ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

雑誌掲載 シアターガイド

 とりあえず最初にこれを云わせて下さい。
 新感線30周年興行の見開き広告スゲエエエエ!!!! 本屋で開いて吹いた!!!(笑)え、これ…手作業じゃないと出来ないですよね? 大変ですよね? すっげぇなぁよくやったなぁ、これは誰が偉いんでしょうか、シアガさんなのかヴィレッヂさんなのか。企画した人も大概アレだけど、実現しちゃった方も方ですよね! そしてインパクトをやり過ごした後に、じっくり見ると、写真が全て、過去の公演の舞台写真だったりパンフビジュアルだったり…なんですね。知ってる人も知らない人も、お噂はかねがね…な人も勢ぞろいです。(字余り)左下のビジュアル系メイクな方は、かつての古田さんですよね!?(笑)バラサムも鋼鉄番長も、とにかくお祭り騒ぎらしいのがよっくわかります☆ いのうえさん・中島さんインタビューも面白かった、「五右衛門ロック」で相当な手ごたえを感じられたようで、それが嬉しいです(笑)。
 で、未來さん。p40から見開き2ページの登場です。写真が! 美しい! つくづく、このひとの目を伏せた写真が好きなようです私…ぎゅんぎゅんするの…スクデイダイアリー表紙とか、伝説(?)のHとか…。有無を云わせぬ睫毛ちゃんっぷりと、無防備なようでも、完全に閉ざしきっているようでもある佇まいがね、目を伏せることによって際立つというかね。…美しいなぁ…睫毛が扇形だよ…こういうのはアレですね、敢えてビューラーはかけずにマスカラ塗りたいですね。塗らせて下さい…! ちょっと光沢感のある紫のシャツが、何となーく…BTを思い出しました。ヘアスタイルいいなぁ、トップボリュームでアシンメトリなスタイリング、好きです。微かにエドガーの匂いもする…。
 インタビューはもちろん虫ですが、バーコフ演出の独特さを「左手で三角形を、右手で円を描く」感じ、と表しているのが、すっごく…わかりやすい。なるほどー。んっ?んんっ??って云いながらがんばって追いかけないといけないんですね!*1 あと、グレゴールのことを、虫に「なってしまった」のではなく「なってみた」、と捉えているのも、森山未來的「変身」解釈の観点からするととてもわかりやすい、というか、「なってみた」で読んでみると未來さんが感じている「変身」観に近いものを見られそう。そういう視点で読んだことないもんなー。
 ダンサーでもシンガーでもない、『エンターテイナー』であるマイケルに憧れ、彼そのものになりたくなった。役者でもなく、ダンサーでもなく。…ていうか、そもそも、森山未來を「俳優」としても「ダンサー」としてもあんまり見ていない自分に気づかされましたよ(笑)。何だろう、森山未來森山未來で、私は森山未來が好き。というところだろうか。もちろん、役者として演じている時の未來さんが一番目にする機会は多いし、踊ってナンボの未來じゃないかという感覚もあるし、歌ってよとも思う、んだけど…「森山未來」本人に接することなんて、ほとんどないんだけど…何だろうね。アレかね、わたしがこの人に完全に落ちたきっかけが、「森山未來」本人だった瞬間*2、だったからかね。
 全体的にざらっと読みましたが、PPPPのインタビューに倉持さん・高鹿さん・吉川くん・近藤くん*3とネジ面子揃いでちょっと懐かしかったり、ヨロキカの「1000円チメンタルジャーニー」がめっぽうおかしいのとか*4、p151のバックナンバー案内が未來さんフューチャリング(笑)だったり、ブロードウェイの新作ガイドの「アダムス・ファミリー」が映画まんまで笑ったり、いろいろ面白かったです。

*1:色々な神経が残念な人の感覚

*2:WBのドキュメンタリー4段櫓練習中の「誰や乗ったやつ、邪魔や!」で完落ちしました

*3:フクさんに改名されたんですね!

*4:永野くん4円って!