ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」渋谷O-east千秋楽

 終わっちゃいました。
 終わってないんだけど、まだまだ続いていくんだけど、でも、終わっちゃった感が凄くて、何でだろうね。終演後、涙が止まらなくてしばらく動けずにいたら、スタンディングでお隣にいた女の子も泣いちゃってて、さみしいですね、まだあるのにおかしいですよね、ってぐずぐず泣きながら笑い合いました。そんなことも幸せな欠片のひとつ。
 凄いを、毎日毎回更新していく、って昨日書いたけど、凄いだけじゃなくて、好きも毎日毎回更新していくのね。昨日も大好きだったけど、今日の方がもっとずっと好きになってる。観ている間中、一瞬ごとにどんどん好きになっていく。そんな思いをさせてくれるひとがいて、わたしとても幸せだなぁと噛み締めています。高く手を掲げるシルエットに、精一杯手を伸ばしながら、あの手に届くことはない、ってちょっと悲しい気持ちになった日もあったけど、今日は、もっと高みへ行けばいい、誰の手も届かないところまで行けばいい、わたしはわたしの精一杯で伸ばすから、ってやたら前向きな気持ちになりました(笑)。本当に、最高の渋谷楽でした。
 アンコールのマイウェイの後、もう一度出てきてくれて、「独断と偏見で、もう一曲やらせて頂きます。トミー・ノーシスで、Tear Me Down」って云われた瞬間に、何もかも全部が吹っ飛びました(笑)。映像でちらりと流れるだけのTear Meトミーバージョン、あのちらりとだけでも、声が違う! 歌詞も違う! 全部ちゃんと聞きたい!!って思わされていたのですが、まさか本当に聴けるなんて…!! ガウンを脱ぎ捨て、壁を超えてキミに会いに来たのさ、って、ヘドウィグより甘ったるい声で、トミーが!! ここがほしいんだろう?ってトミーが!!! ぎゃあああああ!! アレンジも全然違ってて、ヘドバージョンよりポップでキュートな感じで、可愛かったです…またどこかでやってくれないかなぁ…。
 胸がいっぱいなので、今日はこのまま寝ます。明日以降に思い出に浸りつつ思い返す…。アリスの時にゆっくりと空から降りてきた後頭部、何年越しで受け止めたのかしら(笑)。
 9/11メモ追記しました。

  • 最前の柵を乗り越えるイツァークをちょっとだけお手伝い。
  • 登場はベロベロの方。ポールを滑り降りる時の、右足かな? 絡ませてない方の足が空中を浮いている様が美しい。
  • Tear Meからぶっ飛ばします、ヘド姐様も客も! 何あの高揚感…わけわかんない…楽しすぎる…。姐さんのブレイク時のポージングもキレッキレでした。
  • 「地下の暗い病院から這い上がってきたのよ」の低姿勢がかっこいい上に近い。
  • チャッチャッチャラふっふー!ってやるの、楽しいよね…。しかしTear Meの歌詞、かなり何というか大変なことになってるんですが、でもガンガン叫んだよね。これまでほぼ口に出したことなかった単語とかね(笑)。
  • マントふぁっさー、に触ってきた。きっとご利益がある女子力が2上がるとか。マイナススタートだから効果のほどはともかく。
  • ポールダンス風なところも美しいんだ…くるっと切り返すところとか。
  • 自己紹介は1回ダメ出し。「ずっと尻尾振ってるんじゃダメなの、あんぐりーいんちー、までは尻尾振ってていいけど、でぇす、でこう、ガブッ。っと。」と、ガブッ、と手で噛み付く振りを小さくやっててかっこよかったの(笑)。
  • それが再現されているかどうかはわかりませんでしたが(笑)。
  • イツァークの今日の一言は「こわくない、こわくない」
  • 柵は「今日はもう、むしろバキッと。折っちゃって下さいな」もういらないもんね…。
  • この辺で既に、右膝に血が滲んでました。タイツも電線してた。
  • いやらしいいじりで、男性に「あなたせっくすしてきたの?」と声をかける姐様。「おぅ!!」と野太いご返事が(笑)。友達曰く、男性二人連れだったそうですよ…そして自分で声かけておきながら「なんかめんどくさいわ!!」と退散する姐様(笑)。
  • 2万セックスも「ヤバくない!?」になったよね最近。すごくない!?だったのにね。
  • 崩しからの船!のテンションがひどかった(笑)。やりきったね!!
