テレビを点けたらNHKでブラームスの4番をやっていたので思わずそのまま最後まで鑑賞。大好きです。
ブラームスは交響曲を4つ作っていまして。そもそも最初の交響曲を完成させたのが四十を過ぎてからで*1、かなりこう、「交響曲を作る」ということに大きなこだわりというか、とても大事に大事に作曲した*2ようで。その所為か、ブラームスの交響曲第一番*3は何というか、すっごい気負ってるというか、仰々しいというか、もったいぶり過ぎちゃったんじゃないのーという印象がしてしまうのです。極個人的に。
で、個人的に好きなのはブラ2とブラ3なのです。何かこう、脂ののった(笑)感じがしてね。泣きのメロディがこれでもかーっという具合に泣かせてくれてね。ブラ2の跳ねるような3楽章も、ブラ3のこれぞ泣きのメロディ!という3楽章も、どっちも大好きです。ブラ2の4楽章、抑えに抑えたピアニッシモが一気に解放されるフォルティッシモのスケルツォとかねー、ゾビゾビしますね。
そいで最後のブラ4なのですが、すんごいイイ出来だとはモチロン思うのですが、これがねー何となくねー「ああ…ツボ覚えたね…?」的な印象が(笑)。ここからこう持ってきて、こういう風に落とせばほ〜ら泣きのメロディでしょ? これで泣けるでしょ?みたいなあざとさ…というか…。ああ、テクニック覚えたね、と思ってしまうのです。うん、何となく、ですけどね。でも全部大好きです。1以外弾いたけど、難しいけど気持ち良いんだよねー弾くのも。ハイポジばっかで手攣りそうになるけどね(笑)。
何か、おそろしい勢いで暴言吐いてる気はとってもするのですが、まぁ誰も気にゃあしないだろうということで。所詮はホラ、ブラームスでヘドバンするからさ私。クラシックでもタテノリ*4だからさ。