ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「髑髏城の七人 Season鳥」7/22昼@IHIステージアラウンド東京

 順番が前後してしまいましたが土曜日マチネを観てきました。前方どセンだったけど斜め前が大柄な男性で、上手の視界がちょっと欠けていた(笑)。でもストレスになるほどでもなかったので…まぁそんな日もあるさ。

 いつものを。

 

  • あっけねぇ…の影がぴったり合うと嬉しい。
  • 無界屋で源右衛門さんに啖呵を切る太夫、「今度この里に足を入れ…」何となく最後まで云わないでチョン!て鳴った。
  • お駄賃もらった兵庫の鼻歌が、いつもの「たったらったたーんのしのにのご」じゃなかった。何か違う歌(?)をフンフンしていた。
  • 狸穴さんがおるつのプロレスをめっちゃ応援していた(笑)。
  • おるつにご案内されて無界屋の奥へずずずいーっと参る狸穴さんが軽くスキップしてて可愛い。
  • 蘭兵衛さんが軽い酔っ払いテンション(笑)。みょ、、お、にち、しお、が、さ、わぎ、だすっ!のすっ!に合わせて膝をカクンとしてからハッハッて小さく笑ってた。よっぱらんべぇさん!
  • ガビシャーンからのワガドゥーシ様登場。ほんとあの…毎回のことなんですが…最初の、ハナサカセールモノト チヲハーウモノで笑ってしまう…何でこうなった…(笑)。
  • 仮面外した良いお顔。目の下の赤がちょっと太めに入ってる。
  • 捨之介の攻撃をかわして「ワーオ!」嬉しそう。「お前!!」も嬉しそう。
  • 爆破食らって、生駒のおててを握って、頭をわしわしもしもし触って、おててつないで復活、プラプラ。
  • 顎先も若干シルバーが刷いてあるのね。メイク。
  • 狸穴さんが撃って天魔王がぴょーんと跳ぶ銃、煙が綺麗な輪っかになって漂っていました。
  • ドゥーシ様、タ行の発音が基本的にTというかTH寄りというかなのね(笑)。つぅおもに、つぇんをめざすか、それつぉもすぃぬか。
  • でも仮面つけるとふつうになるの面白い。次逢う時までに決めておけ、は日本語なんだ。
  • 兵庫が渡京に云う、河童!?とかやけに唇が黄色いとかも固定になりましたね。
  • 裏切り渡京の「沙霧は捕えましたぞ、妙声どのー!」に捕まった沙霧が「またぁ!?」って云ってた(笑)。
  • サモナイトにセンチメンタルな感情を喚起されるのであった。
  • 男冥利に、つきるってもんだ、もどんどん派手(?)になる。今日は何かバックステップ駆使して行ったり来たりしてからもんだ~でターンを挟んでキメていた。
  • 太夫が蘭兵衛さんに、あの人うちの子たちのお尻さわったんですよって云いつけてるの可愛い。蘭兵衛さんもあっそうなの? あいつが?って感じに少吉さんを見たり、撃っちゃえって女子衆をけしかけたり、にこやかに仲良さそうなの可愛い…。
  • 見ず知らずの若者にお水を飲ませてあげなさい!って兵庫が云ってるのを眺めて蘭兵衛さんが笑ってた。
  • 兵庫「くんろ…くんろ…くんろげわぎゅう…を今度…」捨之介「まったく何を云ってるのかわかんない(笑)」兵庫「今度くんろげ和牛を一緒に食べましょう~!」太夫「くんろげ和牛持ってきて~!」
  • 太夫がぶっこんでくるスタイル大好きです。さすが笑いに特化された松雪さんだ…!
