ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「2300 Jackson Street〜みんな「彼」になりたかった〜」昼/夜@新神戸オリエンタル劇場

 むねがいっぱいです。
 やっぱり、踊る森山未來が大好きです。やっぱり、モダンミリィが大好きです。やっぱり、モダンミリィで踊る未來が、大好きです。
 モダンミリィ版マイケル・ジャクソンのおくり方、を見せて頂きました。モダンミリィにとって、マイケルという存在がどれだけ大きなものなのか、ほんのここ数年ミリィに触れただけのわたしにも伝わっていたくらいなのだから、彼を失った喪失感の大きさは、本当に計り知れなくて。精神的な支えを亡くしてしまった悲しみ、辛さ、心許なさは一体、どれほどのものなのか、想像もつかなくて。来月迎える一周忌を前に、どんな公演になるのか、もちろんすっごく楽しみだったけど、少し不安というか心配、でもあったりして。でも結局、ちらりとも現実感を伴わないままに当日になってしまいました…これから未來が踊るのを見るって実感したの、マチネの開演30分前だったよ(笑)。突然、え、うわ、踊るんだ! がっつりダンス観るなんていつぶり!? わんだーぶり!? わんだーって何年前なの!?ってなって、友人と手に手を取り合った(笑)。何しに神戸まで来てる気だったんでしょうか…すっかり観光食べ歩きですね(笑)。実感してから途端に緊張してきちゃったよ! 緊張しながらサーロイン食べたけど!
 そんな緊張の最中に幕が上がった舞台は…凄かった。全部やり切った! ミリィの、「これが私達のおくり方!」という、胸を張った追悼の様を、観ることができた気がします…精一杯愛して、おくったよね…。
 これまでのミリィの舞台を彷彿とさせる因子を含みながら、MJの生涯をミリィ風味にアレンジし再構成して、きちんと見送った。白がマイケルをおくってくれたのかな…なんて勝手に思って、虹色の照明に涙したり…MJトリビュートと銘打ってはあるけれど、ミリィ的ダンスジャンルは*1余さず盛り込んで、パフォーマンスとしてもしっかり見ごたえのある2時間半でした。がっごよがっだあああ! 1日2公演神戸限定なんて勿体なさ過ぎるよ…咀嚼が全く追い付かないよ記憶もあわあわだよ…。
 とりあえず初回、未來さんもいないオープニングの群舞で、うわあぁミリィだああ!!と涙腺の栓がぶっ飛んでしまい、ぶわぁっと水が噴出してしまいました。早! 何かもう、またミリィ観られてるんだ…!ってそこにぶるぶるしてしまって…そんな場面でないのに初っぱなから、やたら水っぽい観劇になってしまいました…しかも初回ショックが大きすぎて、ほとんど記憶がない…。
 マイケルが天に還ってしまっても、あなたが遺してくれたものは、今も続いて生きている。あなたがいない世界は悲しみに満ちているけれど、それは決して消えることはない。そんなメッセージが、伝わってきたように思います。ねぇ、バトン受け取ってしまったものね。受け取ったバトンで、あんなに楽しそうに、踊るんだものね。
 詳しくは明日以降に…あまりまともなこと書けるとは思いませんが!

*1:もちろんオモシロも!