  • みんなであたしを○○して!!も長かったです。そして「びんっびん頂きました…ありがとうございます…」
  • 「壁の中から拾った」って云ったよね、瓦礫の中から、って云い直したよね。
  • 壊れかけのアレはわりとあっさりめに。「キラキラしすぎだから!! トクナガそんなに重要じゃないから!! そっち行かないから!!」
  • パパがもにゃーのところとか、ゲネ映像と比べると何かもうとんでもないことになってますよね…初日どんなだったか忘れちゃったけどさ…。
  • あいでんてってー。大好き(笑)。
  • まるで全然ぴったりじゃないのに絡んじゃったままテーブルの上に置き忘れられた2個のジグソーパズルみたいだった、の云い方も好きだわ。ぜぇんぜぇんぴったりじゃなぁいのに、って重ったるく云うの。
  • The Origin of Love。「地球の子供」ってコーラス入れるところの絶唱顔も好きだよぅ。唇めくれるのたまらない。
  • 神の一人が云うパートのマッチョな歌い方とか。
  • 空から!(ダン!)←でかかと打ち付けるのとか。
  • これ聞きながら後ろにトミーの映像映ると、そっか…って気になる。そうだよねぇ…。
  • でも次のトミーのTear Me Down流れると、きゃああああトミー!!ってなってしまいますすみませんトミー好きです。
  • 「もしくは、あたしが?」の表情がたまらない。
  • 試練のマイク芸、一発目がデコにゴン!って…だから痛いって…(笑)。
  • いつもより多めにぐりぐりされていたような気がします。楽スペシャルか。
  • ちなみに熱演中のJUONくんを眺めるのも割と好きです。
  • 「このたまらないコンビネーション!!」の言い切りっぷりも素晴らしい。
  • Sugar Daddy始まったとたんに表情が可愛くっていうか、ウブっぽくなるの可愛いですよね!! 可愛い!!
  • イツァーク歌ってる間のお尻ふりふりのリズムが細かくなってた(笑)。ただの左右じゃなかったぞ。
  • おやつは上手お立ち台から、「ほら、あんたも舐めなさい」って二人にやってた。「いいこね。うれしいわ」ってまたどエスな女王様顔で云い置いて行くんだーーぎゃわーーー!
