きなこもふりに行くついで(嘘！)に、高崎映画祭にも行ってきました。最優秀主演女優賞の小西真奈美さん主演「のんちゃんのり弁」上映からスタートで、5時起き＆きなんぽ*1疲れで眠くなりかけていましたが、映画もとても良かったです、楽しくてなかなかじわんとした…。
上映後に準備を挟んで授賞式でした。未來さんは黒っぽいスーツに白いシャツのボタンをひとつ外してノーネクタイ、黒の革靴というシンプルかつフォーマルな装い。左胸に飾られた黄色いチューリップとグリーンのコサージュがよく映えていました。アクセサリーはなし、指輪もなし。髪は、グレゴール解除したらどうなっているのかしらと思ったら、なかなかオシャレな感じになっていましたよ。長めのストレートな前髪を右側から斜めに流して、サイドと襟足はスッキリ、だけど刈り込んだ！という印象はなく*2、シャープで精悍な雰囲気でした。頬肉なかったなぁ…。
式は終始和やかな雰囲気でした。ハムとだるまは鉄板ネタという感じで(笑)*3 *4。未來さんも時折笑顔を見せていました、時折以外はちょっと固かったかな、いつもあんなものかな、て感じ。だるま持って記念撮影の時、未來さんだけだるまのお名前*5が手ですっかり隠れちゃってたのが…残念(笑)。
退場時と受賞コメント後の拍手の時に、客席から「未來くん結婚おめでとう！」の声がかかりましたが、聞こえなかったか聞こえない振りか(笑)、そのままスルー。退場時は良い笑顔だったのが印象的でした…。
あとは後程！
後程です。
ええと、まず映画祭の公式パンフ*6。パンフには授賞理由と、受賞者からのコメントが掲載されています。授賞理由、嬉しいなぁ！ 「キレのある動き、真に備わった内面の強さがなければ演じ揚げられない役」「物語の核たる役柄を見事に体現」ですって！ ええ、正義の味方ったらその通りだもの（笑）。未來さんのコメントはニュースにも紹介されていますが、今回の授賞を「一つの支えになる」と同時に「重りにもなる」と未來さんらしいコメントで。でも、その重りを「心地よい重力」と感じて、楽しんで生きていこう、とも。最後に、これまでとこれからの「全ての出逢い」に感謝すると同時に、「真ん中に立つ両親」に感謝、と結んでいるのが、フィッシュストーリー的「繋がる」と結びついて聞こえるのが、やるなぁという感じ（笑）。写真はいつもの宣材でした。
さて授賞式。オープニングセレモニーの始まりに、各受賞作品の予告から引っ張った*7音声が流れ、しかもいきなり初っ端が「フィッシュ」で、さらに正義の味方の「実は私、正義の味方になりたかったんですよ」のセリフだったりしたもんだから、え？ え、何？ 何で未來の声？？と訳わからなくなってしまいました（笑）。徐々に状況を把握した（笑）。テレビカメラは6台、あとハンディが1台あったかな。局はわかりませんでした。
セレモニーはまず、主催の大宮さんのご挨拶から始まりました。何やら、今日のチケットは1時間で完売、頼まれていた主催者さんの奥さんと娘さんの分も取れなくて、今日は来られなかったとか！ わぁ…何か申し訳ない気分になってしまった…。続いて高崎市長さんのご挨拶、今年は高崎市制110周年とのことで色んなイベントが企画されているそうです。ふむふむ。続いて、受賞作品の予告編上映。やっぱり正義の味方はかっこいい、多部ちゃんは可愛い〜。あと気になった作品は、「愛のむきだし」です…ひかりちゃんが何か、凄そうだった。パンツ見えてた（笑）。
そして授賞式。未來さんは、最優秀新人賞の安藤サクラちゃんに続いて2番目の登場でした。格好は写真も出てるし、↑にも書いたので割愛します。出てきてセンターでお辞儀して、ひとまず舞台上に並べられた椅子に着席。やはりカメラの砲列がね、ちょっとね、気になってしまったのですが、でも受賞者満遍なく向けられていたので、たぶんわたしの穿った目線の所為です（笑）。着席して、スーツの左足に付いていたゴミ？ 糸くず？を摘み上げて払い、あわせた指をモジモジさせたりして、…あんまり落ち着かないです（笑）。若干表情が硬いかな？と思ったけど、いつもがどうと云えるほどこういう場の未來さんを見ていないので、わかりませんね。緊張してたのかなぁ。お口とんがり気味でした。ペ・ドゥナさんが登場した時の、あまりのスタイルの良さ・顔の小ささに会場中がどよめいたのが面白かったです（笑）。確かにどよめくわ…人形役そのままできるわ…そして可愛いわ…。
賞状とトロフィーの授与は、ひとりずつセンターに出て順番に。未來さんは口とんがり気味で、時折頬をぷくっと膨らませたりして…面白い顔になってるよー！ 安藤サクラちゃんの賞状を読み上げる大宮代表が、途中でつっかえちゃって、「もう一回やります」ってやり直した時はちょっと笑っていました。大宮代表は高崎経済大学の先生だそうですが、何だかユーモアのある方だったなぁ。トロフィーは羽根のある天使を模ったガラスのトロフィーでした。台座部分の色がちょっと違うのかな。あと花束を協賛の企業代表から渡されていました。サクラちゃんのコメントが初々しくて可愛くて、「監督、ありがとうございます。高崎映画祭様、ありがとうございます」って…いっぱいいっぱいそうでした（笑）。でも可愛かった、未來さんもにっこりしてた！
