ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「未来は今」

 結局、トップランナーの小栗くんからしっかり、見てしまいました。小栗くんと藤原くん、いいなぁ! 素晴らしい関係ですよね、それって。
 「未来は今」、神戸から帰ってきて一度観て、それ以来…です。何かね、改めてね、何て不器用で不格好でめんどうくさくてナイーブで頑なで青くて、全然かっこよくないモリヤマミライが、赤裸々に映っている映像だろう、と。迷いも揺れも意地も混乱も、一瞬の感情も、全部ここに写しとられてしまっていて、何だか心配になってきてしまう。もちろん、シナリオがあって役を演じるドラマだから、ある程度は、ある部分は、演技なんだけれど…それでも、それにしたって、あまりに赤裸々で、あまりに抜き身で、やっぱりちょっと…痛々しい。でも、痛々しいけど、弱々しくはないのね。そこは安心できるのね。
 「あの日を、忘れてはならない」。云えなかったこの言葉を、取り戻す為の3日間。一周旅して、戻ってきた言葉が、全く違う色を帯びて発されるまでを、丹念に追い掛けて、つぶさに写しとって下さったNHKさん、本当にありがとうございました。やっぱり最後の金魚は、わけのわからないモノがこみ上げてしまうわ…。
 本放送後に、「リエゾン被災人」の映像が流れました。神戸大での上映会イベントのレポート映像、サイトに動画で上がっているものと同じです。…次のアクションが何なのか、これだけで、ここまでで終わらせるわけがないと思えるので…次の一手が気になります。