ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「大江戸りびんぐでっど」

 明日からタンゴでいっぱいいっぱいになっちゃうので、駆け込みで今日見てきました! いやぁ面白かったー(笑)。ぞんびだった! りびんぐでっどin江戸、だった!
 何というか、ふとした瞬間に「…あれ? これ、いのうえ歌舞伎じゃなかった…よね?」と何度もなった(笑)。で、いのうえ歌舞伎ならアリだけど演舞場じゃないよねコレ歌舞伎座なんだよね!?と気づいてびっくりする、という(笑)。新感染なら何とも思わず楽しめるけど、ほんとに歌舞伎なんだもん…びっくりするわ〜。ノリも台詞もまんまクドカンだし(笑)。でも、わかって見てる分には大変楽しめました。馬鹿馬鹿しいノリで行くかと思いきや、後半は歌舞伎らしい展開になっていくのも、メタマクや蜉蝣峠でのクドカン大作みたいな雰囲気で良かった〜。面白かった!
 わたくしはゾンビに詳しくないのでわかりませんでしたが、同行したゾンビに詳しい(?)友人曰く、有名ゾンビ作品へのオマージュ的なものもあったりして、そういう方面でも楽しめたようです。
 …しかしこれ…歌舞伎座に、いわゆる「歌舞伎」を観る気で来た歌舞伎ファンの方は、うん…怒るんじゃないかなぁ(笑)。でもよくやったな! クドカンも、演者の皆さん*1も、囃し方の皆さんも、かなり…リスキーな作品であることは重々承知の上でだろうけれど、でもそのリスキーささえ楽しんでやっている感じが舞台から伝わってくるように思えました。染さんも勘三郎さんも楽しそうだった!
 東劇で観たのですが、銀座から歩いている途中で、歌舞伎座の跡地を通りがかりました。跡形もなくなってた…やっぱり寂しいなぁ。すごく素敵な建物だったのになぁ。
 予告で観た、歌舞伎座さよなら公演のドキュメンタリー映画も面白そうでした。舞台裏とか、凄そう!!

*1:がまた錚々たる面子ですよね…