ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「なむはむだはむ」@東京芸術劇場(2/25昼)

 楽しかった!! 日替わりもあったし初めての演目もあったし、色々新しかったり進化してたり…変化や、あと今まさに新しい表現が生まれた瞬間、を目の当たりにしたり、すごいなぁ。見飽きることがない作品です。

 土曜の昼間なので子どものお客さんも多くて、じーっと見てたり、飽きちゃってお母さんの膝にごろんとしたり、何か云ったり真似したり、可愛かったなぁ。対面式の客席だとそういうのも自然に目に入ってすごく楽しいです。が、逆からは自分も見えてるんだよな…て思うと…スゥ、となる(笑)。

 セトリとメモは下に。

 

 

 セトリはこちら。

 

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  • 入ると岩井さんがいたり、いなかったり、子どもに話しかけたり。
  • 子どものお客さん多めでやっぱり、何か、いいねぇ。
  • ワークショップ的な始まり方。子どものお客さんいるからお話作るのに参加させようとするけど、なかなか出てこなくて、大人のお客さんに「好きな動物は?」って訊いてスタート。パンダでした。
  • パンダがどうなった?って、先陣切るとついてくるんですよね。
  • 海で泳いで、波に飲まれて、鮫に襲われて、鮫のお腹の中にはいろんな道具があってけっこう便利で、辺りまで子どもの意見。そこから岩井さんが進めていって、スパナとかトンカチとか道具を持って外に出て、魚雷飛んできて、良く知ってるね!ってびっくりして、陸に上がって落とし穴に落ちて岩井さん死ぬ。
  • 未來さん出てきて、落とし穴そんなとげとか生えてないから死なない、って。
  • 穴の中でモグラが出てきて、モグラの歯からミサイルが発射されて未來さん死ぬ。
  • 前野さん登場、もうちょっと恋とかしようよ、ってモグラとパンダが恋に落ちてなんで死ぬんだっけ?(わすれた…)
  • 死なないでアリス写真館に行く、と岩井さん(笑)。写真館でだまされて死ぬ? だまされて??ってなりながら死ぬ岩井さん。
  • 未來さん、「ごめん俺アリス写真館わかんないからちょっと戻って、森に行こう」そうか、アリス写真館わかんないか(笑)。コスプレめいたおめかしして子どもの記念写真撮るスタジオですよね。ざっくり。
  • 森に行って、歌を歌っていたら呪われて死ぬ。
  • 呪われて、死なないで踊って、踊り狂って死ぬ。
  • バン!とか、足くじいて、とかでどんどん死んでいく3人。
  • 子どもたちがキャッキャ笑ってる声がしたなぁ。
  • 未來さん、「俺の身がもたないから~」とか云いながら死んでた…。
  • ひとりになっても死に続ける未來さん。
  • から、「おじいさんのさんぽ」作者不明。さんぽに出たおじいさん、1メートルくらい歩いたら崖から落ちて、おじいさんはなんかものすごい年齢だったけど30歳くらいの元気さで、穴の下には水が流れていたので助かって、餌の鳥の肉とかを買う、夢を見た。みたいな。夢オチ?!
  • おじいさんになる未來さん、でも30歳くらいだから元気(笑)。
  • あとはハムスター形式でどんどん演者か交代していく感じ。大変(笑)。
  • で、おじいさんはジャンプした、って云われて未來さんがマリオジャンプみたいに飛ぶと、「(30センチくらい)」って云われて「30センチ?!」って小ジャンプくらいにする(笑)。
  • ジャンプして、死にました。完。みたいな…えっ?て話だった…ほんとに死ぬね…。
  • これの時かな? 未來さんが下から出ようとしていた穴の上に前野さんが乗っちゃってちょっとびっくりした…大丈夫そうで良かった。
  • 衣装は岩井さんが薄いグリーンの市松模様の織り柄のあるシャツに暗色のスカーフタイ、花柄サスペンダー、黒いズボン。未來さんはグレーベースにオレンジとかがちょっと入った細かいのシャツに蝶ネクタイ、カマーバンドにグリーンのシャカパン。後れ毛止めてるピンが×に刺さっててかわいかった。前野さんは薄いイエローの少し柄のあるシャツに蝶ネクタイ、グレーのジャージに臙脂のサスペンダー。サスペンダーは岩井さんと前野さんのが入れ替わってた。
