ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「聖☆おにいさん」完成披露試写会舞台挨拶・改めて

 改めまして、先日の舞台挨拶メモなどを。司会はシネマスタイリスト(?)のmicさんでした。フェイスブックに当日のことが少し載っているのでぺたりと。
Mic Catbroadway - [映画「聖☆おにいさん」 完成披露イベント 森山未來さん&星野源さんお迎え]... | Facebook

 できるだけ時系列に沿って思い出しつつ。コメントは使われてない部分を中心に。あとフォトセッション(笑)。

  • 登場は下手から。あの、ご覧の通りのフーテン風な格好で(笑)。やはり私服でしたねーですよねー。源ちゃんがピシッとスーツで決めていたので、対比で余計に…フーテンだ(笑)。色も黒いし顔の下半分まんべんなくうっすら青黒いし髪はショリショリだし雪駄だし、出てきた瞬間「うわぁばっちい(笑)」と…いうのがふぁーすといんぷれっしょんで…すいませんばっちかった(笑)。でもバッチイ以外の全てのファクターが可愛かったので、総じて可愛かったですよ!
  • 最初のご挨拶で、「イエスの声…ブッダの声…あると思うんですが」の時、イエスの声、ブッダの声、って云いながらマイクを持っていない左手を顔の横辺りでふわふわと動かしていて、イエスの声(はこんなだろうってイメージ)、みたいなものが隠されているのだろうなと。相変わらず言葉より饒舌な身振りなのでした。
  • 挨拶終わってお辞儀の後に、左右の親指をかわりばんこに持ち上げてぴこぴこさせていた。
  • 源ちゃんご挨拶中は基本、マイクを持った右手の手首を左手でぎゅっと握るような。もしくは後ろ手に。
  • 声優初挑戦でいかがでしたか?みたいな質問で、源ちゃんとにかく漫画もアニメも大好きで、「あの中に入りたいなって、らひゅな…天空の城らひゅな*1みたいに…空から女の子落ちてこないかなとか、あそこに城浮いてないかなとか、妄想しがちな子供だったので、」お話頂いた時嬉しかった、と。セルフぼかしが可愛かったです。
  • こんな感じに演じようとか、役作りは考えてましたか?の問いに、答えを譲り合うふたり。源ちゃんから話し始めて、声色を変えようとするとどうしても小手先になってしまうので、あるままの声でやろう、と。
  • この流れかな? 源ちゃんが、イエスのことを「とにかくやんちゃで…」って云った時に、未來さんが隣でふふっと笑って「うんそうだね(笑)」って云ってたの。どうというアレではないのですがふたりの間に自然に流れる空気感が可愛らしくて何かたまらなかったのです。
  • 未來さんは、聖人ふたりが立川にバカンスに来ているというふわっとした浮遊感や、「私」とか「何とかじゃない?」みたいな言葉遣いが、オカマ(笑)というキーワードに…とか何とか(笑)。
  • オカマキャラっていうんじゃなくて、ひとを傷つけるオカマと傷つけないオカマがいると思うんだけど、相手を傷つけないようなニュアンスとしてのオカマ言葉、みたいなことを云っていた…ような気がします(笑)。とにかく傷つける傷つけないのインパクトが(笑)。
  • あと、ドラァグクイーンの役をやっていたので、その辺が使えそうかな、ってヘドのことをちらりと云っていたのが印象的でした。
  • が、それでやってみた8巻特典ODAが、トゥーマッチになって、イエスがあらちょっとオカマ過ぎ…?ってなった、と(笑)。
  • そういえば源ちゃんはOADと云って未來さんはODAと云ってしましたが普通はOADの方ですよね。政府開発援助のようですODA
  • なので、映画ではちょっとその辺を調整した、と。
  • Tシャツ交換企画。この辺は報道されてるとおりです。
  • 「腹痛」のフォント(明朝体)が「ほんとに痛そうだよね…」と深刻そうなコメントをする源ちゃん。
  • 腹痛Tシャツを広げる時に、目の下にシワが入るふにゃんとした笑顔になっていて可愛かったです。帽子の庇の下で。
  • 源ちゃんがTシャツを広げる前に、「これは僕しか知らないことかもしれないです」って云ってて、未來さんが「なんだろ怖いな(笑)」って(笑)。怖いこといろいろ知られてるんでしょうね!
  • 野宿、出た瞬間「あーこれは伝わらないね! ヤバイ(笑)」わりと怖いところだったようです。まぁまぁ(笑)。
  • 「野宿してこのTシャツ着てたらすごいね(笑)」
  • 交換したTシャツを持ったままフォトセッション突入。源ちゃん「そんなフォトセッションあるんですか!?」
  • そしてふたりしてTシャツを腰の前に掲げて写真撮影。微妙な笑顔。そして当てたTシャツの後ろからはみ出る青い花柄ジャケットの裾がトランクスみたいに見える未來さん。
  • フォトセッション中、隣の源ちゃんに何か話しかける未來さん。すかさず飛ぶカメラマンさんの「森山さん! 目線お願いします!」2回くらいおこらりてました(笑)。
  • そのままTシャツ掲げたままムービーも撮る。上手と下手のカメラに向かい、びっみょーにTシャツをはためかせるふたり。びっみょーに、だけど。横にも縦にもヒラヒラさせている。が本当にびっみょーな動きである。アルカイックに笑いを殺す未來さん(笑)。
  • そしてスペシャルゲスト登場! はイエスさんとブッダさん!! の等身大(?)ボード!
  • イエスとブッダを「ラフなジーンズ姿でおいで頂いています!」という司会者さんに未來さん、片足を高く上げながら「ぼく雪駄ですよ!」さすが中の人。
  • ボードを両サイドに並べてフォトセッション。ですが、スタッフさんがボードを置いた位置がふたりからけっこう離れていて、カメラマン側から寄ってください的な指示?が出ていて、すかさず自分たちでイエスとブッダの立ち位置を直す源ちゃん未來さん。
  • 4人でピースするとカメラさん大喜びですよ(笑)。
  • また低めの位置でびみょーなピースでしたよね!
  • 上手からも下手からも「目線お願いします!」の声が飛んで、こっち…? …どっち…?って感じに、人差し指を前に向けて身体の向きと連動させて上手から下手へゆっくり巡らせる未來さん。
  • 下手のカメラ撮影中に、カメラさんから「すいません、ブッダさん…」との声が(笑)。ブッダさんセンター向きに立ってるから下手からだと見えないのね。すぐに源ちゃんがブッダボードの位置を直す。
  • 同じく上手撮影時にはイエスボードを未來さんがずらす。素晴らしい。
  • センターに戻ったらカメラマンから「両手でピースお願いします!」と。そろーりと両手ピースするふたり、ピースが6つ並ぶうるさい絵面に(笑)。
  • 続いてムービー。低めの位置で、指をぴたっと揃えた片手をゆっくりと振る未來さん(笑)。やっぱり顔はアルカイックな感じで(笑)。とにかくオカシイ。
  • 「肩組んで下さい!」なんても云われてました。さらに寄せたボードと肩組んで、源ちゃんの腰のあたりに緩く手を回す未來さん。もうどうにでもして下さい風な(笑)。
  • フォトセッション終了後、最後に一言…な感じになった時未來さん。「ちょっと圧が強いんで…」とイエスボードを外側にずらす。圧が強い、って云い方が独特で印象に残る。
  • 最後にメッセージを、と振られた源ちゃんが、しばらく黙ってしまって、「…フォトセッションの印象が強くて頭真っ白くなっちゃって…」とか云ってたら、未來さんが「こんなにシュールな感じになるとは思ってませんでした(笑)」と助け舟?を出していた。確かにこんなにオモシロいことになるとは思っていませんでした。
  • ご挨拶は出てるので割愛。
  • 退出時、micさんにマイクを渡すの?渡さないの?って一瞬なって、あ、渡さないのね、って風に笑って持ち直したマイクを、胸の前辺りで少し遊ばせるようにしながら階段降りて、にっこりぺこりとしていなくなりました。

