ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「髑髏城の七人」風呂椅子23脚目・改(10/2昼)

 順番がまたあっちゃこっちゃになっていますが、記憶が鮮明なうちに手近なほうからやっておこうかという感じです。日曜マチネは視界が最高で、ここまできてまだ変えるか!という新感線の飽く事なき改良と探求精神を見せ付けられた回でした。びっくりした…!

  • G列センターからの観劇でした。センターであの高さはド正面で素晴らしかったです。ド正面過ぎて申し訳ないくらい(笑)。
  • 雷光が目潰しだった! 天魔王の後光(?)もまっぶしーい!!
  • 「お前たちの役目は、終わったのだと…」丁寧に、ゆっくり云ってました。言葉を置くように云う感じ。
  • 「髑髏城でぇ〜、…待っている」抑えめテンション。待っている、はかなり低く云った。
  • 村人太一くん、最初の方で上手から下手に走り抜けて、次に下手から出て杭抜いてハケる…ですよね? そう…かなぁ、くらいしかわからないよ! でもそうなんだろうなぁと思って見てる(笑)。
  • 捨之介登場。勇健・妙声と「初めまして」とご挨拶。勇健さんは捨の着流しを指して「よくお似合いで」だって(笑)。
  • 一方カンパチは「誰?」「知り合い?」
  • 出たり入ったりしてる三五、髑髏党の旗をのれんに見立ててぺろりとくぐり「大将! 3名入れる?」居酒屋シリーズか!
  • 兵庫のわっせ!は「わっちゃせ! わっちゅねーむ!」
  • タイトル時の捨之介のドヤ顔が好きでたまらない。ちょっと見得切った時にハーフアップの髪が顔にかかっちゃって残念でしたが、風吹いて流されてました。よかった。
  • おむすび泥棒捕まえるのに、およしさんが手に唾はいて張り切ってる(笑)。
  • 蘭兵衛さんが下手から飛び出てくるのが、本当に飛び出てきて、いきなりトップスピードって袖でどうなってるのかしらと思ってしまう。
  • 「むざむざあんなことには…!」けっこう激情系でいうことの多いセリフですが、今日は哀しげに云ってました。それもイイ…。
  • 天魔王さま再降臨。正面から見ると、目とか鼻とか透けて見えるんですね…鼻先が白くてドキドキした(笑)。
  • しかし喉首無防備ですよね無敵の鎧。私が捨之介なら最初からそこを狙うわ…。
  • 素顔になるとつり目メイク美人!と思うのと同時に、頬肉が…とも思う。ない、じゃなくてすでに抉れてるよ…!
  • ど真ん中、視線が…怖い(笑)。
  • 捨之介に「おれぁ御免だね」と断られた天魔王が、仮面を付ける直前の顔というか表情が、すっごく哀しそうというかがっかりしてて…3人で一緒に「あの頃」に戻りたかった、というか、「あの頃」を再現するには3人が必要だったのにね…。
  • そして鉄機兵をホールドする蘭兵衛がやはり美しい。
  • 上手の藪の陰に短筒渡す人が隠れてるの? かな??
  • ダンゴ虫は「お前らなんか豊臣に踏み潰されろバーカ! うはははー、うははははーー」この後半の笑い声が怖いんだ。
  • 「絵図面さえもらえれば、お嬢さんに手出しはしない。…達者に暮らせよ…」沙霧の肩に両手をかけて、達者に暮らせよ、で耳元に口寄せて囁く三五。すんごい嫌そうに耳をこする沙霧(笑)。
  • ふんどし亀甲干し柿障月さんは右足Y字バランスのみでした。
  • 太夫たちと生駒が対峙してる後ろというか手前で、三五vsカンパチの挑発合戦が繰り広げられる。
  • 「無能な奴ほど数に頼る…」「あーあ、いよいよ関東潰しかぁ!」この対狸穴捨蘭W皮肉がたまらなく好きです。
  • 沙霧の家康調子のイイ奴発言に、ニヤーリとする蘭兵衛と、その蘭兵衛を見てやれやれって苦笑いする捨之介もたまりません。お兄ちゃん苦労性だな!
