ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「髑髏錠の七人」煙草7本目・改(8/23昼)

 休演日1日をいったん帰京して出勤、そして舞い戻ってきました前楽梅芸(笑)。何かこういうの、確か五右衛門でもやった覚えが…夏休み時のお誕生日絡みは仕方ないです。お盆明けは1日でも出勤しておかないといろいろと恐ろしいのでのぅ…。
 休演日明けのマチネは、何というか、うん、休演日明けだね!という感じがしましたよ。何となく自然にギアが上がらないので、よいしょっと入れていく感じ。テンション勝手に上がるんじゃなくて、積極的に上げていく感じ。若干、歯車が上手く噛み合わない印象はありつつ、でもそれも休演日明けっぽくて面白いよね、という。わたしはけっこう好きです、休演日明けの回を見るの(笑)。
 お席は1階センター最後尾、と思ったらモギリのお姉さんに別窓口に案内されて、ありゃりゃPAかぶりの移動席でしたよ。1列前に出て、少し横にずれました。レアな体験(笑)。あとパンフ頂いてしまった…しょにちにかってるんですが…(笑)。パンフよりTシャツほしかったなぁなんて。交渉の余地はあったのでしょうか。なのでうちにはドクロパンフが2冊ありますよ。
 大きなハプニングは特になかった回ですが、お遊びはけっこうあったかも(笑)。メモです。
 

  • 天魔王さま最初の出、「髑髏城で〜、ん待っている〜」が若干かさついたというか、ダミ声っぽく聞こえました。昨日遅くまで休演日だったな〜?(笑)
  • 対して兵庫の声がしっかりしていた。掠れてなかった! 21日までちょっとカスカスしてたからね…休演日で持ち直したクチですかね。
  • 村娘つれて無界の里へ向かうカンパチ、「わっせ! わっせ! ぁわっせぇ? ぁわっせぇ?」後半何だか疑問形(笑)。
  • およしさんの客引きが本当に凄い(笑)。そんなべろんちょと御開帳しなくても(笑)。結局フられてるし。
  • おみなちゃんの声がほんと、毎日、限界な感じで…むしろあの状態でよく続いてるなぁ。マイク音量だいぶ上げてますよね。
  • 「人の命と、握り飯、どっちが」「にーぎーりーめーしーだーよーー!!」食ってる食ってる(笑)。大事、まで云わせてない(笑)。
  • およしさんと狸穴さんが、初対面の時点でかなりぱさぱさラブラブいちゃいちゃです。ファーストインプレッションから決めていました!ですね。
  • 捨さま乳談義で鼻の下伸びなかったー(笑)。あの顔好きなんだけどなぁ。
  • せっかくだから遊んでく捨之介のモテっぷりがまた上がっている(笑)。すんごいキャーキャー云われて左右から女の子に引っ張り合いっこされてるよ。
  • 今日も電光石火の蘭兵衛さん登場。たいがいにしねぇかてめぇるぁ! ぎゃーんかっこいーいー!!
  • 蘭兵衛と並んでるの見ると、捨之介は背が高いなぁ。蘭兵衛と天魔王が同じくらいっつか天魔王の方がちょっと小さめだから、…やはりあの鎧のくっくはそうとう厚底ですね…。
  • ちょんまげも背伸ばし効果ですよね。
  • 初めて、2回目の天魔王さま御降臨のからくりが見えましたぞ。下手側の藪の陰にちまっとしてた(笑)。そんでビカビカがしゃーん時に出てくるんだけど、鉄機兵のふたりがマント広げて目隠ししてるのね。どうりで見えないわけだ…高さがある席だと見えるんですね。
  • 捨様、「そいつは光栄の至りだぁ」変な声したー(笑)。みよみよしたダミ声だったー。
  • 天魔王様、「いや〜、よもや再びこの三人が相見えることになろうとは」って、いや〜、って(笑)どこのおじさんですか(笑)。
  • でも「まだ、とば口だ…」は邪悪な笑顔で。ヒールだなぁステキだなぁ!
  • 引きで見るのもいいもんですねー。舞台全体の配置とか構成がよくわかる。中心で動かない天魔王の周りで乱闘してる捨之介・蘭兵衛、という構図も対照的で美しい。
  • 障月さんは今日も褌亀甲縛り。何か…すごいことになってるよね…さすがの筋肉よね…。
  • 今日も家康は調子のいいヤツだから〜で狸穴チラ見して笑う蘭兵衛さん。貴重な笑顔ポイント。笑顔っつってもほくそ笑む方だけど〜。
  • 兵庫vs蘭兵衛。今日もかなりキてますよ!「なに怖じ気づいてんだよーーー!!」てやられて、口元をずっと触ってる(笑)。
  • 兄さカンチョーで倒してから、「おやぁ、このおじさん、ぐあいがわるいみたい!」はいつもの通り。カンパチに運ばせておいて、「困ったよー、困ったよーらんべーくんー!」と無理矢理絡みに行く(笑)。蘭兵衛さんかなりがんばってこらえてますよ! むしろ薄笑いですよアレ!