  • そして捨之介が「見ていてくんろげ和牛っておかしくない!?」とか文句云って、ハケながら兵庫がうるさいー!!って云ってた(笑)。
  • いかなる時も驚きを隠せない贋鉄斎で寸止めする捨之介に「膝擦ってるよ(笑)」
  • 「やめてくれる!? 柄が曲がってんじゃねーかイイカンジに!! 俺の商売道具!!」「サーセン(笑)」「かっるいなーもっと深く謝れ!!」
  • 逆回転逆流、贋鉄斎を叩きながら「ごめんなさい! おれがいけないんだ! おれのせいなんだろ! ごめんなさい!」って云ってる捨之介に贋鉄斎「一人芝居やめろー! 誤りながらめちゃくちゃ叩いたら誠意が伝わってこないよ!! 誠意ってなに?!?! 謝ってたんだろ?!」「ハイ(笑)」
  • ここはお前が自由にやるコーナーじゃない!とか、下北じゃないんだよ!とかも云ってました。大変。
  • で、水蒸気に手突っ込んで「…水蒸気!!」「…お上手ですね(笑)」
  • 臍爆破されてふーらふーらずっとしている贋鉄斎と向き合って笑っちゃう捨之介。「100人斬れる刀を打てるか?」って云えなくて贋鉄斎に「なに笑ってるんですか?」とか突っ込まれる。
  • 「良か考えが、んんん、んもおおおお、んもおおおおって浮かんできたっちゃ」「…牛ですか?」「くんろげ和牛(笑)」で捨之介撃沈。しぬかとおもった…。
  • 居場所を書いた紙を渡したら顔面にくっつけられて「…かなしくないのに涙が出るよ!」泣きが入る捨之介(笑)。
  • 捨之介が去ってから「あんのやろー…笑いながら!!!」って憤慨する贋鉄斎。もうめちゃくちゃだよ!!
  • 疲れた腹筋が太夫の歌で癒される…。
  • 黄泉の笛! 水平浮かせ持ち直し、浮かせなかった。ちょっと手で支えてた。どうしたどうした。
  • お膝サポーターごちそうさまです!
  • セリフのところで、いつもより若干息が上がり気味に見えたんだけど気のせいかな…。いや、いつも全然息上がって(るように見え)ないのが普通じゃないんだけどね…。
  • 2幕! だから開幕いきなりの正面に美人が目を伏せて座ってるんだよ…。観るたびに「うっ美人…」って胸を押さえてしまうよ…。
  • ラップの動きがやたら激しかった(笑)。
  • イシガキヤマダーの随所にRの巻き舌を含ませてくるの大好きですよ。
  • Tataku!!
  • 最近ワクワクがワクワクしてて見ているこっちもワクワクしちゃいます。あとあのワクワクの動き、肩~肩甲骨周りに効きそう。
  • で、「あっそうか、じゃえっと、なんのはなしだ?」がめちゃくちゃ顔が美人で云い方が可愛い。
  • 下唇にうすくシャンパンゴールドのラメっぽいグロス塗ってるのかな。光の加減でちょっと光る。
  • イントロ始まるとうわーきたきたきたーってなるよね。
  • それを認めずお前は着込む、のおめめがね!! だいこうぶつでね!! 毎回云ってるけどね!! 云いたくなるくらい好きなんだ!!
