ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「プルートゥ」1/21夜

 pepperさんご出演日のソワレを観てきました。カメラが入っていたので通りすがりにじろじろ(笑)眺めてきたのですが、局などはわからず…駐車場も通りかかったので覗いてみたけど、テヅカ時のようなWOWOW車も見当たらず…でもどうやらWOWOWカメラだったようです! 放送あるといいなー期待しています!
 これまでで一番近かった2列目下手寄り、ベストはC列センターとかかなと思うけど、近いは近いでまた別の迫力が感じられたり、違うものが見られたりで、良いモノですね(笑)。表情がつぶさに見られるから、こまやかな感情のゆらぎがダイレクトに伝わって来て、そのたびにぞわっとしたりじーんとしたりぶるぶるしたり、大変だった(笑)。

  • 天馬博士とお食事シーン、トビオ、と声を掛けられて「はい」とお返事するのと、「今日は何をしていたんだい?」がかぶってしまった。
  • 生前のトビオとの差異を挙げ連ねられて、どんどんしょぼんとなっていくトビオが可哀想ででも可愛くて…お耳がぺたーんとなっている…*1 *2
  • ゲジヒトさんのお着替え時のマニピュレイターさんがすごく俊敏に動くようになった(笑)。しゅばっ! しゅたっ!! ビシィッ!!
  • ゲジヒトさんとの連携もとても滑らかになっていますね。
  • アトム登場時の歩き方が!! まさしく「小学生の学校帰り」みたいな、爪先を投げ出すような歩き方で…可愛いいいい。
  • 引きで観ている時は、わーアトムちっちゃいなぁ、なんて思っていたけど、寄りで見るとちゃんと大きいですね…。
  • レインコートは危なげなく着られた。
  • 「ロボットは嘘をつけない。つかないんじゃなくて、つけない。…でしょ?」って云う時のアトムが、子供なんだけど老成したような顔をしていて、成長しない子供のまま時を経ている感じが少しぞくっとなった…。
  • ウランに寄り道を指摘されたアトムが「うっざいなー」って顔してるのがたまらん(笑)。わかるわかる!
  • 追いかけっこがガチです(笑)。華麗なステップで避けようとするけどゲジヒトさんにがっちり腕捕まえられてた!
  • ゲジヒトさんに「わたし送るわ!」ってついて行くウランを見送るアトムも、あーあ…って顔してて(笑)。お兄ちゃん苦労性ね…。
  • pepperさんご登場回、たぶん10日と基本は変わってなかったと思う…けど10日の記憶があんまり定かでないので定かでありません…。「ゲジヒトさん、あなたは…!」の後に、アトムの前を行って「NON-HUMAN」レーンを通過。下手でお茶の水博士の研究所を訪ねたアトムをお出迎え、片手をあげて挨拶を交わしてからどうぞ、とご案内。
  • お茶の水博士がボールペンを落とした。アトムは「世界最高峰のロボッット」って詰まってた。
  • あっお茶の水博士のバインダーが見えた。四角い、垂れ耳の犬みたいなロボット?の設計図みたいなのが描いてあった。何造ってるんだろう〜。
  • Dr.ルーズベルトと大統領の最初のシーン、吉見さんが1階奥にいるの初めて見えた(笑)。知らなかった!
  • 花畑の男にエネルギーパックを手渡すウラン、パックのラベルを確認する時に、マニピュレイターさんがウランの焦点を指先でちゃんとなぞってから、ウランに「おっけー!」って親指立ててるのね。確認OK!
  • アトムがエネルギーパックの在庫を探してくれている間、デスクの横でウランがすっごいうずうずしながら待ってるのも初めて気づいた(笑)。すみませんいつも遠方からアトムの顔面ばかり眺めているもんで…。
  • 竜巻前、ゲジヒトの記憶がフラッシュバックするアトムの苦悶が大きくなっているような。あんな膝突きそうに苦しんでたっけ…。
  • こういういちいちの表現がすごく鮮やかに感じられるのは前方席だからかもしれないのですが。いつも同じくらいなのかもしれないのですが。
  • 竜巻ダンス、あれだけの肉体が目の前で躍動する迫力といったら。こっちまで風に巻き込まれるような感覚になりますわ。
