、んにゃむにゃむにゃむ(ネコっぽく)…に゛ゃ!! って浮かんできたとよ!」「……ど、どういうことですか…?!」「アイスクリーム食べたネコ! キーンってきたとよ!!」
- 何かそういう動画がSNSで流行ってるんです? ね?
- ふたりとも笑っちゃってるけどそのまま「この目を見て!! この目を信用してくだされ!」ってネコちゃんポーズする贋鉄斎、「…まぁいいや(笑)」って流す捨之介。
- 地図を渡されて、ネコで地図にじゃれつく贋鉄斎、地図がひらっと落ちちゃってそれにじゃれる。「ねこー!! やめてー!! 贋鉄斎にもどってーー!!」
- 最後の「大丈夫かー!!」は見えなかったけど、きっとネコちゃんしてるよね(笑)。
- 太夫のお歌で一気に空気変わるのすごいよね…あの後出ていくの嫌じゃないかな太夫…(笑)。
- 無界屋でのじゃんけんダンスソロ、二人目はハーフアップくんがくるっくるターンしてた。
- 黄泉の笛は浮かせ持ち直しがとても美しかった…。
- あと何か見えた。
- 2幕。はい美人ー。ほんとこの開幕した瞬間美人だからー。みんな見てーオペラ構えてーほらほらー。
- それにしてもほっぺがえぐれていらっしゃる…メイクでシェードが濃く入ってるから、そういう効果かな?って思わなくもないけどいやラインがえぐれてるから…さよなら頬肉…。
- 天魔ラップがまたちょっとバージョンアップ。ココハドクロジョーココハオダワラジョー!(ココハドクロジョーココハオダワラジョー!)までは同じで、生駒が「猿が陣を~」云ってる間に合いの手は入れず黙っている天魔王、イシガキヤマダーを唱和するけどあんまり声張らず、最後伸ばさず「やまだ…まだ…まだ…」ってエコーかけてディミニエンドで消えてった(笑)。それから元気にハイタッチ。
- 地球儀は3回くらい扇子をピクッとさせながら待機、ビシッと指す。
- ワクワクさんが止まらない。溜めるように息をつめてビクビクしてぐねんぐねんんと湧き上がるわくわく感を全身で表現しつつ「あーもう、あーもう、、あーもう、わくわくするよなあ、なぁらんまるぅううぅ」って。凄い顔で止まるから止まってる間中ずっと凄い顔になる。
- からしゅっと「あ、そっかそっか、えっと、じゃ何の用だ?」の可愛いお顔になるからすげぇなぁもりやまみらいの顔面どうなってるんだ。
- お酒一口の後の反りっぷりも毎回笑いが起こるんだけど何に対する笑いなのかよくわからないのだけど。理解の範疇を超えると笑いが出るのはよくあることです。きっと。
- 「お前と私の仲だ、嘘はよそう」って前よりフランクな感じに云うようになった。お鼻スンってするのとか可愛い。
- 「何の為に?(…ハッ!)私を殺す為に…!?」わざとらしいハッ!?だった。
- 何度観てもここの高揚感というか、きたきたきた…!!って感覚は薄れないね…たまらないね…。
- どちらでも構いはしない、って両手で顔を隠すようにして指をひらひらさせるの好き…かっこいい…。
- 着込むはほんっと毎回美人だなぁ…ってなります。あのメイクのはみ出し白目と横目のベストマッチング…!
