ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

よのなかに

世の中に たえて櫻の なかりせば 春の心は のどけからまし

在原業平  

 
 「意外と平気」とは云ったものの、昨日の朝*1はそりゃあびっくりしたわけで、びっくりするということはすなわち、何らかの衝撃=ショックを受けている状態なわけで、ショックはないーとか云ってみましたが、皆無なわけではもちろんないわけで(笑)。ねぇ。仕方ないじゃないねぇ(笑)。寝耳に水どころか、寝耳にミミズでしたわよ。なんとも、行動的にはいたって平静な、しかし心情的にはぶんぶん振り回された2日間でした…。笑い飛ばせる同志がいることをありがたく思います。やー、アレ*2がアレなもんでデレデレ(笑)。
 もうね、いっそね、これを機会にチケットを減らすとか、遠征を考え直すとか、そういう方向に思考が働いてくれたら、それはそれで良い機会なのかもね、とか思ったりもしたんですが、したんですけど、…一向にそういう気分にはならないのね…これからも未來貧乏はどうやら確定のご様子なのね…あーあ。機を逸した! だってサンデー毎日のふんわり笑顔とか見ちゃうと、やっぱりふにゃーんと眉尻やら頬やらが下がってしまうんですもの…くそぅ(笑)。何も変わらないじゃないか。
 「世の中に〜」の句は、それこそ中学の授業で習った時から、その時々でアレンジしては良いネタにしていたものですが、全くもってその通りだ!と改めて思いますね。世の中に、たえて未來のなかりせば、桐の心はのどけからまし!! まったくだ!! のどけからましったらないわよ!! でも、でもね!! 桜のない春なんて心どころか味も色も何もないわってくらいに、未來のいない桐なんてのどかどころの騒ぎじゃなくつまんないことになるの、わかってるんですよ。ていうか、そもそも未來さんがいなければ「桐」もいないわけで、わたくしという個人はもちろん関係なく存在しますが、「桐」というここでこうやってぐにゃぐにゃしている人格は成立していないわけで…いやいなくてもいいと云われたらごもっともなんですが(笑)、それでも、わたくしにとってはこれはこれでこれなりに、楽しいことが人生にいろいろ舞い込む大事な「桐」なので、うん。のどかじゃなくてもいい。いなくちゃだめ。あなたのいないのどかなんて、いらないわ。
 というわけで、在原業平バンザイなのでありました。桜、あとちょっとですね。ハラハラさせてくれればいい、切なくさせてくれたらいい。だってそれがほしいのだもの。

*1:第一報は出勤電車の中でした

*2:あくまで親指