  • ゲジヒトさんがブラウに見せる殺害現場のプリントアウト、ちゃんと漫画の場面のカラーイラスト2枚になっていた。
  • Dr.ルーズベルトのシルエットが映し出されるスクリーン、近くで見るとほんっと…でっかいな…見上げる感じになるから余計にな…。
  • ゲジヒトさんにシャツを着せた大植さんがかっこよくびしっとターンを決めるのが面白い。存在感ありすぎるマニピュレイターさん(笑)。
  • アトム手術中、pepperさん上手より出てくる。手に負えない、って医者(?)たちが離れてから、アトムの傍に留まって、心配そうに顔を覗きこむ。胸の画面表示が「pepper」から「atom」に変わったり。アトムの顔を覗きこみ、ショックを受けたように指先を口元に持っていったり、哀しそうに俯いて首を振ったり、なかなか感情豊かな演技でした。
  • 白アトムさんが起き上がったり、トビオのお墓の後ろに身を隠したりするのがとても好きです。美しい。
  • 彫像みたいに座ってるのが本当に、天使像みたいでねぇ…羽根生えてもいいと思うんだあそこ…。
  • 降りる時のふにゃんとした動きも人間ぽくなくて好き。ふにゃふにゃだけど軸があるというか…軸があるからふにゃふにゃできるんだけど。
  • ブラウのメモリーチップがマグネット式で指先にくっついているのがわかったけど、さらにゲジヒトさんのチップもくっついていた。メタリックブラウンかー。
  • アトムのはマットなブルーだよね。
  • 幕間。劇中に登場するロボットたちが全員、最初から舞台前のがれきの中にいるのは知っていたけど、ラストシーンで立てられるプルートゥの残骸? 墓標みたいな?のも、最初から置いてあるんですね。
  • お祈りの人、顔出てます。ちゃんとわかるくらい。
  • アリが可愛くて!! 可愛くて!! いじらしくて!! 去り際のゲジヒトに「みすたー…花、買ッテヨ…?」ってそおっと云うのほんっと可愛い…。
  • 地下施設でゲジヒトに襲いかかるプルートゥ、白い枠がぐらぐらしてて怖かった…プルートゥでかいな改めて…。
  • 廃品回収のおじさんがカバンを持ちあげたら、中からゲジヒトさんのクラスターガンパーツが落ちた。
  • アリにゲジヒトを襲わせてから、残骸を回収して雑に上手に戻すアブラーさん。雑過ぎてアリが客席側に滑り落ちそうになっていました…そんな放り投げるみたいに置かなくても…。
  • ヘレナにはもちろん泣かされてしまうのですが、ほんとここ最近は天馬博士で泣けてしかたないです…泣きながら二度も亡くした息子を兵器にするんだよあの人は…哀しんでる素振りも見せずに…。
  • フードを脱いだアトムのてっぺんの髪の毛がひと房、もりっとしてて可愛かった。寝癖みたい。
  • 天馬博士はアトムを甦らせたかったけど、そのまま甦らせてもまたプルートゥに殺されてしまうから、殺されないように「兵器」として甦らせた、ってこと、かなぁ。そうあってほしいわたしの願望が多分に含まれている。
  • 覚醒後にさ迷うアトムの歩き方がね、もう全然、冒頭の歩き方と全く違うのね。首も少し傾いててね。すごく…人間らしくなくなるのね。
  • 表情も、何も見ていない目をしてて。見てるんじゃなくて、カメラが認識してる、みたいな目。
  • カタツムリでびっくりするところ、ふわっと飛び上がった。間近で見てもふわっとだった!
  • それから改めてカタツムリを「見る」。
  • お茶の水博士がアトムに怯えているのが、仕方ないけど悲しい。「もうだいじょうぶです」の前、アトムが一歩近づくと咄嗟に身を引くの。
  • ええと…ヘレナの元へ飛ぶ時の、フライングアトムが、すごく…色っぽいお顔をされるので…何かもうすみません…。
  • 「あなたの中に、ゲジヒトがいる…」とアトムの頬に手を触れるヘレナ、その手を天上のゲジヒトが、愛おしそうにきゅっと握るのが、堪らないです。
  • データアクセス時のお顔も綺麗なんだな…首ぴくっとさせるのも良い…。
  • 「ロボットは、嘘をつけませんから」ってヘレナに云うアトムを見下ろして、ゲジヒトが笑ってた…。
