ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

シルク・ドゥ・ソレイユ「マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー」@さいたまスーパーアリーナ(5/9)


 U2以来のさいアリでした!(笑)昨日が日本公演初日だったんですねー。気にせずにチケット取ったら、会場前の特設ステージでセレモニー?やっていました。小倉さんと菊川さんがいたので、とくダネ!で特集でもやるんでしょうね。
 シルク・ドゥ・ソレイユ、いつかは観てみたいと思いながらなかなかそのタイミングにならず、今回がついに! シルク初体験! だったわけですが、うん。凄かった。ずーっと口開いてた、その開いた口を両手で塞いでた(笑)。いやすごいねーカッコイイねー美しいねー素敵!! しかも大音響で流れる音が全部MJ!! 世界最高峰の技術を持つ集団が、その持てる能力を総結集させて、世界最高のエンターテイナーの音でパフォーマンスするんだもの、これでかっこよくないわけがない。ストーリー性はほとんどなくて*1、曲をつないで1曲ごとの世界をパフォーマンスで表現する、みたいな感じだったけど、素敵だった〜そして怖い怖い(笑)。もういいよーあぶないよー!!ってなることしばしば…でも危なくないのよねっていうかサーカスってそういうものですよね…でもドキドキするよ〜高いよ〜。
 今回は初めてだったし、とりあえず様子見的な気分で、あまり無理のない価格設定のお席(笑)を取ったのですが、若干角度が横から気味だったけどそれ以外はよく見えて、ステージ両サイドにスクリーンもあったし、がんばらなくてもストレスなく観られました。辻本知彦さんが出演されているので、スタンドからじゃ見えないだろうなーあとでパンフ買おうかなーと思っていましたが、いやわかるわかる(笑)。役がすごくキュートでユーモラスで、可愛らしかったです。開演直後と、二部の冒頭は早めに着席することをお勧めします(笑)。
 まだ公演始まったばかりなので、ネタバレ的なことは避けますが、とにかくかっこよかった楽しかった! 終わってほしくなかった、もっと観ていたかった! MJ美味しいトコ取りみたいなプログラムなのでわかりやすいし、もう単純にエンタテインメントとして面白かった。割と時系列に沿った構成なので、後半はやはりちょっと…悲しくなってしまう部分もあったけど、それもうん。ラストの盛り上がりと興奮はトリハダでしたよ…。個人的にはやはりスリラーが…あそこ15分くらいあってもいいよ…。特に印象的なパフォーマーさんもいろいろ…ていうか全部すごかったのよね。元・青森山田高校男子新体操部チーム、かっこよかったです! 片足というか3本脚の彼も素敵だった、チェロの女性も迫力あったなぁ。
 しかし観ていて感じるのは、中心にいるべき人物の圧倒的な不在感、なのは仕方ないですよね。不在なんだものね。空位、そこにいないこと、までを含めた表現なのでね…名前を呼べばそこにいるよ、って云ってくれているんだけどねそれでもね…。
 マイケルの楽曲を使ったパフォーマンスとしては、文句なしに最高級のものを見せて頂きました。<マイケル>に期待して行くと、得られるものは違うのかもしれない、と、帰り道ちょっと違ったねーと話しているお客さんを通り越しながら思ったり。「マイケルに観て欲しかった」「絶対好きだよね」なんて云い合っているカップルに心中うんうんと頷いてみたり。とにかく、夢のような時間を過ごさせて頂きましたよ…もう一度、正面から観たいなぁ! 贅沢!! ちなみにVIP席は赤絨毯が敷いてありましたよ(笑)。
 パンフ買ってしまった。2500円でした。CDは完売してたー。

*1:感じられなくて