ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「プルートゥ」1/27夜

 東京最後の休演日明け、2列目ちょい上手側から観賞。この日の上手前方はおじいちゃま二人連れとか老夫婦とかがいらしていて、何だかいつもとちょっと雰囲気が違う感じがしました(笑)。

  • お食事シーン。第一声の「なに?」がすごく幼くて可愛かった…可愛いバージョンだった…。
  • ペルシア国のシーンがとても…煙かった…ここいつもそんなに煙かったっけか。
  • ゲジヒト宅で一度ハケてから、奥で揃って控えているマニピュレイターさんたちがかっこいいのです。前方だと覗き見える(笑)。
  • ゲジヒトさんの傘の内側に付いている豆ランプが点かなかったみたい。アトムが出てきてからもちょっと気にしていた。
  • UFOのおもちゃを操作する少年はどういうプランなんだろう(笑)。最初ニコニコして出てきて、アトムがうらやむと何かケッて顔していくの。何で? かっこいいって云われてるのに〜。
  • レインコートは左の袖が入りにくくて、視線落として確認してからよいしょっと通していました。
  • ゲジヒトさんの傘のランプいつの間にか点いていた…。
  • 「ロボットは嘘をつけない。つかないんじゃなくて、…つけない」眉をひょいっと上げるようにして、ちょっとしたり顔してた。
  • で、ゲジヒトさんが「そうだな」って応えると、にこってするの…可愛い…。
  • サツガイがちょっと云い難そうだったアトムさん。
  • 兄妹かっわいい〜。もうずっとあのふたりのわちゃわちゃを見ていたい…ゲジヒトさん割って入らないで…。
  • 奥さんすっごい素敵な人だよ、インテリアデザイナーでね!って割りこんでくる前、さりげなーくデータアクセスしてますよねアトムさん(笑)。
  • 華麗なステップで逃げる追いかけっこ。
  • ウランがゲジヒトさんを「わたし案内する!」って連れてっちゃうのを見て、お兄ちゃんがふぅ〜、ってため息ついてたよ! やれやれって顔してたよ!
  • お茶の水博士の研究所入口でチェックというか認証受けて入るところ、やっとじっくり見えたー。まず入り口で全身スキャンみたいなのを受けてから、OKって出てくる親指に自分の親指をぴっとくっ付けて(指紋認証? ロボットでも?)入るのね。
  • 上月さんはカモフラージュ絆創膏で全然気にならないです。すごいなアレ。
  • テーブルでお茶の水博士と話すところ、首筋の辺りの感じが何かすごく…好きで。見てしまう。良い。
  • PC前のアトム兄ちゃん、「どーしたのー急にー?」めっちゃリラックスモードでほんっと可愛い。お茶の水博士はあんな可愛い兄妹を毎日眺めて暮らしてたのか…羨ましい…。
  • 頬杖ついて顔の右側がぶにっとなるのも可愛い。
  • ウランいなくなっちゃって立ち上がって最初の「ウラン?」が低くてたまらんのです。猫叱る時みたいだ。
  • ウランちゃんのあのジャンパースカートで体育座りしてぱんつ見えないのかゲスな心配していたんですが*1、共布のショートパンツ的なものが付いていて安心でした。良かった!
  • 「いるんだろー?」「うらーーん!!」ウランだけ手を口に添えて呼んでた。
  • お兄ちゃんに怒られてぶーっとなってから、えへって笑って絵描きを紹介するウラン。コロッコロ変わる表情がほんっと可愛い。
  • ホームレスロボットを遠隔操作しているのがサハドなら、サハドは絵の才能もあったんだねぇ。
  • やっぱりスモーク増えてる気がする竜巻シーン。こんな、ダンスがぼやけて見えるほど出てなかったよね最初の頃。
  • 今日のブラウは抑揚をあまり付けず一気に滔々と話す。カッコイイ。というか、めまいがする感じ。
  • マニピュレイターの存在を前提として何度も見せることによって、その存在自体がだんだん、認識されなくなっていって、結果的にアトムの飛行シーンとか、プルートゥの動きとかで、マニピュレイターの姿がもう「居ない」ものとして、脳が見えてない状況に近く感じる効果、が良くできているなぁと。京極夏彦のアレみたいだ…いるけどいないの…目に入ってるけど見えてないの…。
  • 白いアトムが白百合持つとか、どんだけ完璧な布陣かしら。
  • 天馬博士にどうするね?って投げかけられたウランが、泣きそうなふくれっ面で、可哀想なんだけど可愛くて…困っちゃうよねそんなこと云われてもね…。