  • そんな、そんなことのために殿はお前の命を救ったのか! そんなことの、そんなことのために、じゃなかった。
  • どうにもやたら睫毛長い効果のメイクでねぇ、やっぱり付け睫毛はないんだな。何度確かめてもないんだな。ほんとメイクの妙すぎる。
  • 仮面は「生きろ」も「死ね」も喋らせる。あれすごく…和む…。
  • だが私を殺せば天の意思は誰が継ぐ、でピンと立てた人差し指も大好きだー。ネイルの色がクロームカラーでかっこいいよね。
  • あれ毎回落として帰るのかな…塗りっぱなしなのかな…。
  • さあ、その剣でこの胸を貫け、は中指で蘭兵衛の刀をつい、つい、と往復撫でる。好き…。
  • スーパーフレアータイムほんと目の中で大輪の華が咲き乱れるようで…視界に好きなものが乱れ飛んで…しあわせだ…。
  • さぁ、この手を取れ私を受け入れろ、のタが強いのが好き。強拍だしね。
  • あっ「この酒こそあのお方の血」だけだった、この杯こそ、って付かなかった。やっぱりそっちでいいのか。
  • おくちあけるよね…。
  • 杯を差し出しながら顔をそむけてる時の冷めたようなお顔がたまらない。何か、くだらなーい、みたいな顔してるの…。
  • 蘭丸の赤いのは2段階に出る日があるよね…口移し直後と、沙霧に「蘭兵衛さん…!」って云われて「…誰だ、それは」って応える時にだばぁっと。今日はだばぁっと出た。
  • 「誰だ、それは」を聞いてにんまりする天魔王さまは嬉しそうです。がしめしめって感じなのがね…策に落ちた獲物を見る笑顔よね…。
  • 夢見酒は6回嗅いでくさってしてもういいから早くあっち持ってってって感じ。
  • 御伽衆ちゃん可愛がりが、何かいつもみたいに頭わしゃわしゃしてないぞ??と思って見ていたら、四つん這いみたいになった体勢の彼女の頭をぐいっと後ろに反らさせて、片足を上に持ち上げて頭の方に引っ張って、強制ストレッチみたいなことをさせていた…えっひどい(笑)。伽衆ちゃん完全に、やめてやめてってなってたしまた天魔王さまの足タップしてギブギブってなってたよ…ひどい(笑)。
  • あとお腹もしゃもしゃして時間切れ。
  • 蘭丸さん寝そべったーーーー。肘掛けに後ろ頭を預ける位置が、頭というか首の下の方で、そのまま後ろに頭倒すから、天魔王さまの肘に頭がほぼ触れていた。寝そべりっぷりは今まで見た中で一番だった…しなだれじゃなくて寝そべりだった…。そしてそれを見下ろす天魔王さまのお顔がまぁ何ともいえない凄い顔で…にんまりというか目を細め過ぎて変な顔してた…。
  • 肘掛髑髏ちゃんは中指で鼻の穴をねりねりしていた。
  • 暗闇で歌う捨之介、「涙を拭かなきゃ愛が見えない」を「涙を見せなきゃ愛が見えない」って歌ってた(笑)。一瞬自分でも気づいたっぽかったけどもうみs…って云っちゃってたからそのまま通す感じ。
  • 蘭丸さんメイクは右目が赤ぼかしでちょっと涙っぽく、左は細く目尻跳ね上げライン。
  • 階段上の天魔王さまはよーよー、わっざーわっざー、わっざぶろーー。ぶろーーが長め(笑)。
  • 生駒の髪を指の背で撫でてからわし、わし、とつかむ。
  • 哀れ!の後のセリフを全部四天王に取られる天魔王さま、ちょっとしょぼーんってなるのかわいしょう…。割と頭をちゃんと云って、云いかけで取られるのがわかりやすくなったね。
  • 蘭丸の「今となっては、くだらん縁だ…」が数珠を握ってうっとり云うのとても良いね…。
  • 蘭丸が捨之介を斬ったところで天魔王さまはお祈り。
  • 鉄機兵に囲まれる贋鉄斎、「あっついねー今日はほんと暑い! 今日は、30回目です! おめでとうございまーす!!」会場も鉄機兵も拍手(笑)。「でもあと40回以上…」そうねまだまだ続くねがんばって!!
