ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「人類資金」初日舞台挨拶(10/19)

 ちょっと日にちが経ってしまいましたが、『人類資金』初日舞台挨拶に行ってきましたのでメモを少々。出発2日前のお顔を拝見できて、肉声を聞けて、嬉しうございました…センチメンタルな気分にもなってしまいましたが(笑)。
 2回目の10:45~の回(上映後舞台挨拶)と、最終の13:45~の回(上映前舞台挨拶)を観てきました。マスコミ入ったのは初回(10:15~)だったので、テレビカメラもスチール撮影タイムもなしでしたが、カメラ無し故のリラックスムードは感じられて楽しかったな。特に午前の回は、第一声から阪本監督が、未來さんが月曜日に日本を発つ話をされた所為で、いやおかげで(笑)、その後に続くご挨拶が皆さん未來アゲになってとても…面白かったです。面白がりながらめちゃくちゃしんみりしてしまったのも事実ですが…ぼろぼろ泣けてしまったよ阪本監督の口からそれ聞いたら…。

10:45回

  • 上映終了後の舞台挨拶でした。風貌(笑)は各所に上がっている通り&ブランチ出演時と同じです。観月さんだけ衣装チェンジしてらしたね。未來さんは、とてもおひげでした…髪がだいぶ長くなったね。
  • 登壇して一列に並んで、まずは監督から。(主に香取くんに)浮き足立つ客席に、「あっ視線は別に僕でなくていいですから(笑)」なんてことを。いいえ監督も凝視しますよおひげかっこいいですよ隣の隣のひとよりよっぽど。
  • 映画を見た後に、自分の財布に入っているお金について、少し考えてみて頂ければありがたいです、と映画についてまず一言。
  • に続けて、「森山未來が明後日から、文化庁の関連で1年間海外に行きます」と。ざわつく客席にアウェイを感じるのでした…さすがに香取くんファンの方多いですものね…わたしのお隣は壮年男性おひとりでしたが。でも驚いてらした。
  • いきなり名前が出てびっくりした様子の未來さん、あわあわしながらそんな今云わなくても…みたいなことをぼそぼそと。
  • 未來さんの抵抗に構わず監督、「ミライじゃなくてミレナイだから」とか(笑)。上手いこと云わないで下さい(笑)。
  • 苦笑いしつつあごひげを撫でつけるみれないさん。
  • 和やかムードで笑いに包まれる会場、涙を流す一部のひと(笑)。
  • 拍手で送り出してやって下さい、という監督の言葉にやめてよもうと思いながら拍手ですよするしかないですよ。
  • 続いて佐藤浩市さん。本日はありがとうございます、から「今監督が云われた通り、もう、未來は見れません!」「当分未來が見れないので、この映画に通うしかありません!」「皆さんこぞって未來を見に来て下さい」みらいをみれない、の語感が良い具合のようで、何度も繰り返してらした(笑)。
  • 引き続き居心地の悪そうなみれないみらいさん。
  • 次は香取慎吾さん。「えー、未來くんが明後日から海外へ行ってしまうという…明後日ぼくは笑っていいともです(笑)」「ずーっと日本にいます(笑)」もう泣き笑いですよこっちは! 
