ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「100万回生きたねこ」紅茶14乾杯目

 本日誕生日だったのですが、まぁずいぶんと長いこと未來さん追いかけておりますが、自分の誕生日に公演があるって初めてで! 今改めて調べてみたけどやっぱり初めてで!! ちょっと特別な誕生日になりました。日アカのお知らせも出たしね!!
 そんなソワレ、2幕で少し鼻声気味だなぁとは思ったけど、でもそんなの気にならない素敵な愛しい悲しいねこちゃんでした。何度見ても可愛いなぁ…という感想が口からこぼれてしまう。最近は、1幕のラストが切なくて泣けてきてしまいます…とらねこがすごくのびのびと楽しそうに枠の外で歌ってるのに、女の子はベッドの上で寂しそうにふてくされたように歌ってるの…ねこと女の子はあれで完全にお別れなんだもんね。でも、だんだん楽しくなって踊りだしちゃって、ねこのことも忘れていくのかと思うとそれもまた切ない。ラストシーンはただただ美しくて、もう悲しくもない*1し、純粋に美しいと思えるようになりました。
 あと、今日お友達から聞いた話が目からウロコで…1幕の各シーンが、キーワードでしりとりみたいに繋がってるよ、って云われて! 王様のシーンで「犬みたいなもんだ」→泥棒のシーンで犬に食い殺される/魚を渡す→海のシーンで水死/カモメが飛ぶ→手品師のシーンで鳩の代わりに手品死/4月になればあなたのこと忘れるでしょう→おばあさんのシーンで忘却、と…ここから次へのつながりがわからないのですが、それは毛糸玉が途切れるでいいのかな、とか毛糸玉で最初に戻るとか…どうかしら。王様のところで犬連呼してて泥棒で犬に殺されるなとは思ってたけど、次もその次もつなげられるのは気づかなかった!
 メモは明日にでも追加します。ちょっと気になったのは、カテコで未來さんのお顔がちょっと固かったような…いつもの晴れやかな笑顔が覗かなかったなぁって。ひかりちゃんと上下でお辞儀したりは大変可愛かったんですが、最初のカテコが…あれれ?って感じがしてしまって。まぁ「感じがした」だけなので勘違いとか思い過ごしかもしれないのですが、だったらいいのですが!
 劇場で北村有起哉さんと宇梶剛士さんをお見かけしました。にゃん太郎(11匹のねこ)ととらねこちゃんの邂逅になってるのかしら(笑)。

