]「髑髏城の七人」抜け道11本目・改(9/10昼)
改めまして、土曜日マチネのメモです。初日ぶりだったので、やっと観られる感が強かったなぁ。大阪前楽と大阪楽の間に台詞変更ががっと入って、大阪楽と東京初日の間にもまた変更があって、さらに初日からこの日までの5日間でもまた変わってて、ここに来てガンガン攻めてくる感じがたまらなくワクワクしてしまいます。ここからどこまで行くのかな! ほんと、今回、DVD収録が後半で本当に良かった…。
- マチネは追加販売で買えた当日引換Sでした。引き換える順番はかなり遅かったけど、N列下手サブセンを頂いて、舞台全体が視界に納まる見やすいお席で大満足です。2階じゃなくて良かった!
- 天魔王さま御降臨。初日以来の天魔王さまー!! 程良いテンションで安心の待っているでした。
- カンパチvs髑髏党の乱闘シーンとか、メインのセリフがある間は他の乱闘要員もみんな、戦いながらも動きは止めてるのが、流石というか特撮みたいだなぁと思いました。変身中は敵も待ってる的な(笑)。でも「待ってる」ぽくなくてみんなつばぜり合いとかギギギッてなってる風なんだよね!
- 捨之介登場シーン、特に「誰?」とか「ん?」とかなかった。無言で見合う感じ?
- 兵庫名乗り中はやっぱり、娘さんたちの手相を見たり(?)、福耳の話?したりしてる捨様。
- カンパチ退場はわっせ! わっせ! だけでした。ぁわっせら?とかいわせて?とかもなく。
- 捨之介の決め台詞!「三途の川にィ〜!」でひっくりかえってちょっとびっくりした!
- 黄平次おんぶしようとしてぶっ倒れる兵庫、久しぶりに心臓マッサージを見た(笑)。
- 磯平とおみなの岩にぎり争奪戦のところ、音楽増えてますよね? あんなドリフみたいな音楽あったっけ(笑)。
- 里依紗ちゃんちょっと声戻った? かな? どうかな…?
- おみなから包丁を取り返す伊佐さん、取り返した包丁を見て大ショック! 刃がボロボロなんだね…そりゃ地面に突き立ててたもんね…。
- 今日は下手袖で太夫ストリップをギリギリ見ている兵庫の姿は見えませんでした。
- 兵庫飛び出した後に出てくる捨之介、悔しがってるー! ほんとだー! 足踏みならしてくっそーってなってる(笑)。
- 「蘭兵衛はいるか?」てところで兵庫が、鼻血の栓を落とした。その後しばーらく落ちてるちり紙。
- 「ついでに俺の面倒も♪」やっぱり踊る兵庫。
- 夜の場面転換時、暖簾片付けたりしてる沙霧が、無界屋の下手側の建物の入り口に照る照る坊主をつるしていました。初めて見た!
- やっぱり蘭兵衛さん出、何となくゆったりしてるなぁ…と。あれかしら、舞台幅の関係で、走り出る距離というかむしろ飛距離というか*1が短くなってるから、その分のスピード感が下がってるのかなぁ。出てくる時の殺陣は、手数減ってる?とかあんまり思わないんだけど、大阪で感じた圧倒的な弾丸感みたいな、何か飛び出てきた!?と思ったら蘭兵衛さんだった!?な感じは若干薄れたかなぁ、と。こっちの目が慣れた&タイミングわかってるからか?
- 俺たちはそういう考え方をするよう教わった、て云いながら、蘭兵衛の肩をぽん、と叩く捨之介。
- 天魔王さま再降臨。あっ鉄機兵がマントで隠して、出てくるところ見えないようになった!
- 捨之介「そいつぁこれまた光栄の至りだね!」これまた?(笑)
- 天魔王さま素顔御開帳。うっはーん吊り目びっじーーん!! メイクきっれーーい!!
- 天魔王vs捨之介中の上手奥で、蘭兵衛が、鉄機兵の攻撃を左の脇で背中から止めるんですが、その時の手がすごく優美というか美しくて、つい見ちゃいます。
- ダンゴ虫三五さん、「才能ないんだよこの無能集団! 小粒ばっかり揃いやがって!」
- 三五の名前連呼が物凄いことに(笑)。「不肖この小田切三五、髑髏党の為ならたとえ火の中水の中、一命を賭して働く所存の、小田切三五です!」
- 姫蝶さん、「こちらも後がないってわけ〜」って云いながら、ふらふら踊ってた…姫蝶さんは踊る方なんでしょうか…(笑)。
- 蘭兵衛さんの鼻緒が立体になってる。大阪では描かれてたような!