- あの、何かの拍子に天魔王さまの首が見えると、肌色しててちょっとピャッてなるんですが何でだろう(笑)。腕とか普通に出てるのに…。
- 天魔の御霊の大魔神ほんっと美しい…大魔神っていうか阿修羅像みたいよね…。
- 天の意思は誰が継ぐのだ?は左手パー・右手人差し指立てから、両手人差し指立てでくるんとゆっくり1回回した。
- 貫け、は指の腹と側面で1往復。
- 成し遂げたい、お前と共に、の共にを崩さずに歌った。久々に聞いたなー譜面通りって感じ! 逆に新鮮(笑)。
- 私の中、で右足がつま先立ちになってるの可愛かった…いつも見えない気がするんだけど。
- 死してなおも、の反りも好き。
- ふと見ると蘭兵衛さんの襟もとがだいぶ乱れていた。
- くるっと腕の中に納めた時のお手手がね…いいよね…なんで重なるのかしらね…。
- 夢見酒を飲ませた後の、ずっと顔をそむけて盃を突き出している天魔王さまの、お顔からポーズから壁に映る影から何もかもが完璧な造形美で…たまらないあれ…冷たいお顔最高です…あそこのお顔やら何やらが好き過ぎてそっちしか観られないから今回蘭兵衛さんが立ち上がって口から赤が流れるところとか飲み干すところとか全然見てない…。
- 沙霧に云うぶぁーっと!が低くて悪くて素敵。
- 夢見酒は2回嗅いで臭いってして、御伽衆ちゃんにいる?って差し出して手でいらないってされて、もう1回嗅いで生駒に渡す。
- 御伽衆ちゃんにポーズ指導、両手を頭の上で大きく丸ってさせて、下半身も何かさせようとして足とか持ち上げてたけどタイムアップ。バレリーナ??
- 「それがヤツの正体!! …なんですぅ~?」すっごい小馬鹿にした声というか云い方になったよねなんですぅ? 最高です。
- もりやまみらいにできることはたいていできないんだけど、表情を急激に変えるとか、声色を瞬時に変えるとかもできないなぁ。
- 「捨之介なんだよおおぉ」も変な嘘泣き声。
- 蘭丸は刀にしなだれていた。最近寝転がらないねぇ。
- 玉座では盛大に歌う天魔王さま。ほんと楽しそう。ずっとやっててほしい。あとお口大きくてうらやましい*2。
- くるん、くるん、って軸回転する天魔王さまの非人間的な動きが大変麗しくて…あの風貌であの動きで、ほんと人間じゃない。人間味がない。人間らしさが希薄すぎる。好き。
- …なのに口を開くとチャームがあふれちゃうからなぁ。ほんと好き。
- えげれすからのお手紙をバシッと開くところ、半分しか開かなくて改めてちゃんと開いたところでカン!って鳴る。
- 階段上の天魔王さま。ようよう、わっつあ、わっつあ、わっつあっぶろおーーー。
- 見てるよサインから、生駒の髪をつい、と指の背で撫で上げてから、真後ろから確認しながら角度調整。
- セリフを云わせてもらえない天魔王さま、えーー?ってお顔で見下ろしてる。かわいそうかわいい。角丸のセリフはスルーだった。
- 蘭丸さんの左目メイクはけっこうべったりな感じで、涙跡はほぼなかった。目尻の方が上下に赤ぼかしてあった。
- 「今度こそ俺は、天と共に生きる…!」って蘭丸が云うのを聞いて、そっと顔を背ける天魔王さま。たまらん。何かねぇ二人が口にする「天」の意味が最初から最後までずっと食い違ったままなのがねぇ。「上」って云って北を見てる人と空を見てる人、みたいなねぇ。
- 「そんなことより先にすべきことがある」「えっなに??」ここで挟むことになったようです。
- 秀吉より先に潰す相手がいる、って云われて「えっあっ? なっ? …なるほど…?」わかったのかわかってないのかいまいちわからない感じだった(笑)。「おもしろい…」は悪くてかっこいい。
- 雷鳴っておへそ隠す沙霧ほんっと可愛い。