  • ルーサーJUONくんの乳首を責める時のお顔もどエスでたまらん。
  • 「ドレスを買って、女になるわ」後のセクシーポーズをど正面でキメられて、ふおおおおお!!!ってなるしかない。
  • 誰かをコントロール、後のキメ顔バチコーン☆もたまらんよね!! あれモロに食らった男子が、ふひゃぁ…ってなってたって話を聞いてわたしがふひゃぁ…ですよ。
  • フィニッシュ後にマイクべろりと舐めるのとかちょっと。もう。いいぞもっとやれー。
  • 今日のルーサーの「何かを手放さなければダメなんだ!」はやたらまっすぐで、ヘドが笑って「…うっさんくっさ…ほんとにルーサー…?」っつってた(笑)。
  • おかんもいつもより胡散臭かった気がします。そして半分吹き出しながら「おかん…?」っつってるヘド可愛い。
  • 暗転時にスカート脱ぐのを見るのも好きなの。
  • アングリーインチのソーセージは下手側だったかしら。吹っ飛ばすお顔をじっと見ていました。
  • あんぐりーいんち、あんぐりーいんち、あっあっあっ、の合いの手的なのも好きだなぁ。
  • トランク綺麗に降った。
  • 壁崩壊中のお水呑みタイムも好きです。いやもう姐様一挙手一投足一言一視線一瞬き全部が好きなんだけど。
  • ママがくれたカツラを見つけるまでのドキドキ感(笑)。
  • Wig in a Boxの最初の、せーかい、の高音が広がる瞬間に笑顔になってしまう。
  • Wig中、姐様が倒れてたマイクスタンドを立ててママのカツラをかけようとするところで、マイクスタンドの脚が曲がってて、立てたマイクスタンドがちょうどまっすぐこちら側に倒れてきて、一瞬身を引きかけた。瞬間、姐様が赤いヒールでガッ!!とスタンドの脚を踏んで止めて、すぐにイツァークが直しに来てくれました。あれ止めてくれなかったらたぶんわたしの脳天直撃だったよ(笑)。…それもよかったかもね…召されるわ…。
  • みんなに歌わせる間、マイク客席に向けてる姐様のかすかな生声が降ってくるんだよね。いいよねアレ…。
  • 開き直る姐様、「ちょっとさ、聞いてよ、聞いてよぅ!」とステージ際にしゃがみこんでお客さんに語りかける。
  • メンバー紹介は、真っ暗な森の中、満月が出ていて背筋がぞおおっとなるような夜、どこに行くかもわからないままさまよっていると、遠くにほこらみたいなのがあって、藪をかき分けて行ってみると人がたくさん集まっていて、近づいてみるとみんなが一斉に振り返り、…キョンシーだ!! キョンシーがわたしに迫ってくる! キョンシーがわたしのいろんなものを奪っていく!! で参りましょう。困り果てるバンドさん(笑)。
  • キョンシーはあれよね、太整さんの最近のお仕事関係よね(笑)。
  • まずはベースのナオキさんから。すんごい悩んでたら姐様が、「そんなにキョンシーに忠実じゃなくてもいいのよ、雰囲気でいいのよ(笑)」ってフォローしてた(笑)。
  • そして弾き出したナオキさん、デデデデデデ。って…マリオの地下じゃんそれー!!
  • そこから何かノリノリになっちゃって、次にJUONさん指名すると、ギターでぷおぉん、って完全にマリオのジャンプ音です。あとパワーアップ音とか(笑)。
  • 「あれ、なんか、キノコとかある。おっきくなったりちっちゃくなったりしてる。コインとかある。森だったはずなのに土管の中にいる」とかいろいろ云いながら、ジャンプ音に合わせてグーにした片手を顔の横に上げてジャンプするヘドさん(笑)。キョンシーのかけらもなくなった!
  • 太整さんがデジタルっぽい音でびよびよびよーんと音を出すと、「ああやっぱりビット数の荒いキョンシーみたい(笑)」って。でもタイセーさんヴォイスチェンジャーで「マ・リ・オ!」ってずっと云ってたよ(笑)。
  • で、キジマックスさんがチャイニーズにちょっと戻して、マコティさんが音変えて出したら「そんなあからさまに音変えないでよ(笑)」と突っ込む。
  • やっとちょっと中華風になったかとおもったら、やっぱりJUONくんがマリオ音で、「ファミコンキョンシー?!」とか云ってました。とにかくおかしかった…ていうかお題がひどいだろ(笑)。
  • SANTAさんもやりにくそーうに混ざってました。でも最終的にかっこよくなったよ! さすが! タイセーさんマリオから「キョン・シーー」に変えたり。
  • 振った割にキョンシーみたいなジャンプはあんまりやってくれなかった。むしろマリオだった。
