…さっき(ちゃららん)、電車の中で(ちゃららん)、ポチポチと、打っていた、マチネの、メモが、…消えました(ちゃーらん)(マイン・ヘル冒頭の感じで歌ってみる)。ダス・エンデ!! うわーん!!
気を取り直して。
怒濤のキャバレー通いが一段落付いてしまいました。…付けたくないんだけど! 醒めたくないんだけど! もんどり打ってたいんだけどー! じょばじょばアドレナリン出まくって恥かいて全然平気なんだけどー! 明日が仕事とか云う現実は見たくありません。そんな現実、盛り塩のしてある脇に置いて来ちゃえ。
だんだん、少しずつ変化が出てきたり、ハプニングがあったり、したマチソワでした。見れば見るほどどんどん好きになっていくし、どんどん…切なくなっていく舞台です。メモはくだらないネタしか拾えないので、とてもそんな風には思えないけど(笑)。
以下、ネタバレしつつメモを。畳みます。
この先ネタバレあります。
<昼公演>
- エルンストのすごい電車の乗り方、昨日までは「死ぬかと思った」って云ってたけど、今日はクリフが「降りようとしてますよね!?」てつっこんで「…まぁね」と返してました。うん、あれはどちらかというと窓から降りようとしてますよね。
- 文句ある?の歌で、痰ツボに落ちた小銭を笑顔で探すシュナイダーさんに、小さく「バッチイですよ?」と云うクリフ。…可愛い(笑)。
- クリフにキスした後、エルンストにもキスするサリー。の後の、エルンストの勝ち誇ったような顔が好きです。
- 「次は…むにゃー…金曜日」のむにゃー、も好き(笑)。
- 源ちゃんのタクシー運転手さんにチップ込みで3マルク払った後。財布を置くタイミングを見失ったのか、片手に持ったままナイスな歌を歌うクリフ。アイドリィな振りが片手財布でになっちゃったー。
- サリーがベッドカバーを翻して被る時辺り?で上手く床に落としてました。
- そういやママからの手紙も持ちっぱなしで映画の話になってたなぁ。波がさぱーん、さぱーんて押し寄せてきて…が手紙持ったままだった。
- 三角のマークが出て…まんがまつり!?ていうのすごい好き(笑)。
- 昨日カバンに頭ぶつけてた所為か、ひっくり返る時に逆側向いてました。
- サリーの妊娠に取り乱したクリフ、「夜はうちに帰って小説を書いたり、おむつも洗うし、パスタもさっと茹でるし、おむつ…もさっと茹でるし、赤ちゃんもさっと茹でるし」…ついにおむつまで茹でるのかい!!(笑)
- 予想外の人生に乾杯をするクリフ・サリー・エルンスト、に乱入した阿部MC。村杉さんに「顔長いね」って云ってました。
- で、云われた村杉さんに向かって未來さん、セットごとハケながら「顔長いって」みたいな手振りをしていました。
- マネマネ後、アメリカ娘の本日のお言葉は「ディス・イズ・ア・ペン!」
- あ、シュルツさんのパイナポーソング後にはなかったけど、結婚の歌の後に拍手がありました!
- 婚約パーティーでコストの「いとこ」たちが入って来た時。サリーと踊ろうとした源ちゃんの腕辺りにクリフがパンチ、源ちゃんは腕を押さえて「いってぇルーディだよぉ…!」と云ってました。
- 2階に立つクリフの身体に映る鈎十字照明、旗が翻っているように見えます。アメリカ人のクリフの上にも、ナチスの暗い影が…という感じでしょうか。
- 休憩明け前のチョコポッキー持ったシュルツさん、「僕の歌の後にビミョウな拍手やめてください!」だって(笑)。だんだん進歩しますから待ってて! お客さんも慣れてないの!!
- 阿部さんの個性的な彼女な化け猫、村杉さん扮するお母さんから赤ちゃんを掠えずに落っことした! 時々子供を掠うけど掠い方がカッコイイとか歌われてるのに掠えてないー!
- エルンストの仕事を断ったクリフ、「今に新聞の記事を見てびっくりするぞ」が云えなくて、「新聞のびじを見て」になっていました。…記事とびっくりが混ざって噛んだんですね! 英語じゃなくて! かぁんわいーい! びめでとう!
- サリーを部屋に残して出て行こうとするクリフ。「アメリカンエキスプレスのオフィス」が云えませんでした。でも云い直しても不自然じゃない流れだから大丈夫。
- 何だかどうにも、ラスト〜カーテンコールで泣けてしまいました…。束の間の、夢のような時間は煙草の煙みたいに消え失せて、目を開けて「今」の現実に立ち返ればそこにあるのは爆撃に晒され廃墟と化したベルリンの街で…。その後にくり返される「人生はキャバレー、束の間のキャバレー」というリフレインが、何だかすごく…重い、というか。人生って儚い、というか。その儚さを知った上で笑い歌うのがキャバレー、というか…何か、ね。キました。よくわかんないけど。
- あっでも今日は、秋山さんとコンダクター・門司さんのお誕生日だったそうで! おめでとうございまーす☆
- 阿部さんに振られて秋山さんがご挨拶。「ありがとうございました」「ひとつ歳を重ねてしまったのでもう帰ります」みたいなことを仰りつつ、ハケ際に華麗な「フルーティ!」フィックスポーズを決めて下さいました! 秋山さんホント…ステキだなぁ。
- で、その秋山さんのフルーティ!ポーズを見ながら未來さん、両手で顔を覆って笑っていたそうです…見なかったなぁ。見たかったなぁ。
<夜公演>
- エルンストのすごい電車の乗り方は「降りようとしてますよね?」で固まったようです。フィックスで!