  • その流れだからかしら、「まったくだ。怖いもの知らずにも程がある…」が柔らかく聞こえる。ちょっと優しいっていうか。気のせいかもしれませんが。願望とか。
  • しかし太一くん鉄壁の守りだな! 一度じゅんさんがふるちんに笑わせてみてほしいぞ!
  • ふっとばして笛。ほんっとアガるんですよ笛…体温もあがるんですよ…暑い…。
  • 蘭兵衛さんの沸点の低さというか、不安定な感じがたまらないんですよね…若いなぁ(笑)。たおやかさとオラオラが同居ってすごいわぁいいわぁそして太一くんならではの蘭兵衛造形だよなぁ。
  • 笛殺陣中に、何度か袖が笛に引っかかるんだけど、引っかかったのを感じさせない外し方するのよね。ほんとスマート。
  • そんな蘭兵衛さんに珍しく。「夢に生きるは切なすぎる」と「過ぎたる我が身の亡八稼業」の間の手で、くるくるっと回し上げた笛を取り損ねて指先で弾いちゃって、一瞬ふわっと浮く感じになりました。でも落とすことなく一瞬でリカバー。ほぼ気づかないくらいでした、さすがだよほんとに…。
  • さて2幕。立った時にマントが引っかかって、イスの位置がずれた。いつもあれ注意して立ってるなぁと思ってたけど、やっぱり引っかかるものなのねー。
  • この天魔王さまの仕込み扇*1、リーチ的には兵庫の研ぎ過ぎちゃった刀とあんまり変わんないよね(笑)。なのにこの差…(笑)。
  • 天魔王さまマジカッコイイ。天魔王△。
  • 敦盛ダンス、冒頭のカクンって歌舞伎っぽい動きがなめらかになってた。カクンってしなかった。カクンするのも好きだなーどっちもいいなー。柔らかく流れるような動きも美しかったです。
  • 「血の鎮めにもならん…」ぺしょん、が可愛いのです。
  • 扇を一振りでバッと畳んでから「さすがに花は散り頃を知る、か…」ひいいいかっこいいいいいいー!!
  • 「いこまきちょう!」一気に云ったら名前なのか何なのかわかりません(笑)。
  • 「あ!いいか、ここが髑髏城、あここが小田原城」はーいてんませんせーわかりませーん。
  • 「うみだよ!!」すんごい声です天魔王さま…。重々しく、とかじゃ間に合わない声だよ…。
  • あ゛ーーーーーー!!!(ばたり)っはっはっはっは!!(むくり)もう、な、な、わくわくするよな! な、らんべ!
  • あまりの奇行子っぷりに引きます。というか客席の引きっぷりが気持ちいいです。
  • あ、上杉も!で揃えた扇子を口元にやるのかっこよかった。
  • 「仲間の命乞いか…」つまらなさそうに、失望したみたいに云ってた。ちょっと寂しくなった。
  • 姫蝶から酒を受け取って呷り、ふらりとなる。やはり強い酒なのですね。
  • 「いい目だ蘭兵衛!」の語尾が、息が抜けるというか、何かやたらめったらセクシーになっていました天魔王さま。びっくりしたわ…。吐息混じりみたいな声になってた!
  • 「はい。斬れっ。……どうした、なぜ斬らん(笑)」笑ってる。
  • 「この命のやり取りの、ひとときが」ここでブレス入ったの初めて聞いたわ。びっくりしたわ。
  • 「楽しんでいるのか貴様!?」に対する「ああ、楽しい」を、普通に、絶叫とかじゃなく普通な声で云った。珍しいー。
  • 何かいつもよりすごく、息が切れてます天魔王さま。苦しそう。でもセクシー。
  • あれこそが!で蘭兵衛の刀をガッと下に押しつけるのがほんとカッコイイ。目全然違うところ見てるし。
  • 息切れが激しいので語尾がいちいち抜けてセクシーになっちゃうのね。
  • 蘭兵衛の首飾りを指して「お前のその数珠が殿の骨を削って作ったものだということはわかっている」のところが、とのにょほねをけにゅってっぽくなってちょっと可愛かったです。
  • 「ほしいのはただひとり、おまえだ…」の辺りで、一瞬うっとりというか、抵抗が力抜けてしまう蘭兵衛が…たまらない…。
  • とにかく息切れしてた。
  • 後方センターからだと蘭兵衛さんのお顔がよく見えました。…良い顔するんだ…ごちそうさまです…。
  • 沙霧乱入。おじいとおとう生きてたのか!という沙霧に「今はかろうじてな。あ、だが、絵図面を取り戻した今となっては、あ、その必要もなくなった」アが多いです天魔王さま(笑)。
  • 沙霧フルボッコ。すんっごい楽しそう、鼻歌でも混じりそうな勢いです。「その夢、ことごとく潰してやろう♪」語尾に音符ついてるの見えましたよ天魔王さま。
  • ふらふらんべぇ発動。もうほんとこのフラフラっぷりが美しいんだ…! ふらふらんべぇなのに太刀筋乱れないのが流石なんだ…!!
