ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「髑髏城の七人 SEASON花」@IHIステージアラウンド東京(6/4)

 花髑髏2回目にして最終登城、行ってきました。相変わらずステアラ遠いね…マチネだからまだ遅くならずに帰って来られるけど、前回19時開演の時は帰宅時間が日付越えました…。青劇は近かったなぁ…。

 今回はまったく畑違いの友人*1と一緒に観たのですが、すっごい楽しかったと云ってもらえてこっちも嬉しい! 鳥も行くので是非とも楽しんでもらいたいです。席は真ん中列くらいの、センターブロック下手端で、運良く前の席の方も小柄で、とてもストレスのない視界で堪能できました。それでも床上での芝居はほぼ見えないんだけど…それくらいは我慢できる。両サイドとも死角なく、天魔王の玉座(?)の後ろの素敵な壁紙(?)もちゃんと見えました。可愛いなあの、地図になる前のやつ。

 初回はやっぱり、どくろじょうだー!!って云う単純な興奮と、セリフは同じなのに色々違う!!っていう軽い衝撃と違和感、セリフを聞いて浮かぶ光景と実際に現れる光景の差に戸惑うなど、相当ワカに引きずられつつ観ていたのですが、今回はあまり気にせず、花として楽しめたと思います。楽しかった、かっこ良かった、いっぱい笑ったしじんわりした!(それにしても花の時点でけっこう笑ってるし、ワカだって笑いどころけっこうあったのに、鳥はそんなもんじゃないってことでしょ…どうなるの…おポンチなの…)

 前回と比べて…っていうのは、前回が5月末というさっきじゃん(笑)なので、そんなに変化とかはない…とは思うのだけど、エマさんの姫跳こんなに大変なことになってたっけ…?とか、こんなセリフあったっけ?とか、思うところも…あったけどまぁ比べられるほど覚えていないし、きっとセリフもあったと思うんだ。ぬた油で縄抜けする姫跳さんの時に、下手側にぬたうなぎの説明図が出てたの、前回気づかなかったなー多分オペラグラスで姫跳さんにくぎ付けだった所為だ。オペラグラスと云えばどうしてもメタルさんのお尻とお尻タトゥを観てしまうのでした…右尻にタトゥっぽい模様入ってるよね…。

 蘭兵衛さんに先走らないよう諌める捨之介のセリフ、「俺たちは勝てる! 今度は間に合わせる!!」っていうの、あったはずなんだけど、前回観た時はちょっと引っ掛からずに過ぎてしまって、今回改めて、おお…となりました。今度は間に合わせる、の「前回」はつまり本能寺…ですよね? ワカでもほのめかし程度で終わってしまったその辺が、もうちょっとだけ垣間見えて、おっ!?となりました。そうか間に合わなかったのか…。今回もある意味間に合わなかったよね…。

 初回まったくペア感を見出せなかった無界屋襲撃の天蘭ですが、今回は双子感はないけど凸凹コンビ感はちょっと感じ取れました。あそこ、刃を袖で何度も拭ぐう蘭兵衛さんとか、手についた血を無界屋の床になすりつける天魔王とか、あっ好き…ってところは相変わらずなんだけど、荒武者隊のひとりが片手しか使っていなくてどうした?と思ったら、最初の犠牲になった子の首をずっと抱えたまま戦ってたのね…。ワカでは*2もうワックワクの開幕ファンファーレみたいなことになっていたけど、なんかほんと…ごめん…ぐっと来た…。それにしても、ワカの時もお茶飲んだり倒れてる人のお尻切っ先でツンツンしたりいろいろヒドかった天魔王様だけど、花も昨日はおにぎり*3拾って一口齧ってうぇっって出してて…やめて…(笑)。天魔王様の高貴なお口に合うおにぎりではなかったようですね。

 他にも、白髪をゆるく後ろでまとめている時(ポニテじゃない)に、左手を右の耳後ろに回してそこから髪を左肩に流しつつ振り返る、みたいなことをしていて、何だ何のセクシーアピールだ??と思って観ていたら特に何のセリフもなくただのセクシーポーズで終わった、とか、ワカに比べると遊べる場面は減っている(と思う…おみかんシーンとかなくなっちゃったし)けど、それでもちょこちょこ何か挟んでくるの面白いなぁ。自分の髪を指先にくるくる巻くの可愛いです(笑)。兄者の髪でもやってやめろって怒られたりな。

 古田さんはやっぱりズルかったです。からくり好きだから、斬鎧剣のギミックもアリになったってことなのねー。今回のギミックは良いですね…「こんなのありかよ」じゃないからね…鳥どうなるのか怖いところです。頼むから「えっそんなので負けるの!?」みたいなことには…いくらおポンチだからってそこは…お願いしますね…やられ甲斐のあるやられ方を…本当はやられてほしくないんだから(笑)。

 ぽっぽちゃん今回長いですよね、バージョンアップ?してますよね(笑)。映像とうまく組み合わせて面白いなぁ。あと、草むらから大きな音に驚いた鳥たちが一斉に飛び立つ映像とかも。捨之介は本当に素敵になって…懐の広さを感じられるようになって…沙霧との組み合わせがとても可愛くて嬉しい。沙霧可愛いなぁ、声ちょっとかすれ気味だったけど。そう云えば兵庫は声治ってた! 前回ちょっと空回り気味かな…と思ったけど、今回は大丈夫だった…のはこっちの場所とかの所為かも知れないなぁ。強くて弱くてかっこよくてかっこ悪くて乱暴で優しい素敵な兄貴だったよ! 太夫に「生きてくれ」って懇願するラストは泣けてしまった…太夫すぐしんじゃいそうだったもんね…一緒に幸せになることを心から祈るわ…。

 タイトル出しも最後の戦いもスローモーションからのシルエットも、前回の比ではなくくうぅぅぅかっこいいいいってなれたのは、やはりセンターからのカブリなし視界だったから、というのは大きいです。そしてエンディング…めっちゃかっこいいエンディング…それぞれ絵みたいな美しさだよね。ぽつんと座ってる天魔王寂しくて可哀想…鳥どうなるのかな…*4

 あと一週間で幕を下ろす花髑髏、長かったよねおつかれさまでしたもうちょっとだから走りきって下さい! そして花楽2週間後には始まってしまう鳥髑髏…は、できるだけ無心で迎えたいと思います…何想像しても無駄だもんね…ただ健康で迎えられますように、全員無事に完走できますように、だけだわ。

 あっ月に映る髑髏がめっちゃアゴなの見えた…めっちゃアゴだった…誰の頭蓋骨だろう一体…鳥の時にはアゴじゃなくしてほしい気になって仕方ない…。

*1:ワカゲキシネと花ライビュを観た

*2:首は飛ばなかったよ

*3:荒武者隊が握って来たやつな…

*4:ワカ引きずらなくなったと思ったら今度はすぐそっちになる