早売りゲットしました。会社帰りの夕方、いつもの早売り本屋さんで探したら、メンクラはあるのにメンノンが見あたらない。あっれ〜？と内心首をひねりつつ、でもメンクラあるんだから絶対にあるハズ、と*1平台の周りをうろうろ。ない…ノースリネクタイ鈴カス頭がない…と思ったら、明らかに下とは違う雑誌が上に数冊積まれている山を発見。おっアヤシイぞ…とめくってみたらば、そこに。凛々しい眉毛のノースリネクタイ鈴カス頭さんがいらっしゃいました…。何で上に違うの積んであるんだよ…（笑）。何というか、森山さんがメンズファッション雑誌の表紙という状況があまりにも受け入れがたい状況で、大変こう…ぶるぶるしてたワタクシには、その状態はとても被害妄想に駆られたくなる感じでありまして。あーあーすいませんねぇアレですかぃ何ですかぃこの子はメンノンの表紙にはアレだと仰りたいんですかぃそーですかぃだから隠されちゃったんですかぃわかりましたよわたしもちょっとそうおもってたところですからええすんませんねぇ、とやたら卑屈な気分になりました。何妄想だろうか。世間一般的にはアレなのダメなの？とちょっと悲しい気分にもなりました。がしかし、鈴カスが雑誌の表紙になってこう惜しげもなく（？）衆人の目にさらされている状態が何だか大変耐え難く、ああむりやっぱむりだめ、と…もう一度となりの雑誌を乗っけてきました…いや元に戻しただけだもん！ 最初っからこうなってたんだもん！！ わたしわるくないもん！！
確か最初に雑誌の表紙飾った時*2 *3 *4も私ひっくり返して来たんです…あまりにもアレだったもので無理だったものでスミマセン。しかもあの雑誌ひっくり返したら何雑誌かサッパリわからない裏表紙だった。
えーそんなことはどうでもよろしくて。メンノンです。正直なところ、表紙写真のノースリネクタイスタイリングが私的にちょっとイマイチだったので、中身にもそれほどまでの期待はしていなかったのです。本屋では中身見られませんでした…ひっつかんで丸めてレジに突き出した（笑）。だもんで、おうちに帰ってからぺらぺらとめくってみた、の、です。
が。
…すごかった。ヒドかった*5。えーと、以前アンケートで「未來写真１枚選ぶとしたら？」みたいなのをやりまして、その時私はH誌の昼寝してるみたいなアレを選んだのですが、ヤバいこれ更新するかも。そのくらいの衝撃的かつ肘まで埋まる勢いでツボを突いてくる写真、でした…テレパルＦに並ぶよ…。
まず表紙。予告にも出ていたノースリ（以下略）です。何だかやけに眉毛に目が行くなぁ…。うっすら開き気味の唇がセクシーかもしれない。両目がちょっとグレーです。プレビューバージョンだな！ これアレですよね、電車の車内吊り広告の刑に処されてる、んですよね…無理…そんな電車乗りたいような乗りたくないような乗ったら降りたくないようなああわかんない。ぺらりとめくって目次ページ。小さいですがタイポのない表紙写真が。長友・須賀コンビだー久しぶり！*6 写真は秦淳司さんという方のようです。検索したら竹野内さん写真集が山のように出てきた（笑）。衣装は全てミュウ ミュウだって！
ぶっとばして*7、211ページ。えっ…何コレいきなり。えっ？ メンノンだよな？ じゅのんとかじゃないよな？？
的な、あの、かわゆらしい笑顔でぐいーんと片腕の筋を伸ばす鈴カスが…撮影の合間に何かしゃべってリラックスしてる時に撮られちゃった☆みたいな…なにそれ…メンズファッション誌って一体…。しかし不思議なお召し物です。「揺れるビッグシルエットが春らしい」スラックスはちまんよんせんえん、だそうですが…ごめんなさい一瞬「あっろんぱーす」とか思いましたすいませんすいません。だってロンパースみたいなんだも…ごめんなさいごめんなさいめんずふぁっそんがわからない人間ですいません。あーそれにしてもどうしてこれ選んだんだろう。きっともっとキメキメなのとか色々たくさん撮ってるだろうに。何を思ってこの1枚、にゃっ☆と語尾に星も飛びかねない笑顔ショット。わからない。めんずふぁっそんざっしがわからない。それにしても向かって左半分、色なさ過ぎで白すぎるよ！ まゆげないよ！！
ぺらりとめくると。212ページ、白のタンクトップにボルドーのノースリシャツを羽織った、ああちょっとホッとする。見慣れた感じです。表紙写真に近いニュートラルな表情でまっすぐカメラを見つめる未來さん。腕の血管がもうご馳走様です。ありがとう。好き。今回やたら上下のコたち*8が目立つなぁ。個人的には嬉しい。しかし…大人っぽく男っぽくなったなぁ！とつい先日リボメイキングかぁんわい！ひよこを見た所為かとても思いました。左眉がやたら男らしい（笑）。
そして。あの…これは一体…という1枚が。えっと…彫像？ 右腕を自然に伸ばして肩の高さまで掲げ、たそのラインの美しいこと。緩く持ち上げた人差し指、システィーナの天井を思い出してしまいました。「アダムの創造」の部分…。綺麗、この人本当に綺麗。ただ立って、左の踵を軽く上げて、右手を真っ直ぐ伸ばしてるだけなのに。すごい綺麗。この写真で更新です。あのね本当に綺麗ですよ森山未來というひとは。と色んな人にみせびらかしたくなるような、誰にも見せたくないような。ああもうどうしてORにぶつけるようにこんなモノが。肩や腕の筋肉が造り出す陰影がまた美しい。もう惜しげもなく「美しい」を並べ立てるよ。だって美しいんだもん。着ている服はまた何というか独創的というかアヴァンギャルドと云うか面白いんですが、不思議な質感のタンクトップに黒い、これもビッグシルエットのパンツなのですがウエストがちょっとカマーベルトっぽくなっています。このパンツ、バランス良く穿くにはそれなりの上半身が必要なわけで、何というか…似合うよそれ…普段には着られないけどさ…。この美しい上半身あってこそのパンツスタイルだと思います。素晴らしい。流石長友さんわかってらっしゃる。この写真見て最初に思い出したのが、ずーっと前のベジャールバレエの「ピラミッド」という演目…の衣装がちょっとこういう感じだったなぁと。いや「ピラミッド」は生で見ていませんが。写真が…小林十市さんが踊ってる写真がね、こういうウエストマークでゆったりとしたシルエットの赤い衣装だったのです。で、勝手に、未來くんがベジャール振付踊ったら私死ねると思いました。ごめんなさい色々見過ぎた。とにかく美しい。
インタビューは…わー…BB再演最中だったようで。そっか再演エドガーなんだ…いつ頃なのかなぁ。カラコンがグレーだから最初の頃かなぁ。再演に対する思いがすごく…心臓が痛いです…。ダメだ未來の口から蝙蝠語られると無条件に息が止まる。きんちょうする。いやもう終わったし（笑）。
すごく…綺麗な言葉で書いてもらって…嬉しいです…ありがとう…しなやかエエその通りだわ。そして「相手から求められるものをうまく裏切っていきたい」と仰る未來さん。ええもういつもいつも裏切られっぱなしですよいい方向に*9。またしかも今回だって派手に裏切ってくれちゃって…ありがとう…だからだいすきなんだよばか〜。
とにかくもうこの1枚でありがとう。芸術。このまま踊って欲しい。踊り出さない方が不自然。そんな写真でした。あー…ヤバい好きすぎる。