  • 狸穴さんの「また戦になる」に、お前が云うか的にギロリと睨む蘭兵衛さんも良い。
  • 兵庫vs蘭兵衛。「無茶を通すのがー!」も「怖気づいてんじゃねー!」もぐわーっと近づいて顔近な感じでした。怖気づいてんじゃねーの方は肩に手をポンと置いて。もちろん蘭兵衛さんは無表情です。
  • 兄さを無表情で見ている蘭兵衛さん之図、というのが何かたまらない(笑)。一応見るのね(笑)。でも途中でかったるそうに、月見上げたり首かしげたりしてましたよ。
  • 「やだなぁ、俺の名前は兵庫」ご、で手を五にする兵庫、「六じゃない、5」って何度も指五本広げていました。
  • こう、視界が、兄さ舐めの蘭兵衛さん、になって…何ともシュールでたまらないのだった。
  • 「あれ、このおじさん、何か具合が悪いみたいだねぇ?」わざと深刻っぽく云ってたの初めて見たかも(笑)。
  • くんろ…くんろ…は曲げた膝をもじもじさせてました。可哀想になるわアレ(笑)。
  • 「まったくだ。怖いもの知らずにも程がある」蘭兵衛さん薄く笑って云った!
  • 上出来は肩をぽん、としただけでした。その前くらいから捨之介が鼻をすんすんしてて、後ろ向いて鼻すすったりしてたので、鼻水出ちゃったかしらと。その所為かしらと。
  • 結局ぐいっと拭ってたけどね。鼻水くらい出るさ。
  • 波風は3回。
  • 両腕をつかむ太夫の手を外させて、その手を握る蘭兵衛。安心させようとしてるんだけど、太夫たちには内緒でひとりで里を守る決意をしてるのわかっちゃうから、ごまかしてるようにも見えるんだよね。手を握られてちょっと嬉しそうな太夫が哀しい。でも太夫も完全に信用してはいない感じもするんだよなー。離す手に未練が残るのも、不安を断ち切るように「行くよ!」って離れるのも、裏返しに見える。
  • 寂しい贋鉄斎、「どしたらいいんだよー! どうにもなんないよー! 助けて下さいー!」
  • あたしはいいのかよ贋鉄斎、「そりゃそーだよー。助けて下さいー。誰かー助けてよー」助けて下さい流行ってんの?(笑)
  • 贋鉄斎の元から駆け去る捨之介が、着物の裾をまくって片足蹴りあげて走り出すのがカッコイイ。
  • 黄泉の笛。蘭兵衛さんの指美しいわ〜…とかうっとりしてたら、走り出て取り囲む鉄機兵がひとり、センターでこけた! 走ってるので後ろの鉄機兵がつっかかりそうになった! わぁ!! 一瞬ざわっとなる客席。そりゃそうだ…びっくりした…。
  • でも蘭兵衛さんは通常営業です。袂をねー押さえる手がねー美しいのねー。優美なのにけっこう暴れてる足元もイイのねー。
  • 笛を肩に担ぐ後ろ姿も美しいです。早くDVD出ないかなーコマ送りで見たいよ笛。どこで止めても美しい!!って云いたいよ(笑)。
  • 2幕。椅子から立ち上がったら椅子がずれて、よいしょ、とマントを避けて立ち姿の天魔王さま。
  • ツーンとした冷たいお顔が美しいのです。2幕の天魔王さまは美人だなぁ!
  • 扇殺陣の最中、忍びの首をぶすっと刺してニヤリと笑うのしびれます。
  • 敦盛は2回目の「あるべきか」に合わせてクワッと目を開くのとかもう。赤い光の中で。すごいすごい。
  • なのに喋ると面白いとか。「ハイいいか、ハイここが髑髏城ハイここが小田原城!」いっぱい付いた。
  • 毎度ですが鼻濁音の響きの美しさにうっとりする「ンが」。
  • ジパアァング。面白いなぁほんとに。自由自在だね。
  • あぁ毛利も、あああ上杉も。ここもどんどん変わったなぁ!
  • わくわくは、うをぉああーーーー!!と叫んでそっくり返ってから、前にばたり!と倒れ、むくりと起き上がって「もう、わくわくするよなぁ! なぁらんべぇ!」
  • つーまらんなーぁ、はすごい潰れた声で。顔くしゃくしゃにして云うのが何だか可哀想になる。
  • 蘭兵衛呼びで皮肉る時、いやーな笑顔で首をコキっと倒して云った。やられたらさぞむかつくだろうなコレ…。
  • とどめを入れられない蘭兵衛の太刀、綺麗に首元に入ってました。だからそれやれば、無敵の鎧着てても斬れるってばよ蘭兵衛さん…。首元ガラ空きなんだから…。
  • 「はい。…斬れ」子どもに云うみたいにゆっくり、優しいくらいに云いました。
  • 「惜しいのよ、(首こきっ)この一時が!」この首くきっとするの好き。
  • 所詮はサル真似に過ぎん!て云う時の左手がオペラ歌手のように開かれるのも好き。
  • 「違うなぁ…」静かに云った! 新鮮だ…!
