「髑髏城の七人」ワイン12杯目・改(9/10夜)
順番が入れ替わっちゃってますが土曜日ソワレメモを改めまして。この日はとにかく客席が熱くて面白かったです! 夢見酒シーンでがっつりいった瞬間、最前列にいらっしゃったおじさまが座席の上でずるーっっ!となっていらっしゃたのがとにかく印象的でした(笑)。ショッキングだったのねーまさかそうなるとは思わなかったのよねー。
ハプニングもあったけれど、満足度は高い出来でした。うん、良かった…!
- ソワレは3列目センター下手寄り、貴重な下手側を1日2回も使ってしまった…。3列目くらいだとフラットでもそれほど見難くないですね。
- 天魔王さま御降臨。「髑髏城で〜、待っている…」でぇ〜↑って上がらなくて、渋めに整いました。個人的にはそのくらいの方が好きなんだけど(笑)。
- 下手前方って初めてだったんだけど、捨之介登場時のカンパチの会話とか聞こえてオモシロかったです!捨のことを「え、知り合い?」「知らん」「さっきまでいた?」「いない」「味方?」「白いもん」とか云ってた(笑)。
- 捨之介が髑髏党と戦ってる間に、兵庫とカンパチのひとり*1が、タバコ吸う真似とかしてて、余裕でした(笑)。
- 捨之介がカンパチに「自分の力を省みず無茶すると命縮めるぞ?」って云ったんですが、前から云ってたっけ…? 初めて聞いたような新鮮味が(笑)。
- タイトル背負って立つ捨之介のポーズがちょっと変わったように思ったんだけど…うん、こう(写真・画像 | 小栗旬、森山未來ら“ワカドクロ”が奮闘 劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『髑髏城の七人』公開舞台稽古 - 画像01 - 2011年9月 - ニュース 写真・画像 - 演劇ポータルサイト/シアターガイド)じゃなかった。いや基本はこうなんだけど、鉄煙管担いでんだけど、右足の膝がちょっと曲がってて、腰がきゅっと入ってる感じで…決めポーズ!て感じになってた(笑)。
- おみなちゃんやっぱり声が…厳しいのね…。
- 「人の命と、握り飯、どっちがだ」「にぎりめしだよーー!!」おみな食いまくり(笑)。
- 包丁の刃こぼれにがっかりする伊佐さん。贋鉄斎に研いでもらえば…ああ、出会う前に死んじゃってるのか…。
- 3列センター、正面の照明が眩しい! そして太夫ストリップ妨害のタイミングを計る兵庫の、袖の端っこあたりがちらっちら見える(笑)。
- 兵庫にタコ殴られた源右衛門さんが下手花道に逃げてくる時、さりげなーくおみなとおさとをかばう捨之介がめっちゃカッコ良かった…。
- 兵庫の鼻血の栓、マチネは途中で抜け落ちて転がってたけど、ソワレはずっと、砂丘のあたりも刺さったままでした。あれいつまであるんだっけ? ていうか紙ほんとに詰めてたっけ?
- 御霊の森返し中、立てかけた木彫りの仏様が倒れちゃった。
- 蘭兵衛さん登場。はっや! かっこい!! そんな感想しかないんかい(笑)。
- 天魔王さま再降臨。麻呂眉っぽいよね…でも美しいよね…。
- 狸穴さんが出てきてからの将監さんを観ていると面白いです。ん?あれ?→はっ!!→天魔王に「いえやす!」て口パクで伝えたり目配せしたり。
- 蘭兵衛さんの走る姿が姿勢低くてかっこい…可愛いです(笑)。わりと走ってるんだけどね、何となくキャラと違う気がしてしまうのね、走る蘭兵衛さん。それを云ったら天魔王なんて一歩も走ってないけどね!
- 障月さん、ふんどし干し柿亀甲縛りY字バランスはそのままですが、なぜか足を床に着けるまで足首持ったままだった(笑)。
- 兵庫vs蘭兵衛。最近絡まなくなっちゃいましたが、でも兵庫に云う「無茶を云うな」がやたら早口だったんですが…(笑)。
- 兄さ登場時の兵庫、「あにさ…! …なにさ…?」ごまかしてた(笑)。
- 兄さの「歯が折れただー! 歯が、折れただー!!」で既に蘭兵衛さんが笑ってらっしゃるんですが(笑)。もうカッチが何かする間もない!
