ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

雑誌掲載 レプリークBis vol.16

 早売り本屋さんで買ってきました。あたかも「演劇系イケメン120」の文字を背負って立つようなデザインが…いや、大丈夫。イケメンイケメン。わりとイケメン。イケメンな方。むしろヒゲメンですが。でもこの文字背負うなら、ヒゲくらいあったほうが良かったかも…何となく…いやわたしはない方が絶対的に好きなんですが…ヒゲで紛れるというか…ヒゲあるとイケメン度は微妙に上がる気もするんだ…いやない方が美人なんだけどさ…よくわかんないんだけどさ…。
 イケメンはともかく。でもヒゲ美人な表紙ですよねコレ。かっこいいもの。ヒゲだけど美人だもの。ヒゲないともっと美人なんだけどさ…もういいよそれは(笑)。でもあんまりこう、照れたり申し訳ない気持ちになったり*1いたたまれない気分がしたり、はなくレジに出せたので、良かったです。「(演劇系イケメン)ですが何か?」気分でイケたもの。メンズノンノの表紙2回、の方がいたたまれなかったわ…(笑)。
 中身ですが、でも未來さんのインタビューは「演劇系イケメン120」の特集からは外れていましたよ(笑)。えっそれってどーいう(笑)。表紙だから別格なんですけどね、でも120には入ってないのね(笑)と…入れるまでもないんだよね! ね!! よし!
 p6から5ページ写真と、1ページのインタビューです。またフォークロアなお洋服着せられちゃって! 一連の、ヒゲ期に於けるフォークロアスタイリングは、シガアキオ×灯ペア*2の手によるものが多いですねー。おひげの綺麗め無頼(笑)には似合うと思います。がやっぱり若干面白い。しかも撮影したの7月くらいだろうに、暑そうだなぁ。あったかそうだもんなぁ。写真撮られるのも大変だなぁ。初っぱな見開きが、アップ2連発で、目開き未來さんと目閉じ未來さんなんですが…ヒゲでどうしても軽ワイルドになってしまいますが、ヒゲ隠すとすんげーすんげー美人さんが現れるので、ぜひとも一度おためし下さい。上手い具合に指で、なるべくヒゲ部分だけを隠すの。……なんという! なんという美人! もったいな…げほっ。次の見開きは全身カットです。冬フォークロアなスタイリングで…帽子を投げ上げてるのとか、帽子かぶって目を閉じているのとか、動きがあって素敵です。目閉じてる方の、コンセントに刺さってるコードが何か…イイな。白ホリ…じゃないのか、壁なのか。白背景にちょっとしたアクセントがついてオシャレっぽいです。投げた帽子を見上げてる目とか、ほんと、可愛いなぁ…ヒゲがなかったら小さい子みたいだよきっと…。最後にバストショット。良いお顔です。おひげなかったらホントに、どこのアンデスの坊やですか?みたいになりそうで*3…やっぱりあって良かったのか知らん…。
 インタビューページの端には、「近年の主な舞台」がずらりと小さな舞台写真入りで紹介されています。キャバレー、五右衛門、RENT、R2C2。今見るとクリフが…懐かしい…! クリフほんっと素敵だったなぁ…ルックス的には色々相まって*4、最高レベルにツボでしたよ…。そして一番下が。「幻の初舞台は…」と、白黒写真が1枚。劇団ひまわり宮沢賢治」の舞台写真、です。…うわー…初めて見たわ…。学ラン小学生8/2分け…ロボより前だ、すげぇ。風の又三郎役だったんでしたっけ。見てみたいわ…どんなだったんだろーう…。貴重な写真をありがとうございます。
 インタビューは、「ネジ」メインなのかと思っていたら、もっと「森山未來総括」的な内容で。デビュー10周年だから、というわけではないでしょうが、自然と10年単位でのくくりになっているのが面白いです。そっか、5歳でダンス始めて10年でBT、BTから10年で現在。切りの良い感じですね! 5歳からの10年間、ダンススタジオと神戸の街で培われたものを、次の10年で「外」に解放し、広げ、ぶちまけてぶち当たり壊れ、影響受けて取り込んで。今は一度ぐしゃぐしゃになったそれらをこね直して、柱を1本作っていく時期、だそうです。「人となり」の柱を作ってるんだろね。…しかし、すごく綺麗にまとまった10年単位だなぁ。偶然だろうけど上手い具合に、10年の節目が綺麗になってる(笑)。そんなこと気にしたことなんかないだろうに、不思議なものですね。
 「肩書きでいうと、ダンサーとか役者というより”表現する人”でありたい」と。で、表現する人っていうのはイコール「人となり」が出てしまう、と。…てことはつまり、肩書きはもう「森山未來」でいいんじゃね? 表現する人、の読み仮名がモリヤマミライ、とかね(笑)。もしくはハイパー・エクスプレッション・クリエイターですね(笑)。ごめんなさい。
 昨日のはなまるカフェの自己分析でも将来設計度1ってなっていましたが、ここでも「刹那で生きる人」との自己評価が。今をどう積み重ねるかしか考えていない、先を見て着実に積み重ねていくことはできない、と…確かに、長いスパンで先を見て道を定め、そこに向かって石を積んでいくタイプでないことは、わかります。でも、その瞬間瞬間に、「今」の点を、ひとつずつ打ち込んで行けば、連なった点は線になるから、点を重ねれば道ができるから、その「今」を、刹那的にでも、今この瞬間の最高だと思える場所に打ち続ければ、良いのだと。No Day But Todayじゃないけどね。未來さんの「刹那的」はゆきちゃん(笑)と違って*5破滅的じゃないから、心配していません(笑)。間違えたらちょっと戻って打ち直せばいいじゃない。もしくは、間違えて積み重ねたものも、そこから思わぬ新しい道が出来るかもしれないじゃない。
 粘土の柱がどんな大木に育つのか、次のピリオドも楽しみに追い掛けさせて頂きますので、あしからず。
 演劇系イケメン特集には、瑛太さん@牡丹燈籠の舞台写真もあって…新三郎さんの一文字眉毛がステキです(笑)。春馬くんは美人だなぁ。

*1:世間様に対してね

*2:長友×須賀ペア的な

*3:もしくは「オリバー!」とか

*4:ふわふわ紅茶色髪とか、スリーピースジャケットなし、とか

*5:かどうかはゆきちゃん見てないからわからないけど、多分