やだなぁ（笑）。
ついに東京公演、前楽まで来てしまいました。うわー明日でおしまいなのかー…何だか不思議な気分です。いつ行っても、コクーンではタンゴやってる気がしてしまう（笑）。
本日のタンゴは、わたくし個人的には大変、良い塩梅の熱さでございました。昨日のはオモシロかったけど、ちょっと浮き足立ってるというか、地に足ついてない感じがして危なっかしかったのね。今日は、しっかり地に足ついた、下半身揺らがないけど上半身暴れ放題、な芝居でとても良かったです、というか好みの具合でした。面白かったのはもちろん、めっちゃ面白かった！ ここ数回で遊ぶシーンが増えたので、このタイミングで東京公演が終わってしまうのがもったいないです、悔しいです（笑）。大阪きっと面白いんだろうなー！
個人的には、エーデックのお祝いの言葉が、え、そこでそんな遊びを！？という感じで…気づいたの昨日だよ…もっと前から面白かったのかなぁあそこ。あと1回しか東京ないなんてほんと勿体ない〜！
メモは後ほど追加します。とりあえずリハビリやってくる！
- 休憩中に坂口涼太郎くんをお見かけしました！ ファーコートでお洒落さんだった！ テンペストにも出られるんですねーすごいなぁ！
- そういえば、いつも思うのですが、冒頭雨降ってる音しますよね。…あれ雨音じゃないのかなぁ。特に何も触れられてないですよね、天気。アラが散歩の時に綺麗な夜っていうくらいか。
- 棺桶台の蝋燭に火をともすのに、エーデックのマッチを借りたアルトゥル。返す時、エーデックがにっこりしながら手を差し出すのに、まるっと無視してテーブル上に投げ返す（笑）。
- アルトゥルはパン食べず。パパ、コーヒーでうがいしなかった？（笑）
- エーデックがテーブルについて、もっしゅもっしゅパン食べてた。でコーヒーカップ片手にママの隣に移動すると、今度はパパが座って残りのパンを食べていた。
- ご両親はあれですよね、きっとブルジョア階級の良家のご子息お嬢様ですよね。タンホイザーの初日にかぶりつきの席とか取ってるようなお家ですよね。お祖母さんあんなだけど（笑）。
- あれ、エウゲーニャは母方のお祖母さんっぽいですよね？ てことはおおっぴらにモノにされたのを目の前で見てたのはエウゲーニャ？ それともエウゲーニャはストーミルの母？ わからん（笑）。
- 計算中のママが床に座り込んでパン食べてた。ママがパン食べるの初めて見たわ（笑）。
- ストーミルがこの時点で進歩とか前進とか云ってるんですね。エーデックは自分の原則は「全然」持たない、アラに原則を訊かれても、アルトゥルに理念を問われても、他人の言葉に乗っかるだけ。最終的に、アルトゥルが「上手いこと考えた」上に乗っかって、全部持ってっちゃった、てことですね。
- ストーミル、主語がごっちゃになってた（笑）。わしらが！ いや、お前が形式や規則を忘れればいいだけのこと、とか云ってた。
- 寝起きアラはほっぺを撫でてた。パパ役得だまったく！
- 「口答えはよしてよ」ってアルトゥルに毛布を巻きつけるアラ、振り払うアルトゥル。可愛い！
- それで！？ それで！？はぎゅーっとアルトゥルにしがみついて、ぶんぶん揺さぶってた。
- 怒ったアルトゥルに「何よ！ なんなのよ！」と返すアラ、にアルトゥル「みんなが僕にそう訊きますよ！」丁寧になってた（笑）。
- ストーミルの実験。何か、全然違ってて新しかった（笑）。アダムがよぼよぼな感じで始まった…そして布取った…。
- イブのところでアルトゥルさん咳払い（笑）。
- ママがヒールを脱いで両手に持っていた。いつの間に。
- ていうかまるみえでした。
- みんなを追い出す時、エーデックが「いいですよ。…いいですとも！」って、いいですとも！をアラに向かって脅かすみたいに両手振り上げて云ってて、アルトゥルが怒ってた。
- ノイバウテン転換は長塚さんが赤い薔薇を持って、センター手前の椅子の上に置いた。アルトゥルはその薔薇を手に指定された椅子に座り、また立ち上がる。薔薇は元の椅子の上に。
- ストーミルったらアラのお尻の辺り2度もつねってますよね。
- アラが突き出した足に「頼むから、その足をちょっと引っ込めてくれないかな」ちょっと、って云った（笑）。
- ていうかアラの突き出しっぷりが全開でごちそうさまです。美味しそうなあんよだ。