- 兵庫が蘭兵衛さんに「何怖気づいてんだよーー!!」て顔近くで叫ぶ時、後ろで沙霧が「うるさー!」て顔して耳ふさいでた(笑)。
- 兄さ出てきた兵庫、「兄さ!……何さ…?」てごまかしてた(笑)。ごまかせてないけど(笑)。
- 兄さがカンチョーされた瞬間に、蘭兵衛さんが一瞬、ちらっと、笑いかけたように見えましたよ…すぐ口元に手やって見えなくなっちゃったけど(笑)。今笑ったよね絶対わらったよね!?
- そして兵庫が蘭兵衛に絡まなくなった…! 太夫に向かって「あたまおかしーよね!」ってくるくるパーしたりしてた…押してだめなら引いてみろ的油断させる作戦を期待していますよ…!
- 「おめぇにしちゃ上出来だ!」蘭兵衛の肩をぎゅうぎゅうと抱いてゆさぶる捨之介。困ったようにしてる蘭兵衛さんが可愛いです。「お前の心にどんな波風が立とうとも知らぬ顔の蘭兵衛を決め込め」では指先で蘭兵衛の胸をトントン、と叩いた。ひぃ…わたしの心に波風が立ちます捨様…かっくいい…。
- 「大丈夫、お前たちを心配させるようなことはしないよ!」「そうだよね…」のところで、太夫が蘭兵衛の両手を取ってぎゅっと握ってた。太夫→蘭兵衛がちょっとわかりやすくなったかな?
- 贋鉄斎から逃げるように立ち去る捨之介、追いかける贋鉄斎が「速い速い! 速すぎるよ〜!」って(笑)。確かに捨之介、贋鉄斎が追いかけてきてからさらに加速するもんね(笑)。
- 笛殺陣凄かったわー。やっぱり手数減ってると思います、何でかなぁ。狭いからかなぁ。でも、減って時間的余裕が出た分、一太刀*2毎の手応え感というか、じゅぶじゅぶっ!とか、ぐじゅぐじゅっ!みたいな効果音ががっつり入って、人間を斬る重みというか硬さというか、そういうのがすごくしっかり表されています。だから、速い方が良かった…と正直思わなくもないんだけど、これはこれで…あのエグいぶっ刺し感は、個人的にはこれはこれでアリです。というかタマラン。
- 途中で蘭兵衛さんの御髪が乱れて、前髪がポンパドールみたいになってて、それはそれで可愛かったです。
- 2幕。天魔王さま、白足袋でもアンドゥオール美しい。
- 敦盛中盤の舞いっぽくなるパートで、扇を胸前で回すように動かす時の表情が凄く良い。伏せ目に口薄開きで何かもうえろいったら。
- 「さすがに花は散り頃を知る、か」前に、膝脇をぱしんと叩くようにして鉄扇を畳む天魔王さま。
- アいーか!
- …眉ないよね…イイよね…。
- 「海だよ!」珍しく普通の声音で云った。
- わくわくは、「この世は再び戦国に戻る!」から何か若干ぶるぶるし始めてて、あ゛〜〜!っはっはっはっ!と笑いながらごろごろしてどっか床にぶつけた音がゴチンとして(笑)、な、も、な、わくわくするな、な、蘭丸!でした。ここで蘭丸!ていうの初めて聞いたわ!
- 「仲間の命乞いか…」の前に酒を呷って、「…んんっ…」て嚥下するのが、良いです。吐息だけだけど。
- 「いい目だ!」で突き出す右腕に赤マントがぐるぐると絡む。台詞云いながら左手で外す。
- 中島先生曰くの「口説き」シーン、生身だから斬れ!の流れで「お前がこの城に乗り込んできたのは、この時を狙ってのことだったんだろう!?」て云うところで一瞬ちょっとだけ詰まってた天魔王。
- 「ちがうなああああ!!」絶叫したよ(笑)。
- 殿の面を突き出された蘭兵衛が膝をついてくずおれた時に、まとめた後ろ髪が片方の肩から前に下りてて、うなじを堪能できてしまいました。はぁ…蘭兵衛さんのうなじ…。
- 夢見酒シーン…すいませんごっつり見てしまう…あの、蘭兵衛さんの足が乱れるのがイイですよね…あんまり語るとキモいから控えますね…。*3
- 滴り落ちた酒が、白い着物の裾に点々と散って、綺麗です。
- 沙霧のおじいとおとうを殺すシーン。「えーだがぁ、絵図面を取り戻した今ぁ」田村正和(笑)。
- その間に上手の壁に身を預けるふらふらんべぇさん。
- 沙霧フルボッコ後の扇子で仰ぎまくってる天魔王も、後ろ髪が左側に寄っていて、下手側に上手を向いて立っているから、右の耳から首筋からうなじの辺りがあらわになっていて、今日はうなじ祭りだね!と思いましたごめんなさい。
- 蘭丸を奥の間に、と生駒姫蝶に命じる前に、ふらりと床に膝を突く蘭丸さん。刀に縋りつくようにして蹲る。退場時のふらふらんべぇっぷりもよりふらふらになってます。
- 捨之介を刺しに行く沙霧、「おじいとおとうは殺された、あたしの目の前で! 生きてたのに、まだ生きてたのに!」台詞増えてる?