- 倒れた兄さをカンパチに運ばせる兵庫、「はやく!はやくつれてったげて!!」
- そして太夫に絡む。「ぐあい悪いみたい!」とにっこり。太夫苦笑い。
- 「くんろ…くんろぅ…くろーる…くんろう…苦労はかけねえ!」クロール??
- お前にしちゃ上出来だ!の捨之介がとにかくぺったりでぐいぐいなんですが、蘭兵衛さんのお顔がちょっとだけ緩んだように見えました。
- 波風は人差し指たしたしたし、と3回。
- マチネで太夫が蘭兵衛の手を取ったところ、ソワレはさらに蘭兵衛がぎゅっと握り返していました。安心させるように。良かったよ…。太夫がちょっと嬉しそうだったよ…。
- 贋鉄斎さんところ、ギャース! バース! ダース! ゴワース!!の間、完全に捨之介、見てますよね(笑)。
- 贋鉄斎さんの口ぶりを見るに、あまり「人の男」に良い印象は持っていないようですね…最初の頃は懐かしむような口調だったんだけど、苦々しい思い出を伴うかのような口調になっていました。
- 笛! 殺陣そのものの美しさもさることながら、袖を押さえる手や笛を摘まむように持つ指がとにかくまぁ美しいこと! うっとりだよほんと…。
- でも口を開くとオラオラんべぇさんなんです。そこもまた良い。
- 「あの世とこの世の端境で鳴く、縁切るぃ笛だ」巻き舌ーー! オラオラーー!!
- 勇健さんの手を止める手刀もうっとり…何がそんなに美しいのかなぁ…どうにも蘭兵衛さんの肘の辺りまで見えるとドキッとするんですよね…露出低いからかなぁ…。
- 2幕。月見酒の天魔王さまの、黒髪がつやっつやで一筋の乱れもなくて、直前まで袖で梳いてもらってたんじゃないかと思うくらいの整った美しさで…改めてびっくりしちゃった(笑)。
- 敦盛の中盤、舞いパートになると、天魔王さまお顔がうっとりというか、無我の境地というか、良いお顔になりますよね…。
- 月の模様が、勇健障月戦時の笛殺陣の時と同じ、グレイのもやもやっとした模様になるので、ほぼ同時刻だと思っています。ちょっと将監さん忙しいけど(笑)。
- 扇はぱちんと叩いて閉じる。
- 「生駒、姫蝶!」イコマキチョー!じゃなくてちゃんと分けて呼んだ。
- ハイいいか、ここが髑髏城ここが、ァ小田原城。テストに出そうです。
- 口説きのところ、「大阪を、まるはだかの状態だ」って云ったような。
- あ゛〜〜っはっはっは!(そっくり返って絶叫からの高笑い)、もう、わくわくするな、蘭丸!
- 「仲間の命乞いか…」後のワイン嚥下音っつか息っつか、いっつも云ってますがたまらんのよ!!
- 「はいっ、ハイッ! きれっ!」なんかちょっと可愛く云った(笑)。
- だんだんと劣勢になっていくにつれて、足元が乱れる蘭兵衛さんの、裾から目が離せません…。
- 「気づいているのだろうおのれ自身も、天下人などと思いあがっている秀吉への怒りを!」この一言で蘭兵衛に迷いが生じて、一気にそこから突き崩される感じ。図星なんだねやっぱり。
- ダメ押しのように殿の面を突きだす天魔王。「この顔に見覚えはないか!?」が若干歌舞伎調でした。
- 殿の面を出された蘭兵衛がもう、ほんとに、がっくりというかぺしょーんというか、ちっちゃく見えちゃうくらいに弱々しくて、こりゃ逆らえんわ、という感じに説得力が増している。いろいろ相乗効果だよね…流石は人心を操る男…。
- 「この杯もそうだ、骨を繋ぎ合わせて作ったものだ!」て云いながら、杯を持つのと反対の手でまるっとこう…魔法をかけるが如く、手のひらをなぞらせるように動かした。何かかっこよかった。
- 「鉄砲300丁? ハハッ、そんなものはいらん」て笑った。
- 今回3列目だったのですが、夢見酒シーンでがっつりいった瞬間に、最前列にいたおじさまが、マンガのようにずるっっと、椅子の上で沈んだ。のが一番面白かったです。びっくりしたんだねー。
- 沙霧乱入、「面白いものを見せてやろう」のオモシロイが盛大にひっくり返って、うん今面白かった。
- 沙霧フルボッコ中の天魔王さまのお顔が本当に…楽しそうで…楽しいんですね…。