  • ご飯の用意ができましたよー!って勢いよく出てくる荒武者隊、お盆からおにぎりが2つ転がり落ちちゃって、無界の女の子が拾ってわーい!ってしてた。
  • さて無双。いやいやいやいやなるほどですねなるほどですね、一気に云うよね。
  • で、びゅーてぃふるでした。もうラブリーは云わないのかなー。
  • お祈りはひとりずつ。
  • ところで天魔王さま最近、自毛が覗いていませんか。耳の後ろとかもみあげ付近とか襟足とか…もみあげはシェードの黒かな?とも思うんだけど襟足は完全に髪だった(笑)。痩せてるのかなぁ…。
  • 荒武者隊の顔真似が容赦ない。いや別にマネではないな…似せてないもんな…ただの変顔だもんな…。
  • 「貴様らごとき傾奇者が武士を名乗るなど! ……片腹痛い」片腹痛い、をすっごくさらりと云うのがたまらない。非道。好き。
  • あの何というか、片手間で斬ってる感じがね…いつでも殺せるけどちょっと遊ばせてるような感じがね…非道いよね…大好き…。
  • 股間つんつんは視界の都合でわかりませんでした、かんちょーはしてた。
  • 駿府殿来るとふたご感が増す。あの、段差でふわふわしてるふたごほんと…綺麗…美しい…。そしてカクンは可愛い…。
  • あれっ贋鉄斎!?は声張って云った。
  • たぶんイグザクトリィももう固定ですね。
  • わんわん!は何か小型犬っぽいよね。キャンキャンに近いよね。ほえろほえろ。
  • マントひるがえして滑るようにいなくなるのもかっこいい…。翼広げて飛び去るみたいなのかっこいい…あのマント若干ガッチャマンだよね…。
  • 家康の「天魔王! 貴様だけは」には全力で「それ大体蘭丸の方だからー!!」と云いたい。
  • 角丸の「やっぱ乗ります乗ります」「やっぱ降ります降ります」に鉄機兵たちがええーとかぶーぶー文句云ってるの好き(笑)。
  • 兵庫の鉄板に雷の力を送る贋鉄斎がいつもより大きな声でがんばってた(笑)。
  • 見事に散った角丸の最期で拍手が起きた…!
  • 無敵の鎧を着せられた捨之介が一瞬、刀を逆手に持つ時、贋鉄斎が気づいてる…気がする。あー!って云ってたよね…?
  • 天魔王さま「そっ、それ、それは…困るなぁ」ハハッて笑うのとか、両手を軽く広げるのとか、肩をちょっと竦めるのとか、わざとらしい動揺芝居が外国人風なのね。
  • 天魔王さまが本心を吐露するのって、蘭丸との一騎打ちの時と、捨之介との一騎打ちの時、だけだよね。他は全部何かしらの策の上での言動だよね。自分と相手(その場で殺す前提の)しかいないところでないと本心は云わないよね。最初から誰にも心を許してないんだなぁ、腹心もいないんだな…。
  • 生駒刺してから刀をねろーり。
  • そんなくだらないものじゃ、なーい!!斬り。電光石火の手のひら返し、斬り!的に。
  • 天魔王を斬れない蘭丸が瞳孔開いてて、めちゃくちゃ良い顔するよね…それが泣き顔みたいに歪んでいくのがね…。
  • そしてこの時蘭丸と対峙している天魔王さまのお顔が観たくてたまらないのです。どんなお顔してるの。笑ってるの。傷ついてるの。驚いてるの。失望してるの。冷めてるの。
  • …何となく、ここまでは予測できているような気はする、天魔王さまには。蘭丸は自分にとどめを刺せない、って確信があるような気がする。…いや、あって欲しい、なのかな。わたしの願望かな。
  • でも太夫から庇われるのは完全に想定外よね。だからあんな、心もとなさげな顔をするんだろうな…あらゆる事態を想定して策を打っているだろうに、そこから外れたことが起きると不安になるよね…。
  • 轟雷筒は無敵の鎧で防げる算段だったのかな。
  • …ほんと、想定外のことばっかり起きて野望が頓挫する悲劇だよな天魔王視点だと。それでも諦めないのすごい。最後に落ちるのも何かしらの生存ルートが確保されてそうなのすごい。また7年後に蘇りそう。
  • 本筋に戻ります。蘭兵衛さんの「さあ、来い…」がめちゃめちゃ優しくてつらかった。これしかないんだよねもう、彼には。これが一番幸せな終わらせ方なんだろうな…。