  • 「おじいさんのいないかぞく」を3人でじっと聞いて、未來さんひとりになって、立ち上がれない膝で這いずる感じだった。指先で床を探るようにしていたのが虫っぽかった。
  • からの「ガイコツ」、ホームランのポーズがちょっとボルトっぽくてかっこいいガイコツ。
  • 前野さんの歌、最後に食べたのは何だったろう?になってた。鰻の蒲焼きじゃなかった…*1
  • 今日も、役割分担が入り交じってる感じで、より混沌として面白かった。
  • ホームランボールが命中したガイコツ、岩井さんが読みながら倒れる。未來さんが倒れた岩井さんの両足を持ってざざーん、ざざーんとゆさぶりながら引きずっていき、穴に足から落としていくと、岩井さんの頭だけが穴の縁に乗っかる。わー、八百屋の頭だ!
  • 未來さんは、両腕で顔を隠して、頭のないガイコツが八百屋に探しに来た風に。なるほどー!
  • でも百円!百円!ってなると買い物かごぶら下げたお買い物奥様になる(笑)。
  • ポーキー、前野さんは「ポーキー!」って鳴いてるけどしばし考える未來さん。岩井さんにも手を伸ばさず、自分の腕をポーキーにする。寄生獣みたいな、エイリアン的なものになった…。
  • ちょうえつ100万年は座り込んで独房っぽく。壁に向かってなのか、鉄格子に向かってなのか。
  • 脱獄が阿波踊りみたいになった(笑)。
  • 赤ちゃんの笑顔、激痛、は、片足を後ろに伸ばして、上体を前に倒して片腕を前に伸ばして、片腕~上半身~片足が床と平行な一直線になり、きれいなT字になる、のが笑顔、それがぐにゃっとなるのが激痛、というのを何度かやってから、また斜面を駆け上って直立で滑り降りてくる。
  • 岩井さんはハイハイしてる。
  • 右腕はバットにしました。もう、何も怖くない。ってすごい決め台詞だなぁ!
  • ほーねーでーなーしー、で螺旋を描くように崩れていく未來さん。
  • おかえり、の歌*2、床の上にぺたんと座る未來さんが、糸の切れた操り人形みたいだなーと思って、考えてみると操り人形とガイコツって似てませんか。何となく。
  • 前野さんの「ポッキー!」を子どもが真似する。気に入ったみたい(笑)。
  • からだはサメに食われました。ぶおん!!の伸び方(?)にバリエーションが(笑)。片手片足ずつ、とかもあった。けどまぁ気持ち悪いよね!
  • 「金にぼし銀にぼし」ベーススタンバイしてた未來さん、ストラップが片方外れて、直そうとしたけど時間なさそうで右足をセットの枠に乗せてその上で弾いてた。でもそれ余計にかっこいやつ…。
  • 前野さんはキャットウォークまで上ってた。
  • にぼしの紙が見えたんだけど、縦書きなのにびっくりした。あと、子どもが書いたままのを読んでるのね、清書とか打ち直しとかしてないのね! それは読みにくいこともあるだろう…。
  • 岩井さんのギターソロの歪んだ音がかっこいい。ああいう音好きー!
  • だいぶ聞き取れたぞ?と思ったのに最後の早口になるとわからない(笑)。臭くて死んじゃう系なのはわかった…そんなんばっか(笑)。
  • 曲終わりに拍手か起きると前野さん「拍手いらない!」
  • 前野さん放置。「金にぼし~!」未來さん「いらんわ」「銀にぼし~!」前野さん「…ハイ」片付けとき!とか云われてる。
  • ロープ眺めながら未來さんと岩井さん、「下へまいりま~す、的な」「下へまいってま~す、的な」
  • 前野さん来て「4階、にぼし売り場でございま~す」にぼし売り場?!って吹き出す未來さん。
  • 未來さん「にぼし売り場はこちばになりま~す」こちば?(笑)って笑いながら、前野さんを穴に沈めていく。
  • 岩井さんは別の穴からロープをたぐり出していて、未來さんが傍に寄って「…つながりますかね?」アンテナ的な??
  • ロープの先を未來さんの顔に巻き付けつつ、「引っ張るのに重石になってもらえますか?」「波止場にある足乗せるやつみたいな」とか云う岩井さん、「これで聞こえますかね?」とか答える未來さん。
