ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

大河ドラマ「いだてん」第24話

 本当につらいけど神回だった先週から一週間、今週もいだてんです。えっ第一部終了なんですか? 早かったなぁもう半年か…。

 瓦礫の中にふらりと現れる孝蔵、ひらりと崩れ落ちた屋根の上に飛び乗ると、そこで話し始める、というオープニングがもう早速胸が詰まる。体協も大変なことになったしそれどころじゃなくなるよね…いやでも耐火金庫すごいな。余震もまだ続くし怖いよね…。

 罹災者の為のバラックを競技場に、と東京市長を訪ねる治五郎先生。増野さんと四三さんはシマちゃんを探し続ける。ああ、小梅ちゃんも無事だったのね良かった~。女は強い、本当だ。

 熊本に戻る四三さん、えっ4年ぶり…? そんなにほったらかしだったの…すごいね…? シマちゃんは見つからないのかなぁ。ここまで引っ張るなら逆に見つかるんじゃないかと希望を持ってしまうよ。

 お兄ちゃんお義母さんもお久しぶりです。そして被災地を離れるとなんというか…他人事みたいに遠くなってしまうの、そうなんだよね。再会を喜ぶ家族に、なぁし帰って来た、と問う幾江さん。うん…そうなんだけど…でも…いやでもほんとほったらかし過ぎなのは返す言葉もないのでね四三さん。…ってこれまたすぐ東京帰るやつだな! ああ、みんな…優しい。そうか韋駄天ってそんな神様なんだ。ご馳走、本当だ! 逆らわずして勝つ。だって天災に立ち向かったって、人間が勝てるわけない。地震を利用して、最終的に勝つ。熊本からの救援物資、すごいね。

 頭がさっぱりした(笑)四三さん、本物の韋駄天になるのね。きっとこれも史実なんだこの半年で学んだ。この大河、嘘みたいなエピソードこそ本当にあったやつなんだ。地図で見ると皇居だけ綺麗に無傷なんだねすごいな…お堀あるからなのかな…。

 女生徒たちのがんばりも清々しい。あっ孝ちゃん…は相変わらずで。出ていく孝ちゃんにおりんさん何を渡そうとしてたんだろう? ああ、崩れた寄席で舞台作って営業してるよ…すごい。避難所での震災落語、こんな時だからこそ笑い飛ばさないとだよね。復興節も、風のように現れてまた走り去る韋駄天も。

 ああなんか、クドカンの思いが詰まってるね、清さんの言葉に。あー今週もいっぱい泣かされる。もういいよわかってるし諦めてるから泣く。

 四三さんが見たシマちゃんの姿…これは…。そういうこと…だよね…いや、だとは思っていたけど、さ…。

 治五郎先生はやっぱり治五郎先生で。それどころじゃない、っていうのが常識的に考えて真っ当な感覚だろうけど、治五郎先生が真っ当な感覚なんて似合いませんね。そこに四三先生が加わればもう。こんな時だからこそ。個人的には運動会って嬉しくないイベントだったけど(笑)。

 外苑バラック自治会長が清さんだったの。そうだよねそれどころじゃないってなるのも当然だよね…でもやるんですね。いいよいいよ…それどころじゃないけどやっちゃおう。あっ五りんくんにバトンタッチ。わーあにこ!! あにこ久しぶり!! 元気そうで良かった…。 復興運動会、40種目もやったの。すごいな…大運動会だ。あっ二階堂先生のかつらが…!

 そこへ現れたのは岡山の人見絹枝嬢。えっ日本新記録保持者になってる! シマ先生…は、ね…。シマちゃんのお手紙、素敵だ。シマちゃんの思いは受け継がれてここにあるよ。

 増野さんがひとつ、飲み込めなかったものを飲み込んだ瞬間。それはきっと、諦めとは違うものなはず。

 復興寄席も盛況で何よりだよ。そしてラスト…わーん三島天狗お変わりなく!! ストックホルムから12年、いろんなことがあったね、ずっと走ってきたね。走馬灯だよ…うわああ孝ちゃんmeets四三さん…何度もすれ違ってきた二人がここで、またすれ違って今度は足を止め目を見交わし言葉を交わす…うわああああ。第一部終わってしまったあああああ。今週もまぁ大体泣いてましたね…良かった…とても良かった…ありがとう大河……新章も楽しみです。孝ちゃん出るのかな…? 予告にいたような気はするけど…??