  • 蘭兵衛の手から杯を取り去って刀を握らせる天魔王、天魔王の手に残った杯は姫蝶さんが回収に来て下さいました。この至れり尽くせりっぷりが良いわ〜。
  • どおしたあああ!は相変わらずステキ声で。
  • この一連の感じが、自分でテンション上げてるというか、鼓舞してる感じに見えた回、でした。アガるんじゃなくてアゲてこうって感じ。
  • せいぜいお気張りやす〜ニョホホホ!って妙声さん(笑)。
  • 沙霧の声が…がんばれがんばれ…!
  • 障月さんの股間の髑髏がすんごい気になる。
  • 上手階段からふらふらんべぇさんボウガン攻撃。ふらふらだよーいいよいいよー。
  • 天魔王さまも登場。捨にご挨拶はナシ。
  • 生駒の盆とか階段とかすごい見たけど、ミカンや綿棒はありませんでした。やはり天魔王自らが持ち込んでるのか。
  • そういえば手を見せないよな天魔王さま。マントから出さないぞ。グラスは左手で受け取ったぞ。
  • と思ったら! 座ってから右手をマントから出したらそこには、おミカン様がー!!
  • 生駒に手渡す。生駒、口に手やって笑ってるし(笑)。しかも既に軽く剥いてあるし!!
  • 前回ミカン時、剥くのに時間かかって結局食べられなかったもんね天魔王さま…時間短縮をはかったな。
  • すでに軽く剥いてあるミカンを生駒に渡して、そこからもりっと数房むしり取り、もしゅもしゅと食べる天魔王。
  • 姫蝶さんにアーンと食べさせる。いきなり振られて姫蝶もびっくりしてたよ(笑)。アワアワしながら食べてたよ。
  • 「勝てるに決まってるよなぁ」はミカンが口に入ったまま、もごもご云っていました。もう何でもありだな(笑)。
  • そして正面奥でワイングラスから一滴を舌で受け止める。その横顔がね…絶品なんですよ…美しいんですよ…。さっきまえでミカン食ってたひとと同じとは思えない。
  • やっぱり今日も磯平さんはお尻痛い。
  • 大兄貴とカンパチのイイ場面なんですが、どうしても、もうすぐ来るぞ黒い天使たちがと思うと、わくわくするなぁ!状態になってしまうのですごめんなさい。
  • 正面で背中ごりごりするの…痛そうで正視できない!なんて云っていた頃が、わたしにもありました…。
  • 相変わらず上手で死体をつんつんする天魔王。
  • 「殿ではない。これからは…俺たちだ」の後の一太刀が天蘭ぴったりそろってて、ふわわっ!となりました。ていうかここの二人、完全に動きやポジショニングが対になってますよねー。美しい…。
  • 無界屋の入口で死体のお尻を切っ先でナデナデする天魔王(笑)。
  • カンパチは変顔で対応。
  • 太夫と対峙するふたりが、ピシッと立ってる天魔王と、ふわふわフラフラしてる蘭兵衛の、対比がほんとにイイのです。
  • 「最後の縁は、おまえの血で流し去ろう、極楽太夫…」がもう、これでもかってくらい甘く優しい声で、わなわなしてしまう。たまらん、たまらんよ蘭兵衛くん!!
  • 対半蔵後、剣納めるの、太一くんが横目で見ながら揃えてきたー!! ぎゃーー!! いいよーすっごくいいよー合わせてー!!