- 上手から出てきた天魔王の横顔が本当に美しい。人形のよう。
- なのにすぐにオモシロ顔で「南蛮渡来の〜」全文口パク。
- 膝枕で後れ毛を避けてもらい、肩をぽんぽん、足もみもみ。
- 裾が乱れた天魔王さま、白足袋の上の方は黒いスパッツみたいなの履いてたような。暑そう。むしろ涼感何とかみたいなのかしら?
- 蘭丸さんが、下手の柱に寄りかかりながら、ワイングラスの酒を飲み干して、仰向いた白い喉を指先でなぞるようにしていて、はあああ!?!?てなった。何ですかそれめちゃめちゃえろいんですが。
- あの世に行く時でさえ、あの方は早駆けでひとり先に行ってしまわれた、のところ、数珠を握り締めながら、天を仰ぐように膝から崩れて、泣き声で云うのが凄かった…蘭丸さん…泣き崩れてたよ…。
- 「今度こそ俺は…天と…ともに…生きる…」何かもう弱々しくていっそ可憐な程でしたよ…切ないよ…。
- お尻痛い兄さ、痛いリアクションがでかくなってた(笑)。ギャー!て叫んで片手を天に突き出し足を伸ばしてブリッジみたいな(笑)。フラッシュダンスみたいになってた(笑)。
- 天蘭無双は今日も夢想のような無双でした。天魔王死体をつんつんとか、蘭丸黄平次ぶっ刺した後に袖で刃をぬぐうとか、通常通り。
- カンパチが立ち上がるところ、変な顔とかしないで無表情に眺めてたよ。ターンはvs半蔵の引き時にくるーんと一緒に回ってた。
- 下手の建物前で蘭丸さんが、刃を左手の指で拭いてその手をじっと見てから、袴の腿あたりでごしごし拭いてた(笑)。リアルになんかついてたのか?(笑)そこで拭いちゃだめよー!
- 「関東を制するのは秀吉でもなければぬしでもない、この第六天魔王!」て最後に切っ先を上に向けて胸の前にかざしてカッコつけてた! かっこよかった!
- 蘭丸さん、半蔵に「やるな、名は!?」て聞く前に、右手に持った刀をくるくる振り回しててちょっと可愛かった。
- さもないと?はアンモナイト?
- ちょ、火! 正面まぶしい!! 目つぶれる!!
- ポニテにさらりと触る蘭丸さん。ティモテ…*4。
- 右手の指を舐める。
- ダメだ天蘭が無双すぎてぽわわーんとなってしまう…一緒にターンは少なかったけどでもイイものはイイ…。
- 太夫っつか栄子ちゃんが、贋鉄斎の監修で刀研ぐ兵庫を見て微笑ましそうに笑っていた。可愛かった。
- 兄さがひとりで鎌を見つめて走り出すの、めちゃくちゃ泣けるんだ…まさか磯平単独で泣かされるなんてなぁ…。
- 三五にやられる妙声さん、「ショック…」とぽつりと云いながら去って行かれました…あれ、妙声ショック〜!じゃなくなったのか。
- 今日も短くなった刀でヒゲを剃る兵庫。ぽんぽん!てして成果を確認した兵庫「おおーう!」、覗き込む勇健・障月「ほほーう」剃れてるようです(笑)。
- マチネの客席はわりと静かな感じでした。旋風稲刈り剣後に拍手がないなんて!
- 太夫の仕込み銃「どうやらわたしのまけにゃーー!! だー−!!」
- 「オイ、ドーシタステノスケ、シッカシロ、オーイ」平泉さんのところも何か、だんだん違う事云うようになってきてるぞ(笑)。
- 黒マニキュアをやっと確認。あれ普段どうしてるんだろうー。未來さんがきんぱちゅで黒ネイルとか一体どういう…(笑)。
- 「貴様…天魔王…!」と檻の隙間から顔をのぞかせる捨之介に天魔王、「あーちゃうちゃう、違うな!」
- 笑いながら殴る人、ほんとに楽しそうで面白い。将監さんの日々の苦労が伺える瞬間でもあります。
- 捨之介に面をつける天魔王の手が綺麗。
- 「この世の…破壊者だ…」最後囁き声で。
- 夢見酒に酔わされた捨之介を目覚めさせる沙霧の「一本気な拳固」、2回殴って3発目を止めてたけど、3回殴ってたっけ? 2発目で止めてたよね?