  • 何か、天魔王もすごく必死で、ギリギリな口説きでした。「そうだこれこそが信長公のしゃれこうべ!!」とか、「志半ばで倒れた、殿の怨念の化身だ…!」とか、蘭兵衛が泣きそうなのはいつもだけど、天魔王も泣きそうな勢いで、やっぱりこの二人にとって信長公の存在は絶対であり物凄く大きな天だったのだなぁというのが、すごく伝わってきた。天魔王が信長になり変わりたかったとか、信長を蹴落として自分が天下を取りたかったとか、そんな風には全く見えなかった。
  • ぎりっぎりのやり取りの末の「欲しいのはただ一人、」になるので、本当に、他に何もいらないくらい、蘭丸を手中に収めたかったんだろうな…と。利用価値とか、手駒にするとか、そういう感じじゃないよな。
  • 夢見の時、覆いかぶさっていく天魔王の鼻先に、汗の玉が光って見えた。
  • そういえば天魔王が杯の中身を含んだ時に、ちょっともぐっとしてたよ(笑)。いろいろと事情があるのでしょう。ポジショニング的なこととか。あんだけ熱い芝居しながら、そういう段取り的なことは冷静にこなさなくちゃいけないとか、大変だなぁ…。
  • またどっちのお顔もよく見えてしまって…蘭兵衛さんうすく目を開いてて綺麗だったなぁ…。
  • 血塗れ…じゃないや(笑)、血じゃないんだアレ。夢見酒まみれの真っ赤な歯を剥いて、天魔王の手から杯をもぎ取り一気に煽る蘭兵衛。美しくて哀しいんだ…杯を見つめる顔が泣きそうで…。
  • すごく朱まみれでした。口元にどろりとこぼれて、白い着物の襟がぶわっと汚れてた。あと、羽織の後ろの裾の方に一点だけ赤が飛んでて、花びらみたいだった。
  • 上手の奥までふらふら移動して、そこで座り込むと、そのままぺったり倒れ伏す蘭兵衛。
  • 沙霧ボッコ中、「このー俺にーはむかうというのかー」みたいにちょっと面白い延ばし方をしていたー。
  • 蘭兵衛さん助けて、と足下に伸ばされる沙霧の手を足蹴にする蘭兵衛さん。無情だがそこがかっこいい。
  • 真っ赤に汚れた口とかほんとすみません大好きです!!!
  • 「その名で…朽ちたはずの…亡霊だ」体を拈りながら殿の骨を掲げるように手にして云うの、今日は云いながらそのまま崩れるように座り込んだ。
  • 座り込んだ蘭丸から杯を受け取り刀を持たせる天魔王。隣にしゃがんで、切っ先を上に向けて渡してた。前に蘭丸が座り込んだ時は、切っ先を下にして渡して、床擦ってたからかな。
  • 刀を受け取って立ち上がる蘭丸が、天魔王に背中を預けてよっかかりなら立ち上がって、肩に後ろ頭を乗せるようにしてた。この二人並んでるの、ほんっと、いい眺めだわ…。
  • 「あきらめろ! さぎり!!」何かすっごく芝居がかってて、すっごく面白い云い方してた! 初めて聞いたわそのパターン(笑)。
  • 蘭丸を奥の間へ、の時はたいてい座り込んでる蘭丸。
  • 「天魔王さまーー!!」「あいどーしたーーー!!」このふたりちょっと面白いよね。実は将監さんも面白い人なのかも知れない。まったくニコリともしないけど面白い人なのかもしれない。
  • 手紙をくしゃりと丸めて手から落とし、その手の形のままハケていくのが素敵です。
  • 妙声さんのギョギョ!は「暗なってしもた、暗なってしもたらびっくりしてギョギョ!って云ってしもた、ギョギョ!って云うタイプじゃないのに」…どんなタイプだ(笑)。
  • 沙霧に腹の傷を心配されると、背中向けて見せないんですよね捨之介。かっこいいなぁ…。
  • 階段上から捨之介を見てニヤリとする天魔王。しかし少女マンガというかレディコミみたいな顔してるなぁ(笑)。流行の少女マンガより、ちょっと画風が古い美形キャラ、みたいな(笑)。
  • 口パク手添え顔寄せからの膝枕肩ぽふ足揉み。通常営業。
  • 「勝てるに決まってるよな」がマイク入ってなかった! ぎっりぎり聞こえたけどもったいないなー!