  • 階段でものすごい勢いで高速ステップ踏んでてちょっと危なかったよ。
  • 「千秋楽なのにこんなんでいいのかしら(笑)」とか云ってた。あと終わってからナオキさんに「あんたのせいで大変なことになっちゃったわよ!」って文句云ってたけどいやー誰のせいかっていったら…ねぇ…?(笑)
  • イツァークが完結しちゃってる話の「やばくない!?」ビシィ!を頂きました。やばーい。って云っておいた。
  • ランダムナンバーの時、「イツァーク!」って声かかってたの嬉しかったなぁ。
  • しかし歌詞が壊滅的に聞き取れないのでした…。溶けてくエンジン音…。
  • お色直し後のヘド姐様。スタンディングから飛んだ「かわいい!」の声にキレ気味に「ありがと!!!」
  • 右のまつげが半分取れかかってるなぁと見上げていたら、気づいた姐様が「ちょっと…まつげが…」って触って、「…しょうがないわね」って引っペがしてくすっと笑ってぺいっと投げ捨てたのがめちゃくちゃキュートでかっこよくて素敵でした。まつげ欲しいよね(笑)。
  • Wicked Little Townヘドバージョン。なんかね、染み渡るというかね、優しくてね…じわっとしちゃった。
  • 片方まつげなくても綺麗だよー姐様ー。
  • 泉で融合なところ、ほんとすいません…って気持ちになりながらホットパンツのお尻とかガン見します。可愛いんだもの。
  • 壁を越える為にヘドに残された1インチが、「元に戻る」為に抱き合おうとするヘドとトミーを隔てる壁になる、とか思うと、もっかい触るよ!?もちょっと笑えなくなってしまって…悲しくなる…。
  • でも映像のトミーは可愛い。なんだあの可愛さ。友達曰く「童○臭ぱねぇ」…確かに。
  • The Long Grift中、火をつけたタバコを持った手で、髪から花を外すのがちょっと怖いんだけど、まぁタバコの扱いは慣れてらっしゃるだろうからいらん気苦労ですよね。
  • JUONくんとのコーラスほんとたまんないです。他にも聞きたいよ。
  • リボンをほどいてもあんまり花が崩れなくて、でも頭をばさっと降った時に羽根がたくさん、ふわふわっと舞い散って、すごく…儚かった…。
  • イツァークに突き飛ばされて瓦礫から転がり落ちる時、頭から落ちてモロに床にぶつけたように見えて、ひやっとしました。痛そうな音がした気がする…でもお顔はずっと辛そうな表情のまんまだったから、よくわからなかった…。とりあえず、動いた時に、あっ動いた良かった…って思いました。
  • しんぱいなことがちょこちょこ起きる舞台だよね…。こぶとか出来てませんように。
  • Lament、舞台手前に座り込んだ時のお顔がすごく近くて、まつげなくなってるんだけどめちゃめちゃ綺麗で、じっと見てしまった。どこ見てるのかわからない、何も見てなさそうな目してた。
  • ロングトーンからの咆哮、完全に引きまでやってた。吸気音だった。
  • Exquisite Corpseは何か、ノリノリになれなくて、眉間に力入れて見入ってしまう。ほんと、肉を引き裂き、皮膚を食い破るようなメタモルフォーゼ。
  • そういえば、イツァークのセリフがほっとんど、漫画版ナウシカのセリフから来てる*1んだけど、関西で放送されたピーチケのインタビューで、まりこちゃんの印象を未來さんが「(ダイブでひとの上を歩いてて)ナウシカみたい」って云っておられて、イツァークのキャラ設定の原型はもしかしてその辺!?という話になりました。終演後。
  • Wickedトミーバージョン。これ始まると、すごく、がっくりするんだ…終わっちゃう、って。
  • でもどうしても泣いてしまう。きっと届いてるよ、て思うと。これ聞いたヘドのことを考えると。そのヘドが今どんな状態なのか、も含めて。
  • 奇跡も神秘もない、辺りからのテンション上がってきてる感じがたまらなくて…壁にぶち当たるたびまた生まれ変われるんだよね。って辺りで涙腺がおかしくなって、ねぇ、ねぇ、君に未来がないなら、でもうぶわーって。
  • O-eastに響く最後のロングトーン。出し切ったね。空間のすみずみまで、魂が響き渡って満たされていく。
  • トミーをヘドウィグの元へ導くイツァーク。という見方をすることにした。代わりに自分が姿を消すのね。
  • 呆然としたように辺りを見渡すのは、ヘドウィグとトミーが融合した新しいひとつの命だから?