  • なんて云われている最中のご本人は、目をぎゅーっとつぶって苦笑いしてらした。そういう表情はひげでもやっぱりかわいい。
  • そしていよいよご本人ご挨拶。「ああ、まぁ、そうなんです明後日からちょっとイスラエルに行くんですけど…」ちょっとばつが悪そうな、照れくさそうなトーンでした。
  • 「少しずつフェードアウトしていくように、顔の下半分をだんだん黒くして隠れていこうかと思ったんですけど(笑)」そんな意図ですかひげ!?(笑)
  • だんだん黒くって云いながら、鼻の下のひげを撫で下ろすようにしてらした。
  • それはともく、的に仕切り直してから、「この映画を見て、どう感じられたかわかりませんが、僕もこの作品に関わって、いろんな景色が違った切り口から見えたように感じたので、皆さんもそういう風に感じて頂けたら嬉しいし、それをいろんなひとと共有できたら嬉しいので、どしどし拡散して下さい。ありがとうございました」
  • いつもながら、だいたいこんな感じ、です。ここで一旦、未來シリーズは一段落、な空気に(笑)。
  • 観月ありささん。は、まず「未來くんの話はもういいですか?(笑)」と未來さんの方を振り返って。それに応えて未來さん、「いいです!」どきっぱり(笑)。
  • すごいスケールの映画で、男性陣が多い中、華を添えられたんじゃないかな、と思います、とか。二回、三回と劇場に足を運んで頂けたら嬉しいです、とか。すいませんちょっと…薄くて(笑)。
  • しかし最後に「未來くんも、きっと喜ぶと思います!」ありささん…!!
  • 標的が逸れてほっとした様子だった未來さん、また戻って来ちゃってえええええって困ってた(笑)。
  • オダギリジョーさんは、2階席最後列のお客さんが持ってらした「人類資金ヒット祈願」の垂れ幕に目を留められたようで。「それもそうだなぁと…(笑)」こういう映画がヒットすれば、それこそ日本映画が変わっていくと思うので、ぜひ皆さんのお力でヒットできればなぁと思います、と。
  • 垂れ幕の方を少し目を細めて見上げたり、それもそうだなぁ、って云ってるオダギリさんににっこりしたり、していました。
  • 「未來くんも元気に帰ってくると思います」とくっつけたオダギリさんに「無理しなくていいです(笑)」とつっこむ未來さん、「ちょっと無理しました(笑)」なオダギリさん。何かすごく…ほんわかした(笑)。
  • 岸部一徳さん。ご覧になって、面白かったとか、観て良かったと思ってもらえれば嬉しいです、とまず一言。
  • からの、「ぼくはそんなにミライがないんですけど…」えっ(笑)やめてくださいよそんな!!
  • 「みんなの話を聞いてて、ミライって名前はほんとに良い名前だなぁと思いました」とか「この国も、未来がどうなっていくのかなぁと、そんな感じがしました」とか…本当に…ありがとうございます…あんまり皆さんに畳みかけられてさすがに涙も引っ込んだわ!
  • そんなに未来がない、でくしゃくしゃの苦笑いをされていた。
  • 福井晴敏さん。映画にちょっとひっかけて、「もうここではこれが"ルール"になっちゃいましたね(笑)」と前置いてから、「森山未來くんとは何度かお酒をご一緒させて頂く機会がありましたが、彼は酔えば酔うほど理路整然としていくタイプで、この作品についてもあそこはどうなんだとか、けっこう追いつめられたりした」そうです。そうか理路整然か…その向こう側しか見たことないからなぁ(笑)。
  • 何度かお酒を、って云われた時に、マイクオフでははっと笑ってらした未來さん。
  • 「正直難しかったなぁと思う方、拍手してみて下さい」と云われ、ぱちぱちとそこそこ鳴る拍手。それを聞いた福井さん、「そうですよねぇ。これは、二度観たらわかる映画ですので(笑)」なるほどー!
