ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

おでかけきろく的な

 もうねー本当にこの1年、どうしたらいいんですかねここは(笑)。ただの日記になりますが、そもそも日記をつけるつもりで始めたわけでも全く、全然、ないので、ねぇ。あー雑誌とか新聞ががほったらかしだなーざっくりとでもまとめておきたい。アーカイブ的に。その為のここだもの。
 でもとりあえずおでかけ記録。

お泊りディズニー

 ええと10月の3連休の土日で、ハロウィン時期のランドとシーどっちも制覇という…何とも無謀なことをしました。ご老体に鞭打って。いやぁ混んでたね。仮装OKの日ではないので、面白い恰好の人とかは見られませんでしたが、小さい子供ちゃんたちはドレス率高くてそれはもう可愛くてデレデレ。しかしわたしが行った中で最高の混雑っぷりでしたよそりゃそうだ。わかってたさ。わかってたけど行ったのさ。
 土曜日にランド、ネイバーフット何とかホテルに一泊して翌日シー、と欲張りプランでしたが、うん、欲張りすぎたね。身の程を知ろうね。楽しかったけど混んでて疲労度もいつも以上で、しかも一晩で疲労が全く取れない。回復全くしない。2日目朝起きた時点でライフあと数ドットで赤くチカチカしてた。2日目の第一歩目から足めっちゃ痛かった(笑)。結果、2日目午前中のテンションが地を這うようで…ご迷惑おかけしました…マゼランズでランチ食べたら回復して、午後からは元気に過ごせましたが、うんわたし疲れると口数減ってあからさまに機嫌悪くなるよね…自覚はしてるんだ…申し訳ない。
 ランドではカリブの海賊アトラクション内のレストラン・ブルーバイユーでコースランチ、とむしろそっちが本命じゃないかってくらい2日間食べてましたね。疲れたけど思い返すと楽しい思い出になるのよね…楽しかった。夢の国だった。いろいろ、乗ったことのなかったアトラクションにチャレンジしてみたのも良かったです。魅惑のチキルーム、本当に昔の太古の時代から何故だか頭に残っていて、何だろうチキってどういう魅惑なんだろうとほんとに半世紀くらい思い続けてでも入ったことなかったけど、初めて入ってみたら楽しかったよ! 地味だけど悪くないよ! 並ばないし! あと、白雪姫のライドがびっくりしました。意外な展開過ぎて。ありゃあ怖いわ…面白かった!
 楽しいところから帰らずにそのまま楽しいが続く、っていうのはすごく贅沢な気分だなぁ、という実感の2日間でした。が、体力的には連日は無理だ。わかった。

Kバレエカンパニー「白鳥の湖」@東京文化会館(10/18)

 以前、熊川さんじゃない日の「シンデレラ」を、母上と一緒にお高み見物したことはありましたが、今回は熊川さんデイ! しかもS席! なんという贅沢!! 伯母が誘って下さったのでホイホイとお供致しました。いやぁ凄かったー。なかなかクラシックバレエには足が向かない側の人間ですが、それでも楽しかったし面白かったし素敵でした。Kバレエは衣装やセットが本当に見ごたえあってロマンチック全開で楽しいんですよねー。白鳥なんて古典中の古典な大!定!番!だけど、白鳥も黒鳥も衣装から何からほんっと素敵で、チャールダッシュやマズルカの衣装なんて垂涎モノだったし、イイモノ観たわ〜。
 あと何と云っても熊川さんが。クマテツなんて云ってますが、いや本当にすごいですよねあの方。何だかんだ云ってもめっちゃくちゃ上手いしカッコイイわ…何だろう溢れるカリスマ性? スターの輝き? 絶対的センター? とにかく中心に立つのが当たり前の人でした…ホールの入口に等身大パネルが並べられてて、一緒に写真が撮れるスポットが設えてあって、女性ファンの皆さんが入れ替わり立ち替わり2ショット写真を撮られておるのをわーすげーなんて横目で見ながら入りましたが、ありゃあ2ショも撮りたくなろう…わたしは撮らないけど(笑)。
 熊川さん以外もまぁレベルの高い。コール・ド・バレエがあんなに綺麗にきっちり揃うのってなかなかないですよね…白鳥群舞が本当に夢の中のようでしたわ…。熊川王子のお友達役のダンサーさんも素敵だった。ロットバルトさんが鳥っぽくてマントふぁっさーしててちょっとヘドを思い出した病気。終演後に伯母が「また誘うわね」なんて云うから期待してしまうじゃないか。