続いて未來さん。呼ばれて、何かふら〜っとした歩み（笑）でセンターに出てきました。賞状を読み上げられている間は、かしこまって、でも時折かみ締めるように頷きながら聞いていました。鼻にちょっと触ったり、目をしぱしぱさせたりしてたなぁ。賞状受け取ってにっこり。トロフィーはもらってから、まじまじと眺めていました（笑）。花束を受け取る時、「おめでとうございます」と云われ、生声で「ありがとうございます」と応えるのが聞こえた、あと花束受け取る時に、先にもらったトロフィーで手がふさがってて、ちょっとアワアワッとした（笑）。コメントは「今日は暖かな皆さんに囲まれて、暖かな場所で、このような賞をいただいて本当に嬉しく思います」「高崎を楽しませてもらえたらなあと思います」て感じ。タカサキの発音が、カにアクセント置いてて、わータカサキなんて初めて口にした地名だろう、と思うと何だかニヤニヤしてしまいました（笑）。授与最中は笑顔がこぼれていましたが、席に戻るとまたちょい固めのお顔に戻ってしまった…。
オダギリジョーさんは、パンフに寄せたコメントでもやたら「ハムをもらった」って書いてましたが、トロフィーのプレゼンターが高崎ハムの社長さんで、会場内みんなわかってて爆笑でした。あれはわざとかしら！ だったら粋だわ高崎映画祭（笑）。
最優秀主演男優賞の松山ケンイチさんは欠席で、代わりに「ウルトラミラクルラブストーリー」の監督*8がトロフィーを受け取り、松山さんからのお手紙を代読、という流れに。でもお手紙の中でマツケンさんが監督のことをとても褒めるので、自画自賛的になってしまって面白かったです（笑）。そしてお手紙最中にまた口をふくらましてる未來さん。顎もウゴウゴさせていた。何か気になるんでしょうか、口内炎でもできてんのか、それとも眠くなっちゃったのか（笑）。
ARATAさんのコメントが、とても…長くて（笑）、若干…グダグダ気味で（笑）、でもすごく真摯に言葉を探してらっしゃるのはわかって、何だかわからなくなってしまいましたが、でも心は伝わりました。「これ以上だと長くなっちゃうんで…」とご自分で云った後に、再び始まった時かな、未來さんが「まだ行く？」みたいに目ぇおっきくして笑ってたのが可愛かったです。
小西さんの時は、男性ファンが「真奈美ちゃんおめでとう！ 今日も綺麗だよ！」とか声かけてて、小西さんも笑いながら「ありがとうございます」なんて応えてて…微笑ましかったけどちょっとヒヤヒヤした（笑）。未來さんもびっくりしたご様子ででも笑っていました。「のんちゃんのり弁」はこの日上映もあったからか、監督も特別にいらしていて、そしたらその男性ファンが「かんとくー！」とまた声かけて*9、また未來さんが下向いて笑ってた（笑）。
ペ・ドゥナさんはめちゃくちゃ綺麗でスタイルがすごくすごく良かった！ サイボーグのようだった！ ご挨拶は途中まで日本語、途中から通訳さんを挟んでの韓国語スピーチになりました。未來さんはお疲れなのか眠いのか（笑）、首をこきこきさせたり、腰を伸ばそうとしたり、落ち着かない落ち着かない。無意識なんだろか。
是枝監督まで授与が終わると、お待ちかね*10のダルマ授与です。花束を椅子に置いて、もう一度お立ち下さいと云われて立ち上がる受賞者の皆さん。未來さん、早速腰をぐいーんと伸ばしてます（笑）。痛いのかなぁだったら笑い事じゃないんだけどなぁ大丈夫ならいいんだけど。ダルマは全員一度に受け取って、サクラちゃんがもらったダルマを見て何か云ったら、隣の未來さんもダルマを見て「ほんとだ」っぽく笑っていました。たぶん、お名前入りなのに気づいたんじゃないかと。全員それぞれのお名前がダルマに入っている特製品でした。で、ダルマを持って記念撮影。なのですが、みんなダルマに入っているお名前を見えるように持っているのに、未來さんだけお名前の上で手を組んじゃってお名前見えない…もったいない…*11。
撮影終了で、受賞式典もおしまいでした。盛大な拍手でお見送り、皆さん笑顔で退出されました。未來さんも笑顔でしたよー。でもオリコンが書いてるみたいに、「けっこんおめでとう！」に笑顔を向けたわけじゃなかったです！ そこはしつこく云います！ むしろ「笑顔で黙殺」という感じだったよ（笑）。
短い間でしたが、何だか面白くてハッピーな場でした。見ていて自然に笑顔になっちゃうような場でした。楽しかった！ ダルマだった！ また未來さんが何か頂いたら、きなこもふりがてら是非観に行きたいです（笑）。
