ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「ネジと紙幣」アルミ板14枚目

 東京楽から2週間を経て、ようやく再会できました。何かね、行ける日すべてに行く、のは人として(笑)*1どーなのかしら!とちょっと思いましてね。敢えて、「行けるけど行かない」日をいくつか設定してみよう、かと。何だろう、自制心を思い出せ!みたいな? 自己啓発的な?? まぁ意地ですな(笑)。それで、大阪土曜日マチソワを我慢してみたり、東京もマチソワ行けるところをソワレだけにしてみたり、していたのですが*2。…案外、大丈夫でした。禁断症状が出るような作品とはちょっと違う、のもあるんだろうけど。何だか少し安心したり(笑)。
 そんなこんなで久々の、久々なのにラスト2回中の1回でした。もう、感覚としては再演を観るような気分が。オープニングの音楽聴いて「わぁまた聞けたこれ!」とか「わぁまだやってたんだ!」とか…思ってしまった…(笑)。見れば見るほど、見るだけ、悲しくなってしまう作品だから、もあるのかな…。現に、前楽が終わってしまった今でも、終わりを惜しむ気持ちはあまり…ほとんど…沸いてこないのね。むしろ心安らかな気分なのね。ゆきちゃんを早く、あの負のスパイラルから抜け出させてあげたいんだ…もう殺さなくていいよ、て云ってあげたいんだ…。同じ芝居を繰り返し観ることは、それが常みたいになってしまっていますが*3、こんな風に思ったのはこのネジが初めてだなぁ。ほんと、早く終わらせてあげたくなるんです。1回1回が「初回」なんだから、ヘンテコな感じ方だとは思いますが、わかっているんですが、どうにも…何度やり直しても同じ破滅を辿る輪廻を見ているようで、苦しいのね…。おかしな見方だとわかってるんですけど、どうにもね…。
 地方公演を挟んでお久しぶりの行人は、何か…すっごく、変わっていました。ほとんど全部のセリフの云い回しや緩急、強弱、高低、表情が、東京と違っていて、びっくりした。そんな風に云うの初めて見た! そこ、そんな云い方しちゃうの!?…みたいに思ったところがたっくさん、と云うか前半ほとんどがそんなんで大変でした(笑)。あれかなぁ、銀河劇場に比べてキャパの多い、大きな劇場が続いたからかなぁ。大きいホール向けのセリフ回しになってるのかなぁ…。
 あと、音楽が増えてますよね? お父さんが行人を蹴り出すところの乱闘シーンで、ピアノが鳴ってたの、東京では桃ちゃんが出てきてからだったような…。頭の怪我の治療後に桃子と行人がハゲの思い出を辿るシーンも、BGMが追加されてる。…どっちも何となく、余計な音なんて必要ないように思えるんだけど…どうしてかな。
 …目が限界なのでもう寝ます…ざっくりメモは明日…あ、大阪で初めてカテコがスタオベになった、そうです〜。私は何だかもう、ぐったりしちゃって、立てなかったんですが…。明日は、ゆきちゃんの脱スパイラルを祝って、是非ともたちあがりたいです!

*1:いろんな意味で

*2:っつってもその2日だけですが

*3:良し悪しはともかく状況として