- ふらふらんべぇさんの、白い着物の裾に、一点朱が散っていて、花弁のようでした。
- もう何か無心にというか一心不乱にというか、煽いでらっしゃる天魔王さま。暑いよね…一番汗出るタイミングだよね…。
- 勇健・障月に「熊木の女が潜り込んだ。捕らえよ」て云うところ、「熊木の女が潜り込んだ。殺せ」て云ったー。
- 捨之介に刃を向ける沙霧、「おじいとおとうは殺された、あたしの目の前で! 生きてたのに…目の前で…!」どうにも天蘭ショックの続きだし天魔王はすごくライトに殺すから、何となくさらっと流してしまうおじいとおとう殺害シーンですが、そうだよね目の前で肉親殺されたんだもんね…どうにも視点が天魔寄りなので、いろいろずれているなぁ。
- 信長に仕えていた頃の思い出を語る捨之介、いーい顔するんだ…キラッキラしてるんだ…そんな時代を送ってたんだね…。どうしてこうなっちゃったのかね…。
- ふらっふらでもボウガンの的は確かな蘭丸さん。
- 階段上からご登場の天魔王さま、捨之介に向かって小さくピース。ちょ、やめて(笑)フジか!?(笑)
- 口パクはなし。変わりに、「南蛮渡来の夢見酒」の語尾に合わせて生駒の顔に頬を寄せて可愛い顔、「この世は極楽に変わる」の最後に合わせて姫蝶の顔に頬を寄せて可愛い顔。わかった生駒姫蝶天魔でアイドルユニット結成だな。黒Perfumeみたいなのな。
- ひざまくらで肩ぽふぽふ足もみは通常通り。
- えーってベロ出してワインの一滴を受け止めるのもいつも通り。うっつくしいなぁ!
- やっぱり早駆けで号泣。らんべぇさん…!
- あの、初めて気づいたんですが、三五と沙霧が兵庫に再開する時、遠くの明かりがともってるの、無界屋の渡り廊下のところなんですね! 影絵みたいな小さいセットが出来てて、今まで見たことなかったのにびっくりしました(笑)。きっと最初っからああだったんだろうなぁ。
- およしとおさとのギャグシーンを眺めながら、ずっと仁さんとしゃべってる太夫。何云ってるんだろーう。
- あの、大兄貴!のところ、「ヘイヘイヘイ! 白助!」ってすっごいびっくりする(笑)。ィヨウィヨウィヨウくらいインパクトあるわ…。そのうちカモン!とか云い出しそうですよ…。
- さて無双。前列だとあれですね、真上に天魔王を見上げるような感じで観られるので、ちょっとイイですね。見降ろされてる感が(笑)。
- いつもながら速いよ蘭丸! 見えないよ蘭丸! 美しいよ蘭丸!!
- 「これからは、俺たちだ」の後にポニテの乱れを直す蘭丸さん。美しいです。
- 下手の建物前で刃を指で拭う蘭丸。舐めない拭かない。
- 狸穴さんが天魔に向けて撃った鉄砲の着弾煙が輪っかになってぷかりと浮かんだ。
- くるーんユニゾンは完全なのはやっぱりvs半蔵戦の引く時だけだった。
- がいろいろユニゾンしてるから別にかまわない。
- 狸穴さんに「大した度胸ですな〜ぁ」て云ってニヤリとする天魔王、狸穴さんもニヤリ。食えない同士!
- 秀吉でもなければぬしでもない、この第六天魔王!(シャキーン!)…もうほんっと変身しそうです。既に変身後の仮面ライダーみたいな格好だけど。
- さもないと?はやっぱりアンモナイト的な。
- 火を放たれた無界が、すっごい煙もくもくというかむしろシューシュー出てて凄かったです。
- 兵庫の「生きるも死ぬも一緒だ、太夫♪」が、1幕最初の無界屋での「な、太夫!」と同じで、…何か、苦しくなった…愛しくて悲しくてそれでも可愛いんだ…。
- 沙霧が久々に、「絵図面はほんのさわりだ!」て云った。
- 兄さがじっと鎌を見つめてから、兵庫たちの後を追って走り出すところが、泣けて仕方ない…。
- ヒゲ剃り兵庫はほら!て受け止めた手を差し出して、それを覗いた前田さんが「へーぇこんなに?」て応えてました(笑)。
- ソワレのお客さんは打って変わってアツかった! え、そこで!?ていうところでも拍手起こっちゃったり。後半ほんとやったら、何しても拍手みたいなノリになってたよ(笑)。でも楽しかった!