- 鉄機兵に囲まれる贋鉄斎「蒸し暑いねー今日は。さっきちょっと雨がすこーし降ってよけいにね。というわけで、今日は8月26日、パンツロックの日。うぇえい! 何枚はいてんだー! パンツ!! 何枚はいてんだー! パンツ!! なーんーまーいーだーー」(最後合掌)
- 無双。明るいところで観ると蘭丸のメイクがまたずいぶん印象変わってるのね。右目の下もけっこうしっかりめに赤入れて、目頭も目尻もオーバー気味。
- なるほどですねなるほどですね、はゆっくり気味。だがそのびゅーてぃほぅーる、って2回目は長めに云うの好き。
- 口パク顔芸今日も楽しそう。姿勢まで変わっていくのさすがだよなー。
- そして片腹痛い。しんでしまう。
- 荒武者隊の股間をつんつん、2人目にもびしっびしっとして、女子の上に腰を下ろしておしりをほじほじ。兵庫に名前呼ばれて「ん?」って顔を上げてでもほじほじはしたまま。
- 伊賀忍者と戦うと、白と赤黒が乱れ舞って綺麗ですよね…ふわっふわしてる双子ほんと美しい。
- カクンも可愛い。
- 「あれ!? がんてっちゃん!?!」すごいびっくりしてた。あれ~?じゃなかった。そしてにっしゃり笑って見てるよサイン。
- 仮面を受け取るのにちょっと手間取った? 「良いだろう、因業因縁奇しき縁が~」をゆっくり云って仮面を装着した。ドキドキした(笑)。
- 「ふうううん。では、面白いことを教えてあげましょう」ふうううん、ってすごいはっきり云っててオモシロい。ふーん、じゃない。
- ワン! ワン! ワワン! 可愛い。小型犬。トイプーとかマルチーズとか。
- 天魔王が沙霧と話している間の蘭丸が、とてもつらそうに燃え上がる無界を見まわしていて、半分蘭兵衛が残ってるのがつらいなぁ。その半分残っていた蘭兵衛を殺す目的もあって、蘭丸は無界襲撃を企てたのかもしれない…。これを経て蘭丸の中の蘭兵衛は燃え落ちたのかもしれないなって…。
- 太夫が「みんな立派な最期だったよ!」って云うのを聞いて、兵庫がうわあああって絶叫するの…つらい…。
- 渡京が「おっのっれっどっくっろっトゥーー! ひっきょっうっなっまっねっヲーー!!」って何かヘンな云い方してて面白かったです。泣いたり笑ったり忙しいんだよもう。
- 沙霧の「あたしが赤針斎だ!!」がね…ほんと良くてね…毎回ここは目頭が熱くなりますね…。
- 磁石鉄板でがんばる贋鉄斎、「すいませんあの、喉が悪いんで水飲んできていいですかぁ?」喉お大事に…!もうちょっとだからー!! 兵庫も「休憩して! 休んで!!」って。
- 兵庫のちっちゃい刀を回収して、「こっちが長くてこっちが短いねー。ここ入れるねー」何で微妙なカタコトなの(笑)。
- 捨之介に「…バカァ!」って抱きつく沙霧も可愛いなぁ。何だろう葉月ちゃんの沙霧は絶妙な少女の甘さと子供っぽさのバランスが素晴らしいんだ…。
- 蘭丸の「てんまおーーーう!!」が珍しくちょっとひっくり返った。
- おおおおおーーい!!はめっちゃ近い。ぶつかりそうだよ。
- 「ならば、お前ひとりで逃げろ」って云われて顔が素になる天魔王さま。珍しいよね…蘭丸がそう云うとは思ってなかったんだろうね…。
- ここでそう云われなくても、どっちにしろ天魔王は蘭丸のこと斬ってたんだろうけど。逃げたことを知るものは少ないほどいいからね…。
- 関東髑髏党は壊滅!!からほとんどずっと声が破れ気味?というか…ざらっとしてたんだけど…そういう声を作ってるんだけど、ちょっといつもより破れかけな印象だった。
- 夢見酒に溺れまくってるのに揺らがない天魔王さまの足もと流石です。
- もーったーいなーいくらいだ! ほんと好き(笑)。
- 本望だろうよ…って捨之介にお祈り捧げてから、上手に体重とか目線とか残しつつ移動するのも凄く好き…エレガントの極み…。
- 背後から生駒を刺す時のお顔がまた美人で…基本美人だから普通にしてればいつも美人なんだけど! ふつうにしてれば!!