  • 「まえのさーん、きこえますー?」「きこえてない!!」「あっ正常、正常」聞こえないのか(笑)。
  • 「聞こえてます?」とか云いながらぐるぐる巻き取っていく未來さん、そのまま「聞こえてない」に突入。前野さんが読み上げる。
  • 「聞こえてない」、怖いというか、どういう状況なのか考えると心配になるし、助からないし…聞こえてないのか…。
  • 前野さんの読み上げ途中、「そしたら、…」ってそこでとても長い間が開いて、しばーらく経ってからロープぐるぐるの未來さんが痺れを切らしたように「そしたら?!」って(笑)。
  • あの間は何だったのだろう…。
  • 顔のロープをふごふごさせてから、少しロープをずらして「きょうりゅうのえいがかん」
  • ブルージィに始まって、指は1回だけ鳴らして、ハミングみたいなところから。
  • ふと見ると岩井さんと前野さんが同じ穴にはまってギター弾いて「入れなかった」とか歌ってるのが妙に面白かった(笑)。
  • スキャット絶品です~もっと聞きたい~。
  • からの高速大縄跳び、「ヘイカモン! 秀人カモン!!」岩井さん「入れないよ!」前野さん「入れるよ!」岩井さん「スピードがおかしいよ!!」…ってちゃんと歌ってるのが流石なんだよね(笑)。
  • 入って飛べない岩井さん、ワンモアタイム!とか云われてやっぱり飛べない。今日は調子悪いのかな!
  • 今日は「ヘイカモン! 健太カモン!」前野さん来たー!! よかったねー!
  • 「やってみるよー!」
  • でも前野さん飛ぶとギターの音か消えちゃうのね(笑)。
  • 入ったら前野さん1回成功で拍手!
  • 岩井さんも再チャレンジでもう一回…飛べた? だめ? 拍手は起きたよ(笑)。
  • 「…入れなかった」「入れてなかった」「入れては、いなかった…」そうか…。
  • 岩井さん「サスペンダーがぐちゃぐちゃだよー!」
  • 全部歌ってるんだよすごいよね…。
  • 前野さんが岩井さんのサスペンダーを止めてあげていました。
  • で、未來さんが「きょうりゅうの~…」ってふわりと終わらせようとしたところで、穴からギターを搬出しようとしてた岩井さんのサスペンダーの後ろがまたパチン!と外れて「イタッ!!」って。爆笑になってしまって締まらなかった…(笑)。
  • そのまま「長い毛」、ロープ外すのやっぱり大変。がんばれ。痛そう。
  • ロープの張り方難しいよなー。どっちが上とか、ここは下を通すとか。
  • 窓は開いてなくて、蓋がぱたんと開いて黄色い光が射し込んで、黄色い光に包まれて毛? ロープ? 未來さん?が外に出て行く。
  • 「長い毛2」最終回の直後に「続編決定!」の告知入る、みたいなスピード感ね…。
  • 冬の日本海の歌、の後、なかなか出てこないなーと思っていたら、縦に延びるロープがピクピク、ビクビク、と動く。振動が上へ伝わっていく様が面白い。波形というか。
  • そしてよじ登ってくる手。腕の内側の白さが美しい。
  • ロープが張り巡らされた舞台上で、未來さんが膝くらいの高さのロープを跨ごうとして左足上げたら、その甲にロープが引っかかって、普通はそれを外して跨ぐんだろうけど、というか外して跨ぐだろうなって思って観ていたら、未來さんはその引っかかったロープを見下ろして1秒くらい考えてから、ロープを甲にひっかけたまま足を持ち上げていって、同時に両腕を高いロープに絡めて、ロープを支えに身体を倒したり、ロープを踏んだり、そこからはどんどんロープに身体を絡ませて動いていって…足の甲に偶然引っかかったロープから、新しい表現がまさに今生まれた瞬間!っていうのを目の当たりにしたような気がした…鳥肌立った…。
  • ハンモックみたいに背中を預けたり、大丈夫なのかな…ってちょっと心配になったけど平気なのね。とても素敵な海中の毛でした。
  • そして窓の岩井さんへゆっくりと歩み寄り、手を引いて連れ出す。木と毛、ずっと前からわかってた。
  • 木が不安そうに周囲を見回すのを、優しく抱きしめる毛、的な。からのチークタイム。