- 捨之介に着せられた鎧を偽物だと見破る贋鉄斎、「これは偽物だね、安土の城で見たやつとはモノが違う」って云ってたのが、「これは偽物だね、こんな安ごしらえでごまかそうなんてアイツもヤキが回ったね」に変わっていました。うん、見るからに安ごしらえだもんね(笑)。
- 初日に見た時より、蘭丸が「家康の首をとる!」と云った時の天魔王の動揺が激しくというかわかりやすくなってる、気がする。明らかに想定外の出来事だもんね…。
- 天魔王に斬られる蘭兵衛、また髪が乱れて、黒い着物の首筋があらわに…黒いマイクコード?が見えました。ほらーうなじ祭りー。
- 務め、ご苦労!の後、何かわたわたっと動いたぞ!?と思ったら、赤いマントから手が出ていなかった。と思ったら、刀飛ばしてた! ご苦労の前に飛ばしてた! ご苦労できてないよ天魔王〜!!
- 舞台手前の方まで飛んでたようです。こっわいなぁ!!
- 天魔王をかばって太夫に撃たれる蘭丸、天魔王の後ろ首に片手を回してしがみつくようにしておいてから、一気に振り払った。うわぁ…。
- 天魔王の「愚かなヤツだ…」は正面向いて云うようになっちゃったんですか…? 背中向けて云うの好きだったのになぁ。
- あの、蘭兵衛が死んだ時、片手は殿の骨を握り締めてるんですよね…泣いたわ…太夫&捨効果と相まって号泣コースだわ…。
- 百人斬りはクロスキャッチも2回目も成功! ほんとあの、良くなったよね…。
- 捨之介が斬鎧剣を抜くので涙腺が壊れる。たまらんのよ…。
- ラストの捨天対決、戦ってる時点で殿の面の割れ目から、肌色がほんの少し見えてて、ちょっとドキドキしました…割れそうっつか割れてるよ天魔…。
- でも先に飛ぶことはなく。面を割られた天魔王がおろおろしてるのも可愛いんですが、残りもはぎ取った後のお顔が薄めメイクで可愛いお顔してるんです。表情はほぼアレですが(笑)。
- 仕掛け刀その1が切っ先滑って上手くいかなかった! 突き刺した時に刃がなくなるのは、柄側にスライドさせて隠すギミックになってるんですね。スライド用のぽっちが見えました…。
- 脳天の方はずぐぐっと入れる感じで定着したようです。音がずぎゅ、ずぎゅぎゅっと付いてた。
- 「そんなのありかよ…」はわりとおとなしめに云った、けど笑いは起きた。
- でもその後の「ありなんだよ…お前倒す為なら、どんな手段でも使ってやる…」ていう捨之介がめちゃめちゃ優しくて、むしろ甘くて、うわああんお兄ちゃん…!!とまた号泣コース。
- 「仲間」を得ることができた捨之介、党は組んだけど所詮は捨て駒で、唯一手に入れたと思った蘭丸には裏切られ*5、ひとりで死んでいく天魔王。対比がきつすぎて、天魔王がひたすら哀れでした…あんな風に目の前に見せられたら、高笑いして飛ぶしかないよね…。
- 太夫の「捨之介さん、ここまで迎えに来た沙霧の気持ち、」って、太夫は捨之介さん呼びしてたっけ? ていうか太夫は捨之介のこと呼ぶシーンあったっけ(笑)。ここが初めて?
- 兵庫が初めて太夫を「りんどう」て呼ぶところ、「りっ、…りんどぅ…」て照れっ照れで可愛かったです! 力入って巻き舌になるし!
- 最後の「捨之介って名前も、捨之介だ!」て云う捨之介に、沙霧が「ええ〜?(笑)」て云ってて、もう語尾にハート飛びまくりで、すごい乙女というかギャルでした(笑)。
- カテコは3回、1回目お手振り、2回目お手振りなし、でセンターに出てきた小栗くんと目合わせてにっこり、小栗くんは太一くんに何か話しかけて、それで太一くんもちょっと笑ってた! 3回目はお手振り笑顔でした。
- いつもカテコで思うんですが、鉄機兵のみなさんがすっごいスタイルいいなぁと。頭ちっちゃくて背高いよねー。
- 天魔王さまのちょこっと三つ編み確認できました。
以上! いやぁもう、感情がぶわああーっと昂ぶったり、ぐぐぐ…っ、と息が詰まったり、ひいひい笑ったり、忙しい舞台だわ! 見終わってぐったりするくらい疲れるんだけど、すぐにまた次が見たくなっちゃう…女の欲は際限がないわ…!