「in a silent way」@ベネッセミュージアム(8/27夕)
眠くてだーいぶ朦朧としてきているのでちょこっとだけ。
ソワレもマチネに引き続き満員御礼な感じでしたが、マチネに増してがんがん動き、ぐいぐい迫り、かき回しかき乱す回でした。動きも激しくて、呼吸が乱れてあの物静かなトーンを保つのに苦労してそうな場面もあったり。あんなに息乱してるの今回の公演で初めて観たわ…。でもすっごくスリリングで、人口密度に負けない攪拌っぷりで、全員当事者にされる回だった、めっちゃ楽しかった!
メモをちょこっと。
- 長谷川祐子先生が関係者らしきご年輩の男性をアテンドしてらした。
- 腕時計を覗き込む時に、文字盤読みづらかったのか、ちょっと顔を近づけて見てから「ほんの……48分*1前のことです」って云ってて、読みづらそうだったのもだけど、これまで3回とも50分台後半だったから、あれっ進み早い? それとも腕時計遅れてるの?って思いました。
- やっぱり袋をめくり返すところのカタストロフィ最高に気持ちいい! 楽しい! そして美しい…ゆっくりと蓋が開いて、パネルに青空の欠片が映り、今まで内側に充満していた空気が空へ噴出して、光の奔流があの天窓から一気にわたしの中に流れ込んでくる…。
- スロープ下のだーいぶ天井低いところまで潜って、マイクコードを引きずり歩く。あれでみんながコードを避けて動くの、すごくゆっくりとした大縄跳びみたいで面白い。し、何となく跨いで避けるのがほんとに何となくいやで、壁際に貼り付いたりしてみる。
- 野生動物が近づいてきたら、逃げたり急に動いたりせず、無闇に声を出したりせず、静かにそのまま待ちましょう。という感じ…大きなネコ科の動物がすんすんしに来たよ。
- ハンドマイクのコード部分を高く持ち上げて。ぶら下がったマイクに体を低くして口を寄せるところ、コードが首に掛かってるのに気づかなかったみたいでそのままコードを掲げたら首が絞まりそうなことに。構わず持ち上げていくからハラハラしてしまった…。首に絡んだコードを首を動かしてたぐるように送っていました。
- シャツの裾を引っ張りおろしたりとか、見たことないよ! 汗はかくけど涼しいお顔の煽動者さんなのに(笑)。
- 最後のわざとらしいご挨拶は、あれがないと冗談にならないというか、洗脳解けないからだよねきっと。なぁんちゃて☆感を演出してるよね。冗談ですって云わないとほんとにあのまま洗脳状態であの密室を出ることになってしまう…トリックのネタばらしコーナーですよね。でも、冗談でもなぁんだそっかー!で済むし、何だったら一回解かずに放り出してくれても…いいのにな(笑)。
- 螺旋をつむじ風みたいに駆け抜けていく退場も大好きです。
*1:くらい。40分台だった