ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

つかじの無我(再放送)

 録画してみました。「囚われつかじ」がどんな感じなのか、予習も兼ねて。とりあえず#1(ゲスト:大倉孝二)と#2(ゲスト:佐藤江梨子)を見てみました。
 「騒音問題が原因で起きた殺人事件の犯人に疑問を抱いたフリーライター・塚地が、事件のあったアパートに移り住み独自に事件の調査を開始、1年をかけてその真相を掴むが、何事かあって1年の記憶を失ってしまう」という前提の元、毎回のゲストはその1年の間に塚地と知り合った人物、という設定以外塚地さんは知らず、打ち合わせもなく、30分弱のドラマを演じる、というエチュード形式のドラマ。です。それはわかっていたのですが。
 いや、凄いですよもう。塚地さん汗だらっだら!(笑)まだ2回しか見られていないですが、大倉さんの回なんてもう、お互いの探り合いっぷりが面白いったらない、そしてハラハラひやひやっぷりがたまらない。塚地さんは相手がどういう設定のどういう人物なのか、全くわからないままにスタートするので、相手がどこの誰なのかをびくびくと探る感じ。で、ゲストがまた、上手い具合にこう…爆弾を隠し持って挑むんですねー。大倉さんの「派遣刑事」もすごかったけど、サトエリのアレは…素晴らしい(笑)。そりゃ塚地もびっくりだわ! 私もびっくりだもの、でも納得だもの。
 ドラマの前には楽屋インタビューで演技プランなどをちらりと聞き、ドラマ終了後はみんな(塚地・きたろう・鈴木拓・ゲスト)でちょっぴりアフタートーク、と前後も大変美味しいです。終わった後のぶっちゃけトークがまた面白いの、あそこのアレはびっくりした!とか、そういうのが聞けて。とりあえず再放送はこのまま見ていきたいと思います。1話ごとに、明らかになる「空白の1年」の断片をつなぎ合わせ、導かれる結論が楽しみでならない感じ(笑)。しかもその断片は、ゲストによって自由に持ち込まれるもの、だし! 大丈夫なのこれ!? いやもう終わってるんだけど(笑)。
 というわけで、未來さんがいなくても思い切りハラハラひやひやできる即興ドラマに、未來さん投入、というこの僥倖(笑)。さぞかしお腹痛い思いをすることになるだろうとは思いつつ、楽しみでなりませんよ。
 しかも、塚地さん曰く「受け身にならざるを得なかった前回と違い、今回は攻め手にもなれる」(WOWOWガイド4月号より)とのことで、攻められてしまうかも知れないわけで、逆に塚地さんが爆弾を仕込んできたりするかもしれない、わけでー!!
 とにかく楽しみですよ人妻殺しの容疑者! 2部構成の「事件再現」も楽しみだなぁ!