ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「100万回生きたねこ」釣り糸9投目(1/16)

 休演日明けてねこってきました。前方席はやはり奥と床が見えない、見上げる形に2時間なるので首の負担がきつい(笑)。これ、地方公演はどうなるのかな…芸劇はそれでも、クッション用意してくれたりしてくれてるけどね…。
 まだ見ぬ心配はともかく、見えないところは脳内で補って、見えるものは精一杯目ん玉かっぽじって、楽しんで泣いてきましたよ。東京公演もそろそろ前半終了ですね…。

  • 筒状の箱なんかに突っ込んですぼっ!とはまるねこちゃんの動画やらCMやらが一時期流行りましたが、ベッド下に突っ込むねこちゃんはアレを思い出します。
  • 本投げは最後の一冊をフェイントで投げずに棚にもどす。地味にこれ鉄板ですよね(笑)。
  • ねこちゃん、お休み中にしっぽメンテナンスされたのかしら。しっぽの付け根がぴんとして、初日の頃に戻ったような…けっこうくたびれてきてたように思うので。動くたびにふわんふわんぴこんぴこんしてて可愛さ倍増。
  • ワインボトルに囁きかけるの、何いってるのかわからないんだけど、3回くらい同じことを繰り返しているように見えた。
  • それからボトルの中身を聴く。おお! ねこ耳位置で聴いてる! ばっちり! 何か聞こえたかしら(笑)。
  • 王様に撫でられてる時のしっぽぴょこんぴょこんも、すごく動いてる…気がする。
  • 「だからってねこの心をあてにされてもねぇ〜」の声がいつにもましてヘンテコで可愛かった。
  • 王様の歌の時の楽隊さん、チェロをベースにしてるのね。
  • 兵士の羽根はフーフーしてからねこパンチさらにぐねっと折り曲げる。二人目も曲げる。
  • 3尾の魚と目が合う気がする(笑)。怖い!
  • どろぼうねこちゃん、屋根からするすると下りてきて、着地時に一瞬、背中側に倒れるんじゃないかとドキドキした…。
  • 下手側の穴(?)にみんなではまるところのねこちゃんが、お尻から沈んでいくのが可愛い。
  • 番犬をベッドの上で「ほぉら! つかまえてみな!」って挑発する時、ベッドの縁というか縁というかに腰掛けて足組んで云ってて、ちょっと…かっこいいです…。
  • キシャーッ!て立つのも好き。シャキーンと云うか。威嚇してるところ。
  • ブレイクタイムの扇子は日の丸。開いて一瞬、じっと見るねこちゃん。
  • 爪のお手入れ中のフィッシュマンとたまにじーっと見つめ合うの面白いなぁ(笑)。そこ目じゃな…いやいやいや(笑)。
  • 船乗りねこちゃん、海に垂らそうとした釣り糸がちょっと手に絡まりかけてたけど平気だった。
  • 船乗りさんの「お金でお菓子のお買いもの!」が「お菓子のお金でお買いもの!」になって、それはお買いものできないと思いました。女の子がいつも、えええええ!?て顔するけど、今日は笑ってた。
  • かもめ? うみねこ?にシッシッてするねこちゃん。
  • ぷはっ!て出てきて立ち上がる最中に、巻き付けて収納してたままだったしっぽをさりげなく外す。
  • ボイパ的なのの最中のねこちゃんが、かぁんわいいなぁお顔…とにまにま眺めていたのですが、気が付いた。ボイパやってるから顎が出てないんだ。そりゃあ可愛いわ…。
  • ねこちゃんのボイパにカスタネットがかぶさって、それをまじまじとながめるとらねこちゃん。チョイチョイ、と手で一旦それを止めて、改めてボイパスタートで掛け合い。ここの流れ何かもう毎回…たまらんわ…(笑)。
  • 掛け合いもすごくかっこよくなってます。手がちゃんと付いてきた(笑)。
  • 爆死のねこ首がめっぽう可愛いんですが。
  • 助手さん二人が同時に穴の中に消えていくのが、むしろそっちの方が手品のようです。中どうなってんだ。
  • 物悲しく鳴り続ける上手のアコーディオンと、下手に登場した足踏みオルガンを見比べるようにして、アコーディオン側をクビにする。やっぱこっち!みたいな感じ(笑)。
  • そして楽隊にキックキック。何かやたらゴツゴツ蹴ってた(笑)。
  • おばあさんの小さな家の上にぶらさがる、大きな袋の意味を考える。おうちの中ばっかり見ててあんまり気にしてなかった…。ぱんぱんに膨れた、いっぱいに詰まった袋から、涙が降り注ぐ。おばあさんが生きてきた時間? その時間の中で積もり貯まった涙??