- 客席の前列わたしの視界内に、中高年のオジサマがふたり(別々に)いらっしゃったんですが*2、すっごく楽しそうに観てらしてて、こっちが勝手に嬉しくなりました。三五vs妙声戦とか、もう拍手喝采で! こんなに楽しく観てもらえたら本望だわ〜。
- 旋風稲刈り剣、拍手も凄いけど、スモークも凄いよね(笑)。
- 兄さの研ぎに感動の贋鉄斎さん、「え、1日何回研ぐの?」とか聞きながら退場してました(笑)。
- 太夫の仕込み銃、「どうやらあたしの負けみゃーー! ダーー!!」みゃーっつった(笑)。
- でも太夫の決め台詞に拍手できたのは嬉しかった! 客席まじアツい!!
- 牢屋の天魔王、やっぱり「ちゃうちゃうちゃう!違うなー!」
- 「お前の意識はどこまでもつかな…?」すんごい芝居がかったわざとらしい言い方してた。
- 笑いながら殴るひと、わっはっは!(ボカスカ)わっはっはっは!(ボカスカ)ぅわっはっはっは!(ボカスカ)をノリノリでやっていたら、将監さんがかなり必死に「時間がありません!!」と止めていて、制止された天魔王も「…おう」と若干引き気味応えていました。
- やっぱり沙霧が捨之介を殴るの、2回でしたよね? 3回に増えてる。
- 「こんな安ごしらえでごまかそうなんて〜」で固定ですね。
- 天蘭最後の対決。「艦隊は急きょ国に帰った」まで早口の棒読みでだーっと云ってから、「…トカ」て付け加えるの。何か人形じみてて可愛いんだけど若干怖いよね。
- やはり蘭丸が「家康の首を獲る!」と云った瞬間に狼狽る天魔王。明らかに動揺してる…。
- そ、それはこまるな…なっ、なぜなら…の、わざとらしさが、わざとらしさ故に、動揺を隠せていない。
- かばわれても動揺天魔王。「貴様…貴様、何を…!」
- 蘭兵衛が一旦天魔王の肩口をがっと掴んで、そこから一気に振り払うのが、何かもう…ぎゅうってなる。同じ夢を見てたはず、だったのにね…。
- やっぱり「愚かなやつだ…」はこっち向いて、というか、ソワレは倒れた蘭兵衛を見下ろして云っていました。
- 息絶えた蘭兵衛の手に刀を握らせてやる捨之介。その後、殿の骨を握り締めている反対の手に自分の手を重ね、顔を伏せるようにして「今度は迷わず進めよ…」って泣き声で。わたしが泣くわ。
- とにかく兄さの人気が高い前方センター周辺席(笑)。兄さの鎌を贋鉄斎がシャキーンと研いでも拍手喝采でした!
- 百人斬りに入る前、ズバッと捨之介が斬り込んできて兵庫がシャキーンと研ぐ、最初っから拍手喝采です。すごいよ! 楽しいよ!
- 百人斬りはクロスキャッチも2回目も成功! 成功率ほんとに上がったし、殺陣もスピード感と重さが出てきたし、がんばって重心落としてるのもわかるし、良くなったなぁ感動しちゃうなぁ。今初日ドクロをもう一回観てみたいです(笑)。
- 始まる前から大盛り上がりの客席だもの、始まったらさらに盛り上がりますよ。何か、かけ声かかってたよね、百人斬り終わりに。
- そのままの熱さで最終決戦。舞台奥がゆっくり上がってラスボス天魔王が出てきた時も、おお…!みたいな、沸く感じが、すっごくしました。客席。なにこの熱気!!
- しかぁし! せっかくイイカンジで来てたのに、最後の最後でハプニングが! 対決かなり最初の頃に殿の面が割れ目から半分飛んじゃったー! 本来、「貴様、よくも殿の面を!」で落とす半分が、先に落ちちゃいました…そのまま、「ある体」で続行。
- 楽しそうに捨之介に斬りかかる天魔王のお顔が見られたのはちょっとラッキーだった(笑)。でもなー惜しいなぁ!