  • 下手の柱の前に立ってグラスを傾ける蘭丸さんが、ぐいーんと仰け反って喉を晒しておられた。うっすら赤いんだよね…。
  • 指先とかも赤いんだよね…。
  • 天魔王さまは一点の汚れもないんだよね…。
  • 天魔王の足下に落ちた刀を、妙声さんが拾って回収。それを見てる天魔王のお顔が、きょろーんとした目でかわゆかったです。
  • 蘭丸、「わざわざ女に刺されなければ、無様ななりを晒さずにすんだのに…!」高く笑いながら云ってた。わたし蘭丸の高い声好きです。突拍子もない感じが(笑)。そんなとこから始めるの!?みたいなのが。
  • なのに、ひとり早駆けで先に行かれてしまわれた、は泣き崩れるように座り込んで弱々しく云う。この振り幅の突拍子なさもたまらんのです…俺は正気だって云ってるけどさー、ねー?な感じが。
  • やはり蘭丸はふらふらがいいなぁ!
  • 倒れた捨之介に膝をいっぱい触られていた。
  • 蘭兵衛ではない!って障月さんを殴って、またマントかぶった。うん、やっぱり赤ずきんちゃんだ! おばあさん、貴様の口は大きいな、ならば死ね!*1
  • 昨日もやってたけど、ハケながら刀を抜く蘭丸が、殿の骨に手首を通した状態で柄を握って抜くので、首締まりそうでええっ!?と思う。わかってやってるみたいなのですが。
  • 刀を首もとから離せない状態なので、抜いた刃に口づけそうな勢いで近くて、それでうっとりしてるので、いい眺めではあります。それを見て笑いを噛み殺す天魔王もセットで。
  • 三五の見得、「赤子の時に親の期待を裏切ってから、裏切り続けて早三十余年!」て、早ってついてたっけ(笑)。
  • おゆりとおのぞ、兄さにこんばんはって挨拶すると、兄さにケッ!てされて、二人でえええ?ってどん引きしてる。その・後怖がって近づきたくなさそうだった(笑)。
  • 磯平の名前呼び間違いは「権兵衛さん」「磯平だー!!」アチャー、て顔で周りを見渡し、膝を殴る善十郎さん。これで固定かしら。
  • いやもうあと何回残ってるの?て感じだけど!!
  • 善十郎さんと伊佐吉さんが、兵六を斬るはずでした、と告白してふたり一緒にみんなを見渡し頷くの、双子のようです。そんなトゥイードルディとトゥイードルダムみたいな!(笑)
  • 今日の無双はふらふらんまるだった! わたしはやはりこれくらいふらっふらしててくれたほうが好みです!!
  • なのに斬るときはめっちゃ早くて鋭くて正確なのとかほんと…たまらんのよ…。
  • でもふらふらだけどセリフは前に比べてしっかり云ってる気がする。
  • 背中ゴリゴリ後、袖で刀を拭う蘭丸。というか斬るたびに拭く! 突くたびに振り払う!状態。めっちゃ拭いてた。
  • 裏切り者は許さない!とおさととおよしが自爆覚悟でひょうろく玉を手にしてる時、蘭丸が無界屋のたたきに腰掛ける。かったるそう。そしてその後ろで死体をつっつく天魔王。
  • 楽しいか蘭丸!?って云われた蘭丸が、確かに、楽しい!と答える時の、キラキラっぷりがたまらん。キラキラしてるよ蘭丸…。

確かに楽しい!(キラキラ)って云いながらおよしの首をカッ切る蘭丸。前は普通に、ずしゃっと斬ってたと思うけど、最近は首のカーブに合わせて刃を当てるような、云うなればアボカドを二つ切りにする時みたいな刃の動かし方をしていて、よりエグいです。

  • ふらふらしながら舌を出して指で何か摘む蘭丸さん。口に髪の毛でも入ったか?