  • 「それでも難しいという方の為に、何と小説まで用意してあるので(笑)」う、上手い…(笑)。
  • すぐ近くの本屋さんでたくさん置いてもらっているので、ぜひお読み下さい、とすばらしい宣伝技。
  • もしまたリーマンショックみたいなことが起きた時に、この映画を思い出してもらえると、少し見えてくるものが違ってくると思います、と。そうね…確かにね…。
  • 舞台挨拶に来られなかったユ・ジテさんからのお手紙も読み上げられました。全文はロビーに掲示してありました。監督からオファーを頂いた時点では脚本も出来上がっていなかったそうですが、それでも快諾するくらい監督と作品を信じておられたのが伝わってくる文面でした。
  • これでご挨拶が一通り終わり、トークに入ると途端に何だかふらふらし始める未來さん(笑)。
  • 海外ロケの話。移動距離が地球一周の1.36倍ですって! それで初回は「マイル溜めときゃ良かった」だったんですね(笑)。
  • 海外ロケが多くて大変だったところは、と聞かれた佐藤さん、相当きついのはわかってたから、でも絵として説得力のあるグローバリズムを見せる為になくてはならなかったから、覚悟の上でみんなこの船に乗った、と。何がきついとか考える余裕もなかったそうです。ですよね…。
  • 香取さんは連ドラといいともの合間でロシア一泊とかニューヨークとか、だったそうで…お話聞くだけで大変そうだ…この日だって夜はスマステ生放送されてましたもんね…。
  • でも、着いてすぐ現場入って撮影始まって、ニューヨークにいるとかも感じないくらい、阪本組の空気が出来上がっていて、居心地のいい撮影だった、と。
  • 特に緊張したシーンを訊かれ、ギャロさんと一緒のシーンを挙げる香取さん。何度か撮ったけど毎回、歩く方向も違うしせりふを云うタイミングも違うし、ありさ*1の髪を突然触ったり、だったそうです(笑)。まぁそんな感じなのは映画観てても解りますよねー自由そうだった!
  • とにかくアドリブだらけで、「映画というより舞台をやっているような感じ」それは緊張感のある撮影だろうなぁ…。
  • ありさの髪を触る、でまたマイクオフでアハハと笑う未來さん。
  • ありささんに覚えてますか?と振る司会のmicさん、「もちろんですよ!!」デスヨネー!
  • ギャロさんが浩市さんに「I kill you」というところも、4回くらい云ったり、と当時を振り返る香取さん、に浩市さん「あれ台本にないからね!」ええええ!?
  • そう云われると皆さんもっかいみたくなるでしょ?とお茶目な浩市さん(笑)。
  • 森山さんも様々な現場がありましたが、と話を向けられて、出てきたのが衝撃の…(笑)。
  • NYで国連までの道を走るシーンの撮影が、全体のクランクアップの日だった未來さん、もう残りが走るシーンだけだったので前日に「余裕ぶっこいてしまって(笑)」朝まで呑んでしまったとか。で、まぁ走るだけだから大丈夫だろうと思っていたら、長回しで100m猛ダッシュを三、四回繰り返すことになり、セット替えの時に嘔吐してしまいました、と…。
  • あーあ。
  • 初めての経験で非常に苦しかったですすみませんでした、と謝っておられた。がそれ海外ロケの苦労話じゃないよね! 国内外関係ないよね!!
  • 岸辺さんはそんなにあちこち行ってませんが(笑)、仲代さんとのシーンは緊張したしご一緒できて嬉しかったです、と。
  • オダギリさんは、「ネタバレ覚悟で云いますと…」いやこれ上映後の舞台挨拶ですから大丈夫です!
  • ベタプラス社のシーンは、実際に泊まってたホテルの部屋を使って撮影したそうで。真船と石が社を訪れた時、それを告げに来る社員は、実際のホテルの支配人、だそうです。あの金髪のー! へええええ!!
