ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「100万回生きたねこ」小判21枚目・大阪千秋楽(2/3)

 大阪あっという間に千秋楽です。最後はお譲り頂いたカメレオン席に座らせて頂きました。やっと寄れたー(笑)。引きで全体を観てもとても良い作品ですが、死角は多くても近いは近いなりにやっぱり、楽しいです。そんなもんですよね! 人間って現金なものですよね!!

  • 4列目センターブロックでした。座席に座布団が1枚で若干高くなっていますが、床面はまぁそんなに見えませんね。あと前方3列も座布団で嵩上げしてあるので、頭はかぶりましたが仕方ない。座席の傾斜自体はちょこっとだけ、な感じ。
  • …何というか、大阪で泊めて頂いた友人宅にもねこさんがいらして、そのねこさんがわたくしにまぁ面白い感じに懐かないんですね。なんなの誰なのあんたいつまでいんのなんでいんの、って感じなんですね。返す言葉もございませんのでねこさんにはまったくもって申し訳ないのですが。こちらとしては撫でたり触ったりすりすりしたりもふもふしたい気持ちでいっぱいなのですが、ねこさん側にその気持ちが伝わることはなく。友達が連れて来てくれても悲鳴のような声を上げ手足を突っ張り脱兎のごとく猫だけど逃げて行く。んもう…という気持ちをリアルに味わってきたので、女の子がねこを抱きしめたくてでも云うこと聞いてはくれなくて、もう!!ってなっちゃう気持ちも、いつもよりわかる…そんな大阪楽でした…。
  • ただ遊びたかっただけなのにね、でも、無理やりしちゃあ死んじゃうんだよ。
  • 本投げは、いきなり1冊目がびゅーんと真上に上がってキャッチ出来ずに見送るねこ。続けざまにどんどん飛んできて、慌てて捕まえて積むも、次々来るから積む暇もなく両手で1冊ずつ持つことに。さらに容赦なく次が来て、当然受け取れずに両手に本を持ったまま見送る。
  • 見送った隙に両手の2冊を脇に積んで、次を無事キャッチ。最後の1冊はフェイントで飛んで来ず。
  • ボトルの声を聞くのはやはり右耳が折れているので耳の後ろでした。でも折れ耳可愛いんだもの。
  • 兵士の羽根は一人目を5回くらい何度も曲げて曲げて曲げてってしてた。二人目は大きく顔の方に1回折り曲げる。┏横から見るとこんなんなってましたよ羽根。
  • どろぼうの顔にかぶるマスクというか袋、良く落ちないよね。落ちないし、落とさないよね。
  • また下手の壁に背中預けて足開いて内腿ぽりぽり。
  • ばかばっかだ、で足をひらりと組み変えるのが何かもうかっこいい。素敵。
  • 絨毯に寝そべって、足が、後ろ脚なんだけど、しっぽみたいにウゴウゴしてるのも好き。
  • 2回目のばかばっかだ、何か低めの声で云ってていつもよりシニカルでした(笑)。
  • 出てきた番犬のしっぽに向かって手を出しかけるけどねこパンチ届かない。
  • うぉーるぁ! つかまえてみな! 巻き舌ですねぇにくったらしいですねぇ!
  • 絨毯と共に、ずるーん…しゅぽっ!と吸い込まれて消える。あの最後のしゅぽっ!加減がたまらなく好き(笑)。
  • 小休止。おお! 初めて!! 扇子の柄を客席側に向けて持った!! 富士山にねこちゃんと2013ばっちり見えたー!!
  • 爪は上向きに出したっけ? 多分??
  • 船酔いねこちゃん、うるっせーなーこの、さんだんばらー!って何かシブい声で云ってた。
  • あらしらなかったのあほらしい、も変な声で云ってた。もう何しても可愛いんだけど!