- 振り向いた生駒を見下ろすお顔がとても無慈悲なんだけど、わざとそういう顔してる感じもして…逆に、惜しいのかなって。
- 袖をくっと押さえて刀ねろーり。そんな所作まで美しい。
- 生駒を抱き締めるようにしてぶっ刺すその手に、少しでも惜別の念がこもっているといいな…どうかな…。
- そんなくだらないものじゃ、なーい!! もうこの辺ぐちゃぐちゃでよくわからないんだ…どう見えたとかどっちとかわからない。
- 私の駒だ、から不敵に笑うのはとても好きです…。
- 天魔王を斬れない蘭丸が哀しい。たとえ殿じゃなくても、「天」を裏切ることは蘭丸にはできないんだね。
- 切っ先を喉に突きつけられて、力を抜く天魔王。こいつに自分は斬れないって知っているような。やっぱり斬れないかって少し落胆するような。
- だから、所詮貴様も天は掴めぬ、なんだろうな。あそこで躊躇わずにやれないような者には天は掴めないんだ…天魔王さまはそれができる方なんだ…。
- 蘭丸に庇われて「貴様っ!!」って、初めて天魔王の素の感情が顕わになる。予想できていなかった、想定外の行動にいらっとするのもあるだろうけど。
- 「あわれなやつだ…」の云い方がなんだか不思議だった。何とも云えない顔するし、笑うとも嗤うとも嘆くともつかない声だし…観たことない色の云い方してた…何なんだろう。どんな想いの色なんだろう。すごく淡いプリズムみたいな色のイメージ。決して綺麗とか、優しいとかって意味ではないんだけど…何だろうなぁ…。
- 日に日に、階段下の蘭丸が自力で立てなくなっていっている気がする。手すりにぶら下がるようにして何とか体を支えているけど、その手だってもう力は入ってないし、なだれ込むように倒れる足はもう動かない。
- 太夫に撃たれなくても死んでるよね…何なら撃たれる前に絶命してるかもしれないよね…って思いながら毎回観てる。
- 贋鉄斎の「針を抜いてもらおうか」で捨之介が今はそんな暇はねぇ!って云いながら笑っちゃってた。この辺の感情の処理の仕方がよくわからないんだな…。
- 太夫がずっと蘭兵衛さんの身体の上に突っ伏していて悲しかった。
- 100人斬り、カタナトゲール(仮)が回ってなかった…たぶん最初から…最後まで回ってなくて、途中少吉さんが手で回してた。雷の力が切れちゃったんだね…。
- 渡京が斬鎧剣抱えた沙霧の背中を行ってこい!って押して、サムズアップで見送るの…毎回胸と目頭が熱くなります…。
- 捨天一騎打ち。スクリーンが開いて天魔王さまの後姿がひとつあるの、何か…泣けてくる。信じてついてきた部下も、同志も、何もかも捨てて、ひとりで生きるのね。それでいい、そうあってほしい、って思うけど、それでもその背中は…クるなぁ…。あの100人斬りの先にあるのがこれ、だから余計に。
- 飛ばされた(飛ばした)仮面が跳ね返って天魔王のすぐ近くに落ちてびっくりした…当たったかと思ったけど多分当たってない…。
- 天魔王さまもちょっとびっくりしたかな。「云わせておけば…!」って抜刀するまでに一瞬間があったような。落ちた仮面は上手寄りセンターの階段のすぐ下あたりに転がっていえて、踏まないかな大丈夫かな…ってドキドキした…。大丈夫だった。
- 仕込み刀を軽ーく止めて、爪をうごうごさせながら良いお顔。あのすっごい顔ですっごい角度に首が曲がるの大好きだ…化け物じみていて最高だ…。
- …踏まなきゃいいのになーって毎回思ってしまう。踏まないで斬ったり刺したり何だりすれば勝てたのになー。
- あーあ。とか云いながらオペラの縁がびしょびしょで冷たくて気持ち悪いけど外せないんですよこのひと。
- 終盤、捨之介が天魔王の腕を掴んで胴にぶっ刺すところで、切っ先が床に突っかかっちゃって刺すタイミングで胴に届かず、ズビュッて音だけ先に出ていた(けど切っ先はまだ床だった)。さりげなーくぶっ刺してた。
- 流血、白目。すごい細かく霧状に吹き上げて、だったら、その仲間とやらも、をげろげろになりながら云う。
- 霧吹き状の血を浴びた白いお顔が綺麗でね…真っ赤な歯が美しくてね…。
- …天魔王さまが華麗に堕ちていかれても、まだその先がぐぐっとあるから鳥は大変なんだ…。ふぅ…ってなれないんだ…。
- 捨之介が「みんなで『生きて』抜け出して、また会うぞ!」って、生きてを強く云うのすっごく良い。そうだよ生きてなきゃ意味がないんだよ捨之介!!