 総じてほんわかした空気感の笑いの絶えない、でもちょっとシュールな舞台挨拶で、「聖☆おにいさん」の舞台挨拶としてはとても作品世界に相応しかったのではなかと思います(笑)。ふたりともほんっと可愛かったし、ふたりいることによる相乗効果でさらに可愛さ倍率ドン☆な感じで…終始ほっこりさせて頂きました。かぁーんわいかったーん!
 映画本編は、調整したとは云え、イエスの第一声で劇場内に笑いが起こる程度(笑)にはフェミニンな雰囲気を失わないイエスと、イエスに比べたらそうでもないけど充分ふんわりなブッダで、とてもほっこりでした。ひたすらイエスとブッダがキュートで…可愛いわ。耳福だわ。大事件も世界の危機も何もないけど、移りゆく四季の中でふたりが、何でもないことにすっごく喜んだり、大焦りしたり、嬉しがったりガッカリしたり、顔見合わせてうふふと笑ったり、そんなふたりが愛しくて、ふたりが幸せそうに過ごしている立川、東京、日本、さらに云えばこの世界、まだまだ捨てたもんじゃないんじゃないの、なんて気持ちに一瞬なってしまう、映画でありました。そして何故かとっても仮面ライダーフォーゼ推しでした。なぜ(笑)。
 9巻の特典も非常に楽しみです。もうこれは帯アニメにしちゃっていいんじゃないかなぁ! 大天使たちとかユダとかモーゼとか、アナンダさんとかマーラさんとかも観たいなぁ! 映画続編でもいいですお待ちしております。っていうか公開早く早く〜!
 あっでもブッダのお口レイヤーは直してくださいね…。

*1:会社違うから、ってぼやかしてた