ネマニャ・ラドロヴィチ&悪魔のトリル@東京オペラシティ(10/21)

 珍しく母上がミーハー的に夢中になっている、セルビア生まれフランス在住のヴァイオリニストさんのコンサートに行ってきましたよ。悪魔のトリルというのはネマニャさんがたまに連れて来日する弦楽クインテットの通称です。クインテット+ソロという編成ね。ネマニャさんはリサイタルも無伴奏演奏会もやるけど、母もわたしも悪魔のトリル付き(?)が一番好きです。楽しい。
 この日は未來さんが旅立たれた月曜日ということで、さすがにため息ついて肩を落とす1日でしたが、でもネマニャ聴いてる2時間くらいの間はずーっと笑顔でいられたよ! めっちゃ楽しかった! 前奏曲とアレグロとか、バッハのシャコンヌとかカルメンのハバネラとかチャールダッシュとか、耳馴染みの良いっていうかむしろ弾いたよねそれ…っていうポピュラーな曲が並ぶ楽しいプログラムで、そんなお馴染みの曲たちを、そりゃあもうノリッノリで、くるくるの長い髪を振り乱して緩急自在に弾きまくるのです。何かもう、お行儀よくホールの座席に座って聴いてるのが苦痛なくらい、うずうずしてしまう(笑)。プニャーニもバッハもビゼーもネマニャが弾いたらロックになっちゃう。めっちゃ楽しいし、弾いてる本人もとにかく楽しそうだし、聴いて見てると勝手に笑ってきちゃうし、ほんっと楽しかった〜。1曲ごとにちょこっとMCも入って、何か可愛いことをこちょっと云ってたりして*1、ハバネラなんてオペラ歌手よろしく、悪魔のトリルが伴奏弾いてるところに後からソリスト登場的にメロディ弾きながら歩いて出てきたり、ちょっとした演出?も楽しかった。楽しませたい!って気持ちが溢れてるコンサートだし、何より本人が楽しみまくってる感じがとっても…ハッピーな空間でした。
 アンコールもいろいろやってくれたんだけど、いきなり客席真ん中の扉から入って来て、演奏しながら通路を練り歩く、なんてことまでしてくれました。しかも曲はABBA(笑)。いやヴァイオリン・ヴィオラはいいけどさ、チェロとコントラバスえっらいことになってましたけどね!(笑) コンバス引きずって、チェロ抱えて、弾きながら歩いてたよ…おっもしろかった!
 母がCDを買ったので、終演後にはサインをしてもらいましたよ。素はちょっとシャイででも優しい目をしているネマニャさんでした。あとトリルはイケメンだった。手が分厚くて大きかった…。
 余談ですが、母はこの翌々日?くらいに別の場所であったネマニャのコンサートにまた行きまして、プログラムも演奏曲も同じだったんだけど、「同じでも全然違った!」そうで、「あなたがみらいの舞台おんなじなのに何度も行く気持ちがちょっとわかったわ」とのお言葉を賜りました。でっしょーーー!? 同じでも全然違うでしょーーー!?!? コンサートだってそうなんだからお芝居なんてそれ以上にまたぜんっぜん違っちゃうんだからーーー!!!

*1:英語だから何となーくしかわかんないけどさ