  • へえええ!!とかおお~!とかの声があがる客席に「あっけっこう良い反応(笑)」と嬉しそうなオダギリさん。ずっと笑ってる未來さん。
  • と、ここで時間切れで舞台挨拶終了~。未來さんはまっすぐに出て行かれました。香取くんはちらりと笑顔でお手振り。やはり相変わらずプロのアイドルさんだ~。

 とにかくもう、みんながみんな、未來くんが未來くんがって云って下さって、まぁご本人はたまらん居たたまれなさというか罰ゲームみたいだったことでしょうが、こちらとしてはありがとうございましたああああ!!!としか云いようがない回でした。しかし何というか…未來さんに近しい方の口から、本人を横にして、しばらく観られない、とか聞かされると、突然その事実がものすごい現実感を伴ってどかんと入ってくるものなんですねぇ。チキさんのラジオを聴いて、すごくすっきりと送り出せるわ!なんて思ってたところから、瞬間的に一気に突き落とされた感じが、自分でもちょっと面白かったです…泣いたけど…。

13:45回

 10:15回が終わって、小一時間くらいあるから小腹を満たしてこようかなんて映画館から外に出たら、その時点で13:30近くて、お茶とかしてる暇なかった(笑)。テイクアウトのバナナワッフルを慌てて胃に収めて映画館へ舞い戻り、今度は上映前の舞台挨拶です。あ、舞台挨拶のみのハシゴはしない主義です(笑)。っていうかそういえばわたし映画も舞台も途中で席を立ったことないや。トイレとかもないや。遅刻は残念ながら、非常に不本意ながら、ありますが。二度としたくない…。
 そんなことはどうでも良くて、上映前の舞台挨拶、最終回でした。何となーく、未來さんもう疲れちゃった? 飽きちゃってない?って気がしてしまったのだけど、朝から立て続けに4回もやってれば飽きもしますよね…合間に取材とかあっただろうしなぁ。それでも香取くんのぴしっとさはきっちり保たれてはいましたけどね(笑)。

  • 香取くんの登場に悲鳴が上がる周囲。流石だ。
  • 登壇者全員並んだ時点で、もう何となくふらふらしてる未來さん(笑)。
  • まずは順番にご挨拶、阪本監督はやっぱり「ほとんどの方と目が合わないんですが(笑)」と客の視線をいじる(笑)。
  • 難しそうな映画だと思われてる方が多いかと思いますが、エンターテインメントになるように作りました、最後までお楽しみ下さい、と監督。
  • 続いて浩市さん。本日はありがとうございました的ご挨拶から突然、「M資金豆知識!」と…えっ? 突然なに!?
  • と、豆知識披露の前に、どうやら前列のお客さんが香取くんに手を振っていたようで。それを見つけた浩市さんが「香取くんに手を振るのはちょっと待っていただけますか(笑)」と(笑)。香取くんも指で×印を作ってだめだめ!って。それがまた、お客さんをふわわっ!とさせてしまうんですけどね。アイドルさんだー。
  • 別に、おかしな空気になったりはしなかったので、浩市さんも笑って云ってたので、大丈夫なんですよ。面白かったんですよ。念のため!
  • 未來さんも、×印をする香取さんを観てニカッと笑っていました。ひげに埋もれててもいい笑顔だった…。
  • 改めまして豆知識。実際、戦後に越中島近辺で、20億円(だったっけ?)相当の金銀プラチナ貴金属が発見されているそうです。これがM資金の一部ではないかと云われているそうです。ほんとに出たから現実味があって、だから詐欺が成立してしまうんですねー。
  • 香取くんご挨拶は、ギャロさんや、ユ・ジテさんがいらしたので、現場にはいろんな通訳の方がいて、ちょっと会話したり演出内容を伝えたりするのも通訳を介して介してっていうすごくグローバルな、初めての現場でとても良い経験になった、と。「面白かったら是非たくさんつぶやいて、今日のYahoo!のあそこ*2に人類資金が夜遅くまであったらいいなと思っています」こういう、ちょこっと云うコメントがね、上手いなぁとね。思いますね。
  • 続いて石役の森山未來さん、と云われて、左手を胸に当てたのが印象的だった、未來さん。
