ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「LOVE LETTERS 21st Anniversary」パンフレット

 こちらも悪天候の中、手ぬぐいたちと一緒に届きました。こっちは早かったな!(笑)
 2010年6月から2011年2月までの全アンディー&メリッサの、カラー写真とカップルに対するコメントが、各組半ページのサイズで掲載されています。389回目のアンディーとメリッサの、未來さんとYUKIちゃんももちろん! 写真小さいけど、おでこが晴れやかな未來アンディーと、ヴァイオリンジャケットにヴァイオリンブラウスが本当に可愛いYUKIメリッサが、グラスとカラフの置かれた小さなテーブル挟んで、並んで座っていますよ…奇跡のような一夜だったよ…。
 写真と並んで置かれているテキストがまた…何だか素敵で。掲載されている全カップルを眺めてみて改めて、このカップルがかなり異色でイレギュラーだったんだなぁと思いました。役者、俳優とミュージシャン、アーティスト、という普段の表現方法の違いが大きいのだろうけど、YUKIちゃんの「芝居」や「メリッサ」に対するスタンスが、やっぱり役者さんが演じるものとは違ったんだなぁ。普通、つっかえちゃったり噛んじゃったりした部分は、なかったことにされてそのまま流されていくけれど、YUKIちゃんのメリッサは、「あっ間違えちゃった」っていうのがそのまんま、肩をすくめる素振りだったり読み直す声だったりに、本当にそのまんま出ていて、演じている、というよりは、音読している、に近い印象だったのです。でも、面白いのが、YUKIが音読している、んだけれど、それがかなりの近似値で、メリッサが音読している、になっていて、メリッサが手紙を読んで噛んじゃって「噛んじゃった☆」ってなってる、という形できちんと成立していて…それが何だかすっごく新鮮に映った、のでした。私には。以前、お芝居をいろいろ観始めたばかりの頃に、セリフだって別に噛んでもいいのに、人間普通に喋ってて噛む事なんていくらでもあるんだから、云い間違えて云い直すことだっていくらでもあるんだから、とすごく思っていたことがあって、その辺の感覚とYUKIちゃんのメリッサは結びついたのでした。何が云いたいのかわからなくなった。思い出しただけです。
 スイッチONになって目の色が変わる未來さんと、ちょっとだけ蒼ざめてしまうYUKIちゃん、何か目に浮かぶような(笑)。でも、本番の舞台上で見たYUKIちゃんは出てきた瞬間から堂々としてて、自由奔放にアンディーな未來さんを振り回してて、不安なんて欠片も感じなかったよね! そして全力球のラリーの後に、腕組んでにっこり笑った二人の顔、キラッキラのYUKIちゃんと心底嬉しそうな未來さん、あれを見てしまうと…良かったね、としか(笑)。本当に、思い出しても素敵な夜でした…。
 …と、未來アンディーとYUKIメリッサに頬ゆるみっ放しなのですが、パンフレットの最初のテキストには、考え込んでしまいました。わたしにはまだ、そういう風には思えない、そういう風に思いたいとも思えない、な…。