- 怒って出て行こうとするアラを止めるのが遅れて、もう少しで穴に入っちゃいそうなところで「おいおいおいおい！」ってギリギリ止めた（笑）。穴の縁にぺしょんと座るアラが可愛いかった！
- 位置が穴のすぐそばなので、もう一回怒って出て行こうとする時に、もう穴に飛び込まんばかりになってた（笑）。「行くな行くな行くな！｣て慌てて止めてた。
- 善悪云々でアラの手をそっと取りそのまま…の前、座り込んだアラのそばにしゃがみ込んだアルトゥルの台詞が何だかごっちゃになってて、手をぐるぐるしながら何か一生懸命繋いでいた（笑）。あぶなかった〜！
- そしてエーデックがすんごい近かった。それ気配でわかるだろって距離（笑）。
- アルトゥルが引っかかった所為で動揺したのか、アラが「ちょうどはな、油が乗ってきた所で話の腰折るんだもん！」てなってた。いつも、おるんだもーーんっ！！って云い放つけど、今日はおとなしかったです。
- アラ説得時、椅子の座面を叩いて「どうぞ」ってアルトゥルが云ったように聞こえたんだけどあれはどうぞだったのか、台詞にある「どうだろう」だったのか。社会的規範がないとしたら女性に男性が選べるか？の辺り。
- そういえば腕時計がないんですが、このシーンはしてないんだっけ。ていうか帰ってきた時はしてたっけ。覚えてない。
- 手に花束を持って、でまた薔薇を取って云った。だからー！ そのままひざまずいちゃえばいいのにー！
- この辺で偶然見えたのだけど、左の親指の血豆？的な爪の黒ずみ、ほんのちょびーっとだけ残ってた。もうすぐなくなるねー。
- 「世界中の女性を救うことになるんだ！」てアラを椅子に座らせて、後ろからそっと薔薇を差し出すアルトゥル。くっそージェントリィにやろうと思えばできるんじゃん！
- 君はただ慎ましやかに座っていればよかったんだ、とかの辺り、相手の男が座っていることになっている空の椅子を示して「こいつが！こいつがね！どんなに君を呪おうとも」って云ってた。誰かいるんですか（笑）。
- パパのパンツは濃紫×黒ゴム。
- 「名ばかり亭主、なまくらイワシ！」「なんだって！？」「名ばかり亭主、なまくらイワシと云ったんだー！」（笑）
- パパに「これ持ってらっしゃい！」とピストルを渡す前、コードを掴んで手繰り寄せて…ってするところが、コードを悉く掴み損ねるアルトゥル。掴めないままパパが下手端まで行っちゃって、慌てて追いかけてパパを捕まえるアルトゥルさんでした。まってまって！って（笑）。
- ランプ尋問されるアルトゥルの、首筋の腱がランプに照らされて陰影が美しかった…。くっきり綺麗に浮かぶんだよね首筋…。
- コードで椅子に巻かれるところ、すんごい大抵抗してた！ 巻かれるたびに外して、パパも負けずに巻いてまた外して、しまいには「おとなしくしろー！」って怒られてた（笑）。
- まるで駄々っ子じゃないか！って怒るパパ、またコード巻こうとしてた。
- 「アルトゥル。…そばに寄りなさい」て抑えた声で云うパパですが、今日はそばに寄るも何もすでにとても近くて、アルトゥルが距離を測るようにお父さんの顔と自分の足元を見比べていた（笑）。そしたらお父さんが一歩さらに寄って、さらにとても近い距離になった（笑）。全然オモシロシーンじゃないのにオモシロになっちゃったよ！
- 理性が…！てパパの号泣が止まらず、「お父さん！ おとうさーん！」と一生懸命呼びかけるアルトゥル。「大事なのは決意することです！」に持っていくまで、ずいぶん押し合いへし合いしてた（笑）。
- 今日も実験を止められてパジャマに隠し、「射撃の腕は連隊一」の前であちっ！となった。わかった毎回それはやるんですね。
- このあちっ！ってなってるお父さんを見ているアルトゥルさんが、しょっぱーい無表情（笑）ですごい可愛い。
- 「お父さん。ずっと信頼していました、僕」の言葉を聞いて、にっこりするストーミルが可愛かった（笑）。
- ピストルを手に寝室へ向かうパパのコードを眺めながら、大丈夫かこれ？って顔してるアルトゥルさんも可愛かった。
- そして悲劇の幕が開くんです（笑）。怒られながらピストルを奪う機会を伺うアルトゥルも可愛いお顔してた。
- おばあさん普通に走ってるしここ（笑）。