  • 後ろの扉からぬるんと入って来て、手前にずるんと降りる前に、手に持っていた小さなティーセットを部屋の隅に置いた。前は持ったまま降りて下でも飲んでたよね?
  • 毛糸のしっぽを不思議そうに眺めて、あくびはせずにぱたり。
  • ねこちゃんが死ぬ前、歌の前、は少し、張りのある声でしゃべってるんだけど、ねこちゃんが死んでからはふわふわとした、おぼつかない声になってて、何か…悲しくなります…。
  • お弔いの鐘が鳴る。とらねこに向けたものでもあるのかしら、鳴っている間に女の子の部屋に戻るし。
  • 「毛糸が首に絡まって、ぐえ」で倒れてからそのまま、倒れたまま「さっきまでげらげら笑ってたのに」とかを云って、「当の本人はちっとも悲しくなんかないからな」で起き上がった。死んだまましゃべり出すからびっくりしました…。
  • 繰り返す歌、女の子が怒ったような、ちょっと泣きそうなような感じに歌ってて、何だかじーんとしてしまった。
  • カスタネットのリズムが複雑というかランダムというか。でも片方だけ鳴らしてて、ユニゾンになってから両方打ちになったので、声は聞こえやすかった。
  • あの、ヒュイーィって鳴るホイッスルみたいなの、何だろう。可愛い。
  • 2幕。テーブルダンスも、しりとりダンスも、割と反復の動きが多いんですよね。でもわからない。
  • とらねこにプレゼントを持って並んでるめす猫たち、ずっと、ああおモテになりますのね、としか思わないで観てたんだけど、しろいねこが女の子だったんなら、めす猫たちもかつては王様だったりおばあさんだったりどろぼうだったり船乗りだったり、してためす猫たちなのかな、とふと思った。
  • けどよくわからないんだよね。絵本では、女の子だって王様やどろぼうたちと並列というか同列だったもんねー。今回大出世な感じだけど(笑)。
  • しろねことネズミのダンス中の、ネズミが指先をちろちろ、って動かすのが、何かすごくネズミっぽくて好き。
  • 下手の端っこにちんまり正座して、ねこ帽子をちょこっと直して、「あのさ…きみのそばに、いてもいいかな…?」このちんまり感…たまらぬ…。
  • とらねこがしろねこに少しずつ近づくところで、ピアノの音が短調アルペジオっぽいのに変わると、何だかもう…感極まってき始めてしまうんです早いのは重々承知だ。
  • しろねこの隣に座る前に、しろねこに背を向けて、反対側に両足をそろえて伸ばして座ったの、が可愛かった。
  • ねずみ頂きます、は鼻先をぷちっと。
  • 歌うとらねこに、しろねこがすりすり頬をすり寄せるようにしてたのが、もう愛しくて…ずっとこのシーンで止まればいいのに。しりとり進まなければいいのに。
  • よぼよぼ、の辺りですでに涙の筋が光って見える。
  • しろねこの背中に身を沿わせたまま、「ここで終わるよ この物語は」から歌う。
  • 読みかけのページに、の一節歌い終えてから、鼻をすすりあげる。
  • もうね、ずーっとね、しろねこの背中をずーっと撫でてるの。たまらないよ…。
  • 流れ星を見つけて、「明日もいい天気になるな」って、今までわりと、ひとりごとっぽくぽつんと、誰へともなく云っている感じだったけど、今日のは明らかにしろねこに向けて云っていて、でもその時しろねこはもう動かなくなっていて、話しかけてそれに気づく、みたいな流れで…脱水症状になるくらい目から水が出ていった…。
  • 小鳥の声がたくさん聞こえるのに、真っ暗なのも、つらい。
  • しろねこの頭を抱きあげて、抱きしめて泣く。…つらくて思い出したくないもう(笑)。
  • 短い赤い毛糸、久しぶりに出ました。しろねこの身体の上を滑らせるようにして、手の中に入れた。
  • 背中に寄りそうように身を横たえて、膝の辺りをしっかり握って、動かなくなりました。離れ離れにならないようにするみたく、しがみつくように、ゅって握ってた。
  • そしてだんだん明るくなる。
  • カテコ! ひかりちゃんが先にいなくなることもなく、主演さんが取り残されることもなく、恙無く執り行われました。良かった(笑)。
  • 走り出てきてついーっと滑るひかりちゃん、大丈夫か!?って感じに手を出して止める体勢になる未來さん、でもぴたっと止まれてへへん!て感じに笑うひかりちゃん…かーわーいーいー!
  • 最後は上手下手のハケ際で立ち止まって、ふたりともねこっぽい感じのポーズでお辞儀してくれました。ちらほらスタオベしてる人もいた! わたしはなんかいろいろ抜け落ちてしまって立てませんでした…気持ちだけは毎回スタオベなんだけどね…。