  • 殿の骨を持ち上げて口づけるように顔にもっていく。
  • 何度でも立ち上がるカンパチを、かったるそうに下手の無界屋の格子によっかかって眺める蘭丸。
  • そういえば、何度でも立ち上がる!ってよろよろと立ち上がったカンパチたちが、傾奇者ポーズを取るの、前からやってたっけ? 昨日見て、え…!?てなってすっごく哀しくなったんだけど…遅いのか…?
  • でも斬る気もしないみたいに、ちょんっと斬る蘭丸。しかも斬ってすぐに何度も刀を拭く。何度もぶんぶん払う。ああもうばっちいなぁみたいな勢いで…らんべさん…(笑)。
  • 家康の新式銃で撃たれる時の天魔王の、がに股腰落とし姿勢が大好きです。がに股っていうかええとドゥミプリエ的な?
  • 今日の無双はなんだかとっても良いテンションです。わっくわっくしてしまう…!!
  • サモナイト?がアンモナイトっぽいのはどうしてなのかしらね。
  • 贋鉄斎と対面した時の微妙な空気もたまりません。
  • この関東に奇しき縁が…の時のふらふらんまるが大変可愛い。いや…可愛いとかアレですが…でも何か、かぁんわゆ!ってなってしまう…。
  • でもちゃんとその後では泣けますよ。太夫がかっこよくて…ほんとにかっこよくて…。
  • 「髑髏城のすべての秘密は、ここにある!」とか、「生きるも死ぬも、一緒だ、太夫!」とかで泣けてしまう。あと兄さの決意は鉄板で泣ける。
  • 妙声さんの一言は「傷ついた…!」
  • 兵庫のひげ剃りは「…え?」「へーぇ! 剃れたね!」「今朝剃ったのに…!」
  • 生駒が撃った1発目の着弾煙が輪っかになった。
  • 牢屋。「お前の意識はどこまで保つかな?」が、おじいちゃん声っていうか…まんが日本むかしばなしのおじいさんみたいな声してた(笑)。どんだけ変声出るのさ!?
  • 笑いながら殴る人、ノリノリである。そして怒られて若干キョドっておられる。
  • 「この世の、破壊者だー!」囁いた。
  • 太夫に「わかるものよ、女にはね」て云われた沙霧が、戸惑ってるっていうか居心地悪そうにしてるのが可愛い。
  • 「艦隊は急遽国に戻った、ハハ、とか」少し笑い声を挟んだ。
  • つとめ、ご苦労!時の左手の優美なことよ…。指先がほんの少し上がってるんだよね…。
  • 天魔王をかばって撃たれる蘭兵衛、「俺も貴様や光秀と同じになる、それだけは御免だ…」て云いながら、笑った…。何か、すごく、むねがぎゅっとなった…。
  • 倒れた蘭兵衛を見下ろして「愚かな奴だ…」て云う天魔王が、明らかに動揺しまくってて、泣きそうな笑い顔で云ってて、ぐわあってなる。
  • しかも、「死ぬのはどちらかな…?」とかいって消える時に、マント翻して背を向ける前にキッと倒れた蘭丸を見て、思いを振り払うように背を向けるのが…あああああ。天魔王のばかあああ。
  • そして壮絶な蘭兵衛の最期。立てるような状態じゃないのに、それでも立つのは、太夫の思いを受け止める為、そしてそれを断ち切らせる為だよね…。
  • 捨之介の腕の中で、子供の寝顔みたいな安らかな顔をしていて、それがほんと救いです…。やっと殿に会えるね…。
  • 背を向けて立ち尽くす太夫の姿が痛々しい。
  • 覚醒捨之介の激情を抑え込んで白い顔が好きだ。
  • 「だったらさっさと研いでくれ!」で吹き出てしまったそれを、もう一度抑え込んで云う「先に行ってる…」がたまらない。
  • 百人斬りはクロスも2回目もキャッチ成功。
  • そして斬鎧剣…を、沙霧が渡したー! そうだよねええええ!!!