  • ブラウとアトムのシーンは全部大好き。もっとあればいいのに…一度しか会わないんだよね…。
  • 触れたブラウの手をそのまま、捧げ持つようにしてステージ前に置くアトムが…神々しく美しかった…。
  • ダンスがまた美しくてなぁ…動きも身体も顔面も見たくて大変。ダンサーさんたちももちろん見ちゃうし。
  • ダンス最初の方で足がステージ手前のがれきセットに当たってた。
  • ウラン人工知能が交わす片手の挨拶、ゲジヒトとヘレナが通話の最後にしてたのと同じだよね。
  • とにかくド迫力のプルートゥと、しなやかで軽くて小さくてでも気迫が噴き上がって見えるアトムで、この距離はなかなか…息が浅くなるね…。
  • 倒されたプルートゥが一気に起き上がるのほんっと…怖いわ。あれと対峙するの単純に怖いわ。
  • プルートゥを引きずり上げるの、すごい重そうだった…だよね…。
  • でもここからは、ぐをおおおってなっちゃうところなのです。あんなに無垢で綺麗なアトムが、綺麗なお顔のまま、青白い憎悪の炎を燃やすのが、観ていて本当につらくて、苦しくなる。
  • とどめを刺そうとする手を止めたアトムの肩に、ゲジヒトの手が触れた瞬間、アトムの右手から力がふ、と抜けてった。
  • 「なぁ、サハド」って呼びかけながら、左手でそっとプルートゥのボディに触れるのも、たまらない。
  • 「触れる」って行為も繰り返し出てくるよね…セリフもいろいろ、塗り重ねるように出てくるけど。
  • 前方で見るボラーでっけえええええ!!! これに尽きる(笑)。
  • 照明の集中線効果のさらにその先にいるんですねつまり…プルートゥも怖かったけど、単純に大きさに対する恐怖というか本能的な怯えが…。
  • 仰け反り綺麗だった…。
  • ボラー戦でのアトムの動きもバリエーション増えている気がしました。今まで見てて気づかなかっただけかもしれないけど…。
  • ボラーの中でアブラーと対峙するアトム、シルエットは本人…ですよね? オレンジ色が透けて見える気がする…。
  • わりと気のせいかもしれないけど。
  • サハドに逃がされるアトム、いつもよりちょっと時間がかかって、「サハドーーー!!」が長めでした。
  • ああもうボラーの最後はほんっと…ダメだ。鼻水が出る。
  • 暗転に乗じて顔を拭いて、愛しのブラウを迎えるのです。
  • 下手で襲った大統領を逃がしてから槍を構えるまでの間がちょっとできたので、その間にDr.ルーズベルトがうふふふふって笑うようになったんですね。
  • 今日はちゃんと首落ちました。
  • あっそうそう。Dr.ルーズベルトって何となく、本体はどっか別の地下とか何か基地の中枢とかに巨大な演算システムがあって、インターフェイスとしてのくまちゃんなのかな、とかぼんやりイメージしてたんだけど、くまちゃんの首ぷちっとやったら終わっちゃったので、あの小さなボディにそんなものすごい高性能が詰まってたのか…とそれはそれで怖いなあと思いました。
  • ラスト。プルートゥの墓標のような残骸のような、は目の前からピックアップされて立てられました。先端に角ジョイントくっつけて。
  • 憎しみのない世界は来るのか。今このタイミングで、何だかすごくいろいろと考えなくちゃいけない命題だと思います。いろんなニュースを思い出したりして、これまでより余計に深く入ってきた。個人的には、人間である限り、憎しみの感情は消えないし消せないと思うのだけど、でも、どうしたらそれに打ち勝てるのかを考え続けることは、絶対に無意味なことではないとも思うので、考え続けて、頭の隅に置き続けて、いきたいと思うのです。連鎖は止まらない、でも、どこかで止めないと取り返しのつかないことになる。

 絶景ポイントから初めての観劇でしたが、やっぱり前からでないと見えないものも、前からだと見えなくなるものも、あるんだなぁ当たり前だけど。もう少しだけ、前方席が残っているので、また次の機会を楽しみに、後退したり近づいたりしながら楽しみまっす。しかし間近で見ても未來アトムと永作ウランのつやぴかっぷりはすさまじかったな…。

*1:幻覚

*2:わりとよく見る