- 沙霧をかばいながら、先に行けって走らせると、その先に渡京がちゃんといるの…好き…。
- スローモーションになってから、捨之介が沙霧の背中を押して先に行かせるのも好き……。
- シルエットで拍手してもまだあるからな。山場がな。
- 水の中に倒れ込みそうになりながらの名乗り、本当にかっこいい。大好き。背中斬りつけられて「あ゛あ゛っ!!」って声が出るのたまらなかった…。
- 「だったら、好きにしな」って座り込んで、天を見上げる捨之介が、ちょっと笑うの。やっぱりお前には勝てねぇなって云ってるみたいで、悔しさと諦念が入り混じっていて、でもちょっとほっとしているような。命の捨て所を探してるみたいな捨之介が、ここでやっと捨てられるかって肩の荷を下ろせる場所を見つけたような。そんな笑みに見える。
- それを許さない沙霧がね! いいんだよね!! 縄を解かせて、嬉しそうに捨之介の顔を覗き込んで、乱れた髪を避けてあげるの…可愛い。ほんと、沙霧がいたから捨之介は命捨てずに済んでるんだよ何度も…じゃないと簡単にむしろ望んで捨てそうな捨之介なんだもん鳥の捨之介ってば…。
- 千両箱が運ばれてきて「実物! いやーおどろいたー!!」って云ってる渡京可愛かった(笑)。じつぶつ!って(笑)。
- ひとりずつ舞台の上から去っていくエンディング、寂しいなぁ。大好きだけど。寂しい。
- 太夫に「少吉です」って自己紹介する少吉さんを指して「大きめです」って云う兵庫も可愛い。
- エンディング、無界の男衆くんが両足フレックスのかかとで立ってて止まってて源右衛門さんにびっくりしてて、可愛いしあの体勢で止まっていられるのすごい。
- カテコ、最初はふにゃんのお辞儀、拍手して大きく両手バイバイ。
- 2回目は善さんと太一くんが何か話しながら出てくる、未來さんは正面から、ちょっと遅めに出てくる。葉月ちゃんが最後に駆け足で定位置に入ってお辞儀、片手でたくさんバイバイしてハケ。
- 3回目でスタオベ、無界屋から出てきて拍手いっぱいして、頭の上でもパチパチしてお辞儀、起き上がる時に何か、膝で勢いつけて跳ね起きるみたいな感じだった。四天王とハイタッチするけどやっぱり妙声さんは先に行っちゃって、あーってしてた(笑)。最後は生駒の後からバイバイしながらハケる。
- センターでは阿部さんが追い返されてひとりでお辞儀、サムズアップしてハケておしまいでした。
カテコが楽しくて、笑顔で手を叩いたり振ったりできるのが幸せなんだけど、終わった途端にけっこう…沈下してしまうのは…終わりが見えているからだろうなぁ…。
お話の筋はこれ以上ないくらいに明確なのに、演じ方や色がどんどん変化していくから、同じセリフなのに意味合いや聞こえ方がまるで変わったり、そこが変わるとキャラクターの関係性がまた変わってきたり、いろいろ…こんな終盤になっても(!)まだまだ一つ所に留まろうとはしない、許してくれない(笑)舞台です。ほんと…終わらないでほしい…いろいろズタボロだから終わってくれないと困るんだけど…困る場所が別のところで終わると困るって云ってる……。