- また痰ツボに「バッチイですから」って云ってた。かわいいー。
- キットカット・クラブで電話越し、サリーの「アメリカ人?」が早くて、クリフの「もしもし」と被っちゃった。
- 「それキライ!」が日に日に…可愛く…というか…オカマっぽく…なってきてるような…(笑)。
- 本日のドッキリ。ナイスなお歌中、歌詞の「新しい年の」が飛んで「乾杯の時〜」まで空白でした…びびった…! いきなりだもん! 歌の冒頭なのに!
- 財布はやっぱり持ちっぱなしでした。
- ママに手紙タイプしてる時、クリフが寒そうに窓にクギで板を打ち付けるのは、アレはエルンストが窓ぶち破って出てっちゃうからってことですかね? 多分「むにゃー金曜日」の金曜日も窓から出て行ったんだろうな!
- 「おむつもさっと茹でるし」も定着のようです。
- 板打ち付け途中の窓をぶち破って入ってくるエルンスト。サリーがキスするのを見て、いつもは「キスしたくなる気持ちもわかるよ…」て呟いてたけど、今回は「ドアもいいよ…案外ドアもいいもんだよ…?」って云ってました(笑)。ねぇ、毎回ドア以外から入ってくるんだねエルンスト!
- そしてその後、乾杯の時に乱入してきた阿部MCが拾って「ドアっていいよね!」て云うのに、親指立てて応えるクリフでした。ナイス連携プレイ!
- マネマネ後のアメリカ娘一言は「ジーンズメイト!」…もう本当に何でもいいんだね(笑)。
- 婚約パーティ中、サリーに「踊らない?」と誘われて一端ハケるクリフ。次にボビーとヴィクターと一緒に戻って来た時に今日、やたら疲れてました(笑)。何? いつもそんなに疲れてなかったのに!?
- エルンストが「シュナイダーさんの旦那さんのシュルツさんにも挨拶しなくちゃ」って、何だか回りくどいことになってました(笑)。シュナイダーさんとシュルツさんって混ざるよね…。
- エルンストの仕事を断ったクリフがベッドの上で読んでる新聞が「ル・モンド」紙*1なんですが、パリには行かなくなった…んだよね確か。ドイツ国内でも買えるのかな。ナチス色強くなってドイツの新聞は読みたくないのかな。
- キットカット・クラブでの乱闘時。エルンストに跳び蹴り喰らわせて、その後ヒジ入れた時に「でいや!」て云ってるクリフ。
- 友達が云ってたのですが、クリフがボコられてる最中に、ボビーがドイツ兵にすごい本気でキレてるらしいです。…あ、愛されてる…!
- チェルシーで狭い部屋をシェアしてたエルシーが死んじゃう歌、の途中で阿部さんが「せんぱい…!」て云うのは…アレは「怖い声が入ってる曲」ネタでいいんでしょうか(笑)。レベッカの「Moon」に「センパイ…」って声が入ってる、てネタは有名ですが!
- 電車の中、小説の冒頭を書き付ける前に、マチネまではこう、顔を伏せて一瞬泣き出しそうになっていたのですが、ソワレはそれをしなかったです。代わりに、書き付ける小説の冒頭を語る声が震えているような…何か、たまらない…。
- あと、「どうぞ、お上品に」でもちょっと揺れた…というかひっくり返りそうになったというか…違うのかなー。…いや、勝手に「ぴゃっ!」となってちょっと涙腺にキたのです。ただひっくり返りかけただけかも知れないけど!
- ラスト、去るクリフが立ち止まって振り返るポイント、の通路から3番目くらいの席にいたのですが、こう…首を巡らせて舞台を振り返るクリフの、お顔はもちろんテュルッテュル王子でしたが、首がね、何かね、白くてね…喉とか、美しいなぁ、と。何とも云えない表情してるし…自分が捨てていくものたちを惜しむような、目に焼き付けていくような、でも切り捨てる、決別する意志は堅いような…。
- カテコ。珍しく未來さんが手を振りました。…ちょっと低めに(笑)。どうした!? 無理してませんか!?(笑)
- 秋山さん&門司さんハピバもありまして、門司さんにご挨拶を振ったけど秋山さんに返されちゃって、結局秋山さんがマチネとほぼ同じご挨拶をしてました。…が「フルーティ!」jはナシでした。
怒濤の5連続の後、次までに随分日にちが開いてしまうので、次回見たらきっとまた全然、色々、違ってるんだろうなぁ。それも楽しみに、次回キャバレーを待ちます。…待ちきれないんだけど!
*1:フランスのメジャーな新聞