- なので実際の「よくも殿の面を!」シーンで、うん、ずいぶん前からなかったよね?てなってしまった。
- 「残念だったな捨之介!」て云いながら、先に落ちちゃった面の半分を拾って上手に放り投げる天魔王さま。踏んだら困るものね。
- 仕込みその1はほぼ成功かな。ちょっと刺さり損ねて、天魔王が自分で支えてたかな。
- その2も音つきでずぶ、ずぶぶ、ずぶ、と3段階くらいで突き刺しました。抜いたらぴゅーっと血が飛び出た。
- そんなのアリかよ…はやはり笑いが起きてしまいますが、続く捨之介の「ありなんだよ…」「おまえ倒す為だったら、どんな手だろうと使ってやるよ…」が、もうすっごく優しくて、一気に…ぶわっとクるんだ…。
- 回を追う毎に、仲間と生きる道を選んだ捨之介と、ひとりで死んでいく天魔王の、絶対的に違ってしまった道が、その遠さが、悲しくて、どんどん天魔王が哀れになっていくのです…もちろん、その手で殺すことを選択した捨之介の心中も辛く哀しいんだけど、…天魔王が哀しい、というよりは、元には戻れない距離が、道の違いが哀しい。…のは、かつての3人ばっか妄想してるからですねスイマセン。
- でも、止められるなら捨之介の手で止めてもらえて、良かったと思うよ。天魔王も捨之介の手に掛かるなら仕方ないって、どこかで納得してると思いたい。だってお兄ちゃんだもの!
- そうやってやっと生き延びた命を、もう一度捨てようとする捨之介。何でだよ?!て怒る沙霧の気持ちはもちろんわかるけど、でもあそこで、天魔王の最後の罠にかかって、ちゃんと死んでくれようとしてくれるのが、ちょっとだけ、嬉しく感じたりしますよ…。困った弟の後始末、つけてくれようとするんだもの…。
- 捨之介ひとりなら、無界で太夫や兵庫たちに出会わなければ、ここで死んでたもんなぁ。「これまで」なら死んでいた命を、「これから」を共に勝ち取った仲間たちが救う。こここそが、捨之介と天魔王の、生き残るものと死んでいくものの、違いだよな、なんて。
- 「さるお侍さんから、そう教わりました!」の沙霧がめっちゃイイ顔してる(笑)。
- 金500枚入った箱を運んできた徳川の兵に三五、「ご苦労様です!」
- りんどうに腕組まれる兵庫が、ふわわっ!てなっててかわゆい。捨之介に見た?見たコレ?て人差し指で示して、親指立て合ってんの…幸せにおなりよ…。
- カテコは4回。1・2回目はセンターで小栗くんと目合わせてニッコリ、去り際にお手振り。2回目並んでる時に、小栗くんが太一くんの顔を覗き込むようにしてニヤニヤ(笑)してたけど、気づいてないのか気づかないふりなのか正面向いたままの太一くん。
- 3回目に整列して、小栗くんが太一くんをちょんちょんっと小突くみたいにして、何か話しかけてました。それでやっと太一くんが…ほんのちょっとだけ、はにかみ笑顔をのぞかせてくれた…太一が、太一が笑った!! 未來さんは通常営業にてお手振りご機嫌。
- 4回目はハケ際に小栗くんも手を振ってくれました。未來さんは仁さんと仲良し視ながらニコニコしてお手振りしてました。
いやぁアツかった、芝居ももちろんだけど客席もアツかった! おじさま方ももちろんスタオベで、2幕後半なんて食い入るように観てらしたし、鎌とか三五とか百人斬りとか盛り上がるところは大笑い&拍手喝采だったし、後ろから見ていて*3、勝手に一緒に盛り上がりましたよ。アレだね、ディズニーランドのアトラクションはノリのいい人たちと一緒に乗り合わせた方が楽しめる、みたいなものだね!(笑)お陰様でとても楽しみました。マチネが特に、これまで観た中でもかなりのクールさを誇る回だったので、ギャップによけいびっくりしつつ。だからといってマチネが楽しめなかったとか、そういうことではないのですが! それはそれで!
おじさま二人のご感想を是非とも聞いてみたかったです。うちの父上も、こんな風に楽しんでくれるなら、見せてみたいんだけどなぁ…どうだろうなぁ(笑)。