「メトロポリス」11/12昼
お高見席2回目、とても良かった…ナイスポジションでした…これで5000円とか申し訳なありがたいコクーンシート。コクーンシート内でも場所によってだいぶ違ってくるんだけど、今回はすごく良い方のコクーンシートだった(笑)。くるんくるんの後頭部もよく拝めたし、ダンスパートの表情なんかも見えてしまって眼福です。しかし場所によるんだ、とても大きく。
マチネ分を軽く。何度観てもわからないところはわからないままだし、こうかな~と思ったところが観る度に違う印象になるし、なかなかね、一筋縄にいかないね。そこが面白いところね。
- 冒頭の暗闇のシーンはやっぱりわからないや。今日はフレーダーかも知れないなーと思ったし。でも未來でも、未来でもいいやと思っています。何となく。
- メトロポリスの外にいる、と思っていたけど、地下への門の前なのかも。だったら門の前にいるのはフレーダーだしなぁ。でもジャケットを着せかけられて「この都市にようこそ」って云われるのは…ううーん…。
- くるくるの縦ロールがやっぱり可愛い。昨日に比べて何となく、巻きがゆるめというかロットが太そうというか(笑)。ブロッキングが大きいのかも。あとしっとりめだった。
- アンダーグラウンドテイルのDJマリア、って云ってる?
- スイスチーズの穴も、みなさん労働してますか? 今日も元気に穴掘ってますか?も、イヌ丸の言葉はマリアの言葉を掘り起こして集めたもの、なのかも。
- 狼から人間に作り替えられた犬、人間に作られた金属で出来た犬。人工の建造物。イヌ丸もある種のメトロポリスの影なのかもしれない。
- かもしれないばっかりだなー。確信持てないことばかりだもんなー。
- ヨシワラのシーンから、マリアが月の話を始める前、マリアが上手で労働者の若者に何か紙切れを渡しながら話していた。地下の地図?
- マリアが砂漠の迷宮の話をしている間にだるまさんがころんだしているカムロと影と若い衆。
- ゲオルギと上着を交換するフレーダー、労働服を着るとシャツの一番上のボタンを外してた。
- 音楽は一瞬を永遠にする?
- パロディの中身は松さんなのかなー。
- マリアとフレーダーの踊るシーンの、歌とも語りともつかない言葉たち、がとても心地よくて好き。少しだけ入る旋律付きの、「100年も1000年もさかのぼる」がすっごく印象的に耳の中に残る。
- んですが、その前にマリアと踊ってる時のフレーダーが仰け反って後ろからマリアが受け止めるようなところで、仰け反ったフレーダーがぺろりと一瞬唇を舐めるのが見えてそれがとても網膜に焼き付いていますごちそうさまでした。
- 郵便のお歌の前の、父の部屋に行くときにエレベーターは使わない、っていうセリフの、「何故なら、階段で迷子になることは絶対にないからだ」の何故なら、がンなぜなら、になってて格好良かった。よくわからない。好きなんだそういうの。
- その一連の父と祖母のシーンの時に、後ろの暗闇でオルガンの椅子に足を組んで座っている姿がとても優美で美しい。真っ暗だけど。
- 民衆を扇動するパロディが、おかしくなったマクベス夫人っぽくてちょっと好き。ヘロヘロしてて可愛い。
- 本当の闇は心の中にある、古いものと未知のものがごっちゃになってその人の背中を押してくれるもの。
- 流されちゃった渋谷?でイヌ丸が、マリアに呼びかける時、上に向かって呼ぶんだよね…マリアがいる場所はそこより高いところなのかな、ってことはそこは地下のカタコンベなのかな、とか。
- イヌ丸がミライを3回絶叫した。
- 赤い靴の男が、イヌ丸の肩を抱いて背中をぽんぽんしていてとても…可愛かった…イヌ丸可愛い…。
- イヌ丸は「愛しい言葉」なの? 言葉そのものなの?
- いちゃこらは頭ぐりぐり→鼻つまみ→顎持ち。
- 紙の船、って何だろう。濡れたら破けちゃう…。
- ラストのマリアとフレーダー? 未來?の後ろを、赤い靴の男がゆっくりと横切っていく場面、とても静謐で美しくて、未来なのか過去なのか今なのか、どうか未来であってほしい、またふたりが出会ってほしい、とかいろいろ思ってしまう。すごく好きです。
- そして誰も、何もいなくなる。
- まずは普通にお辞儀、走り去る。カテコ1回目はカムロの影?のダンサーさんかな?と肩組んで出てきた! 可愛かった! ぴゅーんとハケる。2回目は上手の端に行くと、奥から飴屋さん出てきて上手端は飴屋さんになってそのお隣に。未來さんと飴屋さんが並んでる…と勝手に感慨深くなってしまった…。
以上ざっくりとでした。ソワレも楽しみ!