  • 今日はありがとうございます。この作品は、今のお金というものに対する疑問、そして新しい提案というものを阪本さんと福井さんで提示してるものなんですけど、これを観て、絵空事だと思うかもしれないし、夢みたいなこと云ってんじゃねぇよと思う人もいるかも知れないけど、じゃあ、今オリンピックが東京に決まって、日本中がわいて、経済が活性化しているこの現状と、どっちが絵空事なのか、っていうような話だと思います。皆さんそんなことを考えながら観てもらうと、また違うものが見えてくるかと思います。今日はありがとうございました。
  • マスコミが入ってないからこそ云えるコメントだなぁと内心ちょっとどきどきしました…全くその通りだと思うのですけどね…オリンピックなぁ…いやいいですやめます。
  • 観月さんは安定の紅一点華があるコメントで。ほんとに紅一点だもんなぁ。
  • ロシアのシーンで登場します、って紹介されたオダギリさんは「ロシアでしか登場しないです(笑)」「ロシアで撮りました(笑)」やたらロシア推し。
  • その隣でふにゃふにゃ笑ってる未來さん。完全に緊張の糸が切れているというか疲れちゃった?(笑)
  • 「内容は若干難しいと云われるかも知れませんが、良い勉強になりますし…」と自分で云って突然吹き出すオダギリさん(笑)。どうしたどうした(笑)。
  • 「…良い勉強になるって(笑)だいぶ的外れだなぁ(笑)」自分で云って自分で吹いて自分でつっこむオダギリさんすてきです。
  • 身を折って笑う未來さんもごちそうさまでした。
  • 難しそうなものをエンターテインメントに、って監督もおっしゃってたけどその通り、とかいろいろ云ってから、「要は、これだけ皆さんいろんな事話した後でもう話すことがない、ってことです(笑)」そりゃそうですよねしかも4回目だもんねお疲れさまです…!
  • 岸辺さんは、完成したものを観たら、あっという間に終わってしまいました、そのくらい面白かったです、が皆さんまだ観てないんですよね(笑)、って。そうなんですこれからなんです一応。
  • この作品のお話を頂いてから、一度新聞というものをちゃんと読んでみようと、いろんな新聞を読んでみたら、いったいこの国の経済は誰が動かしてるのかというところに突き当たって、「良い勉強になりました(笑)」岸部さん流石だなぁ! あととても関西弁でした。
  • 福井さん。舞台挨拶回なのでほとんど女性ですが、チケット売場で訊いてみたところこの回以降は男性率がけっこう高いとのことでした。「次は皆さんの旦那さんや彼氏を連れて見に来て下さい。で、彼氏や旦那さんが、『俺この映画ぜんぜんわかんねーわ』っていったら、付き合い方を考えた方がいいです(笑)」福井さんも面白いこと云う方ですよね。
  • 良いと思ったらぜひ大きな声でつぶやいて…大きな声でつぶやくってのも現代ならではですけどね(笑)、とか。云いたいことはとても良くわかるよね(笑)。
  • そしてユ・ジテさんのお手紙紹介。この時、並んでる香取さん・浩市さん・未來さんが、完全に同じポーズでマイクを持って下ろした右手に左手を添えて立っていて、ちょっと面白かったです(笑)。
  • ロケの思い出話を…「一ヶ所だけの方もいらっしゃいましたが(笑)」ってロシアですねそうですね!
  • まずは浩市さんから。正直ニューヨークは好きじゃなくて、刺激が欲しいひとには魅力的だろうけど、浩市さんにはただただ猥雑な街にしか思えなかった、とか。
  • 猥雑な街、にアハハと声を上げて笑う未來さん。しかし頸をぐいーんと仰いだり後ろ頭をカリカリ掻いたりかなり落ち着きがなくなってきています。
  • 香取さんはハバロフスク、寒かったです、と。
  • 撮影したけど使われなかったシーンもあるんですよね?と振られて、深夜に街を歩くシーンの話を。香取くんもロシアに来てくれたのに、部屋の中と車の中しか出番がなくて、日本でごまかしてるんじゃないかと思われるのがイヤで台本にないけど外を歩くシーンを撮った、と監督。でも編集してみるといらなかったって(笑)。
  • 香取くんは深夜2時にそのシーンを撮ってそのまま飛行機に乗って日本に帰ったそうです。ロシア一泊だって!