  • 途中で岩井さんがぎゅう!と抱きしめて未來さんが「うわぁ!」って声を上げていた(笑)。
  • 「木と」「毛ぇ!」楽しそう。前野さん、「何で抱き合ってるの~?」「俺も混ぜてよ~く!」とか入りたがる。
  • 「木と」「毛と」「く!!」未來さんが「毛と」ってくを入れてくれた!
  • のに岩井さんすかさず「黙ってて!!」
  • 未來さんすごい笑っちゃってて、波の音が途切れてぶったぎり終了してからも笑ってる未來さん(笑)。
  • 撤収してロープ回収する未來さん、めっちゃ速くて前野さんと岩井さんが怯える。
  • そしてくじ引きだー! 前野さんが引いたのを見て「ほう」とか。役割もくじ引き。
  • 前野さんが持っていたギター、弦が切れていて、「これちょっと切れてるからガットにする?」って違う方のギターを持ってきてもらうと、未來さん「ヘイ、ガット!」とか楽しそうに。何かみんな今回は余裕のある感じです!
  • 前野さんが言葉担当、未來さんが動き担当、岩井さんが音楽担当。足取り軽い前野さんに未來さん、「マエケン余裕あるね! 読むだけだから楽とか思ってんじゃないよ!」発破かける(笑)。
  • 岩井さん「協力プレーだよ!」そうね!
  • 「ぼくのかえらぬ100分間のぼうけん」、作者不明。ゆうた9歳は勇者を夢見る少年。ゆうた、って聞いてほっぺをぷくっと膨らませる未來さん。そうなの?(笑)
  • 星を見に行ったけど見えなくて、「これじゃあぼくがゴミのようだ!」すごい台詞だなぁ。
  • 何かこの辺で未來さんが、とても美しいスタンダード的な動きをしていて…はっ!!となってしまった。
  • ゆうた9歳が夜の10時に家に帰る途中トイレに寄ると、トイレの中に超空間(?!)があった。穴の周囲で足をぐるぐる動かして、中に吸い込まれていく未來さん。
  • 前野さん、「それでは聞いて下さい、超空間の歌!」
  • 岩井さんが探り探りギターを弾くと、未來さんがひくーい声で「ちょーくーかーーん」と歌い出す。
  • 続けて岩井さん「何がどうって説明できないーだってちょーくーかーーん」
  • 何か和風だね?!とか云ってた。能みたいなイメージ?
  • お話に戻って、目が覚めたらゆうたは勇者だった。よろいが重すぎて動けない。
  • 動けない勇者をまた片足T字で頬膨らませて固まる未來さん。しばーらくそのままキープ。
  • してたら、おもむろに未來さんがツカツカと前野さんのところに行って、前野さんにロープをぐるぐる巻き付け始める(笑)。よろいだ! 動けない勇者交代してる!
  • そしてまたT字ポーズに戻った未來さん、そしてぼくは次の1分間へ行くのであった…。終わり。えっすごいな!! すごい話だな!!
  • ロープぐるぐるの前野さんをそのままにして、「1分間についての考察の歌」を歌わせようとする未來さん。
  • 岩井さんのギターに合わせて、「1分間って何でもできる、恋」「うんち」岩井さんがコーラスで「できるね~」「夢」「見れるね~」「友情」「芽生えるね~」
  • 勇者にもなれるね、ってキレイめに終わる。
  • ちょっと離れたところで座って見てる未來さんに前野さん、「それでは、踊って下さい。60秒のダンス」振る。けど動かない未來さん(笑)。
  • 何かずっと前野さんが踊ってたよ! 岩井さんが「なすりつけあーい♪」って歌って爆笑。
  • 未來さんは踊らないけどハミングで軽くハモってた。
  • 終わらせ方を見失う感じで(笑)、「どうすんの~」「終わればいいじゃん(笑)」
  • 前野さん、手拍子始めてみたり、フラメンコが気に入ってるようで(笑)。それいいから!とか止められていた。
  • そのまま、なんだかとてもふわっと終わったー!! 楽しかったー!!

 カテコが1回多くて2回出てきてくれました。くじ引き面白いなぁ、まだまだ紙たくさんあるからやれるものもたくさんあるし、役割分担が変わるとまた違うものになるし、でも毎回は大変過ぎるんだろうな…(笑)。

*1:勝手に「鰻の歌」と呼んでいたのに

*2:勝手に呼んでるだけです。わたしがわかる用に