ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

ハーゲンダッツのCM見ると無条件に笑えてしまう

 日がな一日ほとんど頭の中がキャバレー楽曲で埋め尽くされていました。見続けてる時より、インターバル中の方が、自分の中での密度は濃くなる気がします。何の密度かよくわかりませんが。熟成期間というか。
 宮益坂駆け上って行ってしまいたい気はとてもしつつ、いいやガマンガマン。
 …と思ったら、今日のソワレはカテコで未來さんご挨拶があったそうでー! うわーん行っちゃえばよかったー!*1 基本「早くカエレ」なんですね(笑)。いいなぁ見たかったなぁ!

 ほぼ独り言と自分メモなのですが、キャバレー内容に触れるので一応畳んでおきます。

 
 
 青山劇場の「全館禁煙」は舞台上は除かれるんですかね(笑)。あんなにいっぱいタバコ吸う舞台は始めて観たー。でも、タバコの使い方が巧いなぁというか、タバコの煙も舞台効果のひとつになっているというか。あの時代のベルリンのキャバレーに、タバコは欠かせないアイテムですよね。それを絶妙に使ってるからまた何とも…。特にラストの、クリフが自分の銜えていたタバコをMCに銜えさせて舞台を降り、舞台上では踊り子達がゆらりゆらりと揺れながらタバコをふかし、タバコを消して舞台から消えていく踊り子達、最後に残ったMCが、そのタバコを源ちゃんに銜えさせて消え、そして冒頭の廃墟なベルリンに戻る…この流れが何というか。最初に源ちゃんが拾ったタバコはもしかしたらクリフが残したものかもしれない、というのはあまりにもファンタジー過ぎてあり得ませんが、ベルリンを去る=ステージを降りる=夢から醒める、クリフが、決別するように渡したタバコが受け継がれて、源ちゃんのタバコに戻り、そしてそれは源ちゃんが戦火の中で拾って点けた1本のタバコで、そこから始まった「キャバレー」という夢は、それが燃え尽きる頃に終わる、という…ウロボロスの蛇みたいな。タバコに何か意味を求めるわけではないけど、そうすると電車の中でエルンストがクリフのタバコを断るのも何か意味があるのかな…とか、思ってしまったり。いや、ないと思いますけどね。シュナイダーさんに「中国のタバコです」って誘ったりしてるしな。
 すんごいどうでもいいんですが、最近歌詞を思い出していて気づいたのですが、今さらかよ!と思って申し訳ないのですが、シュナイダーさんの文句ある?な歌で「恋人は鼻炎の人限定だった」ていうのは、アレなんですね、ワキガがけっこうだったからなんですね。すいません歌聴いてる時は繋げて考えてなかった…(笑)。普通に「いえ文句ありません」とクリフと一緒にぷるぷるしてるだけだった…。
 友達が、クリフが最初に部屋を出てキットカット・クラブに向かう時、どうしてあんな風にしゅばっとコートを羽織るのか、と云っていたのですが、あそこのアレはバンドさんのキッカケになってるんですよね。確かに、普通に見ててびっくりするくらい、ぶぁさっ!と大仰に翻して、両手をしゅびっ!と出して、キメキメで面白いんだけど…でも、キッカケなら普通の動作でも見えるだろうし、わかるだろうし、だとするとこう、動くと音楽鳴っちゃうんだよー的なミュージカリィ(笑)なお約束を面白くやってみた松尾テイストなのか?なんても思ってみたり。わかりませんけどねー。
 わからないといえば、えっと…「テュルッテュル王子と呼ばれています」の後に、サリーが何か云いながらクリフの頬をぺちんとするんだけど、そこでサリーが何て云ってるのかが、いつも「呼ばれています」発言で起こる客席の笑いで聞こえないんですよねー。何て云われながらぺちんってされてるのかなクリフ。いつもとっても気になるの。
 …ふと、「キャバレー」が新感線公演だったら未來さんはもう間もなく青山通りにバケツ持って立たされるんじゃないかと思ったり。ねぇ、半開きに始まり*2、歌詞飛んだりエルンストの書類カバン忘れたり、けっこうやってますよね(笑)。松雪さんもセリフこんがらがってポイント加算かな。エルンストの書類カバン忘れて、代わりにクリフが自分の旅行鞄渡しながら「中身は香水、安物のアクセサリー、絹のストッキング、引き出物、そんなものだろ」って云ってて、ああその旅行鞄*3なら引き出物も乾き物も入るよねー、と思いました。書類カバンなら引き出物は入らなさそう(カタログじゃなければ)なんだけどね(笑)。
 本日マチネのアメリカ娘一言は「フリーアルバイター!」だったそうです。ソワレは何だったのかなー。
 風邪っぽいから早く寝ようと思ってたのに医龍が終わってしまった。

*1:いや当日券は電話予約だし

*2:正に始まりから…

*3:とても厚みがある