  • 光がトミーで影がヘドウィグ、に見えるのがすごく、上手というか、すごいなぁと思う。ブラックライト+スポットライトの効果。正解かどうかは知りませんが。
  • そんな中で始まるMidnight Radio…もう、もう…たまらない。流れる血のように、その全身で、己を知れ、でぎゅっと胸に押し当てられる手、果てる。
  • 耳元に掲げられる左手もたまらない。
  • 世界中の愛しきものに、で大きく広げられる腕とか。ぜんぶ愛しい。
  • 白くて透明な炎を全身から吹き出しながら、剥き出しの魂ひとつが、燃えてる様を、焼き付ける。
  • ヘドウィグが衣装やウィッグを脱ぎ捨てることによって、生身のひとつの命になるのと同時に、役になりきるための衣装やメイクを脱ぎ捨てることによって、今この瞬間に舞台に立っているのは、ヘドウィグでありながらモリヤマミライそのもの、ていう気がして、だからこんなに魂掴まれて揺さぶられるんじゃないかと思う。そのくらい剥き出しで、赤裸々で、抜き身で、そのままが、そこにある。
  • みんな挙げろ手を、の一番最初、額に手の甲を一度押し当てるようにしてから挙げるのも好き。
  • 階段の上から降りてきたイツァークが、後ろからヘドウィグの手を取って、ぎゅっと握り合うところを見ると、うわあああ、ってなる。
  • 白いイツァークが手を伸ばして、ぐちゃぐちゃになってる顔を見て、ぎゅっと恋人つなぎしてくれた。余計にぐちゃぐちゃになった。
  • ダイブは上手側から歩いて渡り、通路まで行ってから、後ろ向きに倒れ込んで戻ってきた。戻ってきた後ろ頭〜項のあたりを両手で支えて、びしょびしょに濡れた肩〜背中を押し上げてきました。思い出すと、すごく、弾力とハリのある柔らかい筋肉だったとか思うんだけど、その時は「落としちゃいけない!!」みたいな謎の使命感みたいなものに燃えていたような気がします(笑)。よしきた!みたいな。
  • 支えた手の中でしなやかに筋肉が動いて、ひらりと柵を越えていった。
  • 喉を振り絞るようにして、歌い続けるひとに向けて、手を伸ばし続ける。その手がふたたびゆっくり掲げられ、その向こうでイツァークが消えていく。
  • 日によって、思うことが違うのね。最後は、届かなくてもかまわないから、手を挙げていよう、って思った。ゆっくりと踵を返し、確かな足取りで一段ずつ、階段を登っていく背中が、光の向こうに消えるまで、挙げていようと思った。
  • ギターの音が途切れるまで拍手できなかった。何か、…出し切っちゃうんだよね、いろいろ。
  • アンコール…は、「リクエストにお答えして、聞いてください。…マイウェイ」って、リクエストはしてないんですけどいいですしろっていうならしますマイウェイお願いします。
  • 低く、崩しながら、でもかっこよく歌う。うん、ここまで含めて今回のヘドウィグだなぁと思います。アンサーソングすぎる。
  • すべて、心の、決めた…まああああいうぇええええい。あとはもう。
  • まりこちゃんと、上手下手の瓦礫の上にふたり立って、一緒にジャンプしたり、可愛かった!