  • ブラウがゲジヒトに、拒否していたメモリーチップの交換をしてもいいと心変わりした理由を「君の口から聞きたいんだ」って云わせるところが、とても好きです。ブラウの心理的意地悪さが(笑)。ロボットなのに、対ロボットなのに!
  • 「まるで、人間みたいじゃないか」も、ブラウと天馬博士どっちも云う言葉だなぁ。云う側がロボットか人間かで、聞こえ方がすごく違ってくるのも面白い。
  • 大道芸人さんの帽子キャッチ、ちょっと危なかったけど上手く頭に引っ掛けてて、ほんと…すごいなぁ。
  • アリちゃんの「テヘっ」て笑いが毎回じたばたしたくなる可愛らしさで…。
  • お祈りの人は、プラカップを片手に降りてきて、絨毯屋の店先でしばし立ち話、果物売りの女の子の籠から果物をひとつ手にとって、片手でぽい、と放り上げながらハケていきました。
  • アブラーさんがちょっと噛んでて珍しいなぁと思いました。
  • アリちゃんは待ってる間もじわじわうごうごしていて可愛いなぁ。
  • 地下の施設でもスモークもくもくしてた。
  • あんまり認識していなかったんですが、「一体500ゼウスでいいよ」のひとは大植さんですか? キャップかぶってるとふつうの坊主頭に見えてわからない…(笑)。
  • ロビタのよちよち歩きも可愛いなぁ。
  • ゲジヒトさんの墓前で鐘の音聞こえた! 2階席で気づいて以来初めて認識できたわ…。
  • 顔も見たくないとか、失敗作だとか、散々云っていたのに、ちゃんとアトムの為に泣いてくれてた天馬博士…。その死に泣いた息子を、自らの手で兵器として甦らせる。世界平和のために作ったんじゃないのに、ただ死んだ息子に帰ってきてほしかっただけなのに。
  • …息子じゃないから、兵器としてでも甦らせることができたのかもしれない、けどね。
  • 数式書き終えたアトムの「来るな!!」が…声色がそれまでと全く違っていて…低い怒声で凄かった。お茶の水博士も驚くわ…。
  • 「みんなを殺したプルートゥを、ぼくは…」も低くて…アトムが可愛かった分、余計にショッキングだし辛い…。
  • チェスの盤面、駒の動かし方は決まってないのかな。去り際の最後の一手、天馬博士がアブラーの駒を取ってたけど、前は取ってなかったなー。
  • 覚醒後のアトムが「大人びた」っていうの、ほんとブラウの云う通りだなぁと。
  • ダンス、とても豊かで、少し寂しくて、たゆたうような、掴みどころのない、でも底にとても強いものがある…心、かなぁ。
  • どんどん軽視され降格されていく大統領…。
  • プルートゥ戦、もう大植さん込みで「アトム」って気がする。
  • 倒れたプルートゥを無慈悲に見下ろす白い横顔が本当に美しくて、その美しさが哀しくてたまらなくなる。
  • 「誰も、死にたくなんかなかった」…このセリフがこんなに重く感じられるようになるとは、思っていませんでした。そうだよね…。
  • ボラー戦、「彼はサハドです。もう、プルートゥじゃない」って云いながら、そっと片手で押したら、その反動がぶわっと来る。いつもけっこう、ばいーんっと押してたから、そっと触れる感じが新鮮でした。
  • 照明が集中線ぽく見える効果は、センターブロックじゃないとちょっと感じられないのね。あと前過ぎてもわからないのね。
  • 最後までブラウさんにはハート射抜かれっぱなしです。マニピュレイターなのかな、隠者みたいな人たち込みで大好きだ…。
  • ラストシーンが、目の前にブラウもDr.ルーズベルトもロビタもいて、アリもあっちの方にいて、モンブランとかみんな残骸で、その残骸の上にプルートゥが立っていて、アトムがそっとそれに触れて、っていう…蓄積というか。それは残骸の蓄積だけど、それだけではなくて、想いとか、感情とか、欲望とか、そういうものの堆積でもあって、そんなものたちが壊れて積もった上に、雪が降ってオーロラが光って、それでも世界は美しくて…何とも云えない余韻が残るラストシーンです。好き。そして暗転してからじわじわ涙が出てくるやつ…。
  • カテコ2回目くらいに、お辞儀して頭上げたらやたら髪がもっしゃもしゃになっていて、アトムめっぽう可愛かったです。

 残りが少なくなってきたなぁと、カレンダーを見ながら思うのです…寂しい。3週間の間に、いろんなことが起きて、状況の変化と共にこの作品を観て感じるものも、変わってきている実感を、少しだけ重く受け止めながら、残りを観て行きたいです。

*1:すいません…でも心配だったのよ…