ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

TBS「サワコの朝」

 リアタイ無理だろうなーと思っていたのですが、二度寝に引きずり込まれそうになるのをえいっと起きたら大丈夫でした。がおかげでその後ずっと眠い1日になった…(笑)。

 本編スタートの1分前から、「もうすぐサワコの朝」というちょっとしたコーナーというか前哨戦(笑)があるんですね。本番まで○○秒、とカウントダウンされながら、スタジオの廊下を歩いてくる未來さんの姿から楽屋での軽いトークまで、1分と云えど見逃せないヤツです。「演技は完ぺき主義の森山さんですが、私生活ではどうしても守れないことが…」なんてナレーションに云われて、守れない2つのことについてフランクなトークが。ひとつめは時間、ちゃんとこの時間に出れば間に合うってわかってるのに、間に合うから「じゃあまぁコーヒーでも飲むかな」って遅刻する、そうです(笑)。あああダメなパターン! でもちょっとわかる!! 逆算して余裕みて余裕見すぎて見誤るパターン!! ダメですね!! すいません!! ふたつめはお酒の量、これはもうね。いいよ知ってるよ忘れちゃうんでしょ。一升以降は認識できないことが多いそうです。そんだけ飲んでりゃそうだろうよ。「もう行かんでええのにそこまで行っちゃ、ああ行っちゃった…みたいな」って云ってるのめっちゃ可愛いですがわかってるなら行かないでよ(笑)。それが出来れば苦労ないんでしょうけどね…お酒のことはよくわからないわ…。そしてお酒での失敗談を訊かれて「そんなこと訊いてほんとにオンエアできると思いますか、いいですけど答えますけど別に」って若干の脅迫を含んだ開き直り(笑)。道端で倒れてることとかは全然あります、最近ないです!って…大丈夫かな…? でも大事なコミュニケーションツールだし、困らない程度に楽しんで頂ければねぇ、酒飲まない森山未來なんて最早考えられないしな!! 日本酒の妖精でいいよそのうちどこかの酒造のCMやろうよ。

 本編前にとても楽しんでしまいましたが、本編もとても楽しかったです。出てきたお話は大体聞いたことあるのだったけど、メタマクそんなにおもんないと思ってたんですね…とても面白かったし良く出来たお芝居でしたよ…。椅子を選べるのも面白いシステムだったなー。ふわっふわした衣装もサンダルもちょっとお洒落まとめ髪のヘアアレンジも可愛いです。そのサンダルで踊るのいいね浮いてるっぽくていいね! 「靴からもダンスが生まれる」なんて素敵なお言葉頂きました。阿川佐和子さんとは週刊文春の対談がありましたよね。リラックスムードで今回もとても楽しい対談でした。

 携帯持たない話はもうおなじみだけど、麻雀ゲームの話は初めてだと思う…連絡取りづらくて番組にもご迷惑おかけしたようでスミマセン。公衆電話、見かけると「あっ」て思うように訓練されてる(笑)けど、ほんとなっっかなかないですよね最近…そういえば以前未來さんFCで作ったテレカはまだ未使用のまま額に入っています(笑)。ふとこの辺(公衆電話 設置場所検索 | 公衆電話インフォメーション | NTT東日本)で検索してみたけど、駅と学校、公共施設にはわりとあるみたいですね…それにしても大変そうだ…未來テレカに記載されていたここ(公衆電話チズ | ケータイを携帯しない生き方)もまだちゃんとあるんだね。そして公衆電話を見つけるのが最近難しいと嘆く様がとても可愛らしくてごめんなさい。メールは見られる環境なんですね、良くmacbook持ってるもんね。

 記憶の中で今もきらめく曲、を2曲選ぶコーナー、1曲目はグロリア・エステファン&マイアミ・サウンドマシーン「1-2-3」、このちっちゃい未來さんの写真は出たことありますよね。歩いてタッチ歩いてタッチ可愛いな! 曲に合わせてうっすら歌ってるのがたまらないですよ…可愛い写真も…ぷっくぷくみらい久々に見たな…ぷっくぷくだな…。数えながら迫ってくる歌すごいですね! 英語わかるようになると違って聞こえる現象なるほどな…。爪楊枝の話も懐かしいしエネルギー発散の話もね。ダンスレッスンは男の子ほとんどいなくて女の子いっぱいいて逆にそれが良かったんじゃ説(笑)。ボーイズタイムも久しぶりに見て…的場くん可愛いよ~トイレは和式だよ~! そして語られる古田新太との邂逅…も聞いたことあるぞ。確かに近づいちゃいけないタイプの人だよね仕方ない…。ホレゆけか何かで云ってたっけ?