- アラを探し回るアルトゥルが、台所から顔だけひょこっと覗かせて、すぐ引っ込んだ。可愛かった。
- 祝福の道徳的強制、今日は先に椅子を定めておばあさんを抱えてた。アラが薔薇をお祖母さんに乗せてました。
- でもその薔薇はムキーッとなったおばあさんに投げ捨てられるんだけど。
- ママが嬉し泣きしてる時のアラとアルトゥルがめちゃくちゃ可愛い。嬉しそうでキラキラしてて…可愛いのになぁ…。
- そして昨日は「雨ふって地固ま…」だったエーデックの祝辞、今日は「えー人生にはみっ…」三つの袋を大事にするんですよね！ お袋と胃袋と堪忍袋ですね！
- ていうかこんな東京前楽にして日替わりネタとかちょエーデック（笑）。いつからやってたのかなぁ昨日気づいたからなぁ明日もやるかなぁ。
- その前のゴタゴタ中にはポケットにポーカーのコイン詰めまくってるエーデックさんですけどね！
- 2幕。1幕冒頭は雨音のようなサーッという音が響いていますが、2幕冒頭は時計の音みたいなコッチコッチ音が響いていますよね。秩序の象徴的な。
- 酔っ払いアルトゥルさん、椅子に座って高いびき。
- お父さんに許しを請うところ、またすっ飛んだ！ びよーんと飛んだ（笑）。
- さすがにグラスをテーブルに置く手が慎重でした（笑）。
- 理念を探してエーデックを従えたアルトゥルが、テーブルのセンターに着くと、ちょうどその延長線上の後方にエーデックが立っていて、すごいシンメトリックでかっこいい構図になっていました。センターから見る機会が少なくてねぇ…。
- 女は黙ってろ！とか、女の出る幕じゃない！とか、アラ口説く時には「事を起こすにはまず女性を扇動しないと！」みたいなことを云ってたくせになぁ。
- 机上アルトゥル、今日のテンション及び勢いはすごくいい感じです！ キレッキレで冴え冴えしててでも未來としてはきちんと抑制できてる、手綱を離さずに制御できてる感じ。安心してニャッハー！と高揚して見られる（笑）。
- 机の上に椅子乗っけて、そこに座りながら「可能性はただひとつ！」と云ったところでテーブル上のお皿がカラカラカラカラ…と音を立てていたんだけど、そのカラカラカラ…が完全に収まるのを待って「権力あるのみ！」と云ったのが、素晴らしかったです。そこはね、待ってほしかったからね、何かもうピタリと填まって気持ちよかった！！
- 「…けーしきだっ！」小さな声ででもテンションマックスで！ たまらん！！
- おじさんが「気が向くというのは…誰の気が向くのかね？」みたいにアルトゥルに訊いて、途中で引き下がろうとするところ、椅子にしゃがみ込んだアルトゥルが「ん、だいじょぶ、」ってちょっと聞こうとする時、のお顔がめちゃくちゃ可愛いので毎回オペラでガン見した。いや椅子に上がってからは基本的にオペラ外せないんですが！
- ママに「いけません、おじさんを死ぬほど驚かせたりして」って云われた時のアルトゥルさんが、椅子の上でニコニコしてて、可愛いんだけどめっちゃ不穏（笑）。子供みたいに邪気なくニコニコしてんの。たまらん。
- 「これでもまだ俺をユートピアンで空想家で夢想家だというのかー！？」の後、椅子の上に立ち上がってる状態で、一瞬バランスを崩しかけてヒヤッとした。おっと、ってなってた。
- エーデックを呼びつけるの、「俺の天使、死神の陰気な使わしめ、こっちにこぉーい」って何か調子良かった（笑）。
- 「俺のことをなんだと思ってるんですか、この薄汚い地球のカスめが！」一気に勢いよく云った。
- エーデックがエウゲーニュシュを殺しかけているのを、椅子の肘掛に片足乗せて覗き込むようにしている。
- で、人殺し、と云われて「違ーう！ 唯一の可能性を前に、そこから決して退かぬ人間だ！」て返す前に、ダン！と座面に足をたたきつけた。かっこよかった…。
- …かっこよかった、のにアラの一言で見事に転落。テーブルの周囲を椅子にぶつかりながらよろよろと歩き回り、椅子に絡まって歩けない状態で座り込んで「えーーでっく！！！」って。
- 死に様は今日はおでこが床に付いていた。
- ラスト、ガラス…割れてた？ ガラーンって割れてない音に聞こえたんだけど…ちゃんと見なかったけど…。
前楽も終わっちゃった…！ 東京公演、残すところあと1回です。信じられない…！ やだ、もっと見たい〜あの熱狂の渦に巻き込まれたい〜高揚したい〜！！