  • 間に合った、って駆け込んでくる贋鉄斎と一緒に沙霧が入ってきて、沙霧が斬鎧剣を持ってる。「一度きりだよ」は贋鉄斎が云う。沙霧の手から斬鎧剣を抜く、それだけなんだけど、それがすごく大きな意味を持つように見えた。
  • 何か、うん。沙霧が渡したら、天魔王は勝ち目ないわ、ってすごく思ってしまった(笑)。展開的に、ヒロインが主人公に手渡して、勝たないわけがないじゃないですか、ねぇ(笑)。たとえどんなに不利な状況でも、これは勝つわ(笑)。
  • 斬鎧剣を沙霧が渡す。文字通り、覆い被さっていた天を振り払ってくれた、に繋がるし、天魔王を斬る斬鎧剣と、過去を断ち切る切欠を作った沙霧という存在が、うまくリンクして見えた。ともすれば命を投げ出そうとする捨之介を、何とか生きる側に引き戻そうとする沙霧の思いが、より強く感じられた気がするのです。
  • 仕込み、胴はちょっと、ん?て感じだった*2、頭は綺麗にずぶずぶっといきました。がくりと膝から崩れ落ちる天魔王。血がすんごい滴り落ちてた。滴るっていうか流れ出てた。
  • そんなのありかよ、は平坦に。ありなんだよ!は怒って。
  • でも、「お前倒すためなら、どんな手だって使ってやるよ…」は静かに、聞き分けのない弟を諫めるような、説得するような響きで云っていました。兄ちゃん…泣けるよ…。
  • そして聞き分けのない弟は駄々っ子化して、泣きそうなふくれっつら声で、だったらその仲間たちとやらも道連れだー!って笑うのです。かわいそうな子供…。
  • 舞台奥で整列して、徳川軍がなだれ込んでくる、タイミングがちょっとアレ?て感じがしたんだけど。整列してすこし待ってる感が。あとスモークも遅かったような…スローモーションになるところ、あんまりもくもくしないうちに終わったような。
  • その辺気になってちょっと冷静になってしまいました。
  • 家康の軍に囲まれる捨之介。その向こう(奥)に見える瓦礫みたいなの、髑髏城なんですよね。捨之介が、「しつこい男だねぇ!」ってそっちに向かって言い放った。あそこに天魔王がいるのね…。
  • ラストの家康も、髑髏城を我が居城にするぞ!って云いながら舞台奥の方を指し示すから、あれが髑髏城なのは確実だ!
  • 沙霧の「捨之介が天魔王でないことはお殿様もよっくご存じのはず。なのになぜ! …なのになぜ、捨之介に縄を掛けますか…?」のセリフが泣きツボをガツンと突いてくるのです、この数回。なのになぜ!って一度激しくくってかかり、云い直した「…なのになぜ、捨之介に縄を掛けますか…?」を涙声で云うのがね…すごく、良いのです…。
  • 何が何でも捨之介を犠牲にさせない意志がセリフに凄くこもってて、びっくりするくらい印象違ってた(のは昨日も)。こうまでされて生き延びたからには、天蘭の分も背負って生きてもらわないとな!と…兄ちゃんも一緒に逝ってよ派ですが、沙霧の気迫に負けました(笑)。
  • 将監に云う捨之介の、「あいつは俺が斬った…」も、痛みをこらえるように云っててすごく…良いです…。
  • 「あの仮面はもしかしたら、天魔王の首だったのかもしれないな」って捨之介が云うけど、そういえば天魔王は、殿のしゃれこうべで作った仮面だ、ってことは捨之介には云ってなかったよね…? 本当にその通りっていうかそのものだったって、知らないで云ってたのか…?
  • ラスト。兵庫の照れが可愛いったらない。
  • 捨之介の立ち位置変更はどういう意図なのかしら…?? どっちでもいいですわたしは。でも沙霧をハグするところはすごく感情が伝わって、あと感情の動きが自然に流れてて、良くなったと思います!
  • カテコはまず片手お手振り、2回目でスタオベになり出して、未來さんちょっと引いた?(笑)お手振りなしでした。
  • 3回目はハケ際にピンスポ内で両手を広げて綺麗なお辞儀、片手振りながら消えていきました。4回目は仁さんを捕まえて、どうするのかしらと思ったら、お手手つないでぶらぶらと振りながらニカニカしてハケていきましたよ…可愛いじゃないかちょっと…天魔王の黒い手袋してるくせに…!

 やはり斬鎧剣を沙霧が手渡す、というのは、すごく大きくて大事な変更だったと、この終わりが近づいてきた時期に今かよ!?という気はとってもしてしまうのですが(笑)、でもこっちが正解だよなぁ、と。DVD収録の時はどうだったんだろう、贋鉄斎が渡してたよなぁきっと…すごくそれは残念です…。

*1:注:イメージです。

*2:刃引っ込ませるギミック的に