  • 主演さんがダイブでどっかいっちゃうと、キジマックスさんとかナオキさんとかJUONくんとかが前に出てきてくれて、そっちも楽しいのです。いつの間にか目の前横から戻ってきた。
  • 足元も危ういくらいにふらっふらになってるよね…タイセーさんが支えてくれるくらいに。
  • お水霧吹きしたのここだっけ、ラストだっけ。お水の瓶をきょろきょろっと探して、舞台手前の方にあるのを見つけて、ああこれこれ、みたいに取りに来て、口に含んで綺麗に霧吹きして、下手の瓦礫の上に瓶おいたら転がったの。
  • 渋谷楽、これで終わるわけがない。もう一度全員出てきてくれて、一列に並んで、未來さんがご挨拶。「ありがとうございます。…ぼくたちの、独断と偏見により、もう1曲やらせて頂きます」ぎゃあああああ!!!
  • バンドさんに「散れ! 散れ!」って云って配置に付かせるの可愛かった!
  • ガウンの紐を解く未來さんに「脱いで!」の声が。でも脱がない、まだ(笑)。
  • マイクスタンドにマイク付けようとしたら、高い(笑)。「あれ、これ、高い…(笑)」って困ってるとさっとまりこちゃんが調節してくれました。
  • 考えてみたらマイクスタンド、姐さんしか使ってないもんね!! あれ姐さんの高さだもんね!! 上げ底だもんねそりゃ届くわけないわー。あれ、って顎上げて笑ってるの可愛かっためちゃくちゃ可愛かった…。
  • 「それではぼくたちの独断と偏見で、聞いてください。トミー・ノーシスで、Tear Me Down」…この瞬間のわたしの気持ちをどう表現したらいいのかわからない。絶叫した。みんな絶叫してたろうけど。だって!! だってずーっと聞きたいって云ってきたトミーのTear Meなんだもの!! まさか聴ける時が来るとは全く思いも期待もしてなかったんだもの!!! それをやってくれるなんてさ!!!
  • トミーバージョン、アレンジがデジロックっぽくて超可愛かったですよ…こんなんで歌ってたんだトミー…たまらん…まじたまらん…。
  • そして歌声がまた! ヘドじゃなくてトミーなの!! 細くて甘くてキュートなの…全然ヘドとは違うの…うわーーんトミー好きーーー!!
  • 壁を越えてキミに会いに来たのさ、とか、ここがほしいんだろ?とか、ぼくが憎いんだろ?とか、歌詞が男の子仕様なのもたまらんのです。
  • トミーのあの黒いスカートに裸の上半身で、目の前で膝立ちになって、ここがほしいんだろ?ってされた日には、…ほしいいいい。としかいえませんよね。姐様の蛍光黄緑おパンツも素晴らしいけどトミーも最高だわよ…。
  • めっちゃ楽しそうに、ちゃっちゃっちゃらフッフー!を一緒にやってくれたのも嬉しかったんだけど、考えてみたらヘドのTear Meん時は一応振付があるから、フッフー!ってやらないんだよね。初めて見たなぁと思ったら。
  • 黒いスカートまくりあげて、頭ぶんぶん振り回しながら、白い体がぴょんぴょん跳ねてました。残像が…。
  • セリフの代わりに全員のソロが入って、メンバー紹介するところからはもう、トミーじゃなくて未來だった(笑)。JUONくんに「もっと! もっとやれ!!」て煽ったり。
  • キジマックスさんのソロの時、いわゆる歯ギター的なのをやりかけて果てた。ミック・ロンソンとボウイーが浮かぶのは仕方ないよね!!
  • マコティさんソロの時も隣までいって頭ぶんぶんしてて可愛かったですまったく。
  • たいせーさんの時も後ろに回り込んですごい顔してた…目がトンでた(笑)。気持ちヨかったんだろうなー!!
  • どこでだっけ、階段の上でマイケルみたいなのキメてたの…びっくりした…ノリノリとかとは違う、明らかにサービスみたいな感じで踊るのってあんまり見たことないし。
  • 「そして、後藤まりこ!!」まりこちゃん、ヘドのマント着て走って出てきたー!! でもちっちゃいから捌ききれてなくて可愛かったー!!
