ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

Mt.Isetan Chocolaterie by KLOKA

 そんないちご地獄*1から数日後。我々は新宿伊勢丹は6F特設会場に出現したチョコレートの鉱山を採掘してもらう為に伊勢丹の階段に並んでいたのだった…。
 いやほら時節柄、ツイッター開いてもテレビつけてもやたらチョコチョコしいじゃないですか。わたしピエール・マルコリーニでやらかして以来、あまりチョコレートが得意ではないことに気が付いたのですが、それでも何となく…雰囲気とかさ。流されやすいんですよね。自分用に美味しいチョコレート買っちゃった☆なんて話を目にするとちょっといいなぁとか思っちゃうじゃないですか。でもチョコは白かピンクか何かともかく茶色くない方が好きです。それチョコじゃないから厳密には。
 で、そういえば伊勢丹のチョコレート鉱山は行ってみたかったなぁいちご地獄*2も新宿だったし覗きに行けば良かった〜なんて云っていたら何だかんだであれよあれよと行ってみる話がまとまりまして、お昼過ぎに並んでみた次第です。伊勢丹のチョコレート鉱山とは、その名の通りチョコレートの鉱山がばばーんとありまして、採掘場所によっていろんな味だったり色だったり内容物だったりのチョコレートが採掘される鉱脈があって、ハンマーと鑿で好きな鉱脈から掘り出してもらったチョコを素敵な瓶に詰めて持ち帰ることができるという、好きな人にはたまらないアトラクションみたいなものです。夢のようだ。あと、ショコラショー(ホットチョコレート)が沸き出る鉱泉があって蛇口をひねるとホットチョコが…というのもあるよ、っていう。そういう楽しい催事です。
今年は"チョコレート鉱山" KLOKAが伊勢丹新宿店に期間限定店 | Fashionsnap.com
 開店前から行列が〜とか、3時間待ち〜とか、採掘終了で午後には閉山〜とか、整理券が〜とか、いろいろな情報が飛び交うも決定的なものは特に得られず、とりあえずなるべく急いで行ってみることに。朝から例の、1年がかりのおつとめの締めみたいなのがあったので、それが終了次第伊勢丹へ向かい、友人と合流して並びます。その時点で6階の階段に出来た列は5階の辺りまで伸びていたかな。でも、覚悟していたほどではない感じだったなー。整理券も貰えるんだけど、貰ってから列を離れたら無効という…何の為の整理券なのかよくわからないんだけどまぁいいや(笑)。そのまま階段でだらだら待って、進みはじわじわというよりはたまに一気に動く感じ、結局列についてからお会計(先にお支払いして瓶詰め用の空き瓶やショコラショー用のカップを受け取る)までは1時間半弱といったところかな。予想よりはるかに楽だった…! でも、14時過ぎの時点で、5種類くらいの鉱脈は掘り尽くされて終了していました…そこは残念だった…。

 

 先にお会計して、ショコラショー用のカップとチョコ用の瓶を受け取り、まずはショコラショーの蛇口から! ひねるとじょぼぼぼぼ…と茶色い液体がカップの中に注がれます。ミルクとビターがありますがミルクで。混ぜてお好みの味にしても良いんですって。

 そしてカスタマイズ。オレンジリキュールとラム、ブラックペッパーにピンクペッパー、ソルトがあって、カップを近づけるとセンサーでミルが動いてごりごりペッパーやらソルトやらを削って入れてくれるんだけど、うん、いっぱい働いてきたんだね…みんな若干挙動がお疲れの御様子でしたね…。塩もうちょっと欲しい、なんて追加して、ピンクペッパーも入れて、甘しょっぱ系ショコラショーにしましたよ。美味しかった! けどふたりで1杯シェアでちょうど良かった!! そして底に塩溜まりまくってて最後の一口がめちゃくちゃしょっぱくて噎せた…。それまではとても良い塩加減の甘しょっぱショコラショーでしたよ。ピンクペッパーもっと入れても良かったなぁ。
 その後、鉱山を見学しつつ、どの鉱脈から採掘してもらうかを品定め。11種類の中から2つ選べます。が、我々の時には6種類くらいの中からだったね…それでも迷ったけどね。見た目的に華やか(=茶色いチョコじゃない)なのは早々に終わってたなーそれでもいろんな色が混ざってる辺りを2個選んで、オーダーシートにチェックを付けて係の人に渡すと、それを見て鉱山ブース内の白衣にヘルメット姿の採掘員さんがハンマーと鑿でがんがんっと砕いて持って来てくれます。それを量り売りみたいに計量しつつだいたい60gくらいかな。瓶に入れてくれて出来上がり〜。

 

 この時、わたしの分のチョコがこう何と云うか華やかさのない色で…同じ鉱脈でもタイミングによって色が変わるのは仕方のないことなのだけど…青いの入れて欲しかったな…とちょっとしょぼんとしていたら、瓶詰めしてくれるお兄さん(田辺誠一っぽいいけめんさんでしたよ)がそっと青い欠片を足してくれたのがとても嬉しかったです…すみません大人げなくて…。おかげさまで写っている通り、綺麗なブルーの鉱石が入りました! わーい!!

 トータル2時間半くらいかな、完成した瓶を受け取って、チョコレートだらけの催事場をちょろりと見て回るも正直そんなに茶色いチョコは好きじゃないんだよねぇ、を再確認する感じで伊勢丹を後にした我々は、「どこか入りたいね」「でも甘いものはいらない」「カフェオレとか見たくない」「出汁飲みたい…」とつい最近と全く同じ内容の会話を交わし、結局和風の甘味処に落ち付き、そんなにお腹も空いてない*3んだけど…と云いつつ隣のテーブルから流れてくるきしめんの匂いに打ちのめされ、美味しいきしめんを頂いて満足したのでありました。
 結論:出汁最高。

*1:あっ云っちゃった

*2:あっ

*3:ショコラショー半分で相当お腹もったりしてたよ