 ふるちんから新感線の話になりまして。メタマクねー稽古場でもすごく突っ張ってたよね…でも面白かったですよとっても。古田さんと一緒じゃなくて「良かった?」と阿川さんに訊かれ「どっちに答えても微妙なことになりますよね(笑)」って。そ、そうね…。

 一回ダンスから離れたら怖くて触れなくなった、頃のあたりはリアルタイムで見ている時だったけど、とても…ぐるぐるしている最中の頃だった印象は覚えています。大変そうな時期だったよね…お母様から「わたしはあなたのことをダンサーとしてしか見ていないから」って云われてハッとした、とか思い出してしまった…。ほんと、コンテンポラリーに出会って、良かったね、と思うし、出会ってくれて良かったと思うし、まさかこうなるとは思わなかったし、こうなってとても嬉しい…とても嬉しいです…森山さんと出会う前からコンテンポラリー見るの好きだった身としては本当に…良くぞこっちに来てくれた感だよ…*1。でもほんと、ミリィ公演とか観に行っていた時、いつかそういうんじゃないのも、って遠い願望としてふんわり抱いていたものが、十数年経って目に出来るのは…奇跡だな。

 きゅうかくのお腹はやっぱり小松原様のお着物仕様だったんですね。そういやぽっこり気味とは思ったけど、正直全然…ほとんど…気にしてなかった…(笑)。身体そのものも個性で、それを使って表現すればそれは表現であり踊りなんだ、って素敵な考え方だなぁ、身体に対するコンプレックスなんて抱く必要なくなるよね。だからといって踊れるわけではないのだけど(笑)。言葉と身体表現の組み合わせ、同じ言葉だけどそこに重ねられる動きによって、付加される意味や観ている側に生じる情動が変わる、という実例がとてもわかりやすくて面白かった。愛しています、って云いながら離れていったら、何か事情があるのかな、とか、近づけない意味は何だろう、とか、いろいろ考えるもんね(笑)。そして阿川さんに「ちょっと…(実演してみて的な)」と云われ喰い気味に「やりません!」と、ハイ(笑)。

 素人も踊る時代。そうね確かにね。何だろうね、「踊ってみた」系の動画とか、素人が発信・配信することができる時代になったから、っていうのはあるような気がします。アイドルも身近な、近所にいそう、みたいな感覚の子が増えてるし、より「素人」と「玄人」(?)の境界線が滲んでいるし、簡単に受け手から発信する側に誰でもなれる時代になってる、し、そうすることを煽る風潮もあるし*2、ほんと良い悪いの話ではなくね。あとそれこそ学校でヒップホップ教えたり、ダンスそのものが前ほど特殊なことではない感覚になってもいるんじゃないかしら。ヘタウマを楽しめる価値観、が良いのか悪いのかもわからないけど、楽しいならそれはそれでいいんじゃないかな。下手くそなのは見たくないと思うなら、見なければいいだけだしね…。何かずれたな。そういう話じゃないのか。まぁいいや。

 お酒好きかと訊かれて何故かちょっと小さくなって「お酒…飲みます…ハイ…」って何だか申し訳なさそうに(笑)。やっぱり飲みニケーションだもんね。バーチャルで情報だけ入れて理解している気になってしまうのは妄想、ハイ。そりゃそうだ。行ってみなくちゃわからないし体験に勝るものはないよね…なかなか実践できないのがもどかしいけどね…。説明すること、伝えることを恐れちゃいけないし、そのための言葉をちゃんと持たなくちゃいけないと思うタイミングがあった、というのは、そっか、元々そういうところからは逃げない人だなぁって印象だったのだけど。…を、素面でもできるようになろうと思いました、ってそこかい(笑)。えーー云ってる方のイメージだけどなーー比較対象(自分)が悪いのかな…そうかそれはそうだな……。

 そろそろ、と云われて終わりだと思ったでしょ(笑)、の2曲目はアル・ジャロウの「You don’t see me」、へ~~。すっごい好きそうだ。これ系の時に若干顎出るのはなんでだろうね? 曲中に「談ス」の稽古場写真とか舞台写真とか、Judas~の写真が出てきました。感覚を広げてくれる感じ、なるほど。アル・ジャロウはテイクファイブを聞いたことしかないけど、なんというか…ひとりで全部口でやる人…ひとりで色んな楽器持って演奏するパフォーマンスがあるけど、それを全部声でやる人、という印象だった…バンドなくてもバンドサウンドになってそうな。今年亡くなったんですよね確か…。

 今後行きたい道は?と訊かれて、今一番ガチャガチャしてる、と。いいじゃないガチャガチャ! 本人の軸がちゃんと取れていればいいんです、舵を切るのはあなたです。そこに立てばそこが居場所だよ大丈夫。ちょっと違えば1マス戻ればいいだけだし、やりたいこと何でもやっていこう。ガッチャガチャらしいですが、そのガッチャガチャに振り回されつつ追いかけるのを楽しみにしている人たちが確かにいるので、ガチャガチャ楽しもうぜ。楽しませて。楽しみにしてる!

*1:どっちだよ

*2:自治体職員が踊る動画が受けたりね