  • 20日夜にぴったり揃っててかっこいいいい!!となってたら、21日は揃わなかったので、えええ偶然だったのー?!と思ったのですが、揃えて来たよ…ふおおおお。アガるううう。アンケートに書いた甲斐あったー(笑)。
  • …天蘭無双がアドレナリン出過ぎて、正直、しばらくこの世に戻ってこられません…兵庫ほんっと申し訳ない…。
  • 着物の袖で刀拭う蘭兵衛さんかっこよすぎます…今日は指舐めなかったけど…。
  • 研ぎを贋鉄斎に誉められる兵庫、贋鉄斎さんに頭なでなでされて笑顔でした…なんというわんこ…。
  • 沙霧の「髑髏城の全ての秘密は、ここにある!」、もうちょっとこう、肘や手に力込めて、ピン!と張りつめてほしいなぁ、と思うんです。里依紗ちゃんの手指が若干、へにょんとしてるのが残念でたまらない〜。そこはもっとこう、肘を張って、人差し指をまっすぐ突き立てるように、かっこつけてほしいなぁ! せっかくの決め台詞、もっともったいぶってかっこつけてほしいのです。
  • …やっぱり短い刀と天魔王の扇、リーチあんまり変わらないな(笑)。
  • 兄弟鎌はほんっと盛り上がる。鉄板。かっこいい。燃える。
  • 贋鉄斎さんがとってもお母さんですよね…沙霧に斬鎧剣託すところとか…たまらないわ〜。
  • 牢屋の天魔王さま。甲冑着せた捨之介が「貴様…天魔王…」というのを遮って「ちゃうちゃうちゃう! ちがうな! これからはお前が天魔王だ」って…ちゃうちゃう云ってたよ(笑)。
  • 仮面カモーンの天魔王さま、「だが、それももう限界だ、ショーゲ〜ン!」って…将監に仮面を持ってこさせるのに呼びつけるんだけど、何かもうふーじこちゃーん的な、ルパンかよ(笑)ってくらいの調子良さでした…おもしろい。
  • うわっははははボカスカ、うわっはっはっはボカスカ、うわっはっはっはボカスカ。さすがに可笑しいわ(笑)。
  • 艦隊は急遽国に戻った…トカ。ていうの可愛い。
  • 「アハ…何故なら、お前の死に場所はここだからだ…」軽く爽やかに笑ったぞ。
  • でも庇われると狼狽しまくる天魔王さま。
  • 「勘違いするな…ここで貴様を裏切れば、俺は貴様や光秀と同じになる!」崩れ落ちそうな蘭兵衛が、片手で天魔王の肩をガッと掴んで引き寄せるようにしがみつくようにしていて…ぎゅうんとなりました…はぁはぁ…。
  • いつになく顔が近かった。
  • 天魔王の「愚かなヤツだ!」が、背中向けて哄笑するように云ってるんだけど、慟哭にも聞こえるのね…ううう。きつい。でもイイ。
  • 蘭兵衛の最期の辺り、いろいろ全部重なって、すごく…見せ場というか、凄いシーンになってるよな…太一くんが本当に鬼気迫る勢いで…がんがんそれにひっぱられていく感じ。
  • 捨之介の「今度は迷わず進めよ…」も涙声っぽくて…たまらない…また蘭兵衛の死に顔が綺麗なんだ…安らかなんだ…。
  • 「先に行ってる」まで掠れ声でほんと…たまらないったら…。
  • 百人斬りがもうほんとに安定してキャッチもほとんど成功させてくるしおばちゃん嬉しいです!!
  • そして捨天最終決戦。殿の面が割れて落ちた時、「貴様、よくも殿の面を!」て云いながら辺りをきょろきょろ探す天魔王さまが、本当に小物感丸出しで…残念だけど愛おしいです…。
  • 捨之介に向かって突きつけた切っ先の、右手にマントが引っかかって、ビジュアル的にはすごくかっこよかったけど、邪魔そうでした。合間に外してた。
  • 脳天ぶっ刺されて膝から崩れる天魔王。膝突くの初めて見たな。
  • 「そんなのありかよ〜」はやっぱりお笑いで。「ありなんだよ!」まで笑いが起きるんだけど、「てめぇを倒す為なら、どんな手だろうと使ってやるよ!!」で一気にシリアスに引き戻される。この辺の緩急が、だんだん心地よくなってきたぞ…順調に調教されてるぞ…。
  • 血糊吹き出して捨之介が赤く染まった。捨の左手も真っ赤に。下にも血溜まりができるくらい。
  • スローモーションからのシルエット七人。余裕で号泣です。
  • 沙霧と捨之介のハグを見てる贋鉄斎の顔が、とってもイイ顔してて、お母ちゃんです…。
  • うん、良い回でした…やっぱ大好きですワカドクロ…。
  • カテコは4回。まずはパチンと両手を打ち合わせてから、ハケながら片手をぶんぶん振り回す。
  • 2回目はハケながら両手をぶんぶん、頭上でクロスさせるように振る。そしたら勢いつき過ぎたのか、ちょっとよろける天魔王さま(笑)。
  • 3回目も4回目もお手振り絶好調でした。何なのこのサービス! おとなになったってことかしら!!(笑)

 休演日明けのちょっと独特な空気でしたが、でも良かったです。後半からラストに掛けて、どんどん組み上がっていく感じがした。いや、初っぱなからかっちり噛み合ってるに越したことはないんですが、そういうのも生の舞台の醍醐味ですよね! まぁその、程良くそこそこに飲んだくれて下さいってことで(笑)。

*1:っていう?