  • 船酔いも激しいです。びしゃーっと出す(笑)。
  • おれは魚も大嫌いなんだよ!!って絶叫してた可哀想に…(笑)。
  • カモメ?にはねこパンチしかける。ちょいっ、て手を出すの可愛い。あとずーっとカモメを目で追ってた。狙ってるな。
  • 海に落ちてどんぶらこっこと流されていくねこちゃん、どんぶらこっこのターンがいつもはすんなりするりと回って消えていくのに、何か今日のはいつもと違ってた。シェネでもなく…何だろう。アグレッシブなターンだった(笑)。
  • ボイパ的なのに重なってくるカスタネットの音に、ん??ってなってきょろきょろっと目だけで辺りを見回すの可愛い。
  • カスタネットを止めるのはやはり目の前に手のひらをびっ!と突き出して。ぶんちゃんさんがびくっとする(笑)。
  • 掛け合いはもうわっきわき踊ってます。じたじたぴょんぴょんしてて、そのたびに耳がぴこぴこ動いてるのがたまらない可愛い。
  • 演奏スタートから一旦止める。ここの溜めが長かった(笑)。ぶんちゃんさんが息を止めるように集中して出のタイミングを見ているのがわかる。
  • 手品師。帽子の小ささと、パースの歪みとで、すごく遠くに感じるのに、手品師が出てくるとすごくでかくて(笑)、不思議なんだよね。
  • 茶色い助手さんの出方が前と変わってませんか? 折りたたみ携帯みたいに半分に折れ曲がってから立ったりしてたっけ? あれ、してた??
  • 鳩は青い助手さんがダイレクトキャッチして投げ捨てる。
  • 飛行機バランス時のねこの手が、ひらひらしてて綺麗。
  • たらこ*1の1人目、おひげのたらこさんが、立ちあがった時に「はぁっ!」と気合のような息を吐いてらしてびっくりした(笑)。えっ何!? 何の気合!?
  • 手品師の涙は美しく揃っていた。
  • 棚から顔だけ覗かせたねこ首は、横目でベロ出しててすごい顔だった。
  • 撤収する楽隊さんをいっぱい蹴る。ガスガス蹴る。
  • おばあさんのハート。引きで観た方がハートに見えるなぁ。
  • でも一度気づくとわかるね。
  • おうちの縁でずっと揃えたつま先をぴこぴこ動かしてるねこちゃん。
  • おばあさんが亡くなると同時に時計のカチコチ音も止まるのね。心臓みたいな時計の音。
  • 女の子の部屋に戻って。ぐえ、と倒れたねこちゃんがむくりと起き上がると、床に落ちている涙のキラキラがふわりと舞い上がって綺麗。
  • 女の子が「とらねこちゃんがしんだ時、みんな泣いてたよ?」て云った後、床に横向きに倒れてすぐに起き上がるとらねこちゃん。どうした? 自由なのか?
  • 演奏を促すオイ!はやはり平泉風で。平泉成さんなのかどうかはともかく(笑)。
  • ねこが消えた部屋が、何もかも元通りで、毛糸玉も椅子の下に戻されて、一番最初の状態に戻るのね。何もかも元のまま、ただ、ねこだけがいない部屋。夢の残滓は色濃くあるのに、夢は全て消えた部屋。
  • 2幕。のそりと現れてするんと加わるテーブル。とらねこ歩きとかじゃなかった。
  • 今日のテーブル見返り顔は美人でしたよ。
  • めす猫藤木さんは今日も小指が立ってる乙女でした。
  • ハミング、1音ずつをぽつりぽつりと歌ってた。スタッカートってほどじゃないけど。
  • 大騒ぎやめろよ、のヤの抜け感が好き。
  • あっ。この日はネズミさんがお誕生日だったんですよね!
  • あのさ。おれ、100万回しんだんだ。とても大事なことをこっそりうちあけるように、そおっと云った。
  • 何か今日の100万回死んだアピール、すごく…抑えめというか、もったいぶってというか、特別に教えてやるよっぽくて…新鮮でした。
  • おれ…王様のねこだったこともあるんだぜ…?もすごくこっそり云ってた。きみだけに教えてあげるって感じ。
  • なのにつれないしろねこ。「…そ」って、振り返ってもくれない!