  • そして未來さん曰く、「そのシーンを撮影している最中に、僕と浩市さんとオダギリさんとで、通りに面したホテルのバーで呑みながら、あっ香取さんが歩いてるわー、って(笑)」呑みながら眺めてたそうです(笑)。
  • 浩市さんも、「我々が見切れちゃうからってちょっとどいてくれってスタッフに云われたり(笑)」って云いながらちょっとしゃがんで隠れる浩市さんと未來さん(笑)。楽しそう。
  • 香取くんは、カットされるのは別にいいんだけど、公開前の資料とかにも『実はカットされたシーンが!!』なんて書いてあって写真も載ってたりして、でもそれ云われたって観られないじゃん!と…カットされたシーンがあるのを前面に押してくる謎を盛んに云ってらした(笑)。
  • そしてアハハと笑う未來さん。良く笑ってたなぁ。
  • オダギリさんはロシアの撮影は?と訊かれて。撮影の前に浩市さんと未來さんと一緒に、協会でお祈りをしてもらったお話を。パンをひと欠けもらって、聖水を頭にかけられて、外に出た瞬間にカッチカチに凍ったのが思い出、だそうです。どんな寒さなのか想像もつかないなぁ…。
  • 森山さんはロシアでは?と訊かれて「あっ、ロシアですか?」とちょっと焦ってた。
  • 「ロシアでは、浩市さんがぼったくられてました…あ、ぼったくられてはいない?(笑)」と暴露話を。呑みに行って水割り一杯頼んだら何故かボトルが入れられてたそうです…。
  • えええええ、って反応する客席に浩市さん、「そこで!? それよりもさっきの、20億円相当の金塊が見つかった方がええええでしょ!?」豆知識! すっかり忘れてた…!
  • 「そっちでえええでしょ!!」と力説する浩市さんに未來さんずーっとにこにこニヤニヤしてました(笑)。
  • 観月さんはニューヨークでは?と訊かれて、監督が急に回し蹴りをしてくれといわれて、街中で回し蹴りをしました、と。未來さんがうんうんと頷いていた。その場にいたもんね。
  • 監督は結構、急に云われるので、香取さんと子守歌を考えたりもした、と。ざわつく客席(笑)。
  • カットされたシーンなんですけどね、と観月さんが云って、香取くんも「今思い出した…あった子守歌…!」って。すっかり忘れていた様子。
  • 監督が歌詞を書いて、香取くんにこれに曲つけてって渡して、それを観月さんと香取くんが歌う、というシーンだったそうです。ふたりで練習までしたのに、撮影前になったら「やっぱやめたわ」って(笑)。
  • 監督が一生懸命弁明してらしたのも可愛らしかったです(笑)。
  • みんなでイチロー選手を見に行ったりして楽しかったです、とありささん締め。
  • そして日本で撮影されました岸部さん、と云われて苦笑い。そりゃそうだ(笑)。
  • 竹芝の辺りの古いビルが主なロケ先であんまり良い思い出ではないです(笑)だって。

 なんてところで終わりました。何か…どうにも毎回尻切れトンボな終わり方だったなぁ(笑)。退場はやはり真っ直ぐに出て行かれました。何となくだけど、一回ずつ終わる度に、何かを脱ぎ捨てていくような…そんな印象を受ける、退出だった、なんて思ってしまうのは明後日出発と知っているからですね。でも、静かな良いお顔で、良い背中で、去っていかれましたよ。
 ああこれで…一年見納めか…と思うと、そりゃあ寂しいしせつないしでため息出てしまして、上映後に合流した楽しい会でも若干涙目でしたが、でも、いってらっしゃいとしか云う言葉のない身としましては、うん、また会える日を楽しみにしています。どんなことになってるのかなぁ。

*1:って呼ばれてました

*2:トップページのニュース見出し欄ね