  • D列下手寄りのお席でした。今回、上手が一度もなかった! 上手ブロック、2階も含めて座ったことない(笑)。不思議だなぁカメレオンだけじゃなく芸劇でもホリプロでも取ったのに。
  • 本棚からねこが落ちてきて、ベッド下にしゅるんと隠れる。後ろから、低音の響きの良い笑い声がくすりと聞こえたので、あらおじさまに受けてるわとらねこちゃん、と嬉しくなっていたら、終演後にそれがゆきやさんだと気づいてびっくりした、というおまけ付きでした。
  • 女の子がベッド下に転がし入れた毛糸玉、ベッド下からかなりの勢いで転がり出てきた。部屋の反対端まで届きそうな勢いで転がってきて、広いに行く女の子が走ってた。
  • 本棚の下で女の子がねこをぎゅうーっとする、前にねこがするんと逃げちゃって、女の子がスカってよろけてた(笑)。
  • 本キャッチは、キャッチして積み上げた本がバランス悪くて、それを直す間に次が飛んできて、わたわたっとキャッチするねこちゃん、それが6冊目。7冊目は投げずにフェイントで棚へ置く。
  • 死んだねこの小指(?)を持ち上げるの、可愛い。
  • 本のページを破り取る女の子、ページというか丁というか見開き4ページ分いきましたね(笑)。
  • ワインボトルに囁きかけて、中の音を聞く。耳ポジションばっちりでした。そういえばしっぽはくたんとしてたけど、耳はすごくぴん!となってて可愛かった!
  • 王様が膝に懐く(?)ねこの耳をこしょこしょっと撫でるのが、いつも羨ましいです。あれわたしもやりたいー。
  • 「おれは、こいつが、きらい」の後に王様がねこの顎下かほっぺかをちょんっとしようとしてねこがいやーんってそっぽ向いてたのも可愛かった。
  • 兵士の羽根は一人目がねこパンチ4発で折り曲げる、二人目も2発で折り曲げる。
  • あくびからのいやならやめりゃあいいのに。なさけないや、つ、ってタメが入った。
  • どろぼうねこちゃんが壁際でするーんと歩くのがすごく好きです。
  • 絨毯をふみふみくるくるしてから寝そべるのも好きです。
  • どろぼうのお歌の間、寝転がってるねこさんが美人でした。両手を膝の間に挟み込んで、たまに頭ぽりぽりするの。
  • …改めて、一度もにゃーとか云わないし、語尾にニャンとも付かないし、いわゆる「猫っぽい仕草」といわれて思いつくような動きはひとつもないんですよね。なのにどこから見ても猫なんだな。凄いな。ヒトの身体を猫が使ったらああなる、みたいな感じ。
  • 番犬挑発はぅおーら。とあんまり声を張らない感じ。
  • 下手の壁を伝うようにジャンプするのがなくなってるんだなー。代わりに、壁際に行く途中でお腹で床上をするーんと滑る。
  • 泣いたどろぼうが、バケツ持って来たフィッシュマンにリアクションしなくなった。いないモノになってる感じ。
  • 扇子は日の丸。
  • 船乗りねこちゃん。おえええええ、の声が大きい(笑)。
  • おええええ、が舟の縁に引っ掛かって(笑)きらきらしておった…。思わず大阪ヘドの最後を思い出す…。
  • くるくるしながら上下にどんぶらこっこと流れて行きました…。
  • 舟から落ちたねこちゃんを捜す漁師の田口さん、おひげが半分取れかかってました(笑)。おひげないとずいぶんすっきりしたお顔になりますのね…。
  • 魚はねこ耳からたぐり降ろして引っ張り出す。
  • ボイパ的なのの掛け合いがアツい! ねこちゃんノリノリ!! ノリノリしまくるからねこ耳がぴょこぴょこしてて可愛い!!
  • 演奏スタートは一度きっちり止めてから改めて3拍指揮して。一旦ストップからの再開、の溜めが長めだった。楽しいなぁここ大好き!
  • 手品師のねこちゃん。華はないけど鼻のあるねこならいます、に「おう!…っ、鼻がきくな!」一瞬ためらいが(笑)。あの体勢大変だよなぁ。
  • 飛行機バランスはばっちりでした。
  • 助手さんたちの消え方がたまらなく好きだ。美しい。
  • おばあさんのねこ。おうちの中で体育座りしててちんまり感がたまらない。
  • ふいに目の間に出現したっぽい毛糸玉を思わず掴んでしまった風。不思議そうに眺めてから巻き始める。
  • 枠の中じゃ魚は見えないのかな。枠の外での魚は見える存在だけど。
  • 全部巻き切らずに先っぽを見つけて、あくびしてぺろっと唇舐めてから、ゆっくり倒れていきました。
  • 女の子の部屋に戻って。おい!って楽隊に指示するの、今日は怖くなかった(笑)。
  • 喪失感、というのがすごく大きなテーマなのだなぁと改めて、とらねこに別れを告げられて部屋にひとり残される女の子を見ながら思いました。とらねこは枠の外で自由に楽しそうに歌ってるけど、枠の中の部屋に残された女の子はすごく寂しそうで、ふてくされたみたいに歌ってるの…。
  • でもだんだん楽しくなってきちゃって、大暴れして、それもまた切ない。喪失とそれを忘れる、二重に失う感じが。
  • 2幕。テーブルダンスの出が楽しくて見ちゃう(笑)。のそっと出てきてきょろっと見まわして、するんと加わる。
  • 見返りねこさん、面白いお顔。
  • お歌はほんとにうっとりなのです…軽くグリッサンドかけたような歌い方がねこっぽいよね、なんて。
  • しゃべると若干鼻声だなぁ。歌だと気にならないんだけど。お風邪かしら。
  • 船乗りねこ再現時、「おがーーぢゃーん!! おがおごがごぐ」って海に落ちた(笑)。
  • しろねこが全然笑わないの。へんてこダンス中。じーって見てるの。で、最後に正座までいってから、うふふっと笑ってお口押さえる。かっ…可愛い…高等テクニック…!
  • ちんまり座って、えふんと咳して、「あの、あのさ…」って。100万回死んだんだぜ!の傲岸さはどこへ行ってしまったの。
  • とらねこの足は足だけどしっぽの時もあるよね。と、しろねこに近づくとらねこさんの、ぴん!と突っ立った足を見て思った。ていうか、手とか足とかが決して、猫の手とか足とかと対応しているわけじゃないというか、手とか足とかそういう概念からすでに解き放たれているというか。
  • しろねこに背中向けて座って、一度横並びに座ってから、もう一回背中向けて座り直したり。逡巡が可愛い。愛しい。
  • つま先でそっと触れる。ここでふたりの時間を止めたい。
  • しりとりスタートでほんとにどうしてこう、毎回泣けてしまうんだろうか。ピアノが悪いピアノが。
  • ダンス!の時の、ひかりちゃんの跳ね上がる足も大好きだけど、未來さんの優美な左手も大好きです。
  • パーパ! はいパーパ! はいって可愛い(笑)。
  • 希望、歌、で抱き合うふたり。ひかりちゃんの腕が、未來さんの半分くらいの細さで、だからそれで泣けてくるっていう…。
  • あなたといたい、の後のぼくはきみといる、歌いながら、しろねこの手を探って握り締める。
  • お腹のあたりに顔をすりよせて、背中を撫でながら、まるい背中よ、って。
  • 明日もいい天気になるな、を、本当に優しく、耳元に囁きかけるように云って…つらい。
  • 背中を撫で続けていた手をふと止めて、手を離して、あれ?という感じに顔を覗き込んで、そっと肩を揺する。
  • ため息みたいに泣きだした…。
  • 毛糸はしろねこの肩のあたりに這わせるようにして、手の中にそっと落としました。
  • 腕のあたりをそっと掴んで、動かなくなる。首がかくっと落ちる。花が咲く。もう、これでずっと一緒にいられるね、と思うと、ハッピーエンドに感じられるラストシーンです。これはハッピーエンドなんだ。
  • カテコ。両端からひとりずつお辞儀していくとき、いちいちそっちに首をくきっと向ける未來さん。
  • 1回目のハケ際、ふたりとも一度ハケてからすぐ戻ってくる。未來さんは後ろ向きで戻ってきてお辞儀。
  • 2回目出てくるときはひかりちゃんがついーっとすべってまんなかでターン、でバランス崩しかけておととってなるのに笑って手をさしのべる未來さん。
  • 2回目ハケ際はねこさんでとことこ方向転換して、あご出気味にひかりちゃんと見合ってからお辞儀。
  • カテコもう一回ありました。ハケ際にひかりちゃんが両耳こしょこしょって毛繕い?して、未來さんがなにそれ(笑)って笑ってて、お互いに指さしながら笑ってお辞儀。ひかりちゃんめちゃくちゃかわいかったー!

*1:だって二匹は一緒にいるもの