  • 百人斬り、キャッチ成功。たまに失敗してるみたいだけど、わたしが観る回はほとんど成功してるなー。
  • 天一騎打ち。ここで、あーいどーしたーが挟まるのすごく…何だろう、お得感? 今回すっかりないものと思っていたからね…。
  • あの軽いけど痛そうな往復ビンタすごく好きです。されたら死ぬけど。首折れる。
  • 捨之介に鎧の弱点の話を聞かされて「そんな…」って絶句する天魔王の表情に胸が痛む…それこそそんなのありかよだ…。
  • 天流血を口に溜めて、だったらぁ!の前に真上に向かってぶふぁっ!て吹き出して、顔も鎧も後ろの壁にも血が飛び散って美しかったです…。墜落するイカロスの羽根に飛んだ血が、縦に伝わり流れていくの綺麗だった…。
  • 落ちていく天魔王さまもスローモーションみたいです。後ろに真っ直ぐ、ゆっくり倒れて落ちるの…。
  • あれ、脳天に食らってなければあそこから脱出してまた再起を狙うつもりだったんだよね? どういう策だったのか気になる。
  • …だめだルパン三世かお竜みたいなのしか思い浮かばない。天守閣からハンググライダーで…やめておこう。
  • スローモーションで泣けるのは髑髏城の醍醐味だと思うのです。シルエットで拍手なのです。様式美。
  • 徳川の兵にもずびずば斬られる捨之介を観ながら、こんなの天魔王さまなら4回くらいしんじゃう…って思う。
  • 半蔵がみんなに向かって「貴様ら…!」って刀に手を掛けると、捨之介が懐に手をやるのすごく好き。みんなを守る気だし、まだ何か隠し持ってるし。火薬針かな!
  • 太夫は本当に、何もかも失ったんだなぁ。家族同然の仲間も、ふるさとも、愛する人も、すべて。それを太夫から奪ったのは他ならぬ愛する人で、その命を奪ったのは自分で。そりゃもう生きるのいいや…ってなるのも仕方ない壮絶さだよな…爽やかエンディングでめでたしめでたしっぽい雰囲気だから、思い返すとうわぁ…ってなる…。
  • だからこそあの、愛した人とは何もかもが正反対の兵庫となら、別の生き方ができる希望がね、生まれるよね。きっと幸せになれるよね!
  • しかし少吉さんはあんな美人で色っぽいのがおっかあになって大丈夫なんだろうか。いらん心配をしてしまうぞ。おっとうしっかり見張っててな。
  • 特に何も失ってはいない渡京と贋鉄斎がひとりで去って、仲間や家族を失った者同士が新たに仲間として一緒に旅立つのもいいな。捨之介はある意味、生きる目的自体を失ったようなものだからな…。
  • でも、歴代の捨之介はふわりふわりと遊び人風情で楽しく生きて行けそうだけど、鳥の捨之介はあんまりそういう気がしないのは何故だろう。頭の上の天は晴れても、心の内に闇が残ってる気がする…のは阿部さんのパーソナリティだろうか…。
  • さてカテコ。最初は片手を高くあげてお手振り。
  • 真ん中から手甲と爪をきゅっとしながら出てきて、両手を大きく振ってマントひらっとさせて真ん中からハケる。
  • 最後は無界屋から出てきて、角丸と爪月の間に入って四天王とニコニコしていました。で、ノリノリに飛び跳ねるように踊りながらハケていった。楽しそうなの嬉しい…。

 最初の頃は、畳み掛けるような展開のスピーディさと、次から次へ途切れなく波状に来る感情のうねりにちょっとついていくのが大変で、喜怒哀楽の切り替えがそんなに次々できないよーってなる感じがあったのですが、いつの間にか…こっちが馴染んだのもあるだろうけど、感情ひとつひとつが最初の頃に比べて、すごくくっきりと、その時々でエッヂが立って立ち現れるようになった、ように感じます。触れ幅は相変わらずものすごく大きいけど、ちゃんと切り替わるし、何だったら切り替えるんじゃなくて切り離すこともできるし、多重構造になっているようにも見える。そうだよね、群像劇だもんね、たとえ仲間でも、そこにいる全員が、同じ感情を共有しているとは限らないし、立場が違えば思いも違うし。当たり前だけどね。

 いっぱい笑って、じんわりして、ぎゃーってなって、はぁ…ってなって、ちょっ(笑)ってなって、ほんと忙しいけど、総じて楽しくて仕方ないのです。ぐるぐる。