  • ナンバー、わん!からいつもの感じ。
  • しろねこのつれなさが…うざがられていないか心配になる感じで…(笑)。
  • 「あなたは? 何回生きたの?」もそっけないというか、ちょっとイラッとしてないですか? 大丈夫ですか?
  • 生きた回数を数えようとして、折れない手指。
  • 魚へんてこダンスをやっと見て、でもなにしてんのこのひと?みたいな感じのしろねこさん。
  • ダンスもぶっ倒れも全部やりきって、もう何もできることなくなったとらねこに、やっと笑う。
  • 「きみのそばに、いてもいいかな」がすごく…無色というか、ただそばにいたい思いを声に出しただけの声、みたいな…余計な色がなにも付いていない声だった。
  • 顔をそむけたまま触れ合わすつま先の緊張感…! 全神経がつま先に集中しているような!
  • しろねこを抱き下ろしたとらねこの身体を、しろねこが指先でつい、と撫でるのが、たまらない。
  • ネズミいただきます、すんっごい引っぱってぶっちん!ってもいだ(笑)。
  • パパ。…パーパ! そっと云ってみてから、云い聞かせるような、ちょっと照れが見え隠れするような。ぶら下がった足がぱたぱたしてるのも可愛い。
  • ねつき、でしろねこを立たせる時、すごくしろねこが弱々しく見えて、もう弱り始めてるのかな…とか思ってしまう。具合悪いのかな?とか…。
  • 花を見つけた、の歌がすごく染みました。優しい声で、そおっと歌うのね。
  • 歌が進んでほしくなくて、そのページをめくったら物語が進んでしまうから、めくらないで、歌わないでほしくて、でもそうしないと先に進まなくて、留まることも戻ることもできなくて…つらい。
  • 明日もいい天気になるね。って。この上なく優しい甘い声で囁いた。
  • その明日を、手放すんだよね。もういらない、って、この明日は必要ないっていうみたいに。
  • 嗚咽を殺して、声を出さずに、だんだん強く肩を揺さぶる。声にならない想いをぶつけるみたいに。
  • 低い嗚咽から、やがて泣き崩れるように、声を上げて泣き出した。
  • 嗚咽を納めてから、両手で背中や肩や腕をずっと撫でて、撫でながらゆっくりと頬を寄せて身を横たえ、毛糸を手放す。
  • 背中に手を添えて、ひとつ深い息を吐いて、動かなくなった。
  • 明るい、晴れた朝が来る。花が咲く。美しい、完成された、幸せな絵だと思いました。鼻水がいっぱい出てしまった…。
  • カテコ、あんまり覚えてないのですが、こんな感じ?くらいの精度で。
  • 1回目ハケ際はカタカタカタッとターンしてお辞儀、2回目出てきてセンターでひかりちゃんとすれ違ってくるくる追いかけっこみたいにして戻る、ハケ際は未來さんが壁に向かっておでここすりつけて、ひかりちゃんも腕組んで寄っかかってからお辞儀、3回目出てきてひかりちゃんが未來に小さくキックキック、だっけ?
  • 未來さんの鼻の右脇に涙の粒がキラキラしてた。
  • 3回目ハケは一度未來が引っ込んでバックで出てきたら、ひかりちゃんも引っ込みかけた? 4回目手つなぎお辞儀で何度も万歳、未來と藤木さんがにっこりしてた。未來さんほんといい笑顔してたなぁ。
  • ハケ際はひかりちゃんと耳カリカリして見合ってお辞儀、自分も拍手、とか? そんな感じ?
  • スタオベは3回目くらいからかな? 自然に立ってた感じ。ほんとに素敵な大阪楽でした…最後のカテコで出てくる時の、ざっくばらんな雰囲気が大好きです。

*1:と勝手に称していますがサーカスの後ろに増えて行く謎の人たちです