ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

大河ドラマ「いだてん」第16話

 今週のいだてんです! 今回は三宅弘城さんの播磨屋さんお披露目回、そして朝太さんが大変なことになりそうで、四三さんも…世界全体がだんだん、不穏な方向へ向かっていきそうな…。

 ナレスタート! 四三さんの引っ越し先は播磨屋…ハリマヤさんの2階に。そしてハリマヤさん、三宅さん冒頭から登場です。あんまり…違和感ないものですね…さすが三宅さんだ。だんだんマラソン仕様に出来上がっていく足袋。

 池部家から仕送りまでもらってるんですか…まぁ就職してないようなもんですものね…。えー仕送りでそんなことしてるんですか四三さん…そりゃいらん疑いもかけられるよ…身体作りにお肉食べるのは必要だとは思うけどね。ほんと池部家がお金持ちで良かったね…。

 オープニング、あれやっぱりスヤさんでしたね。そしていきなり浜松での朝太さん! 飛び出しちゃったままなのか…煙草の根本を潰すのが何かとても…そういうものなのね。あーあーこの男ダメですね…まんまと逃げられてるし。絶対お送りさせていただかないでしょうこの人。なんだよもう…うん、浅草なら逃げちゃえそうだけど浜松じゃそうはいかないですよね。あーあ逮捕されちゃった。長髪よいね…って思ったとたんに来てしまった…師匠……あああ…朝太さん…。もうねこの大根監督演出が鬼ですね。畳みかけるように泣かせてくる上に未來さんの慟哭…うわぁ泣く。息が詰まる。

 四三さんの新生活がすがすがしく始まるのが助かる。三島家のシマちゃんここで再登場、あら~可愛くなっちゃって! 天狗倶楽部の面々が懐かしいしキャストが(回想)ってなってたの寂しい…。シマちゃん女子体育の道を行くんですね。治五郎先生のおじさま呼びクラッとしてしまった…可愛い…。五輪マークはここでできてきたんですね。確かにストックホルムにはなかったもんね。って、ああ~第一次世界大戦勃発だ……。

 マキタスポーツさん牢名主と朝太さん。綺麗なバナナだな…良いバナナだな…。文七元結、良い…えっ何で寝るのあり得ない。ダメなんですかこれじゃ。まだ途中ですとか云わないの。あっその誉め方はまーちゃんの…ねぇ。おやちいちゃん今日も美人さんですね。あらまーちゃんどうしたの…可哀想に…大丈夫なのは知ってるけど…可哀想だ。えっどうしたのどうなるのまーちゃん。田畑さんまだあのお年なのか…。

 牢屋に戻って、やっぱり朝太さんは「ふら」があるんですね。くせぇかどうか決めるのは客じゃねぇか?と云われて何か合点がいく朝太さん。こういう、「!」ってなる瞬間の表情というか、誰かが何かを得た瞬間の表情が鮮やかに伝わるんですよね未來さんのお顔って。そしてクサくやってみる朝太さん、そこに円喬師匠が重なって、ふたりのこれまでの軌跡も重なって、師匠という拠り所を失ったこと、その喪失感や哀しみを朝太がだんだん理解というか…朝太の心身にそれがじわじわと浸透していく様が…もうね、鬼。演出が鬼。見ながら泣くことは多々あるいだてんですが、今回はもう号泣だよ。ひっぐひっぐ行ってるよ…バナナの皮握りしめてるのに、おっさん熟睡してるのに、テレビの前はみんな号泣ですよね。からのハサミ貸してもらえませんか、っててっきり新聞記事を切り抜くのかと思ったらまさかの…! えっそれガチでやってますよねリアルにやってますよねあああああ…!! なんか…なんかすっごい……衝撃的かつありがとうございますっていう……煙霞メイキングの髭断髪式を数十倍にしたような気持ちになりました…困ったストーリーでも大泣きだけどストーリーと違う部分でも衝撃を受けまくってしまった…。さっぱり断髪朝太さん、心を入れ替え一から修行やり直し。じゅげむじゅげむ全部聞きたいな~!

 四三さんからのお手紙を受け取るスヤさん。もうずっと単身赴任状態ですもんね。あっいきなり団子だ! 美味しいよねあれ…大好き。お正月も戻らないのね…わんこにあけましておめでとう云う四三さん、寂しいな。スヤさんと池部のお義母さんが仲良しなのが本当に救いだよ…。

 そしてスヤさん東京に降り立つ。トクヨさんは留学から帰国。えっとトクヨさんと永井先生のご関係は…師弟ですか? 師弟でいいんですか? 体協は何だかつまらなさそうな団体になったなぁ。肋木の写真とか飾ってるし。でもベルリンオリンピックって…ねぇ…。治五郎先生の言葉は本当にその通りであってほしいしオリンピックの理念そのままなんだけど……そうじゃなくなっていく未来がもう見えちゃってるのがしんどい…。

 あらースヤさん! 東京で見ると幻みたいな気がするね…あなたの奥さんなんですよね四三さん…。ああーいきなり団子また美味しそうだー。スヤが部屋におる…おります!の一瞬の甘い夢感、からの現実は「帰って」、四三さんの云うことはわかる。わかるんだけどさ…わかるけどさぁでもさぁ。そこはそういう言い方じゃないだろ。帰ってくれ、じゃないでしょう。頭下げて申し訳ないが帰って下さい、でしょう。いくら何でも酷いです。いくら崇高な目標があるとはいえ酷いです。そりゃ池部さんも乗り込んでくるわ…兄上も苦労するな…。仕送り止められても文句云えないよなこれは。

 …でもね…そこまでしてがんばっていたのにね。そりゃ治五郎先生も可児くんも云えないよね…しんどい。仕方のないこととは云え…ね…。シマちゃんは今日も可愛い。ハリマヤさんも優しい。今週は「喪失」の回ですね…。ああ、それでもスヤさんはよい子だよ…悲しみの底で続いてしまうのね。

 そして来週、はーなるほど、それで箱根で駅伝なのか! じゃあベルリンオリンピック中止がなかったら箱根駅伝はなかったかも知れないんだな…正月の風物詩がそんな背景からできたなんて知らなかった。