  • マイクパフォーマンスもかっこよかったです。「ヘドウィグは、まだまだ続くよどこまでも、」って。うん! 続くよね!!
  • あんたらの、声を、ミライモリヤマに、伝えてみないか?ってコール&レスポンスしたり。ぎゃああああ!
  • そして未來さんへ。ヘドウィグは、2012年の、日本の、東京の、渋谷に、生きている。僕は今、ヘドウィグを生きるしか、ありません。って、云ってました。そんなの、涙出るわ。
  • もうね、ぐっちゃぐちゃです。わけがわかんないです。ひっどいです。でも、サイッコーーーです!!! とみーーーー!!!
  • 手つなぎ万歳の時、タイセーさんの手を、ぎゅうっと力いっぱい握ってたの、も泣けてきたサイコーだよアングリーインチ!!
  • 追い出し始まっても拍手は鳴り止まなくて、もう一回出てきてくれました。ガウンはおりながら出てくる未來さん、脱いだ時に左の袖がひっくり返っちゃっててなかなか袖が通らなかった(笑)。
  • 「今日は、ぼくの独断と偏見により*2、渋谷O-east公演で最後になってしまうJUONくんより一言」と、JUONくんからご挨拶を頂きました。
  • もう、かなりヤバイくらい、必死で気持ちを抑えてるんですが、と前置きして、最高の出会いがあり、本番が始まって、毎日最高の瞬間の連続でした。とか、これからもヘドウィグは続いていくから、ツアーファイナルの最後まで、一緒にやってる気持ちでいます。とか、ロックって終わったと思っても続いてるものだから、ヘドウィグも終わらない、とか。今回参加できて、本当に嬉しいです、って。
  • 未來さんが前に出てきて、ハグして、わたしはJUONくんのご挨拶冒頭からぼろぼろ泣けて困りましたよ。わーんJUONダーリンーー!! もっと一緒にやってほしかったよー!!
  • でも最後に「日本人ですからね(笑)」はくっつく(笑)。
  • 大阪名古屋福岡ダイバーシティは、元キャプテンストライダムのギターボーカル、永友聖也さんが入ってくれて、また別の形で楽しめるものになると思います、と未來さん。うん、新しいルーサーも楽しみにしてる!
  • 「てわけで、今日はもう終わりです(笑)」と締めにかかる。大阪名古屋福岡とやって、また月末にダイバーシティ東京に戻ってくるので、よかったら来てください、と宣伝。「見に行くよー!」の声に「んんっ?」と甲高い声で聞き返して、聞き取ったらかすっかすのたっかい声で「ヨロシクオネガイシマース!」って云ってたのも卒倒するかと思ったわ。
  • ハケながらノリノリしてたり、キジマックスさんのお尻掴んだり、最後のお辞儀まで美しかったり、たまんないわー。最高の楽公演でした。ありがとうございました。

 そんなわけで渋谷O-eastでのヘドウィグとアングリーインチの公演はすべて終了してしまいまして、キラキラした欠片たちを浴びまくった思い出で、胸がいっぱいで、寂しくて、でも欠片たちいっぱいもらったので、拾い集めて明かりを灯して、次に行こうと思います。ヘドウィグは、まだまだ続くよどこまでも!!!
 こんだけ完全燃焼して、また数日後にはあのお方が大阪に上陸するなんて、よくわからないんですが、わかろうとわかるまいと行くモンは行くんだ。精一杯追いかけてやるんだ。今度のルーサーはどんななのかなーJUONくんいないのさみしいけど、でも楽しみです! 立地ネタのアレンジも楽しみだわ(笑)。
 O-east公演、欠席は1回だけでした。皆勤したかったなぁ、でもさすがに無理だったなぁ。未來がヘドウィグやる!って時点で、行けるところはすべて取ると決めて取ったけど、こんなに大勝利だとは思っていませんでした。ありがとう、大好き、まだまだ好きになるよ。

*1:というかまんまというか

*2:今日流行ってるのかこれ?