ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

びっくりしたなぁもう

 朝、布団を干した時には気づかなかったのですが、洗濯機を回してシーツなどを干そうとベランダに出たときに、ふと隅の方に目をやると、仔犬くらいの茶色い塊がベランダの端っこに落ちていました。悲鳴こそ上げなかったけど数センチは飛び上がったね…びっくりした…。
 雌のキジが行き倒れて息絶えていらっしゃいました…怖かった…びっくりした…体長35センチ+尾羽、て感じだったけどすんごい存在感でね…ていうか何でキジ…ここどこなの野趣溢れ過ぎだろ…せめて鳩サイズまででお願いしたいですそれでも充分嫌だよ。こんなこともあるんだね怖い…。
 いろいろありまして、結局、昼過ぎにマンションの管理人さんが回収に来て下さり、ゴミ置き場に移動、そこで月曜日の業者引取りを待つ、という感じです。ああ良かった下手したら月曜日まで同居かと覚悟決めかけてた…。でも、全然暴れたり怪我したりの様子はなく、羽根も全く散ってなくて綺麗な姿(?)で、ほんとにぼとっと落ちてるだけ、みたいな感じだったので、それは…ありがたいというかマシというか。ほんとスプラッタなお姿とかでなくて良かったよ…あれで死因が外傷的なのだったらほんっと泣くわ…。
 しかし何というか、最初の衝撃が大きくて、その時はサイズ的にすっごく大きく感じたのですが、少し落ち着いて恐る恐る見直してみたらそこまででもなく、人の感覚ってアテにならんなぁとか、あと死骸に対する恐怖感なのか何なのか、とにかく生理的な拒絶感、って一体何なんだろうとか、普段あまり考えないことを思った1日でした。自分が飼ってる動物だったら全然違う感覚だし、車にはねられて手の中で死んでいった子猫を埋めたこともあるけど、そういうのとはかけ離れた今回の恐怖感…死骸に対する本能的な嫌悪感、かなぁ。とにかく、アレがソコに転がっている、という状態が怖くて窓に近寄れなくなった…。雀くらいなら何とか自力で片付けられるだろうと思うので、大きさは関係あるだろうなぁでもカナブンの死骸でも充分イヤだなぁ(笑)。生きている状態から移行する「死」だったら多分、「生」という過去の状態を念頭に置けるから、もしかしたらベランダで傷ついて倒れてたキジが死んじゃった、だったら大丈夫だったのかも知れない。最初から死骸として顕れたモノはどうにも死骸なんだな…物体なんだな…。ああ怖かった。出来れば二度と遭遇したくないです大物過ぎる。
 ちなみに、母上はベランダ覗きに来て「きゃーこわーい!!」とひとしきり怖がってそのままバレエに行ってしまい、ジムから帰ってきた父上に事情を話したら第一声は「それ食べられないの?」でした。お父さんちょっと…。